ペットのホームページ制作のポイント
ペット市場の規模は約1兆5,135億円(矢野経済研究所「ペットビジネスマーケティング総覧2017年版」より)で過去7年程、微増を続けています。
参考:矢野経済研究所「ペットビジネスマーケティング総覧2017年版」
ただ、ご周知のこととは思いますが、ペットの代表である「犬」の飼育頭数は毎年減少しています。
高齢化に伴い、飼育がしやすい動物に嗜好が変わってきた事も要因の一つですが、人口減少も大きな要因です。
ではなぜ市場は微増を続けているのでしょうか?それは「高級市場の拡大」です。
ペット専用のホテルが設立されたり、大手アパレルブランドがペット用の商品を展開したりと言った戦略は一般でも大きく話題になりました。
所得格差の拡大を踏まえると、今後も高級市場でのペットへの消費はさらに大きくなっていくと予想されます。
そのため提供者側も富裕層に向けたプロモーションを行っていく必要があり、当然ホームページはその筆頭です。
ぜひ本記事をお読み頂いた上で、市場環境に沿ったホームページ戦略を実行していきましょう。
ペットのホームページで必要な重要なポイント
サービス・商品の差別化を徹底して説明する
飼い主がペットに注ぐ情熱は子供と同等です。
「何を今さら?」と思われるかもしれませんが、この部分の意識がホームページにまで行き届いていないケースがよく見られます。
市場の高級化に伴い、ペットを対象とした商品やサービスは幅広く、競合も増加しているため、
消費者は事前にサービスや商品をよく吟味して購入します。
どんなサービス・商品を提供しているのか?他者とどう違うのか?可能な限り具体的に記載しましょう。
見せ方としての差別化も意識する
上記と同様の理由で、ただ可愛い動物の写真を掲載するだけでは他者のホームページに埋もれてしまいます。
どれだけ、サービスや商品にこだわりを持っていても、それが伝わらなくては意味がありません。
あなたの会社のサービスや商品の特徴を表す写真を使用したり、大事にしている価値観を表現するデザインを意識しましょう。
地域検索を重視した検索エンジン対策
ペット業界は店舗運営を行う事が多い業界であり、その際、地域検索は非常に重要です。
例えば「犬 トリミング」とキーワード検索した場合、現在地に近いペット関連事業が検索結果に表示されます。
また、飼い主さんは「世田谷区 ペットショップ」などと地域名を入れたキーワード検索をして近くのお店を探す傾向があります。
その際にしっかりと上位に表示させる事で、Web上での露出機会を増やしホームページにアクセスしてくれる方の増加を狙いましょう。
位置情報に基づいた検索にかかるようにするには
上記のように位置情報に基づいた検索にかかるようにするには「Googleマイビジネス」への登録が必要になります。
会社の住所や電話番号、営業時間、画像などを入力するだけで簡単に登録が行えますので、忘れずに必ず登録しましょう。
ペットのホームページに載せるべきコンテンツ
サービスや商品を表す写真や動画
ファーストビューは非常に重要です。ただ可愛い動物の写真を掲載するだけではなく、
例えばトリミング店であれば綺麗な毛並みであったり、食品であれば食べている姿など、サービスや商品を表す写真を使用しましょう。
また、あえて思い切って動物の写真ではなくイラストをトップに持ってくるのも一つの手段です。
提供しているサービスの内容
上記の使用する写真と同様の理由ですが、文字情報にも分かりやすさのための工夫も必要です。
あなたの会社がどんなサービスを提供しているのかひと目で分かる工夫を行いましょう。
例えば
- 海外の輸入物だけを厳選して商品を取り揃えたペットショップ
- 地域で唯一の動物をテーマにしたカフェ
- オーガニックにこだわりを持ったペット用品のメーカー
- 他では見ることのできない生物の飼育に成功している動物園・水族館の運営
など、提供しているサービスの内容をできる限りコンパクトにまとめて、見る方の興味を引くようにしましょう。
スタッフさんの紹介
特に無形サービスに言えることですが実際に対応してくれるスタッフさんの顔が見えている事が非常に重要です。
またそのスタッフさんはどういった事が得意なのか等を紹介する事でホームページを訪れた方の信頼を得る事ができます。
通販やサービスの申し込み機能
こちらは有形サービスを取り扱っている方は必須の項目です。
また「欲しい!」と思って頂いてから実際に手続きを完了頂くまでにストレスを与えないよう購入までの導線は最もこだわりましょう。
アクセス・外観・連絡先
店舗を運営している場合はお客様が店頭にいらっしゃる場合は迷うことのないように、マップだけでなく、最寄り駅からの経路を記載しましょう。
特に最寄り駅の出口が複数ある場合はどの出口から出るとよいのかを記載しましょう。
参考になるペットのホームページ
Medycoat(メディコート)
ペットフードを扱うメディコートのホームページ。様々な動きのある写真を掲載する事で健康的な印象を与えています。
また、「安心・安全にこだわったプレミアムフード」というキーメッセージも非常に見やすく表示されています。
tocotoco(トコトコ)
トリミングサロンを運営するトコトコのホームページ。
トップページの写真は同社が提供するサービスを表しており、非常に美しい毛並みが印象的です。
いきも~る
動物関連のグッズを取り扱っているいきも~るのホームページ。
動物関係のホームページはどうしても動物のアップ画像が中心になってしまいがちなので、このように他者と違うデザインは印象に残りやすいですね。
またスクロールすると双眼鏡で覗いているように感じるギミックが施されており思わず回遊してしまいます。
伊豆アニマルキングダム
トップ画面に3種類の動物、またスクロールしていくとコンテンツ毎に様々な動物の写真が掲載されており、非常に充実した内容になっています。
またメニューも「遊ぶ・触れる・食べる」という形で、体験できる内容が目立つ場所にひと目で分かるように表示されているのでUXも考えられている事がわかります。
プレイアーデン
最高品質のオーガニックペットフードを扱うプレイアーデンのホームページ。
一見、「人間向けの商品なのでは?」と思ってしまう程の鮮やかな食材が並んでいるトップ画像は
同社のペット向け最高品質というブランディングを非常に上手く表現しています。
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