楽天市場の出店費用を徹底解説|プラン別料金・手数料・シミュレーションまで【2026年最新】

楽天市場への出店を検討しているものの、「実際にどのくらい費用がかかるのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

楽天市場は会員ID数が1億以上を誇る国内最大級のECモールです。すでに膨大な集客基盤が整っているため、自社でゼロからECサイトを構築するよりも、短期間で販売をスタートしやすい環境が整っています。

本記事では、以下の内容を解説します。

  • 楽天市場の出店にかかる費用の内訳
  • 3つの出店プランの比較と選び方
  • 月商別の費用シミュレーション
  • Yahoo!ショッピング・Amazon・Shopify・BASEとの費用比較

この記事を読むことで、楽天市場への出店費用を正しく把握し、自社に合ったプラン選びや出店可否の判断ができるようになります。

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目次
  1. 1. 楽天市場の出店にかかる費用【全項目一覧】
    1. 1-1. 出店料金:初期費用は全プラン60,000円
    2. 1-2. システムサービス利用料金
    3. 1-3. R-Messe利用料金:月額固定費は3,000円~
    4. 1-4. 楽天ペイ(楽天市場決済)利用料金は月間決済高の2.5〜3.5%
    5. 1-5. 楽天市場の3つの出店プランを徹底比較
    6. 1-6. がんばれ!プランの特徴と向いている店舗
    7. 1-7. スタンダードプランの特徴と向いている店舗
    8. 1-8. メガショッププランの特徴と向いている店舗
  2. 2. 楽天市場の月間費用シミュレーション
    1. 2-1. 月商50万円の場合
    2. 2-2. 月商100万円の場合
    3. 2-3. 月商300万円の場合
  3. 3. ECサイト制作の費用がいくらかかるか60秒で診断してみませんか?
  4. 4. 楽天市場と類似サービスの費用比較
    1. 4-1. Yahoo!ショッピング
    2. 4-2. Amazon
    3. 4-3. Shopify
    4. 4-4. BASE
  5. 5. 楽天市場に出店するメリット
    1. 5-1. 集客力やEC市場へのシェア率が高く販路拡大が期待できる
    2. 5-2. 充実の販促ツールを利用できる
    3. 5-3. キャンペーンやセールが多く集客や売上アップが期待できる
    4. 5-4. 手厚いサポートが受けられる
  6. 6. 楽天市場に出店するデメリット・注意点
    1. 6-1. 出店コストが他モールより高い
    2. 6-2. 規約・禁止事項が厳しめ
    3. 6-3. 販促活動・デザインに一定の制限がある
    4. 6-4. 商材によっては事前審査が必要
    5. 6-5. 出店後の運営計画を事前に立てておく
  7. 7. 楽天市場の出店がおすすめの企業・店舗
    1. 7-1. はじめてECに参入する中小企業・個人事業主
    2. 7-2. 自社サイトでの集客に限界を感じているブランド
    3. 7-3. SPU・クーポンなど販促施策を積極的に活用したい店舗
  8. 8. 楽天市場の出店の流れ
    1. 8-1. 申し込み
    2. 8-2. RMSアカウントの開設
    3. 8-3. 出店前の審査
    4. 8-4. 開店
  9. 9. 楽天市場の出店費用まとめ

楽天市場の出店にかかる費用【全項目一覧】

楽天市場への出店では、初期費用・月額固定費・売上連動の変動費の3種類が発生します。
まず全体像を把握したうえで、各費用の詳細を確認しましょう。

費用の種類

項目

金額の目安

初期費用

初期登録料

60,000円(全プラン共通)

月額固定費

月額出店料

25,000〜130,000円(プランによる)

月額固定費

R-Messe利用料

3,000〜5,000円(プランによる)

変動費

システム利用料

月間売上高の2.0〜7.0%

変動費

楽天ポイント原資

購入代金の1.0%

変動費

安全性・利便性向上システム利用料

月間売上高の0.1%

変動費

楽天スーパーアフィリエイト

売上の2.6〜5.2%(利用時のみ)

変動費

楽天ペイ利用料

月間決済高の2.5〜3.5%

※価格はすべて税別

出店料金:初期費用は全プラン60,000円

楽天市場に出店する際は、プランに関わらず初期費用として60,000円(税別)が必要です。

月額出店料はプランごとに異なります。最もリーズナブルな「がんばれ!プラン」は月額25,000円(年間一括払い)、「スタンダードプラン」は月額65,000円、「メガショッププラン」は月額130,000円です。後者の2プランは半年ごとの2回分割払いとなります。

また、プランによって登録できる商品数や画像容量にも差があります。事業規模や出店目的にあわせて、プランを選ぶことが重要です。

プラン名

月額出店料(税別)

登録可能商品数

画像容量

がんばれ!プラン

25,000円(年間一括)

10,000商品

1.5GBまで

スタンダードプラン

65,000円(半年2回払い)

50,000商品

100GBまで

メガショッププラン

130,000円(半年2回払い)

無制限

無制限

※価格はすべて税別

システムサービス利用料金

システムサービス利用料は、プランに関わらず全店舗に発生する変動費です。
まず、各プランのシステム利用料(売上手数料)は以下の通りです。

プラン名

パソコン経由

モバイル経由

がんばれ!プラン

3.5〜6.5%

4.0〜7.0%

スタンダードプラン

2.0〜4.0%

2.5〜4.5%

メガショッププラン

2.0〜4.0%

2.5〜4.5%

これに加え、全プラン共通で以下の費用も発生します。
①楽天ポイント原資
購入代金の1.0%にあたり、たとえば1,000円の商品が売れると10円が差し引かれます。
②システム利用料
安全性・利便性向上のため、月間売上高の0.1%が課されます。
③楽天スーパーアフィリエイト
外部パートナーサイト経由で売れた場合のみ発生し、売上の2.6〜5.2%が手数料となります。

売上が伸びるほど変動費も増えるため、月商が上がった段階で費用シミュレーションを定期的に見直すことをおすすめします。

R-Messe利用料金:月額固定費は3,000円~

R-Messe利用料:月額固定費は3,000円~

画像引用:楽天市場

R-Messeとは、ユーザーと店舗間でやり取りするための問い合わせ機能で、全店舗に導入が必須のツールです。

月額料金はプランによって異なり、「がんばれ!プラン」は3,000円、「スタンダードプラン」および「メガショッププラン」は5,000円となります。問い合わせへの返答スピードはユーザー満足度に直結するため、R-Messeを使いこなすことで購入率の向上も期待できます。

固定費の一部として毎月かかる費用ですが、顧客対応の品質を高めることで売上増加につながる重要なコストと捉えておきましょう。

楽天ペイ(楽天市場決済)利用料金は月間決済高の2.5〜3.5%

楽天ペイは、楽天市場を利用するすべての店舗に導入が必須の決済サービスです。

利用料は月間決済高の2.5〜3.5%で、平均決済単価や月間決済高に応じて変動します。
たとえば、平均決済単価が7,000円以下かつ月間決済高が100万円以下の場合、手数料率は3.5%です。月商50万円の場合、17,500円が手数料として差し引かれます。

一方、楽天ペイを導入するとユーザーが楽天ポイントを貯められるため、ポイントを目的とした購買を促しやすくなるメリットもあります。

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楽天市場の3つの出店プランを徹底比較

楽天市場には「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の3種類があります。月商の規模や扱う商品数によってプランが異なるため、それぞれの特徴を確認しましょう。
なお、2024年6月より各プランの月額出店料が値上げされています。これから出店を検討している方は、最新の料金をもとに費用計画を立てることが重要です。

項目

がんばれ!プラン

スタンダードプラン

メガショッププラン

月額出店料(税別)

25,000円

65,000円

130,000円

支払い方法

年間一括払い

半年ごと2回払い

半年ごと2回払い

システム利用料(PC)

3.5〜6.5%

2.0〜4.0%

2.0〜4.0%

システム利用料(モバイル)

4.0〜7.0%

2.5〜4.5%

2.5〜4.5%

登録可能商品数

10,000商品

50,000商品

無制限

画像容量

1.5GBまで

100GBまで

無制限

おすすめの月商目安

178万円未満

178万円以上

大量商品を扱う店舗

※価格はすべて税別

がんばれ!プランの特徴と向いている店舗

がんばれ!プランは、月額出店料が25,000円(税別)と3プランの中で最もリーズナブルなプランです。

ただし、月商が178万円を超えるとシステム利用料が高くなるため、スタンダードプランより総コストが上回ります。そのため、出店したばかりで売上がまだ安定していない店舗や、小規模運営を予定している店舗に向いています。

注意点として、支払い方法が年間一括払いである点も押さえておきましょう。1年分の出店料を前払いする形になるため、開業時にある程度まとまった資金を用意しておく必要があります。

スタンダードプランの特徴と向いている店舗

スタンダードプランは、月商178万円以上を目指す店舗に向いているプランです。

月額出店料はがんばれ!プランより高い65,000円(税別)ですが、システム利用料がPC経由で2.0〜4.0%、モバイル経由で2.5〜4.5%と、がんばれ!プランよりも低く設定されています。
月商が178万円を超えると、がんばれ!プランより総コストが低くなる逆転現象が起きます。

たとえば月商300万円の場合、シミュレーション上ではスタンダードプランの合計費用が最も抑えられます。売上規模が一定以上に達したら、プラン変更を検討する目安にしてください。

メガショッププランの特徴と向いている店舗

メガショッププランは、月額130,000円(税別)と3プランで最も高額ですが、登録商品数と画像容量が事実上無制限という点が強みです。

数万点以上の商品を扱う大規模店舗や、高解像度の商品画像を大量に使用したいブランドに適しています。システム利用料はスタンダードプランと同率のため、純粋に「商品数・容量の制限をなくしたい」店舗向けのプランです。

なお、登録商品数と画像容量の初期値はそれぞれ200,000商品・100GBに設定されています。
上限を超える場合は、別途申請が必要な点を覚えておきましょう。

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楽天市場の月間費用シミュレーション

楽天市場の料金を理解したところで、実際にどのくらいの料金がかかるか見ていきましょう。
月間料金シミュレーションを行うと、出店後のランニングコストをイメージしやすくなります。

月商50万円の場合

月商50万円(客単価5,000円・ファッションジャンル)の場合、費用対効果が高いのは「がんばれ!プラン」です。

各プランの月額費用は以下の通りです。

内訳

がんばれ!プラン

スタンダードプラン

メガショッププラン

月額出店料(税別)

25,000円

65,000円

130,000円

システム利用料(PC)

6,662円

4,100円

4,100円

システム利用料(スマートフォン)

27,825円

17,888円

17,888円

楽天ポイント原資

4,750円

4,750円

4,750円

安全性・利便性向上システム利用料

500円

500円

500円

アフィリエイト利用料

3,900円

3,900円

3,900円

楽天ペイ利用料

17,500円

17,500円

17,500円

合計

89,137円

118,638円

183,638円

月商50万円の段階では、月額出店料が安い「がんばれ!プラン」が総コストを抑えられます。
まずは小規模で始めたい方に適したプランといえます。

月商100万円の場合

月商100万円(客単価10,000円・ファッションジャンル)の場合も、費用対効果が高いのは「がんばれ!プラン」です。

内訳

がんばれ!プラン

スタンダードプラン

メガショッププラン

月額出店料(税別)

25,000円

65,000円

130,000円

システム利用料(PC)

13,325円

8,200円

8,200円

システム利用料(スマートフォン)

54,175円

35,775円

35,775円

楽天ポイント原資

9,500円

9,500円

9,500円

安全性・利便性向上システム利用料

1,000円

1,000円

1,000円

アフィリエイト利用料

7,800円

7,800円

7,800円

楽天ペイ利用料

35,000円

35,000円

35,000円

合計

148,800円

167,275円

232,275円

月商100万円時点では、システム利用料の差よりも月額出店料の差が大きく、がんばれ!プランが引き続き最安となります。ただし月商178万円を超えると逆転するため、売上の伸びに応じてプラン見直しを検討しましょう。

月商300万円の場合

月商300万円(客単価50,000円以上・家電・パソコンジャンル)の場合、費用対効果が高いのは「スタンダードプラン」に変わります。

内訳

がんばれ!プラン

スタンダードプラン

メガショッププラン

月額出店料(税別)

25,000円

65,000円

130,000円

システム利用料(PC)

39,400円

24,600円

26,400円

システム利用料(スマートフォン)

150,600円

87,165円

87,165円

楽天ポイント原資

28,500円

28,500円

28,500円

安全性・利便性向上システム利用料

3,000円

3,000円

3,000円

アフィリエイト利用料

11,700円

11,700円

11,700円

楽天ペイ利用料

99,000円

99,000円

99,000円

合計

360,200円

323,965円

388,965円

月商300万円になると、システム利用料の低さがコスト差となり、スタンダードプランがお得になります。売上が拡大してきた段階では、プランの切り替えを積極的に検討することをおすすめします。

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楽天市場と類似サービスの費用比較

楽天市場の費用感を正しく判断するには、他サービスとの比較が有効です。Yahoo!ショッピング・Amazon・Shopify・BASEとの違いを確認しましょう。

サービス名

初期費用

月額固定費

主な変動費

楽天市場

60,000円

25,000〜130,000円

システム利用料2.0〜7.0%など

Yahoo!ショッピング

無料

無料

ストアポイント原資1〜15%、決済手数料3.0%〜など

Amazon

無料

無料 or 4,900円

販売手数料5〜15%(カテゴリによる)

Shopify

無料

プランによる

決済手数料など

BASE

無料

無料

サービス利用料3%+決済手数料3.6%+40円

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングは、初期費用・月額利用料・売上ロイヤリティがすべて無料という点が強みです。

売上が発生しない月はコストがかからないため、出店初期のリスクを抑えやすい点が楽天市場との大きな違いです。一方で、ストアポイント原資負担(1〜15%)やキャンペーン原資負担(1.5%)、決済手数料(3.0%〜)などの変動費は発生します。

また、標準機能として店舗ページに外部リンクを自由に設置できる点も特徴です。SNSやWebサイトとの連携がしやすく、楽天市場では有料オプション(月額3,000円)が必要なSNS連携も、Yahoo!ショッピングでは追加費用なしで対応できます。低コストで出店しつつ、外部チャネルとも連携したい企業に向いているサービスです。

Amazon

Amazonは初期費用が不要で、アカウント作成後すぐに商品を出品できます。楽天市場のように「店舗」を開設する概念がなく、商品情報を登録するだけで販売を始められる手軽さが特徴です。

出品プランの比較は以下の通りです。

プラン

月額費用

成約料

向いている規模

小口出品

無料

1商品100円

月49点以下の小規模販売

大口出品

4,900円

無料

月50点以上の販売

販売手数料はカテゴリによって幅があるため、取り扱う商材に応じて事前に確認しておきましょう。

Shopify

Shopifyは、独自ドメインで自社ECサイトを構築できるプラットフォームです。ECモールとは異なり、モール内の集客力には頼れませんが、デザインや機能の自由度が高い点が特徴です。

主なプランの概要は以下の通りです。

プラン名

月額費用の目安

主な特徴

Basic

低価格帯

小規模EC向け、基本機能を搭載

Grow

中価格帯

レポート機能など拡張あり

Advanced

高価格帯

大規模EC向け、高度な分析機能

※月額費用は為替レートにより変動します。最新料金は公式サイトをご確認ください。

豊富なデザインテンプレートや拡張アプリを活用することで、ブランドの世界観に合った店舗づくりが可能です。自社でSEOや広告を活用して集客できる環境があり、デザイン・機能の自由度を重視したい店舗に適しています。

BASE

BASEは、初期費用・月額固定費が無料でネットショップを開設できるサービスです。

費用体系は以下の通りです。

費用項目

金額

初期費用

無料

月額固定費

無料

サービス利用料

販売価格の3%

決済手数料

3.6%+40円

売上がゼロの月はコストが一切発生しないため、副業や小規模な販売からスタートしたい個人・小規模事業者に向いています。一方、楽天市場のような大規模な集客基盤はないため、SNSなどを通じた自社集客を並行して行う必要があります。まずリスクを抑えてEC販売を試してみたい方の入門として、検討する価値があるサービスです。

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楽天市場に出店するメリット

楽天市場に出店するメリットは、以下の通りです。

  • 集客力やEC市場へのシェア率が高く販路拡大が期待できる
  • 充実の販促ツールを利用できる
  • キャンペーンやセールが多く集客や売上アップが期待できる
  • 手厚いサポートが受けられる

上記について、1つずつ詳しくみていきましょう。

集客力やEC市場へのシェア率が高く販路拡大が期待できる

1つ目は、集客力やEC市場へのシェア率が高いこと。楽天の国内会員数は1億以上、EC流通総額は6兆円におよんでいます。

楽天市場のEC全体へのシェア率は28.9%で、なかでもアパレルや生活雑貨は40%超えと高いシェアを獲得。そのため楽天市場へ出店するだけで自社サイトへの流入増加、販路拡大が期待できます。

充実の販促ツールを利用できる

楽天市場には、以下のような販促ツールが揃っています。

  • R-SNS
  • RaCoupon
  • 定期購入
  • 頒布会
  • 商品価格ナビ

R-SNS

R-SNSは、Facebook・Instagram・LINE公式アカウントなどのSNSを楽天市場でのショップ運営に活用できるようにするツールです。サービス加入者には、ショップ画面で使える各SNSのバナーが配布されます。このバナーをショップ画面に貼り付ければ、ショップ画面にてSNSの宣伝が可能です。

R-SNSを利用すると、各SNSでの友だちやファンの増加が期待できます。

RaCoupon(ラ・クーポン)

RaCouponは、楽天会員なら誰でも使用できるクーポンです。クーポン対象者は、お得に買い物を済ませられます。利用手数料は0円であるため、無料でリピーターの獲得や新規顧客の開拓が期待できます。

定期購入

ユーザーが希望する間隔や回数で、同じ商品を継続的に届けるものです。定期購入のお届け期間終了後も、自動的に継続される「自動延長機能」があります。購入忘れや毎回購入する手間も省けることから、リピーターの獲得につながりやすいです。

頒布会

頒布会とは、ショップのおすすめ商品を定期的にユーザーへ届ける機能です。季節商品やグルメなど、ユーザーに手に取ってほしい商品をタイミングと回数を設定して販売できます。

商品価格ナビ

商品価格ナビは、同じ製品をまとめて表示する機能です。商品価格ナビはユーザーに大好評のサービスであるためアクセス数・購買率増加が期待できます。

キャンペーンやセールが多く集客や売上アップが期待できる

楽天市場では、「楽天お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」「楽天ブラックフライデー」など定期的に大規模なセールやキャンペーンを開催。キャンペーンやセール中は、商品の大幅値下げやポイント還元率の大幅アップなどが行われます。これにより、ユーザーの購買意欲が高まり自社サイトへのアクセス数も増加する可能性が高いです。

キャンペーン・セールの時期にあわせて、自社サイトでも独自のセールを開催するとより多くの集客・売上アップが期待できます。

手厚いサポートが受けられる

楽天市場ではECコンサルタントや楽天大学など、販売に対するサポートが充実している点もメリットです。ECコンサルタントは知識や経験はもちろん、楽天市場の顧客の購買動向やアクセスなどのデータももとにした戦略を提案してくれます。

楽天大学では、ネットショップでの販売ノウハウを基礎から学べます。「月商100万円突破のコツ」「iPhoneで撮る商品写真講座」など、さまざまな動画講義を無料で視聴可能です。

通常、販売ノウハウは有料のセミナーで学びます。しかし楽天大学では、無料で成功するための販売ノウハウを学びながらネットショップを運営できる点が嬉しいポイントといえます。

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楽天市場に出店するデメリット・注意点

楽天市場は集客力の強さや手厚いサポート体制など、さまざまなメリットがあるサービスです。
その一方で、以下のデメリットもあります。

  • 出店コストがかさむ
  • 規約の内容が厳しめ
  • 自社が行いたい販促活動ができない可能性がある
  • 使用できる店舗デザインには制限がある

ここからは、楽天市場で出店するデメリットをご紹介します。

出店コストが他モールより高い

楽天市場の出店費用は、類似サービスと比べると高めに設定されています。

初期費用は全プラン一律60,000円で、月額出店料も最安のがんばれ!プランで25,000円かかります。月商50万円・ファッションジャンルの場合、がんばれ!プランでの月額費用は89,137円です。ただし、月商が178万円を超えるとスタンダードプランの方がトータルコストを抑えられます。

コストの高さが気になる場合は、「楽天の集客力によってどれだけ売上が見込めるか」を先に試算することをおすすめします。月商が一定規模に達すれば、費用対効果は十分に見合うケースも多くあります。

規約・禁止事項が厳しめ

楽天市場では、禁止商材・禁止行為が細かく定められており、違反した場合のペナルティも重大です。

主な禁止商材は以下です。

  • 法令で販売・所持が規制されているもの
  • 公序良俗、モラルに反するもの
  • 商品に関する契約等で譲渡・転売が禁止されているもの
  • 悪用されるおそれのあるもの
  • 青少年の保護育成上好ましくないもの
  • 危険なもの
  • 他人の権利・利益を侵害する可能性のあるもの

規約に違反した場合、ペナルティが課される可能性があります。出店前に楽天市場の利用規約を確認し、自社の商材が問題なく販売できるかを事前にチェックしておきましょう。

販促活動・デザインに一定の制限がある

楽天市場では、販促活動と店舗デザインの両面で一定の制限があります。

販促面では、店舗ページへの外部リンク・外部URLの掲載が禁止されています。自社サイトやSNSへの誘導は原則できないため、SNS連携を行う場合は有料オプション(R-SNS)の契約が必要です。また、関係者によるレビュー投稿(いわゆるサクラ行為)も禁止されています。

デザイン面では、楽天のフォーマットがベースとなるため、自由なレイアウトの実現にはHTMLやCSSの知識が必要です。ブランドイメージを細部まで作り込みたい場合は、Shopifyなど自社ECとの併用も検討してみましょう。

商材によっては事前審査が必要

楽天市場では、一部の商材について出店前に個別の審査が必要です。

審査が必要な商材の代表例は以下の通りです。

  • 医薬品・医薬部外品・化粧品
  • ブランドメーカー品
  • 販売に免許が必要な商品
  • 検査キット
  • 金券類
  • 中古携帯通信端末
  • ペットフード
  • 生き物 など

参照:出店審査や規約、取扱商材の注意事項|楽天市場出店

審査には数日〜数週間かかるケースがあります。出店スケジュールに余裕を持って申請を進めましょう。自社商材が審査対象かどうかは、楽天市場の公式サイトで事前に確認してください。

出店後の運営計画を事前に立てておく

楽天市場は集客力の高いプラットフォームですが、出店しただけで自動的に売れるわけではありません。

出店前に、少なくとも以下の項目について具体的な計画を立てておくことが重要です。

  • マーケティング: RPP広告(楽天内の検索連動型広告)の予算や施策
  • 在庫・配送: 在庫の確保と配送リードタイムの設定
  • 人件費: 商品登録・問い合わせ対応・受注処理に必要な人員
  • カゴ落ち・キャンセル率: 購入直前の離脱対策と返品ポリシーの整備

楽天市場の固定費は売上の有無に関わらず発生します。売上が立たない期間が続くと運営継続が難しくなるため、損益分岐点(費用を回収できる最低限の売上)を事前に把握しておきましょう。

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楽天市場の出店がおすすめの企業・店舗

他の類似サービスと比較しても迷われる方のために、どのようなニーズのある企業に向いているか、ご紹介します。導入の決め手にご活用ください。

はじめてECに参入する中小企業・個人事業主

楽天市場は、ECの知識やシステム開発の経験がなくてもネットショップを始められるプラットフォームです。楽天市場には1億人以上の会員IDが登録されており、出店するだけでその集客基盤を活用できます。自社でゼロから集客を行う必要がないため、EC参入のハードルを大きく下げられる点が魅力です。

自社ECサイトをゼロから構築する場合、Webデザインやシステム開発に数十万〜数百万円のコストと時間がかかります。一方、楽天市場ではマニュアルに沿って設定を進めるだけで、最短2週間〜1ヶ月程度で出店が可能です。

自社サイトでの集客に限界を感じているブランド

自社ECサイトのみで運営している場合、新規ユーザーへのリーチには限界があります。
楽天市場に出店することで、その壁を突破できる可能性があります。

楽天市場の会員ID数は1億以上で、EC流通総額は6兆円規模です。国内インターネット通販全体でのシェア率は27.1%を占めており、とくにアパレルや生活雑貨では約40%のシェアを誇ります。自社サイトでは接点を持てなかったユーザー層に、楽天市場内の検索やおすすめ機能を通じてアプローチできます。

自社サイトと楽天市場を併用することで、販路を広げながら新規顧客の獲得を狙えます。

SPU・クーポンなど販促施策を積極的に活用したい店舗

楽天市場には、モール独自の販促施策が充実しており、自社ECでは実現しにくい購買促進の仕組みを活用できます。

代表的な施策として、以下のものがあります。

施策名

内容

SPU(スーパーポイントアッププログラム)

楽天サービス利用でポイント倍率が上がり、ポイント目当ての購買を促進

RaCoupon(クーポン)

楽天会員向けに割引クーポンを発行し、新規・リピート購入を促進

楽天お買い物マラソン

期間中に複数店舗で購入するほどポイントが増え、自店舗への流入増加が期待できる

タイムセール

期間限定の値下げにより、購買意欲の高いユーザーへの露出を強化

これらの施策はモール全体のキャンペーンと連動しているため、自社ECだけでは難しいスケールでの販促効果が期待できます。ポイント経済圏を活用した集客や売上アップを目指したい店舗に、楽天市場は特に向いています。

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楽天市場の出店の流れ

申し込みから出店まで1〜2ヶ月程度かかるため、あらかじめ出店の流れを把握しておくと、スムーズに作業を進められます。

申し込み

楽天市場のWebサイトから申し込みを行いましょう。申込からRMSアカウント(店舗運営システム)の開設までに、2週間〜1ヶ月程度かかります。

申し込み画面では以下の項目を入力します。

  • 事業形態
  • 会社名
  • 本社所在地
  • 電話番号
  • FAX番号
  • 代表者名
  • 店舗運営責任者情報(氏名、郵便物の送付先住所、電話番号など)
  • 取扱商材ジャンル
  • 契約プラン
  • 銀行口座 など

必要な書類は以下の通りです。

  • 販売に必要な許可(古物商や酒類販売など)
  • 商品の写真
  • 登記簿謄本
  • 住民票・印鑑証明書(個人の場合) など

利用者によって必要な書類は異なるので、しっかり確認してみてください。

RMSアカウントの開設

RMSアカウントの開設

画像引用:楽天市場

申し込み手続きの審査が完了したら、RMSアカウントを利用し、楽天市場の店舗づくりや商品登録、決済、配送の準備を行います。RMSアカウントを利用した店舗づくり、商品登録や配送準備などには2週間〜1ヶ月程度の期間がかかります。

RMSとは、ネットショップのページ作成からアクセス分析、販促ツールなど店舗運営をサポートする機能を集結させたシステムのことです。RMSの利用により、効率よく売上を拡大できます。

店舗作りは、HTMLを利用することになるので専門知識が必要です。自社で専門知識がない場合、RMSサービススクエアを活用して、運営支援サービスを探すという手もあります。楽天市場スタッフのサポートも受けられるため、不明点を解消しながら店舗づくりを進められます。

出店前の審査

楽天市場では、出店前に審査があります。出店前審査では、登録した商品情報・店舗デザイン・
店舗の運営方針などがガイドラインに沿っているかについて確認が行われます。

出店前審査は、多くの場合、出店申請を出してから数週間かかります。出店準備は、期間に余裕をもって行いましょう。

開店

出店の審査が完了したら、いよいよ店舗の開店となります。開店後は、ECコンサルタントのサポートを受けられるため、マーケットトレンドや他店舗の事例を参考にしながら、販売戦略を立てて売れる店舗作りを行うことが可能です。

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楽天市場の出店費用まとめ

楽天市場の出店にかかる費用は、初期費用(全プラン共通60,000円)・月額固定費・売上連動の変動費の3種類で構成されます。月額出店料はプランによって25,000〜130,000円と異なるため、月商規模をもとに総コストを比較したうえでプランを選ぶことが重要です。

月商の目安

おすすめプラン

178万円未満

がんばれ!プラン

178万円以上

スタンダードプラン

大量商品・大容量画像を扱う

メガショッププラン

楽天市場への出店は、費用だけでなく自社の販売戦略や取扱商品との相性も重要です。「自社の月商規模に合うプランがわからない」「他モールと費用を比較して判断したい」という場合は、ぜひWeb幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングしたうえで、選択肢をご提案します。
相談料・紹介料は一切かかりません。

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Q. 楽天市場の出店費用は?

初期費用は全プラン60,000円、月額固定費は3,000円~です。

Q. 楽天市場への出店費用を安く抑えるコツは?

楽天市場への出店の費用を安く抑えるには「目的」と「必要機能」を事前に明確にしておきましょう。またサイト制作で活用できる補助金・助成金を利用すれば、費用をさらに抑えられます。

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