【2026年最新】BASE・Shopify・STORES徹底比較|手数料の違いと「選ぶべき正解」を解説

「Shopifyを使ってみたいけど、BASEやSTORESも気になる」
「各サービスの料金や手数料、機能の違いが複雑で選べない」
「現在、BASEやSTORESを使っているがShopifyへの乗り換えを検討している」

ECサイトのプラットフォーム選びにおいて、このような悩みをお持ちではありませんか?

近年、Shopifyの人気が高まっていますが、BASEやSTORESもそれぞれ強力なメリットがあり、自社に適したサービスを見極めるのは簡単ではありません。

本記事では、BASE・Shopify・STORESの料金シミュレーションや機能の詳細をさらに深掘りして解説します。ぜひ、ECサイト開設にお役立てください。

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目次
  1. 1. BASE・Shopify・STORESとは?特徴と選び方のポイント
    1. 1-1. BASE
    2. 1-2. Shopify
    3. 1-3. STORES
  2. 2. 【比較表】BASE・Shopify・STORESの料金・機能を徹底比較
    1. 2-1. 1.料金・手数料
    2. 2-2. 2. 決済方法・入金サイクル
    3. 2-3. 3. 海外対応(越境ECのハードル)
    4. 2-4. 4. サイト制作機能(デザインの自由度)
    5. 2-5. 5. 販促機能(クーポン・メルマガ・カゴ落ち)
    6. 2-6. 6. ブログ・SNS連携機能(集客力)
  3. 3. ECサイト構築の費用がいくらかかるか60秒で診断してみませんか?
  4. 4. BASE・Shopify・STORES|各サービスのメリット・デメリット
    1. 4-1. BASEのメリット・デメリット
    2. 4-2. Shopifyのメリット・デメリット
    3. 4-3. STORESのメリット・デメリット
  5. 5. 【結論】BASEがおすすめのケース:費用を抑えたい・まず試したい
    1. 5-1. 初期費用と月額費用が0円
    2. 5-2. アプリを使えば34種類の外貨に対応
  6. 6. 【結論】Shopifyがおすすめのケース:本格的なEC展開・海外販売
    1. 6-1. 事業規模にあわせて「料金プラン」を選べる
    2. 6-2. 「決済機能」がとにかく豊富
    3. 6-3. 100種類を超えるテンプレートが用意されている
    4. 6-4. ブログやSNS連携など「集客」に役立つ機能が付属
  7. 7. 【結論】STORESがおすすめのケース:実店舗連携・コストを最適化したい
    1. 7-1. 有料プランにすると「決済手数料」が安くなる
    2. 7-2. SNS連携で集客できる
  8. 8. まとめ:自社に合うサービスを選び、まずは無料で試してみよう
  9. 9. ECサイト制作をプロに任せたい方へ

BASE・Shopify・STORESとは?特徴と選び方のポイント

まずは、BASE・Shopify・STORESそれぞれの特徴と、どのようなユーザーに適しているかを見ていきましょう。
3つのサービスは、ECサイト構築の目的や事業規模によって「明確な立ち位置(得意分野)」があります。選び方のポイントを一目で把握できるよう、特徴を以下の表にまとめました。

サービス

立ち位置・タイプ

市場シェア・実績

こんな人におすすめ

BASE

初心者・個人向け

手軽さ重視

ネットショップ開設実績5年連続No.1

・初めてネットショップを作る

・初期費用、固定費を0円にしたい

・Webの知識に自信がない

Shopify

本格EC・越境向け

拡張性重視

世界シェアNo.1

世界基準の機能性

・本格的なブランドを構築したい

・将来的に海外販売(越境EC)も視野

・年商規模を大きく伸ばしたい

STORES

実店舗連携向け

オムニチャネル重視

国内の小〜中規模店舗に強い支持

・実店舗とネットショップを連携させたい

・イベント出店など対面販売も行う

・手数料コストを最適化したい

このように、「手軽さのBASE」「拡張性のShopify」「実店舗のSTORES」と定義できます。

以下、各サービスの具体的な特徴を解説します。

BASE

BASEは、「初期費用・月額費用0円」でネットショップを開設できるECプラットフォームです。

特徴は、「30秒で開設」と謳われるほどの圧倒的な手軽さと、商品が売れるまで費用が発生しない「固定費ゼロ」の仕組みにあります。

ショップ開設数は240万店舗以上を誇り、ネットショップ開設実績5年連続No.1を獲得しています。「まずはECサイトを作ってみたい」「失敗してもリスクがない方法で始めたい」という初心者の方向きです。

【BASEの主な特徴】

デザイン:テンプレートは無料で22種類、有料で80種類以上用意されており、好みのテンプレートを用いて簡単にカスタマイズ可能

  • 決済:クレジットカードやコンビニ決済、キャリア決済などのほか、合計34種類の外貨支払いにも対応

Shopify

Shopifyは、カナダ発の世界シェアトップクラスを誇るECプラットフォームです。

日本語はもちろん、多言語・多通貨・海外配送に対応しており、「本格的なブランド構築」や「越境EC(海外販売)」を目指す事業者に選ばれています。

最大の特徴は「アプリ」による圧倒的な拡張性です。必要な機能をアプリで追加していくことで、事業の成長に合わせた高度なECサイトを構築できます。

【Shopifyの主な特徴】

  • デザイン:100種類の無料テンプレートから販売商品や雰囲気に合ったものを選んでサイトを制作可能
  • 集客機能:商品ページには書けないストーリーを発信できる「ブログ機能」や、Facebook・InstagramなどSNSとの連携機能も充実
  • 決済:クレジットカード・携帯キャリア決済・コンビニ・銀行振込など、幅広い決済手段

関連記事:Shopifyとは?機能やメリット、料金、評判、成功事例を紹介

関連記事:Shopifyの使い方マニュアル|立ち上げから販売まで、初めての方向けに解説

STORES

STORESは、ネットショップだけでなく「実店舗」も運営している事業者に最適なプラットフォームです。

POSレジアプリ「STORES レジ」やオンライン予約システム「STORES 予約」と連携することで、実店舗とECサイトの顧客データや在庫を一元管理できるのが強みといえます。

また、月額有料プランを利用することで決済手数料が下がるため、売上規模がある程度見込める場合、BASEよりも手数料コストを安く抑えられます。

【STORESの主な特徴】

  • 顧客管理:基本情報やカルテなどが自動的に統合され、店頭にて顧客情報をiPadの一画面で確認可能
  • 販促:自動でクーポンを配布したり、顧客の属性・最終来店日などをもとにプッシュ通知を送信して再来店を促進

関連記事:STORES(ストアーズ)とは?おすすめの人、メリット、手数料、事例を紹介

【比較表】BASE・Shopify・STORESの料金・機能を徹底比較


早速、BASE・Shopify・STORESの3サービスを比較してみましょう。ECサイト選びで重要となり、ユーザーが判断に迷いやすい以下の6つの項目について、比較表を交えながら詳しく解説します。

  1. 料金・手数料(損益分岐点はどこか)
  2. 決済方法・入金サイクル(資金繰りの良さ)
  3. 海外対応(越境ECへの対応力)
  4. サイト制作機能(デザインの自由度)
  5. 販促機能(売るための仕掛け)
  6. ブログ・SNS連携機能(集客力)

1.料金・手数料

まずは、気になる「料金」と「手数料」を見てみましょう。それぞれの初期費用や月額費用、手数料の比較は以下のとおりです。

 

BASE

Shopify

STORES

初期費用

0円

0円

0円

月額費用

スタンダードプラン:0円
グロースプラン:16,580円

ベーシック:4,850円
(年払いは3,650円)

グロース:13,500円

(年払いは10,100円)

アドバンスト:58,500円

(年払いは44,000円)

プラス:368,000円※3年契約

無料 / 2,980円※年払い

取引手数料

スタンダードプラン:3%
グロースプラン:0円

0円(Shopifyペイメント利用)

0円

決済手数料

スタンダードプラン:3.6%+40円

グロースプラン:3.9%

ベーシック:3.55%~

グロース:3.4%~

アドバンスト:3.25%~

プラス:2.9%~

フリープラン:5.5%~

ベーシックプラン:3.6%~

入金手数料

2万円未満:750円
(事務手数料500円含)

2万円以上:250円

0円(Shopifyペイメント利用)

1万円未満:550円
(事務手数料275円含)

1万円以上:275円

入金サイクル

振込申請から10営業日

金曜日に入金

月末締め翌月末払い

初期費用は3社とも無料ですが、運用コストの仕組みが異なります。BASEは「月額無料」ですが手数料が割高です。一方、STORES(有料プラン)やShopifyは「月額費用」がかかる代わりに、手数料が安く設定されています。

【重要】乗り換えの目安となる「損益分岐点」は?

「最初はBASEで始めたけれど、売上が増えて手数料負担が重くなってきた」という悩みはよくあります。コストパフォーマンスを最適化するために、以下の「損益分岐点」を目安にサービスの切り替えやプラン変更を検討することをおすすめします。

  1. 月商10万円未満なら「BASE」または「STORES(フリープラン)」

売上が少ないうちは、固定費(月額費用)がかからないプランが圧倒的に有利です。リスクを最小限に抑えられます。

  1. 月商20万円を超えたら「STORES(有料プラン)」がお得

月商が20万円前後になると、BASEの手数料を払い続けるよりも、STORESの月額費用(3,480円)を払って低い手数料で運営したほうがトータルコストが安くなる傾向にあります。

  1. 更なる規模拡大や機能性を求めるなら「Shopify」

Shopifyも月商規模が大きくなるほどお得になる料金体系です。特にShopifyペイメントを利用すれば「取引手数料」と「入金手数料」が無料になります。月額3,650円〜と固定費はかかりますが、機能の拡張性や将来的な売上拡大を見据えるなら、早い段階でShopifyへ投資するのも一つの正解です。

2. 決済方法・入金サイクル

続いて、各サービスの「決済方法」と、資金繰りに直結する「入金サイクル」について見ていきましょう。

 

BASE

Shopify

STORES

クレジットカード

VISA、AMEX、

JCB、MasterCard

VISA、AMEX、

JCB、MasterCard

VISA、AMEX、

JCB、MasterCard

携帯キャリア決済

コンビニ決済

◯(Pay-easy)

銀行振込

ID決済

PayPalのみ

Apple Pay

Google Pay

Amazon Pay

PayPal

Shop Payなど

PayPal

楽天ペイ

Amazon Pay

※Amazon Payは有料プランのみ

代金引換

×

◯(カスタム決済の場合)

有料プランのみ

後払い決済

×

決済のバリエーションがもっとも豊富なのは「Shopify」です。特に「ID決済」が充実しており、Apple PayやGoogle Payなど、世界中で利用されているキャッシュレス決済に対応しています。

資金繰りを左右する「入金サイクル」の違い

ECサイト運営において、売上が手元に入ってくるスピード(入金サイクル)は非常に重要です。

  • Shopify:金曜日に入金(週払い)
    3社の中で最も入金サイクルが早く、キャッシュフローが安定しやすいのが特徴です
  • BASE:振込申請から10営業日
    申請をしてから約2週間かかります。早く受け取るには別途手数料を支払って「お急ぎ振込」を利用する必要があります。
  • STORES:月末締め翌月末払い
    入金まで最大2ヶ月近く空く場合があり、資金繰りには注意が必要です。こちらも手数料を支払えば「スピードキャッシュ」を利用可能です。

3. 海外対応(越境ECのハードル)

続いて、海外販売(越境EC)への対応力を比較します。

 

BASE

Shopify

STORES

多言語対応

英語のみ

19ヵ国語に対応

英語のみ

利用できる外貨

34種類

(アプリの拡張機能を

導入した場合)

17種類

×

海外配送

サポート

メール(平日10〜19時)

チャット(13〜18時)

メール

Twitter

コミュニティ

英語でサポート

メール(返信まで約1週間)

海外展開を視野に入れるなら、「Shopify」が圧倒的に有利です。Shopifyはデフォルトで多言語・多通貨に対応しており、配送設定や税率計算などもグローバルスタンダードで設計されています。

BASEもアプリ(拡張機能)を導入することで34種類の外貨に対応できますが、言語対応は「英語のみ」などの制約があります。STORESは基本的に国内向けに特化しているため、本格的な越境ECには不向きです。

「将来的に世界中に商品を届けたい」場合は、Shopify一択と言えるでしょう。

4. サイト制作機能(デザインの自由度)

続いて、ショップのデザインやカスタマイズ性について比較します。

 

BASE

Shopify

STORES

商品登録数

無制限

無制限

無制限

商品写真登録数

1アイテム20枚まで

1アイテム250枚まで

1アイテム15枚まで

テンプレート数

無料:22種類

有料:88種類以上

無料:23種類

有料:100種類

無料:48種類

HTML・CSS編集

×

独自ドメイン

SSL

テンプレート数はいずれも充実していますが、重要な違いは「HTML・CSS編集」の可否です。

  • Shopify / BASE: HTML・CSS編集が可能(BASEはApp利用)。ブランド独自の世界観を表現するために、細部までデザインを作り込むことができます。
  • STORES:初心者でも簡単に作れるよう設計されている反面、HTML編集はできません。デザインの自由度はやや制限されます。

また、商品写真登録数でもShopifyは「250枚」と桁違いです。商品のディテールを写真で詳しく伝えたいアパレルや雑貨などのジャンルでは、Shopifyの表現力が大きな武器になります。

5. 販促機能(クーポン・メルマガ・カゴ落ち)

売上を伸ばすための「販促機能」の違いを見てみましょう。

 

BASE

Shopify

STORES

販促機能

メールマガジン

クーポン

レビュー

Instagram販売

noteストア

SEO設定

メ―ルマガジン

クーポン

レビュー

Instagram

Facebook

LINEアカウント連携

かご落ち防止

SEO設定

メールマガジン

クーポン

Instagram連携

WEAR連携

ニュース作成

再入荷リクエスト

note for shopping

3社ともクーポン発行やメルマガ配信といった基本機能は備わっています。

特筆すべきは、Shopifyの「カゴ落ち防止機能」と「アプリによる拡張性」です。

「カゴ落ち」とは、カートに入れたものの購入に至らなかった状態のこと。Shopifyには、このカゴ落ちユーザーに対して自動でメールを送り、購入を後押しする機能が標準またはアプリで強力にサポートされています。

また、Shopifyは数千種類のアプリがあり、「LINE連携」「レビュー機能」「ポイント機能」など、自社に必要な販促機能を自由に追加できる点が他社との大きな違いです。

6. ブログ・SNS連携機能(集客力)

最後に、ECサイトへの集客に欠かせない「ブログ・SNS連携」について比較します。

 

BASE

Shopify

STORES

ページ設定

タイトル

ディスクリプション

タイトル

ディスクリプション

ページヘッダー

×

SNS連携

Facebook

Instagram

Twitter

LINE公式

Ameba

Facebook

Instagram

Twitter

Pinterest

Tumblr

Facebook

Instagram

Twitter

ブログ

×

メルマガ

レビュー

Googleアナリティクス

Instagramショッピング連携などは3社とも可能ですが、ここでの決定的な違いは「ブログ機能」です。

  • Shopify / BASE: サイト内に「ブログ」を開設できます。商品のストーリーを発信したり、キーワード対策(SEO)を行って検索エンジンからの流入を狙うことが可能です。
  • STORES:ブログ機能がありません。集客はSNSや広告、または外部ブログ(noteなど)に頼る必要があります。

検索からの自然流入(SEO集客)を強化していきたい場合は、ブログ機能を持つShopifyかBASEを選ぶのが賢明です。

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BASE・Shopify・STORES|各サービスのメリット・デメリット

各サービスの特徴や機能については比較してきましたが、最終的な判断を下すために、それぞれのメリット・デメリットを整理しておきましょう。

各サービスの「強み」と「弱み」を総括すると、以下のようになります。

  • BASE: リスクゼロで手軽だが、売上が増えると手数料が高くなる
  • Shopify: 機能性・拡張性は最強だが、運用コストと専門知識が必要
  • STORES: 実店舗連携とコスパに優れるが、集客機能(ブログ)が弱い

以下、サービスごとに詳しく解説します。

BASEのメリット・デメリット

メリット

デメリット

・初期費用0円でリスクなくショップを立ち上げられる

・専門知識不要でショップ作成が簡単

・BASE専用アプリによりユーザーの流入が期待できる

・集客を工夫する必要がある

・売上があがるほど手数料が高くなる

・デザイン自由度はある程度制限される

BASEのメリットは、初期費用・月額費用が無料で「金銭的なリスクがゼロ」であることです。

また、登録者数1,000万人超えのショッピングアプリ「Pay ID(旧BASEアプリ)」からの流入が期待できるのも、他社にはない大きな強みです。集客力が弱い立ち上げ初期には心強い味方となるでしょう。

デメリットは、手数料の高さです。取引手数料と決済手数料を合わせると約6.6%+40円となり、売上が増えれば増えるほど利益を圧迫します。

また、手軽に作れる反面、デザインの自由度はShopifyに比べると制限されます。「ブランド独自の世界観を細部まで作り込みたい」という場合には物足りなさを感じるかもしれません。

Shopifyのメリット・デメリット

メリット

デメリット

・越境ECに強い

・カスタマイズ性が高い

・低コストでネットショップ開設可能

・集客を工夫する必要がある

・英語スキルが必要な場面がある

・本格的なカスタマイズは専門知識が必要

Shopifyの最大の強みは「圧倒的な拡張性」と「越境ECへの対応力」です。

100種類以上の通貨や多言語に対応しており、海外販売をスムーズに始められます。また、数千種類のアプリを組み合わせることで、定期購入、予約販売、ポイント機能など、事業の成長に合わせて必要な機能を自由に追加できる点が魅力です。一方で、月額費用(固定費)が必ず発生するため、売上が立たない時期でもコストがかかる点はデメリットです。

また、海外発のサービスであるため、最新のアプリ情報やヘルプの一部が英語のみである場合があります。さらに、日本独自の商習慣(詳細な配送日時指定や熨斗対応など)を実装するには、別途アプリの導入や設定の手間が必要になるケースがあることも理解しておきましょう。

STORESのメリット・デメリット

メリット

デメリット

・日本語サポートが充実していて万が一のときにも安心

・事業規模に応じて料金プランの選択が可能

・商品が売れるまで費用がかからない

・デザインや機能の自由度がある程度制限される

・集客は自社での対策が必須

・入金サイクルが比較的長期になる

STORESは、「実店舗との連携」と「コストパフォーマンス」に優れています。

POSレジとの連携がスムーズで、在庫管理を一元化できます。また、月額有料プランを利用すれば決済手数料が3.6%まで下がるため、BASEよりも利益を残しやすい構造になっています。国内サービスならではの充実した日本語サポートも安心材料です。

最大の弱点は「ブログ機能がない」ことです。SEO対策(検索エンジンからの集客)を行うための記事コンテンツをサイト内に蓄積できないため、InstagramなどのSNSや広告を使って、自力で集客を行う必要があります。

また、標準の入金サイクルが「月末締め翌月末払い」と比較的長いため、資金繰りには注意が必要です。

【結論】BASEがおすすめのケース:費用を抑えたい・まず試したい

「自分の商品が売れるかどうかわからない」「副業で小さくネットショップを始めてみたい」

そのような方には、BASEがもっともおすすめです。

ECサイト運営で一番のリスクは、商品が売れていないのに毎月のシステム利用料(固定費)がかかり続けること。BASEであれば、この固定費リスクを完全にゼロにしてスタートできます。

「まずは手軽に試したい」という小規模事業者や個人の方に最適な理由を解説します。

初期費用と月額費用が0円

BASEの最大の魅力は、「初期費用」と「月額費用」が完全無料である点です。

他社サービスでは、開店準備期間や売上が立たない月でも数千円〜の固定費がかかることが一般的ですが、BASEなら費用は一切かかりません。費用が発生するのは「商品が売れたとき」の手数料(決済手数料+サービス利用料)のみです。

「失敗しても金銭的なダメージがない」というのは、初めてネットショップに挑戦する方にとって最強のメリットと言えるでしょう。

また、お客様が商品を受け取ってから支払いができる「後払い決済」にも対応しており、購入のハードルを下げる工夫も充実しています。

アプリを使えば34種類の外貨に対応

「まずは国内向けがメインだけど、少しだけ海外販売も試してみたい」

そんなニーズにもBASEは応えてくれます。

「英語・外貨対応」という拡張機能(App)をインストールするだけで、合計34種類の外貨表記に対応可能。アメリカドルやユーロはもちろん、アジア各国の通貨などで価格を表示できます。

本格的に海外市場を開拓するなら多言語対応や配送設定に優れたShopifyが適していますが、「追加コストなしで手軽に海外販売の可能性を探れる」点はBASEならではのメリットです。

テンプレートも無料のものが22種類、有料では80種類以上揃っているため、コストをかけずに自分好みのショップを作れるでしょう。

結論、BASEは売れるごとの手数料こそ割高ですが、固定費やテンプレートが無料で使えるため、「コストを抑えて商売をしたい小規模事業者」に向いています。

先ほど紹介したShopifyと比較した詳しい記事もありますので、両者を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:BASEとShopifyを比較!手数料、機能、おすすめの人を紹介

また、BASEで作られたネットショップの事例を特集した記事もご覧ください。

関連記事:BASEのおすすめショップ事例10選!食品・アパレル ・雑貨の外注制作の成功例を紹介

【無料】Web幹事にECサイトの相談をする

【結論】Shopifyがおすすめのケース:本格的なEC展開・海外販売

「将来的に年商1億円以上を目指す」「海外販売(越境EC)も視野に入れている」というケースであれば、最初からShopifyを選ぶことをおすすめします。

Web幹事には、「無料のプラットフォームで始めたが、売上が伸びるにつれて機能不足やデザインの制約に直面し、結局Shopifyへ移行することになった」との相談が寄せられます。

後からのプラットフォーム移行は、データ移行やSEO評価のリセットなど大きなコストとリスクを伴います。

「小さく始めて大きく育てる」ことがECの鉄則ですが、「大きく育つための器」がShopifyには最初から備わっています。なぜShopifyがスケールアップに適しているのか、4つの理由を解説します。

事業規模にあわせて「料金プラン」を選べる

Shopifyは、事業の成長段階に合わせてプランをアップグレードするだけで、機能やサーバー強度を拡張できます。

移行作業は不要で、管理画面からプランを変更するだけ。小規模なうちはコストを抑え、成長したら高度な分析機能や低い手数料の恩恵を受けられるプランへ切り替える運用が可能です。

現在の主な料金プランは以下の3つです。

プラン名

料金(年払い時の月換算)

おすすめのケース

ベーシック

(Basic)

3,650円 / 月

(月払い:4,850円)

EC運営が初めて・小規模事業者

・スタッフアカウント数:2

・基本的なEC機能がすべて利用可能

スタンダード

(Standard)

10,100円 / 月

(月払い:13,500円)

チームで運営・売上拡大期

・スタッフアカウント数:5

・専門的なレポート機能で分析を強化したい

プレミアム

(Advanced)

44,000円 / 月

(月払い:58,500円)

年商規模が大きい・組織運営

・スタッフアカウント数:15

・決済手数料が最安(売上が大きいほどお得)

・関税や輸入税の計算など高度な機能

※さらに大規模な取引量(年商数億円〜)に対応する最上位プラン「Shopify Plus」も用意されています。

「決済機能」がとにかく豊富

Shopifyの大きな強みは、カゴ落ち(購入離脱)を防ぐための豊富な決済手段と、手数料の安さです。

クレジットカードはもちろん、PayPayなどのID決済、コンビニ払い、後払い決済など、日本の商習慣に合わせたあらゆる決済方法を導入できます。

特筆すべきは、Shopify独自の決済サービス「Shopifyペイメント」です。これを利用することで、通常ECサイト運営で発生する「取引手数料(売上の0.5〜2.0%)」が0円になります。

さらに、クレジットカードの決済手数料も国内最安水準(3.25%〜3.55%)に設定されており、売上が増えるほど利益率に大きな差が生まれます。

100種類を超えるテンプレートが用意されている

Shopifyには、公式テーマストアに100種類を超える高品質なデザインテンプレートが用意されています。

無料のテンプレートでも、プロのデザイナーが作成したような洗練されたデザインを利用可能。「アパレル」「食品」「雑貨」など、販売する商品のジャンルに特化したテーマを選ぶだけで、ブランドの世界観をすぐに構築できます。

また、Shopifyのテーマはカスタマイズ性が非常に高く、HTML/CSSを編集して独自のデザインを実装することも可能です。「他社とは違う、オリジナルのブランドサイトを作りたい」という要望にも完璧に応えられます。

ブログやSNS連携など「集客」に役立つ機能が付属

ECサイトを作っただけでは商品は売れません。Shopifyには、集客を加速させるためのマーケティング機能が標準で備わっています。

  • ブログ機能:ストア内に記事を投稿し、SEO(検索エンジン)からの自然流入を狙えます。開発秘話や商品レビューを発信し、ファンの育成にも役立ちます
  • SNS連携:InstagramやFacebook、TikTokなどと連携し、投稿から直接商品を販売できる「ソーシャルコマース」機能が充実しています

さらに、Shopifyアプリストアには数千種類のマーケティングアプリがあり、「LINE公式アカウントとの連携」や「アフィリエイトシステムの導入」など、日本の市場に合わせた集客施策を簡単に実施できます。

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【結論】STORESがおすすめのケース:実店舗連携・コストを最適化したい

「ネットショップだけでなく実店舗も運営している」、あるいは「月商数十万円規模を超えて手数料コストを安く抑えたい」と考えている場合は、STORESがもっともおすすめです。

  • 実店舗のレジ(POS)とネットショップの在庫・売上を連動させたい
  • BASEの手数料が高いと感じ始めた(コストパフォーマンスを改善したい)
  • InstagramなどのSNS経由で手軽に商品を販売したい

このようなニーズを持つ、個人〜中小規模の事業者にとってバランスの良い選択肢となります。

有料プランにすると「決済手数料」が安くなる

STORESには、月額無料の「フリープラン」と月額3,480円の「ベーシックプラン(有料)」があります。

有料プランにする最大のメリットは、決済手数料がフリープランの「5.5%」から「3.6%」に安くなることです。

これはBASEの手数料(約6.6%+40円)と比較しても格安です。

目安として、「月商20万円」を超えてくるようであれば、BASEやSTORESのフリープランを使い続けるよりも、STORESの有料プランに切り替えて月額費を払ったほうが、トータルの支出(手数料総額)を安く抑えられます。

「最初は無料で始めて、売上が伸びたら有料プランでコスト削減」という、合理的な運営ができる点がSTORESの大きな魅力です。

SNS連携で集客できる

STORESにはブログ機能がありませんが、その分、SNSとの連携機能が充実しており集客をカバーできます。

特に相性が良いのがInstagramです。「Instagram販売連携」機能を使えば、Instagramの投稿写真に商品タグを付け、そこから直接STORESの商品ページへ誘導して購入してもらえます。

SEOよりも、SNSを使ってファンとコミュニケーションを取りながら商品を販売したいスタイルの方には適しています。

STORESは、無料版・有料版ともにサービスが充実しています。前述したように、ECサイトが初めての事業者は無料版を使い、売上が大きくなってきたら有料版を使うのがおすすめ。事業規模に応じてプランを変更できるため、利益を最大化させやすいサービスといえるでしょう。

こちらもSTORESとBASEを比較した詳しい記事もあるので、ぜひご覧ください。

関連記事:BASEとSTORESを比較!どちらが集客・売上アップに向いている?手数料や機能を解説

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まとめ:自社に合うサービスを選び、まずは無料で試してみよう

本記事では、BASE・Shopify・STORESの3社を徹底比較しました。

  • BASE:まずは無料で手軽に始めたい(リスクゼロ重視)
  • Shopify:本格的なブランド構築・海外販売・年商1億円以上を目指す(拡張性重視)
  • STORES:実店舗と連携したい・月商20万円を超えてコストを抑えたい(コスパ重視)

スペックや料金表とにらめっこすることも大切ですが、長く使うシステムだからこそ「管理画面の使いやすさ」や「操作感」も重要な選定ポイントです。

幸い、3社とも「無料体験」や「無料プラン」が用意されており、メールアドレスさえあれば数分で登録できます。

まずは実際にアカウントを作って管理画面を触ってみるのが、自社に合うサービスを見つける最短ルートです。ぜひ、公式サイトから試してみてください。

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Q. BASEとShopifyの違いは何ですか?

BASEは月額使用料が無料で利用できますが、注文ごとに決済手数料が発生します。一方Shopifyは月額料金がかかりますが、Shopifyが提供するオンライン決済システム「Shopify payment」を利用すれば「取引手数料」「入金手数料」が無料で利用可能です。

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