- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ECサイト
カラーミーショップとShopifyの機能・費用・特徴比較、移行時の手順・注意点まとめ【2024年最新版】
コストを抑えてECサイトを始めつつ、月商数百万円規模にまで事業を成長させたいと考えるときに選ばれやすいECプラットフォームが、カラーミーショップとShopifyです。この2つは、ECサイト構築にあたり比較検討されることも多いサービス。
・ECサイト立ち上げにあたり、カラーミーとShopifyのどちらが良いか悩んでいる
・無料・格安カートから次のステップに移行できるASPカートを探している
そこで本記事では、カラーミーショップとShopifyの特徴と違いを比較検討します。それぞれのオススメのECサイトもまとめていますので参考にしてください。
※これからECサイトの制作会社を探される方はWeb幹事にご相談ください。予算や目的などから最適な制作会社を無料で選定させていただきます。
プラットフォームを決める前に、必要な機能を整理しましょう。ガイドブックにまとめております。ぜひご活用ください。
80個のECサイトの機能を徹底調査しました! D2Cサイトの調査レポート&ECサイト運用の心得 製造から販売まで、仲介業者を挟まずに自社でおこなう「D2C(Direct to consumer)」モデル。日本でもD2Cモデルを採用したブランドが登場し、EC業界に新たな市場をつくりはじめています。 そんな中 ・ECサイトをつくりたいけど、どこまでの機能を付ければ良い... 無料でダウンロードする
ECサイト比較に役立つ記事もご覧ください ECサイト構築にお悩みならこちら。ASPカート比較と構築方法を解説
カラーミーショップとShopifyの基本情報を比較
カラーミーショップ/Shopify比較表
カラーミーショップ |
Shopify |
|||||
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
ベーシック |
スタンダード | プレミアム |
初期費用 |
無料 |
3,300円 |
3,300円 |
0円 |
||
月額費用 |
無料 |
4,950円 |
9,595円 |
29米ドル (約3,000円) |
79米ドル (約8,000円) |
299米ドル (約3万円) |
決済手数料 (クレジットカード) |
全決済 6.6% + 30円 |
4.0%~ |
4.0%~ |
3.3%~ | 3.25%~ | |
スタッフアカウント数 |
無制限 |
2 |
5 | 15 | ||
商品登録数 |
無制限 |
無制限 |
||||
ディスク容量 |
200MB |
5GB |
100GB |
無制限 |
||
登録画像数 |
~4枚/1商品 |
~50枚/1商品 |
~50枚/1商品 |
無制限 |
||
特徴 |
・サポートが手厚い ・バックオフィスの提携サービスが豊富 ・国内向けECで必要な機能が充実 |
・月商数千万円以上でも対応できる ・カスタマイズ性が高い ・海外向けの販売に強い |
まずは、カラーミーショップとShopifyのどちらを導入しようか検討している方に両サービスの違いを解説します。カラーミーショップとShopifyの基本的な仕組みや機能、特徴などを比較すると、上の表のようになります。
カラーミーショップとShopifyがおすすめなECサイトは、コストを抑えながら小規模でスタートしつつ、月商数百万円以上の規模を目指すショップです。
無料・格安で始められるサービスとしては、BASEやStoresが人気。ただしこれらのカートは、月商数百万円以上まで事業を拡大させることを考えると、機能制やカスタマイズ性に不十分な点が出てくる可能性があるでしょう。無料・格安のサービスで始めて、成長に合わせてカートを移行することもできますが、カート移行にかかる時間・コストを考慮に入れる必要があります。
また、機能性・カスタマイズ性の高いASPカートとしては、メイクショップやフューチャーショップなどが人気。ただしこれらのサービスは、最初から月額数万円程度のコストがかかるため、最初はなるべくコストを抑えたいという場合には不向きです。
カラーミーとShopifyは、事業の成長に合わせた3つのプランがあります。月額数千円から始めながら、プラン移行により事業成長に対応した機能の追加やカスタマイズができます。
【参考】Shopify・BASE・STORESを徹底比較!料金・手数料・海外対応の表あり
ECサイトに必要な機能はガイドブックにまとめております。こちらもご活用ください。
80個のECサイトの機能を徹底調査しました!
D2CのECサイトを徹底調査。ECサイトに必要な機能をまとめました。
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カラーミーショップとShopifyがおすすめの人
カラーミーショップがおすすめの人
・コストを抑えて始めつつ、月商数百万円規模を目指したい
・サポートが手厚いサービスが良い
・日本国内での販売を中心に考えている
Shopifyがおすすめの人
・コストを抑えて始めつつも、月商数千万円以上の事業規模を目指す
・海外向けの販売にも力を入れたい
・複数の販売チャネルを活用したい
カラーミーショップとShopifyを比較したときの違いは、Shopifyのほうがよりカスタマイズ性が高く、月商数千万円以上に事業が成長したときもプラン移行で対応できるという点があげられます。
また、海外向けのECに対応できる機能が揃っているのもShopifyの特徴。Shopifyはカナダ発のサービスで、世界中で使われている実績があります。
一方のカラーミーショップは、国産のサービスであり、決済や配送など日本の商習慣にも対応しやすい特徴があります。バックオフィス業務(商品の在庫管理・販売後の受注・売上・入金管理、出荷など)の連携サービスも豊富で、業務効率化に役立ちます。
また、開店サポートや電話サポート、制作会社紹介など、サポートが手厚いのもカラーミーショップの特徴です。ECサイト構築・運営に関する知識や人的リソースがない場合も、安心してECを始められます。
※ECサイトの運営に必要な業務は以下を参考ください。
関連記事:【初心者向け】ECサイト運営の業務7つと必要なスキルを解説!
カラーミーショップのメリット・料金・機能
画像出典:カラーミーショップ
こんなECサイトにおすすめ
・EC事業をコストを抑えて始めつつ、月商数百万円規模を目指したい
・サポートが手厚いサービスが良い
・日本国内での販売を中心に考えている
カラーミーショップは幅広いインターネット関連事業を展開するGMOグループのGMOペパボ株式会社が提供しているネットショップ作成サービス。
3つのプランがあり、初期費用・月額費用無料のフリープラン、初期費用は一律3,300円(税込)、月額費用も4,950円(税込)~9,595円(税込)のレギュラー/ラージプランと低コストでのECサイト構築・運用が可能です。導入・運用の簡単さと機能性・カスタマイズ性のバランスが良いサービスといえます。
GMOグループの決済代行会社GMOイプシロンのサービスを利用することで、幅広い決済手段にコストを抑えて対応することもできます。
メリット
・コストを抑えて始めつつ、事業成長に対応できるプランがある
・集客・販促施策に役立つ標準機能が揃っている
・問い合わせ対応やセミナー、提携サービスなどサポートが充実
カラーミーショップは、低価格で始められるASPカートとしては機能性・カスタマイズ性が高いサービスです。また、サポート体制が手厚く、知識や人的リソースに不安がある場合でも、サポートを活用することでECサイト構築・運営を問題なく進めることができます。
デメリット
・月商数千万円以上を目指す場合は、カート移行の必要が生じる可能性がある
・複数のECサイトを運用したい場合には手間がかかる
・本格的に海外向けの販売をしたい場合には不向き
カラーミーショップは、プラン移行により事業の成長に対応できるASPカートですが、月商数千万円以上や、海外向けのECに本腰を入れたい場合は、不足が出てくるかもしれません。また、複数のECサイトを構築・運用することは可能ですが、それらをまとめて管理することはできません。
プランと料金
カラーミーショップには、下表のように3つの料金プランがあります。契約期間は、3・6・12ヶ月から選択できます。
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
初期費用 |
無料 |
3,300円 |
3,300円 |
月額費用 |
無料 |
4,950円 |
9,595円 |
決済手数料 |
クレジットカード GMO後払い Amazon Pay 全決済 6.6% + 30円 ※コンビニ払い(セブンイレブン)、Amazon Payは法人のみ ※GMOイプシロンへの申込が必須 ※Amazon Payは6.5%+30円です |
クレジットカード4.0%~ 後払い4.0%~ コンビニ払い130円~ 代引き決済280円~ AmazonPay月額2,000円 + 4% 楽天ペイ月額2,000円 + 4% LINE Pay月額2,000円 + 3.45% PayPay月額2,000円 + 3.45% ※GMOイプシロン契約時の料金 ※利用には別途決済代行会社との契約が必要 |
|
商品登録数 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
ディスク容量 |
200MB |
5GB |
100GB |
登録画像数 |
~4枚/1商品 |
~50枚/1商品 |
~50枚/1商品 |
フリーページ |
10ページ |
10,000ページ |
10,000ページ |
プランによって、月額費用・ディスク容量・登録画像数・フリーページの他、利用できる機能が異なります。商品登録数に関しては、ディスク容量内であれば制限はありません。
ディスク容量とは、ショップにアップロードできるデータの許容量です。画像ファイル、メール容量、テンプレートなどが含まれます。
また、フリーページは、ショップの紹介やキャンペーン、コーディネート集など自由に編集できるページです。
機能一覧
カラーミーショップのプラン毎に利用できる主要な機能は下表の通り。
主要機能 |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
|
ショップ作成・運用 |
デザインテンプレート登録数 |
~5点 |
~10点 |
~10点 |
公式WordPressプラグイン |
○ |
○ |
○ |
|
名入れ機能 |
- |
○ |
○ |
|
都道府県別 配送日設定 |
- |
○ |
○ |
|
アクセス解析 |
一部機能のみ 550円/月で全機能利用可能 |
○ |
○ |
|
HTML・CSS編集 |
○ |
○ |
○ |
|
ショップ内検索 |
○ |
○ |
○ |
|
独自ドメイン設定 |
○ |
○ |
○ |
|
常時SSL |
○ 独自ドメイン利用の場合は 1,100円/月 |
○ |
○ |
|
商品情報・顧客情報CSV一括登録 |
○ |
○ |
○ |
|
副管理者設定 |
○ |
○ |
○ |
|
ショップ用メールアドレス |
○ |
○ |
○ |
|
iPhone・Androidアプリ |
○ |
○ |
○ |
|
集客・追客 |
商品レビュー |
- |
○ |
○ |
クーポン発行 |
- |
○ |
○ |
|
フォローメール |
- |
○ |
○ |
|
GoogleAnalytics eコマース |
- |
○ |
○ |
|
カート貼り付け機能 |
○ |
○ |
○ |
|
メールマガジン発行 |
○ |
○ |
○ |
その他、次のような機能・サービスを追加料金不要で利用できます。
ショップ作成
・公式WordPressプラグイン:カラーミーショップに登録した商品情報を基にWordPress上に自動で商品ページを生成します。これにより、ECサイトをWordPressで作成しながら、商品の受注管理はカラーミーショップのシステムを利用できます。
・CSSフレームワーク:コーディングスキルのある上級者向けのテンプレートデザイン用CSSキット。コーディングに必要なコードとアイコンなどがパッケージングされており、テンプレートのカスタマイズを行なう際に役立ちます。
・カラーミーショップAPI:ソフトウェア・アプリ開発のスキルがある利用者向けの機能。カラーミーショップにない機能の開発や、外部サービスとの連携を自分たちで行うことができます。
その他、「ショップ内検索」「自動スマホ最適化」の機能もあります。
商品準備
・デジタルコンテンツ販売:デジタルデータのダウンロード販売が可能です。たとえば、アプリや電子書籍、映像、音楽など。また、フォントや壁紙・アイコンといった各種素材も販売できます。
・商品ごとのメタタグ設定:メタタグとは、そのページが検索エンジンで検索されたときに検索結果に表示される、ページのタイトル、説明、キーワードなどを指定するもの。このメタタグを、商品ごとに設定できます。SEO対策に有効です。
その他「商品オプション設定」「商品カテゴリ設定」「商品掲載期間の設定」の機能もあります。
配送設定
・ギフト設定
・複数配送設定
・複数お届け先設定
分析
・コンバージョンタグ設定:Web広告に関連する測定ができるタグです。「Yahoo! JAPAN リスティング広告」「Google 広告」のコンバージョンタグを設定でき、検索結果に表示されるキーワード広告や有料リスティングサービス経由での商品購入の割合を測定可能です。
その他、「売上データグラフ」「クラウド確定申告」の機能があります。
CV(商品購入)促進
・定期購入機能
・おすすめ商品表示
・マイアカウント
・ポイント機能
・会員機能
・商品別お問い合わせ
この他にも、ECサイト構築・運営に役立つ有料の機能・サービスが用意されています。機能一覧がカラーミーショップ公式サイトに掲載されているので、使いたい機能がある場合はチェックしておきましょう。
また「カラーミーショップ アプリストア」で提供されているアプリを活用して、ECサイトの成長に合わせて必要な機能を追加することもできます。カラーミーショップのアプリは基本的に有料です。
※ここまで読まれてカラーミーショップでECサイトを作ろうと思われた方は以下をご覧ください。
関連記事:カラーミーショップ制作と相性のいいホームページ制作会社10選
Shopifyのメリット・料金・機能
画像出典:Shopify
こんなECサイトにおすすめ
・コストを抑えて始めつつも、月商数千万円以上の事業規模を目指す
・海外向けの販売にも力を入れたい
・複数の販売チャネルを活用したい
Shopifyは2006年にカナダで設立された会社が開発・提供しているECプラットフォーム。世界的に利用企業の多いサービスです。2017年に日本法人であるShopify Japan 株式会社が設立されました。その後、日本語対応や日本向けの機能が拡充され、日本企業の導入事例も増えています。
基本プランとして3つのプランがあり、初期費用不要、月額費用29米ドル(約3,000円)~299米ドル(約3万円)という低コストで利用できるサービスでありながら、大企業でも機能性・カスタマイズ性に不足を感じず、大規模の取引でも問題なく利用できます。
また、もともと世界的に使われていることもあり、海外向けの販売にも対応しやすいECプラットフォームです。
メリット
・機能性・カスタマイズ性が高い
・海外向け販売に強い機能が揃っている
・複数の販売チャネルを管理しやすい
Shopifyは、スタートアップ企業から世界的な大企業まで対応できるECプラットフォームです。基本機能も十分優れていますが、カスタマイズやアプリによりさらに独自の施策やデザインを実現できます。海外向けの販売も簡単な他、複数のECサイトや、Shopifyストア以外の実店舗やSNSなどでの販売も管理しやすい設計となっています。
デメリット
・アプリなどは100%日本語対応しているわけではない
・公式サポートのみの利用だと不十分な場合もある
Shopifyの管理画面などは日本語対応していますが、アプリなどは日本語に対応していないものもあります。また、公式のサポートもありますが、国産のサービスに比べると対応がやや手薄な面があるようです。一方で、外部サービスとして、日本企業のShopifyでのECサイト構築・運用をサポートするサービスも増えています。
関連記事:Shopifyとは?メリット・デメリットを徹底解説!ブレーク必至のECプラットフォーム
プランと料金
Shopifyには、下表のように、基本の3つのプランがあります。
ベーシック |
スタンダード |
プレミアム |
|
初期費用 |
無料 |
||
月額料金 |
29米ドル (約3,000円) |
79米ドル (約8,000円) |
299米ドル (約3万円) |
スタッフアカウント数 |
2 |
5 |
15 |
決済手数料 |
日本のクレジットカード 3.4% 海外のクレジットカード 3.9% JCBのクレジットカード 4.15% ※Shopifyペイメント利用時 |
日本のクレジットカード 3.3% 海外のクレジットカード 3.85% JCBのクレジットカード 4.1% ※Shopifyペイメント利用時 |
日本のクレジットカード 3.25% 海外のクレジットカード 3.8% JCBのクレジットカード 4.05% ※Shopifyペイメント利用時 |
Shopifyペイメントを |
2.0% |
1.0% |
0.5% |
商品点数 |
無制限 |
Shopifyは、プランによる容量や画像、テンプレートなどの上限はありませんが、プランによって利用できるスタッフアカウント数が異なります。
また、Shopifyでは、クレジットカード決済についてはShopifyが提供する決済サービス「Shopifyペイメント」を利用するのがもっともお得。Shopifyペイメントでは、プランによって手数料が異なり、上位プランになるほど手数料が安くなります。Shopifyペイメントを利用せずに外部の決済サービスを利用する場合、さらに追加手数料が発生するので注意が必要です。
関連記事:Shopify Paymentは導入すべき?設定方法・その他の決済方法について解説
関連記事:Shopifyの料金について徹底解説!制作会社に外注する際の相場もご紹介します
基本プラン以外のプランもある
Shopifyでは、上表の基本プランの他に、以下のようなプランも用意されています。
・Shopifyライト:月額9米ドル。Shopifyストアを開設せずに外部のWebサイトなどにカート機能を追加できます。管理画面は基本プラと同様で、プラン移行も簡単です。
・SHopify Plus:月額2,000米ドル。複数のECサイトの運営や、大規模な取引を効率的に行える機能が揃ったプランです。
【こちらも参考に】
関連記事:Shopify Plusとは?料金やShopify Plus Partner認定企業も紹介
関連記事:月額9ドルのShopify Lite(ライトプラン)|Liteがオススメの人や、他プランとの違い
機能一覧
Shopifyのプラン毎に利用できる主要な機能は下表の通り。
主要機能 |
ベーシック |
スタンダード |
プレミアム |
|
基本機能 |
販売チャネル追加機能 |
○ |
○ |
○ |
Shopify Point of Sale |
○ |
○ |
○ |
|
クーポンコード |
○ |
○ |
○ |
|
無料SSL証明書 |
○ |
○ |
○ |
|
カゴ落ち対策メール |
○ |
○ |
○ |
|
ギフトカード |
○ |
○ |
○ |
|
プロフェッショナルレポート |
- |
○ |
○ |
|
カスタムレポートビルダー |
- |
- |
○ |
|
外部サービス計算済配送料 |
- |
- |
○ |
|
海外向け販売 |
133の通貨で販売 |
○ |
○ |
○ |
複数の言語で販売 |
最大5 |
最大5 |
最大5 |
|
海外ドメイン |
- |
○ |
○ |
|
国際価格 |
- |
○ |
○ |
|
国際価格(バリエーション価格ごと) |
- |
- |
○ |
レポート機能や海外向け販売の機能にプラン毎による差がありますが、ベーシックプランから多機能なのがShopifyの特徴です。
上表は代表的な機能を抜粋していますが、これ以外にもさまざまな機能があります。公式サイトの機能一覧で詳細が確認できます。
また、Shopifyアプリストアで提供されているアプリを利用すると、デフォルト機能以外の必要な機能を追加できます。Shopifyアプリには、無料のものと有料のものがあります。
関連記事:Shopifyで導入すべきアプリ17選を目的別に紹介!
Shopifyはカナダ発のECプラットフォームですが、管理画面は日本語に対応しており、日本語のメールサポートとSNSサポートもあります。ShopifyでのECストア構築・運用を支援するサービスを提供する会社も増えています。
※ここまで読んで、ShopifyでECサイトを作ろうと思われた方は以下も参考にしてください。
関連記事:まだ日本では数少ない「Shopify」に強い開発会社、完全ガイド!
カラーミーショップからShopifyへの移行手順
カラーミーショップとShopifyは、どちらかを導入するために比較されることが多いサービス。しかし次のような場合には、カラーミーショップからShopifyへの移行が検討されることがあります。
・事業が月商数千万規模に成長する見込み
・海外向けのECを本格的に行ないたい
・複数のECサイトを展開していきたい
カラーミーショップは低コストながら機能性・カスタマイズ性の高いASPカート。ですが、月商数千万以上に事業が成長する場合は、機能やカスタマイズ性に足りない部分が出てくるかもしれません。また、カラーミーショップにも海外向けのサービスはありますが、国内向けのECと同程度あるいはそれ以上に海外への販売に注力したい場合は、Shopifyのほうが向いています。
さらに、ブランドごとあるいは国・地域ごとに複数のECサイトを構築・運用したいという場合、Shopifyのほうが管理が楽なのでおすすめです。
移行前に確認しておきたい注意点
ECプラットフォームの移行では、まず、移行作業そのものにコストがかかり、時間や人的リソースが割かれます。また、多くの場合、移行作業中や移行後のテスト中はECサイトを一時的に閉める必要があります。
また、移行によりお客様が離れてしまうリスクもあります。そのため、移行前には十分な期間を取って、お客様にECサイト移行の案内をする必要があります。その期間も考慮して移行スケジュールを立てましょう。
移行時に適切な設定(リダイレクト設定)を行なうことで、旧サイトを訪問したユーザーを新サイトに自動的に飛ばすことはできます。しかし、ユーザーが会員登録を行なっていた場合は、ログインパスワードなどを移行後に再設定する必要があります。
サイト移行によりデザインや操作性も少なからず変化するので、お客様の不信感や離脱を防ぐためにも、事前の丁寧な案内が重要です。サイト移行を記念した特典やキャンペーンなどを行なうのも効果的です。
移行手順
Shopifyへの移行手順は、カラーミーショップに限らず、基本的にどのECプラットフォームからも同様です。
ただし、ここで紹介する手順は、移行の流れをつかむために基本的なポイントのみ押さえています。実際に移行を行なう場合は、かならず移行前・移行後双方のプラットフォームで必要な情報を確認してください。
不明点がある場合は、まず、各プラットフォームの公式サポートに確認しましょう。また、ECサイト構築や移行に関する知識を持つ外部の支援サービスなども役立ちます。Ecサイト移行は非常に重要なことなので、曖昧な点を残したまま行わないよう注意しましょう。
移行前にカラーミーショップ側で必要なこと
1.顧客データや商品データなど必要なデータをダウンロードする
2.画像ファイルなどのECサイトの素材が移行後も利用できる状態にしておく
3.移行後も利用する記事やブログなどを確認
・Shopifyアプリを利用して移行可能
4.リダイレクト設定
5.解約手続き
・解約手続き後も契約終了日までアカウントは有効
・解約手続きとは別にショップの閉店設定が必要
・自動引き落としの場合は設定の変更が必要
Shopify側の移行手順
1.基本的な管理設定
・ストア情報の初期設定
・請求情報の設定
・スタッフの設定
2.カラーミーショプのストアのコンテンツとデータをShopifyにインポート
・Shopifyアプリを利用するかCSVファイルで手動移行
3.移行後の商品を分類
4.テーマを使用してECサイトのデザインを整える
5.ドメインの設定
6.配送の設定
7.税の設定
8.決済サービスの設定
9.テスト注文
10.ECサイトオープン、顧客に案内
11.リダイレクト設定
カラーミーショップ・Shopify要点まとめ
カラーミーショップとShopifyは、いずれもコストを押さえてECサイトを立ち上げることができ、その後の事業成長にも対応できる機能性・カスタマイズ性を持つASPカートです。
いずれもECサイトの成長を助けてくれるプラットフォームなので、自社の事業により相性の良いサービスを選ぶと良いでしょう。
カラーミーショップがおすすめの人
・EC事業をコストを抑えて始めつつ、月商数百万円規模を目指したい
・サポートが手厚いサービスが良い
・日本国内での販売を中心に考えている
Shopifyがおすすめの人
・コストを抑えて始めつつも、月商数千万円以上の事業規模を目指す
・海外向けの販売にも力を入れたい
・複数の販売チャネルを活用したい
また、月商数千万円以上の事業規模や、海外向けの販売に注力したECサイトの運用、複数サイトの運用などを考える場合は、Shopifyのほうがおすすめです。そういった場合は、カラーミーショップからShopifyへの移行も検討してみてください。
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3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
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あなたの目的や予算に合わせて最適な会社をご紹介させていただきます。
ご相談はもちろん無料。また紹介された会社に必ず発注する必要はありません。
Q. カラーミーのテンプレート数はいくつですか?
カラーミーショップのデザインテンプレート数は、無料テンプレートが47点、有料テンプレートが34点です。(2021年5月現在)
Q. ECサイトを始める際に、カラーミーショップとShopifyのどちらがおすすめですか?
カラーミーショップは低コストで始められ、日本国内での販売に特化しています。一方で、Shopifyは機能性やカスタマイズ性が高く、海外向けの販売も可能です。どちらを選ぶかは、事業規模や目的によって異なりますので、自社のニーズに合わせて選ぶことが重要になります。
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この記事を書いた人
河村 郁恵
専門分野: Webライティング,Webコンテンツ制作
フリーランスのライター、編集者。屋号は「卯の筆企画」。ネット通販企業、EC業界メディアでの勤務経験あり。EC運営、Webマーケティング、キャッシュレス決済、自然食・健康食品関連の記事作成・編集経験が豊富です。
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