- ECサイトのリニューアルにあたりMagentoを検討している
- 国内だけでは事例が小さく、社内で説明しづらい
- 海外やBtoBの事例も知りたい
ECサイトをつくる上で海外での浸透率が高い「Magento」。
カスタマイズの柔軟性が高く、ユーザーの購買パターンが目まぐるしく変化する現代では重宝されています。
- 国内の導入事例4つ
- 海外の導入事例3つ
- BtoBの導入事例2つ
本記事では以上の3つの事例を紹介します。さらにMagentoに適した会社も提案しますので、読了後はご自身のサイトとの適性が判断できます。
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国内のMagento導入事例
ネスレジャパンほか全世界の『ネスレ』オンラインストア
最初はコーヒーを中心にお菓子やパスタなどを取り扱う『ネスレ』のオンラインストア。
表側の画面には他のCMSが用いられていますが管理画面や購入機能などの裏側でMagentoが採用されています。
現在のバージョンのMagentoでは、表と裏のシステムが異なるプラットフォームでも動作する柔軟性があります。
世界最大の食品会社が有するオンラインストアでもMagentoが利用されているという点は、Magentoのキャパシティの大きさを示す良い事例です。ネスレでは、日本以外にアメリカ、イギリスの公式ショップでもMagentoを使用しています。
ネスレUSA
ネスレUK
ポール・スミス公式オンラインショップ
イギリスを代表するファッションブランド『ポール・スミス』の公式オンラインショップ。
ポール・スミスは、Magentoが導入された頃から長く利用しているヘビーユーザー。
Magentoによって、シックでカラフルなブランドの世界観を表現しています。
スパイオンラインショップ
小型カメラの専門販売店『スパイオンラインショップ』もMagentoを導入しています。
商品紹介ページなど、コンテンツが充実していることが特徴の一つ。
特にスパイオンラインでは似通った商品が多く、性能などで必要な商品を見つけやすいように高機能な絞り込み機能が実現されています。
丸投げおまかせプリント
続いては、写真プリント注文サービス『丸投げおまかせプリント』です。
携帯で撮影した写真を何百枚も送ると、同社の方で選別を行い、注文した枚数のアルバムまで制作してくれます。
Magentoを使うことで、注文前に写真をアップロードし、注文と紐づく形で顧客の写真データを取り出せるようなカスタマイズが加えられています。
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海外のMagento導入事例
無印良品USAオンラインストア
続いては、海外の導入事例。『無印良品USAオンラインストア』です。
表側の画面表示にWordPressが用いられていますが、カートや決済機能などがMagentoです。先に紹介したネスレの使い方と似ている事例です。
ハイブランドでは表側の表示に対する柔軟性やデザイン要求が高くなることが多く、CMS専用ではないMagentoの代わりに別のCMSを用いることが多々あります。
ただし、Magento2.3では、Page Builderという画面操作でレイアウトが可能なツールが搭載されたので、今後はハイブランドでもMagentoのみで構築する開発事例が増えてくると予想されます。
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BtoBのMagento導入事例
モノタロウ インドネシア
間接資材(オフィス用品、工具、消耗品など)を取り扱うBtoBオンラインストア『モノタロウのインドネシア版』でMagentoが採用されています。
2020年1月時点で、商品数1700万点、登録ユーザー数300万件を超えるこの巨大なBtoBサイトにおいてもMagentoが活用されているという事例です。
G-Tape Shop
最後は大創株式会社が手掛けるダンボール カット資材販売のBtoBサイト『G-Tape Shop』です。
USドル建ての決済、BtoBならではのまとめ買いをしやすいUI(ユーザーの目に触れる情報)、顧客単位やロット単位での割引など、BtoBならではの機能が実現されています。
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Magentoに適した会社はこんな会社
これまで紹介した事例から、Magentoは他のECプラットフォームと比べると、BtoCはもちろん、BtoBや物品販売以外のケースなど、非常に幅広い使い方がなされていることが分かりました。
以上のことから、Magentoに適した会社は次のようになります。
- 事業を拡大したときECサイトの拡張を考えている
- 事業拡大の際も同じプラットフォームを使いたい
- 海外展開の場合も同じプラットフォームを共有したい
事業が拡大してから現在のプラットフォームでは対応できなくなるのはよくあること。変更を迫られてからでは、新たにコストがかかります。
はじめから事業拡大したあとのカスタマイズを見据えているなら、Magentoを使うことは大きなメリットがあるでしょう。
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【まとめ】Magentoの国内・海外・BtoB事例
Magentoの事例を国内・海外・BtoBに分けて合計9つ紹介してきました。
大半のECプラットフォームがクローズドである中、Magentoはオープンソースを採用しているため、拡張性における制約がなく、多機能で様々な使い方が可能なプラットフォームです。
ECサイトを運営しビジネスがある程度成り立ってくると、さらに大きなビジネスへの挑戦が待っています。その際にECプラットフォームの制約に縛られることなく、実現に向けた可能性については他、オープンソースであるMagento(※)が圧倒しています。
また、最初から特殊用途での利用を検討しているケースでもMagentoの持つ柔軟性・拡張性が効果を発揮することが多いと言えるでしょう。
「さらにECでのビジネスの発展が必要なフェーズに達してきた、またはその可能性が見込まれている」ということであったり、「物販ではないけどオンライン決済を行うためのWebプラットフォームは必要」などのケースでも、Magentoの採用をおすすめします。
※ Magentoには無償のOpenSouce版(オープンソース版)と有償のCommerce版(コマース版)がありますが、そのいずれもソースコードが公開されており、オープンソース版という名称について実質的なオープンソースという意味合いと、製品名が同じである点補足しておきます。
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2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
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Q.
Magentoの導入事例にはどのようなものがある?
Magentoの導入事例として「ネスレジャパンほか全世界の『ネスレ』オンラインストア」「ポール・スミス公式オンラインショップ」等が挙げられます。その他の事例は記事をご参照ください。
Q.
Magentoのメリットは?
Magentoのメリットとして「拡張性における制限がない」「多機能で様々な使い方が可能」等が挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。