Shopifyとは?特徴やプラン、メリット、他社との違いを解説【2026年最新版】
世界175カ国以上で導入され、ECプラットフォームとして高いシェアを誇る「Shopify」。日本でも導入企業が年々増え、ECサイト構築の有力な選択肢となっています。
ただし、Shopifyの導入を検討するうえで「結局なにができるのか」「どのプランを選べばいいのか」「他社サービスとなにが違うのか」「外注するといくらかかるのか」など、判断材料がそろわず迷う方は多いはずです。
そこで本記事では、Shopifyの基本機能や料金プラン、メリット・注意点、他社サービスとの違い、外注時の費用相場までを網羅的に解説します。最後まで読めば、自社にShopifyが合うかどうかを判断でき、次のアクションに迷わない状態になります。
※初めてECサイトを運営される方はネットショップの作り方を解説した以下の記事も参考にしてください。
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Shopifyとは?
画像出典:Shopify
Shopifyは、2004年にカナダで創業されたクラウド型のECプラットフォームです。専門知識がなくてもオンラインストアを開設でき、商品管理・決済・配送・マーケティングといったEC運営に必要な機能をひとつの管理画面でまとめて扱えます。
個人事業主のスモールスタートから、年商数十億円規模の大企業まで、事業フェーズを問わず利用されている点が大きな特徴です。
カナダ・オタワに本社を構えるShopifyは、現在世界で約175カ国以上で利用されており、グローバルなEC市場で大きなシェアを持つプラットフォームへと成長しました。アメリカ・イギリス・カナダなどの英語圏を中心に導入が進み、近年ではアジアや南米にも急速に広がっています。
画像:Shopify Market Share and Usage Statistics in 2023|Kinsta
日本でも2017年に日本法人が設立されて以降、導入企業が増え続け、国内のEC構築サービスとして定番の選択肢になりつつあります。
ビジネスの成長に合わせてプランを切り替えられるため、スモールスタートから本格運用まで一気通貫で利用できることが、世界中の事業者から支持を集める理由といえるでしょう。
参考:Shopify公式サイト
Shopifyと他社ECシステム(BASE・STORES)との違い
国内でShopifyと比較されやすい代表的なECシステムが「BASE」と「STORES」です。
主な違いは以下のとおりです。
|
項目 |
Shopify |
BASE |
STORES |
|
初期費用 |
0円 |
0円 |
0円 |
|
月額費用 最安プラン |
Basic:4,850円 |
スタンダード:0円/月 |
|
|
月額費用 代表的な有料プラン |
Grow:13,500円 |
グロース:19,980円(税込) |
スタンダード:3,300円(税込) |
|
海外販売 |
多言語・多通貨に標準対応 |
限定的 |
限定的 |
|
拡張性 |
16,000種類以上のアプリで拡張可能 |
BASE Apps |
比較的少なめ |
BASEとSTORESは、月額0円から始められるプランがあり、個人や副業など小規模なECに向いています。手数料体系もシンプルで、EC初心者でも迷わず開店までたどり着けるのが強みです。
一方Shopifyは、月額費用が発生する代わりに、16,000以上のアプリによる拡張性や多言語・多通貨での越境EC対応など、本格運用に必要な機能が揃っています。
事業の成長に合わせてプランを切り替えられるため、スモールスタートから大規模運用まで同じプラットフォームで対応できる点が、BASE・STORESとの大きな違いです。
選び方の目安としては、個人や副業で気軽に始めたいならBASE・STORES、将来的な成長や越境ECまで見据えるならShopifyと考えるとシンプルです。
自社EC(Shopify)と有名モール(Amazon・楽天)の比較
ECサイトでの販売方法は、大きく分けて「Shopifyのような自社ECで運営する」か、「Amazonや楽天市場などの有名モールに出店する」かの2つに分かれます。
それぞれ費用構造や集客方法、顧客との関係性が大きく異なります。
|
Shopify (自社EC) |
Amazon |
楽天市場 |
|
|
初期費用 |
無料 |
無料 |
66,000円(税込) |
|
月額費用 |
4,850円〜 |
4,900円 (大口出品) |
27,500円〜 (がんばれ!プラン) |
|
販売手数料 |
なし |
多くの場合 5%〜15.4% (カテゴリーで変動) |
2.0〜7.0% (プラン・売上で変動) |
|
集客力 |
自社で構築する必要あり |
モール自体に集客力あり |
モール自体に集客力あり |
|
デザインの自由度 |
高い |
低い |
低い |
|
顧客データ |
自社で取得・活用可能 |
モール側が保有 |
モール側が保有 |
|
ブランディング |
自由に構築できる |
難しい |
難しい |
Amazonや楽天市場の最大の強みは、モール自体が持つ圧倒的な集客力です。出店するだけで多くのユーザーの目に触れる機会があり、開店初日から売上が立つこともあります。
一方、Shopifyのような自社ECは、ショップを開設しただけでは誰も訪れません。SEO対策・SNS運用・広告・メルマガ配信といった集客施策を、自社で継続的に行う必要があります。
ただし、自社ECには有名モールにはない大きな利点もあります。デザインを自由にカスタマイズできるため、ブランドの世界観もしっかりと表現可能です。
さらに、購入者のメールアドレスや行動データを自社で取得・活用できるため、リピーター育成やLTV(顧客生涯価値)の最大化にもつながります。
「短期的な売上」を取りに行くならAmazon・楽天、「長期的なブランド構築と利益率の最大化」を目指すならShopifyという棲み分けが、選び方の基本です。実際には両方を併用し、有名モールで認知を獲得しつつ、自社ECでリピーターを育てる戦略をとる事業者も増えています。
Shopifyのメリット
Shopifyが本格的なEC運営に向いているのは、ECサイトの構築・運営に必要な機能が豊富にそろっているからです。ここでは、Shopifyを導入する主なメリットを4つに分けて紹介します。
デザインのカスタマイズ性が高い
Shopifyはお店の規模や戦略にあわせてサイトをカスタマイズしやすいことが特徴です。最初から備わっている機能は最小限になっており、お店に合わせて定期購入やクーポンなど、必要な機能をアプリで追加する仕様になっています。
また、Shopifyはコードの知識が全くなくても、基本的な機能のカスタマイズができる点が大きな特徴です。パーツを入れ替えることでレイアウトの変更や、アプリを使ったデザインや機能の追加は初心者でも簡単にできます。
そして、HTMLやCSSのコードの基本知識があれば、サイトのデザインを自由に調整し、売上げを伸ばすための機能改善も可能です。
さらに高度なコード知識があれば、サイトを完全オリジナルのオーダーメイドに作り変えることもできます。より自由なデザインでブランドを表現したり、既存のシステムでは難しい機能の実装も叶います。自社の人材で対応が難しい場合は外注することも可能です。
在庫マネジメント、配送面の対応も強い
Shopifyは、ECサイトの販売状況や在庫状況、顧客情報などのデータが自動的に集計される仕様になっています。ECの売上や在庫状況をスマホなどから簡単に管理でき、「在庫マネジメント」がしやすいことが特徴です。
さらに、実店舗も持っている方は、Shopify POSアプリを使うことで、実店舗のデータも連携して自動的に集計され、一括管理できるようになるので便利。店舗管理業務が大幅に効率化され、データ分析も可能なので、販売戦略や施策を立てやすいことが特徴です。
また、Shopifyは日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と提携。海外向けの配送でもFedEx、UPS、DHLなどの世界3大配送会社と提携しているので、配送面の対応がしっかりしています。
多言語対応で越境ECも運営できる
Shopifyは多言語サイトを構築する仕組みも備わっており、越境ECとして海外からの集客・売上獲得も狙いやすいメリットがあります。
もちろん言語の切り替えだけでなく、たとえば各国で主要な通貨や決済方法に幅広く対応しているため、顧客にスムーズかつ信頼性を感じる購買体験を提供できます。
また、各国・各地域の関税や税金といった国内配送では発生しない計算にも対応しており、請求書発行においても心強い機能も搭載されています。
海外展開は集客チャネルを拡大しビジネスの成長に結びつくチャンスになるため、越境ECを作りたい方にはShoppifyの活用を検討するとよいでしょう。
モバイルアプリの立ち上げが容易にできる
通常、ショッピング用のモバイルアプリを開発するのは長い開発期間と開発費用が必要になりますが、Shopifyと連携できるスマホアプリを活用することで開発などの手間なくアプリ化を進めることができます。
たとえば、自社ECサイト用のスマホアプリを手軽に作れる「STORES ブランドアプリ」にはShopifyで構築したECサイトをそのまま連携できる機能が提供されており、簡単にモバイルアプリの導入を進めることができます。
スマホアプリ経由で商品を購入する購買行動が主流となっている現代では、モバイルアプリをスムーズに立ち上げられるShopifyのメリットは大きいと言えるでしょう。
参考:STORES ブランドアプリ、「Shopify」との連携開始|PRTIMES
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Shopifyの注意点・デメリット
Shopifyは多くのメリットがある一方で、導入前に押さえておきたい注意点もあります。
ここでは、本格運用を考えるうえで知っておくべき2つのポイントを紹介します。
英語の知識が必要な場合がある
デメリットの1つが英語が必要になる場合があること。基本的に、Shopifyを始める場合や、ショップを運営する上で英語が必要となるケースはほとんどありません。
ただし、海外のサードパーティ(Shopifyが公式に提供したものではなく、第三者が開発・提供したもの)のアプリを導入する場合は、英語が必要となる場合があります。海外アプリを追加することで他の機能が動かなくなるケースもあるので、注意が必要です。
高度なカスタマイズにはHTML/CSSの知識が必要
画像引用:Shopify 公式チャンネル
ShopifyはECサイトの構築や運営自体はボタン操作だけで完結するため、初心者でもストアを立ち上げるところまでは難しくありません。テンプレートを選んで商品を登録すれば、最短即日で開店できます。
ただし、他店との差別化を狙った凝ったデザインに変更したい場合や、独自の機能を追加したい場合は、HTML/CSSやShopify独自のテンプレート言語「Liquid」の知識が必要になります。
たとえば、トップページのレイアウトを大きく変更したり、商品ページに独自のレコメンド機能を実装したりするケースが該当します。
また、アプリで対応できない要件をオリジナルで実装するには、JavaScriptの知識も求められることがあります。社内にエンジニアやデザイナーがいない場合、こうした高度なカスタマイズを自社のみで進めるのは現実的ではありません。
そのため、Shopifyの性能をフルに引き出して本格的なECサイトを構築したい場合は、Shopifyに精通した制作会社への外注が一般的です。とくにブランドの世界観をしっかり表現したい、独自の購買体験を作りたいといった目的がある場合は、最初から外注を前提に予算を組むことをおすすめします。
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Shopifyの料金プランと各種手数料
Shopifyを利用する際にかかるランニングコストは、大きく分けて「月額のプラン料金」と「決済時の手数料」の2つです。初期費用は無料で、ストア開設にあたって追加の費用は発生しません。ここでは、最新の料金プランと決済手数料の仕組みを解説します。
4つの料金プランと選び方
Shopifyには本格的なオンラインストア向けの主要プランとしてBasic・Grow・Advanced・Plusの4種類が用意されています。
各プランの違いは以下のとおりです。
|
プラン名 |
月額(年払い) |
想定ユーザー |
主な特徴 |
|
Basic |
3,650円 |
個人事業主・小規模事業者 |
・EC運営に必要な基本機能が一通り揃う標準プラン ・独自ドメイン、ブログ、多言語・多通貨対応など、初めてのオンラインストア構築に十分な機能を備える |
|
Grow |
10,100円 |
中小規模・チーム運営 |
・スタッフアカウント最大5件まで対応 ・Basicの全機能に加え、決済手数料・外部サービス取引手数料がBasicよりも低くなる |
|
Advanced |
44,000円 |
中〜大規模・グローバル展開 |
・スタッフアカウント最大15件 ・マーケット別のローカルストアフロントや外部配送業者のリアルタイム配送料が利用可能 ・海外展開を視野に入れる事業者向け |
|
Plus |
368,000円〜 (3年契約) |
大企業・複雑なビジネス |
・スタッフアカウント無制限 ・卸売/B2B販売、チェックアウトの完全カスタマイズなど、エンタープライズ向けの高度な機能を搭載 |
Basic・Grow・Advancedは月払いも選択可能(Basic 4,850円/Grow 13,500円/Advanced 58,500円)です。為替変動や公式料金の改定によって価格は変動するため、最新の情報はShopify公式サイトで確認してください。
プラン選びの基本は、事業フェーズと月商規模に合わせることです。プランの変更はいつでも可能で、データもそのまま引き継がれるため、事業の成長に合わせて柔軟に切り替えられます。
なお、上記4プランとは別に、SNSでの販売に特化した「Starterプラン」(月額750円)も用意されています。本格的なECサイトは構築できませんが、月額費用を抑えてオンライン販売を始められる選択肢です。
利用可能な決済方法と決済手数料
Shopifyの決済まわりの中心となるのが、Shopify公式の決済サービス「Shopify Payments」です。設定画面で有効化すれば、Visa・Mastercard・JCB・American Expressといった主要なクレジットカード決済を導入できます。
Shopify Paymentsを利用するメリット
Shopify Paymentsの大きなメリットは、外部サービス取引手数料が発生しないことです。
通常、ECサイトで商品が購入されると、「決済サービスのカード手数料」+「Shopifyへの取引手数料」の両方が発生します。しかし、Shopify Paymentsを利用すれば後者が無料になり、カード決済手数料のみで運営可能です。クレジットカード手数料の料率は、プランによって以下のように変動します。
|
プラン |
国内カード/JCB |
Amex/海外カード |
外部サービス取引手数料 |
|
Basic |
3.55% |
3.9% |
2% |
|
Grow |
3.4% |
3.85% |
1% |
|
Advanced |
3.25% |
3.8% |
0.6% |
|
Plus |
2.9% |
3.75% |
0.2% |
Shopify Paymentsの注意点
便利なShopify Paymentsですが、カード決済手数料そのものが無料になるわけではない点には注意が必要です。Shopify Paymentsを使った場合でも、上記のクレジットカード手数料は必ず発生します。
また、PayPalやPayPay、コンビニ決済など、Shopify Payments以外の決済サービスを併用する場合は、それぞれの決済サービス手数料に加えてShopifyへの取引手数料(0.2〜2%)が上乗せされます。
日本のECサイトでは複数の決済手段を用意するのが一般的なので、自社で導入する決済方法ごとに手数料がどう変わるかをシミュレーションしておくと安心です。
Shopifyのデザインと拡張機能
Shopifyの大きな魅力のひとつが、デザインテーマとアプリによる柔軟なカスタマイズ性です。
テンプレートを選ぶだけで洗練されたストアを構築でき、必要に応じてアプリを追加することで、自社のビジネスに合わせた機能を後から拡張できます。
ここでは、デザイン・基本機能・アプリの3つの観点から、Shopifyのカスタマイズ性を解説します。
豊富で洗練されたデザイン(テーマ)
Shopifyでは、ECサイトのデザイン(テーマ)を「Shopify Theme Store」から選択できます。
数百ものテーマが公開されており、あらゆるタイプとサイズが公開されており、多種多様なテーマから選べます。
無料テーマはShopifyによって開発されており、カスタマイズに関するヘルプがShopifyのサポート対象である点が大きなメリットです。また、ビジネスの概要を説明することで、AIを使用してパーソナライズされた無料テーマを生成する機能も用意されています。
テーマを選ぶ際は、Theme Storeの絞り込み機能を活用し、取り扱う「業界(衣料品・美容・ジュエリーとアクセサリー・ホーム・食料品など)」や「カタログサイズ(大規模・小規模)」に合わせて自社に最適なデザインを探すのがポイントです。
なお、ストアに追加できるテーマ数の上限はプランによって異なり、Starterプランは「Spotlight」というテーマのみ利用可能です。追加できるテーマ数の上限はプランによって異なり、Basic・Grow・Advancedは最大20個、Plusは最大100個まで保存できます。
基本機能
Shopifyの基本機能は、どのプランでもECサイト運営に必要な機能が一通り揃っている点が特徴です。商品登録数は無制限、独自ドメイン対応、無料SSL証明書、カゴ落ち対策、24時間体制のチャットサポートなどが全プランで利用できます。
ただし、上位プランほど高度な機能が追加される仕組みになっています。プラン別の主な機能差は以下のとおりです。
|
機能 |
Basic |
Grow |
Advanced |
Plus |
|
スタッフアカウント |
– |
5件 |
15件 |
無制限 |
|
在庫ロケーション |
10か所 |
10か所 |
10か所 |
200か所 |
|
プロフェッショナルレポート |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
|
カスタムレポートビルダー |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
|
マーケット別ローカルストアフロント |
– |
– |
◯ |
◯ |
|
外部配送業者のリアルタイム配送料 |
– |
– |
◯ |
◯ |
|
チェックアウトの完全カスタマイズ |
– |
– |
– |
◯ |
|
卸売/B2B販売 |
△ |
△ |
△ |
◯ |
なお、Shopifyではすべてのプランにおいて高度な「ストア分析機能」が標準搭載されています。
60以上のレポートにアクセスしてストアのパフォーマンスを追跡できるほか、独自の切り口でデータ分析ができる『カスタムレポート』も作成可能です。プランを問わず、データドリブンな経営判断を強力にサポートしてくれるでしょう。
ShopifyはGoogleアナリティクスと連携が可能
「楽天やAmazonなど、Shopify以外のECサイトも運営している」
「GoogleやYahoo!などで広告を打つ予定がある」
このような場合はShopifyのストア分析機能以外にも、Googleアナリティクスでサイト分析をする方が多いでしょう。ShopifyとGoogleアナリティクスの連携方法は以下の記事を参考にしてください。
Shopifyのアプリ(追加機能)
Shopifyは初期の機能を最低限にとどめ、必要な機能をアプリで追加していく設計になっています。「Shopifyアプリストア」では、16,000を超えるアプリが公開されており、無料・有料ともに幅広く選べます。
代表的なアプリのジャンルは以下のとおりです。
|
機能 |
目的 |
|
定期購入(サブスクリプション) |
定期購入サービスを提供して売上を拡大する |
|
商品レビュー |
レビューを収集・活用して新規のお客様を獲得する |
|
注文追跡・配送ラベル |
配送業務を効率化する |
|
翻訳・通貨換算 (多言語・多通貨) |
ストアコンテンツを翻訳・通貨換算し、あらゆる市場に対応する(越境EC対応) |
|
アップセルとバンドル |
関連商品の提案やバンドル(セット販売)を通じて売上増につなげる |
|
ドロップシッピング・オンデマンド印刷 |
在庫を持たずにサプライヤーから商品を調達・販売する |
|
メールマーケティング |
メールやSMSを活用してメッセージを売上に変え、お客様を獲得する |
アプリは公式・サードパーティを含めて数多く公開されているため、自社に必要な機能を見極めて選ぶことが重要です。目安としては、初期段階では本当に必要な5〜10個程度に絞り込むのがおすすめです。アプリの入れすぎはサイトの表示速度低下やコスト増につながるため、定期的な見直しも欠かせません。
Shopifyで導入すべきおすすめアプリ26選を目的別に紹介 | Web幹事
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Shopifyの評判・口コミ
Shopifyを導入するうえで気になるのが、実際に利用しているユーザーからの評価です。
当サイトWeb幹事にはShopifyに関する多くの相談が寄せられますが、ユーザーからの声で特に多いのが「デザイン面」と「セキュリティ面」の良さです。ここでは、それぞれの評判を紹介します。
デザインに関する評判
「他のECカートは、決済完了の画面までのデザインがよくない上に、カスタマイズもできません。しかし、Shopifyはデフォルトのデザインがとても素晴らしいです。デザインは信頼性をあげるための大きな要素ですからShopifyは安心して使えます」
「洗練されたテンプレートが100種類以上用意されているが助かります。自分好みのテンプレートを選ぶだけで、店舗や商品を魅力的に見せることができます」
ユーザーから見たShopifyのデザイン Web幹事に相談するお客様の中には、「使いやすいと思ったECサイトは、ほとんどShopifyだったから、自社ECもShopifyで作ろうと思った」などの声も寄せられます。
セキュリティ面に関する評判
「決済はクレジットが多く、お客様の個人情報を取り扱うので重要な部分です。その点、Shopifyはログインする際に、IDとパスワードに加えて、さらに指紋やSMSなど2段階認証があるので安心です。また、ブログだけはスタッフに編集権限を譲渡するなど、細かいアクセス制限もできるので便利です」
「ShopifyはPCI DSSという国際的なデータセキュリティ基準をクリアしているので安心です。
お客様が多い大企業も多く利用しているのも納得です」
※ECサイトの構築を依頼された制作会社もShopifyをお客様に勧めることが多いです。制作会社にShopifyを勧める理由を聞いた記事もありますので、合わせてご覧ください。
Shopifyの導入検討の目安を解説
Shopifyは個人事業主から大企業まで幅広く利用されているサービスですが、事業フェーズや目的によって最適なプランは異なります。
ここでは、「月商規模」「越境EC」「スモールスタート」「大規模運用」の4つの観点から、自社にどのプランが合うのかを判断する目安を解説します。
月商数百万円以上を目指したい場合
ShopifyでオンラインストアをBasic以上で構築する場合、月商規模に合わせてプランを選ぶのが基本です。プランごとの月額費用は高くなりますが、その分取引手数料(カード決済手数料・外部サービス取引手数料)が下がるため、売上が伸びるほど上位プランのほうがトータルコストで有利になります。
月商規模ごとの推奨プランの目安は以下のとおりです。
- 月商50万円以下:Basic
- 月商500万円程度:Grow
- 月商1,000万円以上:Advanced
たとえばBasicで月商1,000万円を売り上げる場合、Shopify Paymentsの国内カード手数料(3.55%)だけで35.5万円かかります。一方Advancedに切り替えればカード手数料が3.25%まで下がり、手数料だけで月3万円ほどのコスト削減につながります。
外部決済サービスを利用する場合の取引手数料も、Basic 2%→Grow 1%→Advanced 0.6%と段階的に下がる点に注目してください。プラン自体の月額料金は上がりますが、売上規模が大きくなるほど、また決済手段が多くなるストアほど、手数料削減の恩恵を受けてトータルコストで上位プランが有利になります。
プランの変更はいつでもおこなえるので、売上の伸びに合わせて段階的にアップグレードしていくのがおすすめです。最新の料金はShopify公式サイトで確認してください。
もしECサイトの規模や構築費用でお悩みなら、以下のサイト作成シミュレーターの活用もおすすめです。
海外向けの販売にも力を入れたい場合
Shopifyは越境EC(海外向け販売)への対応力が高く、多言語・多通貨対応はBasicプランから利用可能です。標準で2つの無料自動翻訳が搭載され、価格をお客様の現地通貨に自動変換する機能も備えています。本格的な越境ECを始めるなら、Shopifyは有力な選択肢になります。
ただし、海外向け販売をより本格化させたい場合は、Advanced以上のプランが必要です。Advancedからは「マーケット別のローカルストアフロント」が利用でき、国や地域ごとにストアのレイアウト・画像・メッセージを調整したり、マーケットごとに個別の商品価格を設定したりできるようになります。
なお、海外カード(Amex含む)の決済手数料は国内カードより約0.5ポイント高めの設定で、Basicの3.9%からPlusの3.75%まで、プランが上がるごとに段階的に下がります。海外売上の比率が高くなるほど、上位プランへの切り替えでコスト削減効果が出やすくなるため、越境ECを本格運用する事業者はAdvancedからの検討をおすすめします。
越境EC向けShopifyで多言語対応する方法、翻訳アプリを紹介【2026年最新版】 | Web幹事
コストをかけずに始めたい場合:「Starter」プランがおすすめ
かつてShopifyには月額9ドルの「Shopify Lite」プランが存在しましたが、現在は新規受付を終了しており、実質的な後継プランとして「Starter」プラン(月額750円・税込)が提供されています。
Starterプランの特徴は、SNSやブログ、メッセージアプリに購入リンクを設置する形式で販売できる点です。Facebook・Instagram・WhatsApp・TikTokなどに商品リンクを共有し、そこから直接Shopifyの決済画面に誘導する仕組みになっています。
Shopify Paymentsを利用した場合の決済手数料は5%とやや高めですが、月額費用を最小限に抑えてオンライン販売を始められる点が魅力です。
ただし、Starterプランではフル機能のオンラインストアは構築できません。利用できるのは「Spotlight」テーマによるシンプルな商品ページや連絡先ページなどに限られます。そのため、あくまで「SNS中心で販売したい」「まずは小さく試したい」というケース向けです。
テストマーケティングで需要を検証したあと、フルサイト構築やブログ投稿が可能なBasicプラン以上にアップグレードする使い方が現実的でしょう。
大規模な店舗運用を管理したい場合:「Shopify Plus」プランがおすすめ
大企業や複雑な要件を持つエンタープライズ向けには、最上位プラン「Shopify Plus」が用意されています。料金は3年契約で月額368,000円〜の個別見積もり制で、ビジネスの規模や売上に応じて変動します。
Shopify Plusの主な特徴は以下のとおりです。
-
複数ストアの一元管理:同じブランドで最大9つの追加ストアを設定でき、海外向けや卸売向けに別ストアを展開したい場合に有効
-
チェックアウトの完全カスタマイズ:通常プランではカスタマイズできないチェックアウトページを、ブランドや要件に合わせて自由に編集可能
-
卸売/B2B販売:同じストアでB2B(卸売)とD2C(一般消費者向け)を運営でき、無制限のB2Bカタログに対応
-
拡張サポート:24時間体制の電話・優先チャットサポートが付帯し、導入から運用まで手厚くフォロー
- 高いスケーラビリティ:大規模セール時のアクセス集中にも安定稼働する処理性能を備える
複数ブランドや複数国のストアを一元管理したい、独自のチェックアウト体験を構築したい、
大規模セールに耐えるスケーラビリティが必要、といった要件があれば、Shopify Plusを検討するとよいでしょう。
また、どのプランが自社に最適か迷っている方は、Web幹事にご相談ください。
Shopifyを活用したECサイト参考事例
続いては、ShopifyでECサイトを立ち上げる際に参考となる例を3つ紹介します。
【食品】ゴーゴーカレー
画像出典:ゴーゴーカレー公式通販サイト
まずは、日本中に金沢カレーブームを巻き起こしたゴーゴーカレーの通販サイト。カテゴリーを最小限にとどめ、シンプルで商品の購入が行いやすいサイトです。決済はコンビニ払い、クレジットカード、AmazonPay、ApplePay、PayPalなどさまざまな支払い方法を導入。
レビュー投稿機能や定期購入機能などをアプリで拡張し、商品ページにFacebookやTwitterの拡散を狙った「SNSシェアボタン」を設置している集客施策も参考になります。
【アパレル 】Runtrip Store
画像出典:Runtrip Store
2つ目は、「ラン」や「旅」のおともにぴったりなアイテムをセレクトし紹介する『Runtrip Store』。商品ページでは、マウスオーバー時に商品写真が変わったり、写真を拡大できたりするので、商品のイメージがつきやすい工夫がされています。
個々の商品のテキストや写真が多く、しっかりと商品説明がされて作り込んであることが特徴。ショップ内にはブログも設置し、商品開発の背景や服の選び方などを紹介しています。
【雑貨】カキモリ
画像出典:カキモリ
最後は文具ブランドの『カキモリ』。どの文房具もオシャレなデザインが特徴的で、Shopifyの性能を活かしています。
インスタグラムで発信することで外国からのお客様も多く、英語サイトもあります。
商品の販売はもちろん、文房具の使い方やお手入れなどの方法もコラムとして連載し、お役立ち情報が満載。お店のファンになってもらうブランド化を目指すショップの参考になります。
※Web幹事ではShopifyで作られたECサイトの事例を特集した記事もありますので、その他の事例は下記の記事を参考にしてください。
ShopifyでのECサイトを外注する際の料金
ShopifyでのECサイト構築を制作会社に依頼したときの料金は、以下の表の通りです。
|
Shopify構築費用 |
30〜100万円 |
100〜300万円 |
300〜1,500万円 |
|
概要 |
基本機能のみで スモールスタート |
オリジナルデザインの ECサイト |
大規模な ECサイト |
|
おすすめの人 |
・ネットショップ未経験 ・小規模事業者 月商500万円以下 |
・将来的に販路を拡大する ・複数の従業員を雇う 月商5,000万円以下 |
・売上規模が大きい ・スタッフが10人以上 月商5,000万円以上 |
上記の金額に加え、Shopifyに払う月額費用やスタッフ代なども必要となりますので、予算を組んだ上で依頼してください。費用相場の詳しい内訳は下記の記事を参考にしてください。
また、ECサイトの運用でお悩みの場合は、以下もぜひご活用ください。
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【まとめ】Shopifyで思い通りのECサイトを
本記事では、Shopifyの基本機能・料金プラン・メリット・注意点・他社サービスとの違い・外注費用まで網羅的に解説しました。
要点を整理すると、以下のとおりです。
-
Shopifyの強み:豊富なテーマと16,000を超えるアプリによるカスタマイズ性、多言語・多通貨対応での越境EC、Basicから順にアップグレードできるスケーラビリティ
-
注意点:自社で集客施策を継続する必要があること、本格的なカスタマイズにはHTML/CSSやLiquidの知識が求められること
- プラン選びの軸:月商規模と事業フェーズで判断する。Basicからスタートし、売上の伸びに合わせてGrow・Advancedへアップグレードしていくのが基本
Shopifyは、ECサイトに求める機能やデザイン性が高いほど、その要望に応えてくれるプラットフォームです。一方で、自由度の高さゆえに「どこまで自社で対応し、どこから外注するか」の判断が成功のカギになります。
これからShopifyで自社ECを始めたい方は、基本操作や初期設定をまとめた以下の記事も参考にしてください。
Shopifyの使い方マニュアル|立ち上げから販売まで、初めての方向けに解説【2026年最新版】 | Web幹事
Shopifyの性能をフルに引き出して理想のECサイトを構築したい場合は、Shopifyに精通した制作会社への外注がおすすめです。
Web幹事では、ご予算や目的をヒアリングしたうえで、最適な制作会社を無料でご紹介しています。相談料・紹介料は一切かかりませんので、お気軽にご相談ください。
Q. Shopifyとは何ですか?
2004年にカナダで創業されたECサイト作成サービスのことです。2021年時点で時価総額10兆円を超え、創業から10数年でECサイトの世界No.1シェア数を誇っています。
Q. ShopifyでECサイトを構築する際、デザインのカスタマイズはできますか?
はい、Shopifyでは豊富なデザイン(テーマ)のテンプレートが用意されており、さらにHTML/CSSの知識があれば自由なデザインのカスタマイズが可能です。テンプレートを選んだり、自由なデザインに変更したりすれば、理想通りにお店のブランドイメージが表現できます。