- 更新日 2023.11.17
- カテゴリー ECサイト
Instagramショッピング機能(Shop Now)とは?始める設定方法とメリットも解説【2024年最新版】
「自社ECサイトの売上が伸び悩んでいるので、打開策を模索している」
「Instagramショッピング機能で売上増加した企業があると聞いた」
「自社に最適なら使ってみたいが、具体的な導入方法を知りたい」
さまざまなECプラットフォームがあるなか、SNSも当たり前のように利用されていることから、SNSと連動したECプラットフォームも登場しています。「Instagramショッピング機能(Shop Now)」もその一つ。宣伝としての要素はもちろんですが、商品のプロモーションから販売に直結できるInstagramのショッピング機能については気になっているマーケティング担当の方もいるのではないでしょうか。
しかしInstagramショッピング機能(Shop Now)がどんな仕組みか、メリットや導入方法などわからないことも多いですよね。
そこで本記事では、「Instagramショッピング機能(Shop Now)」の設定方法と導入メリットについて解説します。Instagramショッピング機能(Shop Now)とはなにか?自社で活用すると売上アップにつながるのだろうか?とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Instagramショッピング機能(Shop Now)とは
画像引用:Meta
Instagramショッピング機能(Shop now)とは、Instagramの投稿上で写真と商品ページを紐づけて、投稿を見た人を直接Webサイトに誘導できる機能のことです。Instagram上で商品を購入できるわけではなく、自社ECサイトと連携する形を取ります。
ユーザーがInstagramで商品を見て興味がわいた瞬間に、商品画像をタップするだけで購入画面に進めます。ワンタップでECサイトに誘導できるため、ユーザーがECサイトを探す手間がなく、スムーズに誘導できる点が魅力です。日本では、Instagramのショッピング機能が2018年から利用可能になりました。ショッピング機能の利用は無料ですが、決済手数料が3.24%かかります。
アライドアーキテクツ(ソーシャルメディアマーケティング支援を行う企業)が2020年に行った調査によると、Instagramユーザーの33%がショッピングタグのついた投稿からの購入経験があるとの結果があります。また、ネットショップをよく使う10~30代の利用者がInstagramのメインユーザーであることも、Instagramでショッピング機能を使う強みです。自社商品のターゲットが10代~30代であれば、相性の良い機能といえるでしょう。
参考:アライドアーキテクツ
Meta社からの公式発表によると、日本のInstagramユーザーはショッピング機能の利用が世界で最もアクティブな国の一つであるとの報告もあります。日本においてはInstagramのショッピング機能は有効な手段といえそうです。
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Instagramショッピング機能(Shop Now)の設定方法
まずは5つの利用要件を満たしているか確認する
1.FacebookおよびInstagramのポリシーに準じている
Instagramのアカウントが、利用規約とコマースポリシー(Facebookやインスタグラムで販売する商品に対する既定の基準)に準拠していることです。利用規約は基本的なことではありますが、詐欺的な行為や無許可で他人の個人情報を公開する行為の禁止。Instagramにおいては「自分が撮影した画像」または「共有する権利を得ているもの」のみ投稿できるなど、定められています。
また、Instagramで販売できるサービスや商品の種類に関する規則を定めており、その規則に準じた商品が出品されていることが条件です。例えば、成人向けコンテンツや求人などはコマースポリシーに反するため、そのようなものを販売している場合はコマースポリシーに反すると判断されます。
Instagramで販売できない商品については、後述の「規約に反する商品を必ず確認すべき」をご参照ください。
2.該当するビジネスとドメインに紐づいている
Instagramショッピング機能を使っているアカウントと、リンクさせたECサイトで同一のビジネスを行っている必要があります。Instagramショッピング機能を利用するアカウントでは、ECサイトで直接購入できる商品を出品するようにしましょう。
また、Instagramのショッピング機能を登録するときに報告したドメインのECサイトである必要があります。登録していないECサイトの商品を載せることはできません。
3.所在地がコマースを利用できる国であること
ショッピング機能を利用するためには、会社の所在地がInstagramショッピング機能を利用できる国である必要があります。Instagramショッピング機能が使える国は以下から確認できます。
参考:Instagramショッピングの利用
4.信頼性を示すこと
Instagramのプロアカウントは、ドメイン認証などを通じて、信頼性を示す必要があります。ドメイン認証とは、申請したドメインの所有者がビジネスアカウントの申請者と同一であることを照合する作業です。また、フォロワーの人数がある程度維持していることも求められる場合があります。必要なフォロワーの人数は明確にされていませんが、最低でも50人以上は必要ともいわれています。
5.正確な情報を提供すること
ショップで販売する商品の情報は、正確な価格と在庫情報を表示しなければなりません。また、返金と返品のポリシーを明確に表示し、WebサイトまたはInstagramから簡単にアクセスできることも、申請時のチェック項目になります。
導入を検討する場合は、まずこの条件を満たしているかを確認してみましょう。
Facebookページを作成する
Instagramショッピングを利用するためには、Facebookページが必要です。もともとFacebookページを開設していればそのまま活用できます。まず、個人ページを設定してからビジネスアカウントを作成していきます。
・個人Facebookページを開き、ログインの下の「ブランドまたはビジネスのためのFacebookページを作成できます」をクリック
・左メニューにある「新しいページを作成」をクリックし、「ページを作成」画面を表示
・左側の「ページ情報」にある「ページ名(店名など)」「カテゴリ」を入力
「カテゴリ」は事業に関連するキーワードを入力すると選択肢が出てくるので、その中から選択します。3つまで選択可能であるため、合うものを選んで入れてください。
「ページ名」と「カテゴリ」を設定すると、左下の「Facebookページを作成」ボタンがクリックできます。
・プロフィール写真とカバー写真をアップロード
「詳細」欄の下にプロフィール写真、カバー写真の欄が表示されるので、会社のロゴや商品画像などをアップします。「プロフィール写真は自社のInstagramでの顔」「カバー写真はアカウントの玄関」ともいえるため、ビジネスについてよくわかるもの、象徴的な画像を選びましょう。
これでビジネス用のフェイスブックページが完成です。
Instagramのビジネスアカウントを設定する
ビジネスアカウントを設定すると、Instagram広告の出稿や投稿への反応を分析する機能なども利用できるようになります。
・Instagramホーム画面の右上にあるメニューから「設定」を選択
・「アカウント」をタップして、「プロアカウントに切り替える」を選択
今ある個人アカウントをビジネスアカウントに変えず、新しいアカウントをビジネスアカウントとして使いたい場合は「新しいプロアカウントを追加」にします。案内に従って必要事項を入力すると、新しいビジネスアカウントが作成されます。
・アカウントを選択する画面で「ビジネス」を選択する
・先ほど設定したFacebookページをリンクさせる
リンクさせるFacebookページの名前が表示されるので、選択してリンクを設定します。
・メールアドレス、電話番号、住所のいずれかを設定
これでビジネスアカウントの設定は完了です。
InstagramビジネスアカウントをFacebookページとリンクさせる
Instagramでビジネスアカウントを設定したら、今度はビジネス用のFacebookページでリンクを設定します。
・パソコンでFacebookページを開き、設定を選択する
・左メニューからInstagramを選択する
・ビジネスアカウントを設定したInstagramが表示されていることをチェック
Facebookビジネスマネージャを設定する
広告アカウントや複数のFacebookページを管理することも可能です。
・Facebookビジネスマネージャからアカウントを作成
Facebookビジネスマネージャをパソコンから開きます。
・Facebookページを追加
左側のメニューに作成したFacebookページの名前が表示されているか確認します。
・Instagramアカウントにログイン
ビジネスマネージャーでFacebookとInstagramアカウントの管理連携を設定します。アラート部分から「開始する」をクリックし、Instagramアカウントにログインします。
リンクするECサイトのドメイン認証する
ドメイン認証はInstagramにリンクさせるECサイトが、自社が保有するものだと証明するための作業です。(ドメインはECサイトのURLの「http://」「https://」を除いた部分のことです。)
・Facebookビジネスマネージャにドメインを登録
ビジネスマネージャーの左メニューから「設定」→「その他のビジネス設定」→「ブランドセーフティ」の順でクリックします。
「ドメイン」を選択し、「追加」から連携させるECサイトのドメインを登録します。
Facebookページで商品を登録する
いよいよFacebookページのショップ機能から、商品を登録します。
・Facebookの設定画面を表示
Facebookページを開き、左側の「ページ管理」から「設定」をクリックします
・「テンプレートとタブ」を選択
・タブ一覧の一番下にある「タブを追加」を選択
画像引用:STORES
・Facebookページを表示し、商品を登録する
「商品を追加」をクリックし、「手動で追加」を選択して商品追加画面を表示させる。登録する商品の情報を全て入力したら「アイテムをアップロード」をクリックする。
商品追加方法は、手動でカタログ作成する方法や「Facebookピクセル」を使う方法もあります。Facebookピクセルを活用すると、自社ECサイトに商品を追加した時に、Instagramショッピング内のカタログに商品情報が自動でアップデートされるというものです。手動で商品追加作業を行わずにすむため、商品数が多い場合や商品の入れ替えが頻繁な場合は、活用すると商品登録の手間を削減できます。
Facebookピクセルで商品を追加する方法は、こちらを参照ください。
参考:ピクセルを使って、カタログアイテムを追加・アップデートする
Instagramでショッピング機能を申請する
Facebookで商品カタログを作成したら、Instagramでショッピング機能を申請します。
Instagramのアプリから設定画面を開く ↓ 「ビジネス」から「Instagramショッピングを設定する」を開く ↓ 連携したいFacebookページを選択し、作成した「商品カタログ」を選択 ↓ ビジネスマネージャでドメイン認証したECサイトのURLを入力 ↓ 「審査を申請」を選んで申請 |
通常、審査には1週間ほどかかります。審査に通らなかった場合は、その理由がアプリ内に表示されるので、審査が通らない理由を改善し、再審査のリクエストを行います。
審査が通らない理由でよくある理由は以下のものです。
- Facebookと正しく連携が取れていない
- Facebookページの登録商品にエラーが出る
- 取り扱い商品が規約に反している
- ショップのドメイン認証ができていない
- アカウント作成から日が浅い
- Instagramのフォロワー数が少ない
アカウント作成から数週間と日が浅く、投稿やフォロワーが少ないと有効なアカウントと認められない場合があります。コンスタントに「いいね」がある、閲覧数があるなど条件を満たさないと、Shopping機能を使うアカウントとして適切でないと判断されるからです。
投稿数およびフォロワー数の必要数は明確にされていませんが、フォロワー数については約50人程度を目標としましょう。Shopping機能を使う前に、2ヶ月以上とある程度アカウントを運用しておくことをオススメします。
またFacebookと正しく連携されていないため「そもそも審査が開始されていなかった」というケースもあるため、再度登録内容を確認して申請しましょう。
ショッピング機能をオンにする
審査に通過すると、Instagramアカウントのプロフィール部分に「Instagramで商品をタグ付け」という表示が出ます。「スタート」を選択するとショッピング機能がオンになります。
Instagramでショッピング機能付き投稿をする
審査を通過したら、いよいよInstagramでショッピング機能付きの投稿をしてみましょう。1つの画像につきタグ付けできる数は5個までです。
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Instagramショッピング機能(Shop Now)のメリット
設定方法のみならず、Instagramショッピング機能にどのようなメリット・効果があるかを今一度整理して理解することが、自社にとって効果的なInstagram運営ができるようになる秘訣です。
Instagramユーザーからの集客ができる
Instagramの投稿から直接ECサイトに遷移できることで、商品に興味を持ったターゲットをどのようにECサイトに誘導するかという課題が解決します。従来ならユーザーは「投稿者のプロフィール画面に戻ってECサイトのURLをクリックする」という手順が必要でした。しかしInstagramショッピング機能なら、Instagramの投稿画面から1クリックで気軽にECサイトへアクセスできるようになるため、アクセス数の増加に繋がると考えられます。
現在Instagramの登録者数は3,300万人を超えています。ECサイトに誘導した結果、たとえ商品購入に繋がらなくても、他の商品を検討してもらえる場合もあります。このように、なるべく多くの人の目に留まるきっかけが増えることもメリットです。
ユーザーは商品をその場ですぐに購入できる
ユーザーがInstagram内からすぐに購入できます。ショップタグを使用して投稿に貼り付けることで、それをクリックしたユーザーを簡単にECサイトに誘導できます。
画像引用:Meta
通常、InstagramでURLを貼れる場所は限られており、投稿の中にリンクを貼っても無効になり、そこからアクセスできません。しかし、Instagramショッピング機能(Shop Now)はショップタグでその問題を解決でき、ユーザーの購入意欲が高い状態で購入につなげられます。
BASEと連携できる
Instagramショッピング機能(Shop Now)は、BASEをはじめとしたECサイト作成サービスと連携できます。自社独自のECサイトを持っていない場合や作る余裕がない場合でも、BASEのようなECサイト作成サービスを利用すると、簡単にオンラインショップを開設できます。
BASEで展開してるショップはさまざまで、コスメやファッション、地方都市の名産物販売などもあります。ECショップを作る余裕がない場合はもちろん、商品数がまだ少なく、初めてネットショップを作る人に向いています。
Instagramショッピング機能を利用して売上や集客につなげている企業の一例として、自然派コスメブランドの「ARYURVIST」があります。
画像引用:ARYURVIST
ARYURVISTはminimum合同会社が運営するコスメショップです。実店舗を持たず、小売店に卸して販売するスタイルを基本に展開しています。少数精鋭で経営しており、BASEを使って少人数でも効率的なオンラインショップを立ち上げました。もともとInstagramからブランドを知るユーザーが多かったため、BASEとInstagramの連携で、より多くの人をオンラインショップに誘導することに成功。Instagramには豊富な雑誌掲載歴が紹介されており、ブランド・アイテムの説得力・信頼性を高めています。
小売店では一部のアイテムしか販売されないこともあり、ラインナップが豊富で在庫が安定しているオンラインショップは重要な役割を果たしています。BASEに付随されているメルマガやブログの機能を活用し、販売促進(BASE期間限定クーポンなど)して、売上を伸ばしています。
本来なら、ECサイトを作成して運営しなければInstagramショッピング機能を使うことはできません。しかしBASEと連携していれば、自社で独自のECサイトを持っていない場合でも、オンラインショップを開設してInstagramショッピング機能を使えます。
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Instagramショッピング機能(Shop Now)の参考事例
Instagramショッピング機能のメリットをうまく利用した事例についてお伝えします。事例をチェックして、Instagramショッピング機能活用の参考にしましょう。
ZOZOTOWN
画像引用:ZOZOTOWN
ZOZOTOWNは、日本最大級のファッション通販サイトです。多くのブランドの商品を扱っており、コラボレーションアイテムやアニバーサリーアイテムなど、いわゆる「インスタ映え」する写真をうまく利用し、ユーザーの興味や認知拡大に活用しています。
ショッピング機能が導入されるまで、Instagramをブランディングに活用していました。しかし、日経ビジネスによると導入後は1ヶ月でECサイトへの誘導率が60〜70%増となったとの数字も出ており、Instagramショッピング機能を使った成功事例といえます。
BOTANIST
画像引用:BOTANIST(ボタニスト)
BOTANIST(ボタニスト)は、自然派シャンプーやボディケア、スキンケア用品を販売しているメーカーで、ロフトなどの生活雑貨を扱う店舗などでも人気のブランドです。もともとインターネットやSNSを使った認知拡大や興味形成に注力しており、Instagramで積極的なブランディングを行っていました。
Instagramのショッピング機能も運用することで、Instagramをフル活用した戦略を進め、3年半でシリーズ累計5,000万本を突破するなど大手メーカーの人気ブランドに並ぶ販売実績を作りました。メインターゲット層が20~30代の女性のため、Instagramのメインユーザーと重なることもあり、Instagramを利用してうまくいった例といえるでしょう。
minne
画像引用:minne(ミンネ)
minneはハンドメイド作品を取り扱う国内最大規模のハンドメイド通販サイトです。個人のハンドメイド作家の作品を中心に、約83万件の作家、ブランドが登録しており、フリーマーケットのように作品を販売できます。
個人クリエイターはショッピング機能導入前から、Instagramで作品を紹介し、minneで買えることを宣伝していたという背景がありました。そのため、ショッピング機能が導入されたことで販売に関する利便性が高まり、作家とユーザー双方にメリットがある結果となっています。
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Instagramショッピング機能(Shop Now)の注意点
ここまでメリットや成功事例についてお伝えしてみて、読者様のなかには自社で取り入れてみたいと思われた方もいるかもしれません。ただ実際に運営すると、どのようなことに気をつけたらいいかも気になりますよね。より効果的にInstagramショッピング機能(Shop Now)を活用するための注意点もチェックしましょう。
楽天市場・Amazonなどのモール型ECは非対応
楽天市場はもともと対応していましたが、2020年6月より非対応になりました。現在、基本的には独自ドメインで運用しているオリジナルECサイトに対応しています。BASEやShopifyなど、Instagramショッピングと提携しているECサイト作成サービスで開設したオンラインショップでも利用可能です。独自ドメインのECサイトがない場合は、連携しているECサイト作成サービスを検討するといいでしょう。
投稿しすぎると押し売りのイメージを与えやすい
ショッピング機能の投稿ばかりし過ぎてしまうと、押し売りのイメージを与えかねません。Instagramはあくまで写真や動画の投稿を楽しむSNS。投稿画面が商品販売ページばかりになると、フォロワーは離れていってしまう恐れがあります。ショッピング機能を効果的に活用するためには、投稿のタイミングと頻度を考えていく必要があるでしょう。
通常のコンテンツもバランスよく投稿しよう
フォロワーの興味を引くためには、通常の投稿もバランスよくしていくことがポイントです。商品の制作風景や社員のコミュニケーションの様子など、日常のちょっとしたことを伝える投稿もいいですが、ブランドのコンセプト、商品への想いなどをこまめに発信すると商品への付加価値が上がる可能性もあります。
また、ハッシュタグを活用してキャンペーンを打ちだしたり、話題のハッシュタグを使ったコンテンツを作成するなどして、ユーザーの興味を引くような投稿をしていきましょう。人気のハッシュタグは業種によって変わりますが、スタンダードなものだと「#おしゃれさんと繋がりたい」「#ファインダー越しの私の世界」「#おうちごはん」などがあります。
ハッシュタグは30個までつけられるので、個性的なタグよりも検索するユーザーが多い人気のハッシュタグをいくつか含めておくと検索にかかりやすくなります。
規約に反する商品を必ず確認すべき
広告ポリシーに記されている、禁止コンテンツに該当するような商品は、Instagramによって却下され、ショップに表示されなくなります。利用前はもちろん新しく商品を追加する場合にも、利用要件を必ず確認し規約に反していないか確認しましょう。Instagramを運営するMeta社の広告ポリシーは下記にあります。
参考:Advertising Policies
また禁止されているコンテンツの例を下記に挙げます。
・成人向け製品
・アルコール
・動物
・人体の一部および体液
・デジタルメディアおよび電子機器
・差別的なもの
・証書、通貨および金融商品
・ギャンブル
・人的搾取および性的サービス
・求人
・医療・ヘルスケア製品
・販売する商品がないもの
・医薬品、薬物および麻薬に関連する器具
・リコール対象製品
・サービス
・盗難品
・サブスクリプションおよびデジタル製品
・第三者の権利侵害
・タバコ製品や関連する器具
・武器、弾薬および爆発物
また、ショッピング機能の利用要件を必ず確認しましょう。これらの利用要件を満たしていない場合、ショッピング機能が利用できなくなったり、アカウントごと停止されたりすることがあります。
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Instagramショッピング機能(Shop Now)まとめ
最後にここまでお伝えしたことをまとめます。
・Instagramショッピング機能(Shop Now)とは?
・Instagram ショッピング機能(Shop Now)の設定方法
・Instagramショッピング機能(Shop Now)の3つのメリット
・Instagramショッピング機能(Shop Now)の参考事例
・Instagramショッピング機能(Shop Now)を利用するときの注意点
Instagramショッピング機能(Shop Now)は、シームレスに商品の紹介からECサイトに誘導できる方法です。ユーザーが投稿を見て「いいな」と思った商品画像をタップすると、購買意欲が高い状態でECサイトに誘導できるため、購入される確率が高めです。これはショップ側としても大きなメリットになるといえます。
ただし、InstagramはあくまでSNSです。ユーザーは素敵な写真やライフスタイルに役立つ情報を見たくて登録しています。ショッピング機能のついた投稿ばかりしていると煙たがられてしまい、フォロワーが離れていってしまう可能性もあります。
日常の投稿もブランドイメージを上げるチャンスととらえ、ショッピング機能と合わせて上手に活用してみましょう。
※Instagramは手軽なSNSで、使ったことがあるという方も多いでしょう。ただ実際ビジネスアカウントとして効果的に運用することには不安がある、運用方法について相談してみたいという方は、Web幹事にお問合せください。用途や目的、成果などをヒアリングした上で、貴社に最適なInstagramショッピング機能(Shop Now)の運用方法について相談に乗ります。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。
Web制作業界のプロが丁寧にヒアリングしますので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
Q. Instagramショッピング機能(Shop Now)とは何ですか?
Instagramショッピング機能(Shop Now)とは、Instagramの投稿上で写真と商品ページを紐づけて、投稿を見た人を直接Webサイトに誘導できる機能のことです。Instagram上で商品を購入できるわけではなく、あくまで自社ECサイトと連携するに留まります。
Q. Instagramのショッピング機能のメリットは?
Instagramのショッピング機能のメリットは「Instagramユーザーからの集客ができる」「商品をその場ですぐに購入できる」などです。詳細は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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の相場の情報を徹底解説。
さらに相場を理解するためのポイントや
ホームページを業者に依頼する前の準備方法も
合わせて解説。
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この記事を書いた人
吉崎 孝幸
専門分野: Webディレクション・Webライティング
元パン屋。マーケティングとライティングの面白さにハマり、生地作りから記事作りに転身。現在は店舗ビジネスを中心にWebコンサルティングやWebディレクションを行っている。
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