- 更新日 2026.03.24
- カテゴリー ホームページ制作の相場・料金
オウンドメディア構築・運用の費用相場は?コスト削減のコツまで徹底解説【2026最新版】
オウンドメディアの構築を検討されている担当者様にとって、もっとも頭を悩ませるのが「費用の相場」ではないでしょうか。
実は、オウンドメディアの構築費用は「目的」や「規模」によって大きく変動し、数万円で済む場合もあれば、数百万円以上かかるケースも珍しくありません。安さだけで選んで失敗したり、逆にオーバースペックな投資をしてしまったりしないよう、適正な予算感を把握しておくことが重要です。
そこで本記事では、日本最大級のWeb制作相談窓口「Web幹事」が、プロの視点でオウンドメディア構築の費用相場を徹底解説します。
「適正予算」「費用の内訳」「コストを抑えるポイント」まで網羅していますので、これを読めば見積もりの妥当性が判断できるようになります。社内稟議の作成や、制作会社への発注にぜひお役立てください。
サブスクのホームページ制作を活用するという手も 比較的安い制作料金と、月々の利用料で手軽にホームページを持てるのがサブスク型ホームページ制作の特徴です。初期費用を多く取れない場合は、積極的に検討してもいいでしょう。たとえば「ホームページできるくん」は、制作費無料、月々1万円以下で採用サイトを制作・維持・更新することができます。
【目的別】オウンドメディア構築の費用・相場
オウンドメディアの相場は、依頼範囲に応じて費用が変わります。シンプルにサイトだけを制作するだけなら50万円前後、コンテンツの設計から依頼する場合は100万円〜200万円以上の費用がかかります。オウンドメディアを構築した後は月々数千円〜数万円の運用費用もかかります。
以下の表にて、価格帯別に「目的」「発注先」「制作期間」などをまとめました。
※金額部分をクリックしていただくと、それぞれの価格帯の箇所へジャンプします。
| 目的 | 初期費用 | 運用費の目安 | 発注先 | 制作期間 |
|---|---|---|---|---|
|
低コストで オウンドメディアを 作りたい |
無料〜20万円以下 | 無料〜1万円 | CMS 中小規模の制作会社 |
1週間〜1ヶ月 |
|
オリジナルのコンテンツや デザインでオウンドメディアを 作りたい |
20万円~100万円 | 1万円〜5万円 | 中小規模の制作会社 | 1ヶ月〜2ヶ月 |
|
集客のために本格的な オウンドメディアを 立ち上げたい |
100万円〜300万円 | 5万円〜20万円 | 中小規模の制作会社 大手制作会社 |
2ヶ月〜4ヶ月 |
|
すでに稼働している |
300万円以上 | 20万円以上 | 中小規模の制作会社 大手制作会社 |
3ヶ月〜6ヶ月 |
それでは、個別の価格帯ごとに特徴を見ていきましょう。
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無料〜20万円以下の相場
目的:とにかく低コストでオウンドメディアを作りたい
発注先: CMSを利用する or 中小規模の制作会社
制作期間:1週間〜1ヶ月
運用費の目安:無料〜1万円
・とにかく安くでオウンドメディアを始めてみたい
という、予算をかけないオウンドメディア構築を目的とする場合です。
無料〜20万円以下 相場の特徴
- 記事(写真や原稿)などは依頼側が用意
- テンプレートのデザインを活用
- 格安もしくは無料のCMSを活用した制作
WordPressなどの無料のCMSを活用したオウンドメディアがほとんどになります。
制作費がほとんどかけられない相場なので「CMSの設定」が主な費用です。
そのため、オウンドメディアに掲載するための記事は全て自分で用意、デザインは既存のテンプレートデザインを利用することがほとんどです。
デザインやクオリティにはこだわらず、ブログ感覚でライトに始めたい人向けの相場です。
サブスクのホームページ制作を活用するという手も 比較的安い制作料金と、月々の利用料で手軽にホームページを持てるのがサブスク型ホームページ制作の特徴です。初期費用を多く取れない場合は、積極的に検討してもいいでしょう。たとえば「ホームページできるくん」は、制作費無料、月々1万円以下でサイトを制作・維持・更新することができます。
20〜100万円以下の相場
目的:オリジナルのデザインでオウンドメディアを作りたい
発注先:中小規模の制作会社
制作期間:1ヶ月〜2ヶ月
運用費の目安:1〜5万円
オリジナルデザインでオウンドメディアを作って欲しいという、テンプレートデザインではない、オウンドメディアを作りたい場合の相場です。
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20〜100万円以下 相場の特徴
- 記事(写真や原稿)などは依頼側が用意
- オリジナルのデザイン
- 格安もしくは無料のCMSを活用した制作
こちらもWordPressやMovable Typeなど既存のCMSをカスタマイズしたオウンドメディアがほとんどですが、デザインはオリジナルであることが多いです。
また、記事の投稿機能以外にも資料ダウンロードの機能など軽微なカスタマイズであれば制作会社に対応してもらえます。
Web幹事では、「100万円程度でオウンドメディアを作りたいので制作会社を紹介して欲しい」というご依頼を非常に多くいただいております。
もしホームページ制作をご検討の方は、当サイト「Web幹事」にご相談ください。
Web幹事は、あなたに最適な制作会社をプロが「人力で」マッチング・ご紹介するサービス。
あなたの予算にあった制作会社をご紹介します。
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100〜300万円以下の相場
目的:集客のために本格的なオウンドメディアを立ち上げたい
発注先:中小規模の制作会社 or 大手制作会社
制作期間:2ヶ月〜4ヶ月
運用費の目安:5〜20万円
- オウンドメディアの戦略部分から設計して欲しい
- SEOに最適なサイト構造にカスタマイズして欲しい
など、本格的にコンテンツマーケティング始めたい場合の相場です。
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100〜300万円以下 相場の特徴
- 記事(写真や原稿)などは一部制作が準備
- オリジナルのデザイン
- CMSをカスタマイズした制作
- 戦略部分にも関与
オウンドメディアの構築において、もっとも多い相場がこの価格帯です。
狙いたいターゲットやキーワードなどの事前調査に基づき最適なサイトマップを設計。
その上で、CMSのカスタマイズを行うと200万円程度の費用はどうしても必要になります。
オウンドメディアはサイトの構築そのものよりも、事前の調査や戦略が非常に重要になります。
SEOなどの知識がない場合は制作会社に任せるのが良いでしょう。
注意!
この価格帯以上の相場は本格的にコンテンツマーケティングに取り組む相場のため
「オウンドメディアの運用」が非常に重要になってきます。
運用も制作会社など外部に依頼する場合は、相応の料金が発生します。
詳細は後述する「オウンドメディアの運用費用の相場」をご覧ください。
300万円以上の相場
目的:すでに稼働しているオウンドメディアを大規模にリニューアルしたい
発注先:中小規模の制作会社 or 大手制作会社
制作期間:3ヶ月〜6ヶ月
運用費の目安:20万円以上
- コンサルティング・運用を中心にオウンドメディアを外注したい
- 既存のオウンドメディアをコンテンツからしっかりリニューアルしたい
- オリジナルのCMSを開発して欲しい
オウンドメディアは、ある程度サイトの構造が同じのため、これからコンテンツマーケティングをゼロから始めるための初期費用として300万円を超えることは珍しいです。
既存のコンテンツを再設計する場合や、自社専用のCMSを開発する場合などは300万円を超える可能性が出てきます。
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300万円以上 相場の特徴
- 戦略から運用まで総合的なサポート
- CMSをフルカスタマイズ(独自開発の場合もあり)
オウンドメディアやコンテンツマーケティングの実績のある制作会社が、戦略部分からサポート。
そのため、自社の業務にあわせてCMSを自作・カスタマイズすることも可能です。
成果を出すためのオウンドメディアづくりのサポートを総合的に依頼できます。
ここまで、オウンドメディアの費用の相場をご紹介してきました。
自分が作りたいオウンドメディアがどの価格帯に当てはまるか分からない場合は「Web幹事」にご相談ください。
Web幹事にご相談いただければ、簡単に要件をお伺いした上で費用の目安をお伝えできます!
気になる方は、こちらから「相場の情報を知りたい」とご連絡ください。(無料)
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まずは最初の質問です
ホームページ制作は初めてですか?
はい
いいえ
オウンドメディアの見積もりの内訳
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| 費用の種類 | 概要 |
| 企画・ディレクション費 | デザインやコンテンツの構成を考え、各担当者に指示を出す費用 |
| CMS構築費 | WordPressなどのCMSを使ってオウンドメディアを構築する費用 |
| コンテンツ制作費 | 記事や動画など立ち上げ当初から掲載するコンテンツの制作費用 |
| デザイン・コーディング費 | デザイナー、コーダー(プログラマー)に払う人件費 |
オウンドメディアの構築を依頼した場合、見積書に書かれてある項目は主に上の4つです。この合計金額がオウンドメディア構築にかかる費用になることが多いです。
企画・ディレクション費
※採用サイトのオウンドメディアの例
企画・ディレクション費は、オウンドメディア全体のデザインや設置するコンテンツの構成を考える「企画」、またデザイナーやライターなどの各担当者に指示を出す「ディレクション」に関わるものです。
「ディレクター」や「プロジェクトマネジャー」と呼ばれる人たちが担当し、費用の目安はプロジェクト全体の10%前後。
発注者はオウンドメディアを公開するまで、主にディレクターやプロジェクトマネジャーと意見交換や定例MTGをすることになります。
CMS構築費
画像引用:株式会社hypex
CMS構築費は、WordPressやWixなどのホームページ作成ツールを用いてオウンドメディアを構築する費用です。
今ご覧いただいている当サイトWeb幹事のオウンドメディアは、CMSから自社で作っているのでCMS構築費だけで500万円以上かかっています。
CMS構築費の中には、CMSの初期設定の代行費用や、CMSの使い方のマニュアル作成費用なども含まれる場合があります。
コンテンツ制作費
コンテンツ制作費とは、オウンドメディア立ち上げ時に掲載する記事・動画などの制作費用のことです。
どれくらいの量のコンテンツを作るのか、どれくらいコンテンツの中身にこだわるのか(写真はプロのカメラマンを雇って撮影するなど)によって費用が大きく変動します。後ほど詳しく説明しますが、記事を作る費用は1本5万円を目安にしてください。
記事や写真だけではなく、動画コンテンツも作るとなると、費用は膨らみます。
デザイン・コーディング費
デザイン・コーディング費は、オウンドメディア全体のデザインを担当するデザイナーに支払う人件費と、デザインやコンテンツをWebで公開するためにソースコードを記述するコーダー(プログラマー)に支払う人件費です。
テンプレートの使用ではなく、完全オリジナルのデザインを作ってもらうとデザイン費用は高くなります。支払いは、下記のどちらかになる場合が多いでしょう。
- ページ単位で支払う
- 人日単位で支払う
分析・レポーティング費
オウンドメディア構築とあわせて、構築後の運用や分析を制作会社に依頼するケースも考えられます。分析・レポーティング費とは、記事公開後のアクセス状況やユーザー行動を分析するのにかかる費用のことです。
分析・レポーティングとは具体的にどんなことを行ってくれるのか、Web制作会社のリベルタ株式会社 クリエイティブ事業部 池田真理子様にお伺いしました。
リベルタ株式会社
クリエイティブ事業部
池田真理子
オウンドメディアの現状把握と課題抽出に欠かせないのがレポートです。オウンドメディアは一度作っておしまいではなく、作ってからの運用が大切になるので、ユーザーにどう受け取られたかを見て改善していく必要があります。
弊社の場合は、ページビューやユニークユーザー、滞在時間、直帰率、離脱ポイントなどを見ます。ヒートマップで「どの記事がどこまで読まれているか」「リード獲得の目標にどれだけ貢献しているか」など、より深い部分まで見ることも可能です。
「この記事は良かった?悪かった?」
「どうやってこの記事にたどり着いているんだろう?」
「狙い通りのキーワードで来てくれている?」
といった検証がレポート分析で明らかになり、次のアクションを考えられるのも大事なポイントです。
さらに、レポートは社内への説明資料としてもすごく役立ちます。オウンドメディアはすぐに結果が出るものではなく継続することで成果が出てくるので、プロジェクトを継続させる判断材料として、今の運用状況を数値化・可視化して社内に説明するのにご活用いただいているケースも多くあります。
オウンドメディアの運用費用の相場
ここまで、オウンドメディアの構築費用について見てきましたが、忘れてはならないのは運用費。
他の種類のサイトに比べてオウンドメディアは運用費の割合が非常に大きいサイトです。
運用費の相場によって、依頼できる作業内容が変わってくるのが特徴です。
| 目的 | 運用費の相場 | サポートの範囲 | 発注先 |
|---|---|---|---|
| 費用をかけずに運用を依頼したい | 無料〜1万円以下 | 保守のみ | なし |
| 有料のCMSを利用したい | 1万円〜5万円 | 保守 CMS利用料 |
制作会社 CMSベンダー |
|
簡単なレポート・アドバイス をお願いしたい |
5万円〜20万円 | 保守 CMS利用料 レポーティング |
制作会社 CMSベンダー |
| 本格的な運用支援をお願いしたい | 20万円以上 | 保守 CMS利用料 レポーティング 記事制作 コンサルティング |
制作会社CMSベンダー |
運用費用の相場の目安
運用の相場は
・依頼する会社に、どの作業をお願いするか
によって大きく金額が変動します。
社内にオウンドメディアの運用ノウハウがなく、記事制作からアクセス解析など幅広く運用面でのアドバイスが欲しいという場合は月額30万円を超える可能性が高いです。
逆に社内に運用メンバーがいて、最低限のサポートで良いという場合は「サイトの保守・CMSの利用料」のみになるため数千円〜数万円に収まる場合が多いです。
※オウンドメディアの運用において必要なもののイメージがつかない方は後述の
オウンドメディアのコストの種類をお読みください。
記事制作にかかる費用
| 作業 |
内容 |
料金の目安 |
|
構成作成 |
タイトルや見出しなど 記事の企画や構成案を考える |
5,000円〜10,000円 |
|
執筆(ライティング) |
構成案に基づいて 原稿を作成する |
5,000円〜ピンキリ |
|
編集 |
ライターが書いた原稿を 読みやすく修正する |
5,000円〜10,000円 |
|
イラスト作成 |
オリジナルの図を作る |
500円〜5,000円/枚 |
|
入稿 |
CMSでの入力 |
1,500円〜3,000円 |
|
監修 |
専門家に記事をチェックしてもらう |
10,000円〜 |
|
撮影 |
プロのカメラマンに写真撮影を依頼 |
30,000円〜50,000円 |
記事制作にかかる費用の目安は、1記事50,000円前後です。専門家に記事をチェックしてもらう監修費はプラスで10,000円、プロのカメラマンに写真撮影を依頼する場合は30,000円~50,000円前後プラスされます。取材が必要な場合は、ライターやカメラマンに支払う交通費もプラスされます。
運用を行うための依頼先
また発注先が多岐に渡ることも注意が必要です。
オウンドメディアに掲載する記事の作成だけで良いという場合は記事制作会社。
制作から運用までしっかりサポートして欲しいという場合は、コンテンツマーケティングに長けたコンサルティング会社を選ぶべきです。
運用の目的にあった会社を選ぶようにしましょう。
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オウンドメディアの経験者がオススメできるコンサル会社をピックアップ!
発注先選びに、ぜひ参考にしてください。
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運用の際の注意点
また運用の際、忘れられがちなのが「自社運用メンバーの人件費」です。
上記の表は依頼先に支払う金額であり、そこに社内のメンバーの人件費が追加されます。
本格的に取り組むのであれば、最低でも2人〜3人の人員確保が必要です。
その分も予算に加味するようにしましょう。
オウンドメディアの構築と運用は別の会社に依頼しても良い?
オウンドメディアの構築とその後の運用は大きくフェーズが異なります。もし運用を自社で行わない場合、運用は構築した制作会社に任せるのと別の会社に任せるのは、どちらが良いのでしょうか?Web幹事のDXアドバイザーに聞いてみました。
Web幹事
DXアドバイザー
魚本 侑宏
オウンドメディアの構築と運用は、可能であれば同じ会社に依頼した方がいいでしょう。
構築と運用を同じ会社に任せるメリットは、メディアの構造から運用まで一気通貫で見られるので、コンセプトや狙いがずれづらくなるという点です。オウンドメディアの構築と運用を別の会社に任せると、成果が出ないときに責任の所在があいまいになる、ということもあり得ます。
ただし、「運用はできるけど記事作成はできない」「運用も請け負うけど外部に依頼する形になる」という制作会社もあります。それでも、構築が得意な会社と運用が得意な会社を上手くつなぎ合わせられれば、大きな成果が出る可能性も十分にあります。ただし、事業会社が責任をもって両者を上手く調整することが必要です。
オウンドメディア構築の費用・料金の事例
ここでは実際にオウンドメディアで使われているツールや制作会社の料金の事例をご紹介します。
料金事例を見る前に、オウンドメディアの費用は大きく分けて「初期費用(構築費)」と「ランニングコスト(運用費・システム利用料)」の2つがあることを理解しておきましょう。
初期費用が安くても月額費用が高いケースや、逆に構築費は高くても月々の固定費は抑えられるケースなど様々です。自社の予算配分に合わせて、トータルコストで判断することが大切です。
オウンドメディア向けのCMS・ツールの料金事例
オウンドメディア構築に欠かせないのがCMS(コンテンツ管理システム)です。無料のものから、サポートが充実した有料のものまで、代表的なツールの料金プランをご紹介します。
WordPress
世界シェアNo.1を誇る、オープンソース(無料)のCMSです。
オウンドメディア構築において最も広く利用されており、豊富な「テーマ(デザインテンプレート)」と「プラグイン(拡張機能)」が最大の特徴。SEO対策や問い合わせフォームの設置など、必要な機能を低コストで自由にカスタマイズできる点が魅力です。
ただし、ソフトウェア自体は無料ですが、メーカーによる公式サポートはありません。
セキュリティ対策やシステムの保守管理は自社(または委託した制作会社)で行う必要があるため、トラブル時の対応には一定のITリテラシーが求められます。
WordPressの料金
- 初期費用:無料
- 月額費用:無料
MovableType
シックス・アパート社が提供する、国内のエンタープライズ市場で高いシェアを持つ有料CMSです。WordPressとの最大の違いは、メーカーによる公式サポートがあり、セキュリティ機能が強固である点です。
また、静的HTML生成による表示速度の速さや、複数のサイトを一元管理できる機能も特徴。コンプライアンス要件が厳しい上場企業や、大規模なメディアサイトの構築によく選ばれています。
MovableTypeの料金
- クラウド版:月額5,500円〜(税込)
- ソフトウェア版:99,000円(税込)
- ワークフロー版:198,000円(税込)
上記とは別途、年間30,000円を支払うことにより継続的にサポートが受けられます。
Clipkit
オウンドメディアやキュレーションメディアの構築に特化した、SaaS型のCMSです。記事作成の管理画面や外部ライターとの連携機能など、メディア運営に特化した機能が標準搭載されています。
SaaS型のため、自社でのサーバー構築や面倒な保守アップデート作業が不要。「システム管理の手間を省き、手軽かつ本格的にメディア運営を始めたい」という企業に適しています。
Clipkitの料金
- SaaSプラン:月額55,000円~(税込み)
SaaSプランはPV数によって価格が変動します。また画像提供や記事作成、運用のコンサルティングなどのオプションも充実しています。
CMS Blue Monkey Knowus
Web制作・CMS導入実績2,000社以上を誇る、スターティアラボ社が開発した国産CMSです。
「誰でも直感的に使える操作性」と「手厚い導入サポート」が最大の特徴。HTMLやCSSの専門知識がない担当者でも、見たままの状態で記事更新やページ作成がスムーズに行えます。オウンドメディアに必要な機能がパッケージ化されており、特にBtoB企業での導入実績が豊富です。
CMS Blue Monkey Knowusの料金
・ベーシックプラン
初期費用:50万円
月額費用:5,000円 /月
・オリジナルデザイン
初期費用:100万円
月額費用:15,000円 /月
・エグゼクティブ
初期費用:125万円
月額費用:50,000円 /月
※税込み価格は要確認
初期費用はオウンドメディアそのものの「制作料金」も含まれています。
プランに応じてデザインやストレージの容量などが変わります。
ferret One
月間数百万PVを誇るマーケティングメディア「ferret」の運営ノウハウが詰め込まれた、BtoBマーケティング特化型のCMSです。
単なるサイト作成ツールではなく、アクセス解析、メール配信、フォーム作成、SEO順位チェックなど、リード獲得(集客)に必要な機能がオールインワンで揃っています。「サイトを作ること」よりも「マーケティング成果(お問い合わせや資料請求)を出すこと」に主眼を置いたツールです。
ferret Oneの料金
- 初期設定費用:10万円
- 月額費用:要問合せ
こちらはferret Oneのシステム利用のみのプランです。
制作・サイトの運用がセットになったプランもあります。
社内に運用担当者がおらず、オウンドメディアの知識もない場合は、制作から行ってもらった方がいいでしょう。
制作会社の料金事例1:構築特化・格安プラン
ここでは、主に「初期構築」に重点を置き、ランニングコストを抑えたい場合や、コストパフォーマンス重視で構築したい場合に参考になる制作会社の料金事例をご紹介します。
株式会社パルムゲート
株式会社パルムゲートは、東京と名古屋に拠点を置くWeb制作会社です。 求人サイトやビジネスマッチングサイトなど、「システム開発を伴う大規模なWebメディア」の構築実績が豊富にあります。
株式会社パルムゲートの料金プラン
- 初期費用:50万円(税別)
- 月額費用:0円 ※サーバー・ドメイン費用は別途実費
「初期費用でしっかり作り込み、月々の固定費は極限まで抑える」という方針は、長期的な運用が前提となるオウンドメディアにおいて、トータルコストの大幅な削減につながります。
記事制作代行やアクセス解析レポートなどの運用支援オプションも充実しており、予算に合わせて必要な機能だけを追加できる柔軟性も魅力です。
【無料】オウンドメディア構築ができる制作会社の相見積もりを依頼する
株式会社きびだんご
株式会社きびだんごは、岡山県を拠点に全国対応しているWeb制作・マーケティング会社です。 単に「サイトを作る」だけでなく、広告や動画なども含めたクロスメディア戦略の提案に定評があります。
株式会社きびだんごの料金プラン
- 制作費用:要問い合わせ
- 制作期間:要問い合わせ
テンプレートを使わず、企業の戦略に合わせて企画・設計から行う「フルオーダーメイド」の制作スタイルのため、費用や期間は要件によって変動します。 「作って終わり」ではなく、公開後の集客や広告運用まで一貫して任せたい企業に最適です。
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制作会社の料金事例2:運用支援・記事制作込みプラン
次に、オウンドメディアの「運用」まで見据えたプランや、中〜大規模な構築事例をご紹介します。記事制作やSEOコンサルティングなど、運用フェーズでの手厚いサポートが含まれているのが特徴です。
株式会社ユナイテッドリバーズ
株式会社ユナイテッドリバーズは、東京と大阪に拠点を置くコンテンツマーケティング企業です。
特にBtoB領域のオウンドメディアに強みを持ち、単なる記事制作だけでなく、「リード獲得(資料請求・問い合わせ)」に直結するメディア構築を提供しています。
株式会社ユナイテッドリバーズの料金プラン
- シルバープラン:月額30万円(記事数:月5本〜)
- ゴールドプラン:月額50万円(記事数:月10本〜)
- 契約期間:6ヶ月更新
※初期開発・運用・記事制作・CV改善まで全て含まれる定額制プランです。
営業資料やPDFからコンテンツを作成したり、成果の出る記事をLP化して成約率を高めるなど、「Webマーケティングの代行」として成果にコミットする姿勢が特徴。
「記事を書くだけでなく、売上やリード獲得に貢献するメディアに育てたい」というBtoB企業に最適です。
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株式会社ベーシック
株式会社ベーシックは、BtoBマーケティングツール「ferret One」を提供する企業です。 ツール提供だけでなく、そのノウハウを活かした「オウンドメディア構築・運用代行サービス」も提供しています。
株式会社ベーシックの料金プラン
- 構築・運用代行費用:要問合せ
戦略設計から記事制作、公開後の分析までをプロが代行するプランが用意されています。 「ノウハウがないので、戦略から実務まで全てプロに任せて成果を出したい」という企業におすすめです。
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株式会社LIG(リグ)
株式会社LIGは、Web制作業界でトップクラスの知名度を誇る制作会社です。 デザイン性が高く、かつ編集視点を取り入れた「読まれるメディア」の構築に定評があります。
株式会社LIGの料金プラン
- ベーシックプラン:300万円〜(制作期間:3ヶ月〜)
- プレミアムプラン:800万円〜(制作期間:4ヶ月〜)
「ベーシック」は10ページ前後のシンプルな構成、「プレミアム」はCMSを組み込み、公開後も柔軟に運用できる拡張性の高いプラン(20ページ前後)となっています。
「デザインにこだわりたい」「運用フェーズまで見越した設計をしてほしい」という企業におすすめです。
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オウンドメディア構築の費用相場で注意したいポイント
ここまで費用の相場や事例を見てきましたが、最後に「オウンドメディア構築で失敗しないための注意点」をお伝えします。
費用を抑えることは大切ですが、「安さ」だけで判断するのは危険です。安易なコストカットは、SEOで全く上位表示されない、運用が回らず放置される、といった事態を引き起こす可能性も否定しきれません。
費用対効果(ROI)を最大化するために、以下の3つの視点を持った予算の検討が大切です。
オウンドメディアのコストの種類
オウンドメディアは他のホームページに比べて、必要なコストの種類が多いのが特徴です。
見積書に出てくる「制作費」以外にも、以下のような「見えないコスト」が発生することを念頭に置いておきましょう。
CMS利用料 / サーバー維持費
WordPressなど無料CMSであればサーバー代(月数千円〜)のみですが、高機能な有料CMSを利用する場合は月額数千円~数万円のランニングコストがかかることが多いです。
コンテンツ制作費
記事、動画、ホワイトペーパーなどの制作費です。
記事制作であれば1記事あたり1万円〜2万円程度、ホワイトペーパーなどの資料なら1ページあたり数千円程度が相場ですが、本数が増えればそれだけコストも膨らみます。画像素材サイトの有料プラン契約費などもここに含まれます。
戦略・マーケティング費
「誰に」「何を」届けるかという戦略設計や、公開後の分析・改善にかかる費用です。メディア運営のコンサルティングは月額10万円〜30万円程度が必要なうえ、結果が出るまで継続して依頼するケースが多いです。
自社の運用工数(人件費)
もっとも見落とされがちなのが、社内メンバーの人件費です。記事のチェック、制作会社とのやりとり、社内調整など、担当者の工数は想像以上にかかります。
LPや採用サイトに比べ、圧倒的に運用コストがかかることを予算に加味しておく必要があります。
失敗しないための業者選定基準
オウンドメディアの成功は、パートナーとなる制作会社(業者)選びにかかっています。中には「選んではいけない業者」も存在します。避けるべき業者の特徴を具体的に見ていきましょう。
契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、避けるべき業者の特徴と、見極めるための具体的なチェックポイントを解説します。
メディアの運営よりも営業に力を入れている
営業担当者の熱意はあっても、肝心の制作体制が弱い業者は要注意です。 「営業マンは多いが、運用担当者が少ない・知識が浅い」という場合、契約が取れた時点で業者のゴールとなってしまい、以下のリスクが発生します。
- 契約後のサポートがおろそかになる
- 従業員の教育が追いつかず、質の低いコンテンツが納品される
【ここをチェック!】
その業者が「どういう経路で仕事を受注しているか」を聞いてみてください。
「既存客からの紹介」や「指名」が多い業者は、過去の仕事の質が高く信頼されている証拠です。逆に、テレアポや飛び込み営業がメインの業者は注意が必要です。
SEOの知見がなく、検索意図を理解していない
多くのオウンドメディアにとって、検索エンジンからの流入(SEO)は生命線です。 しかし、デザインは得意でもSEOのロジックを理解していない業者は意外と多く存在します。SEO対策ができるか否かで、数ヶ月後のアクセス数に雲泥の差が出ます。
【ここをチェック!】
知識がなくても、以下の質問をすることで業者の実力が見えてきます。
「(既存サイトがある場合)今のサイトのSEO的な課題はどこですか?」
「同じ業界での支援実績はありますか?」
真剣に自社のことを考えてくれている業者であれば、契約前であっても具体的な課題指摘や、根拠のある提案をしてくれるはずです。
「紙媒体」の経験だけで「Webライティング」の経験が浅い
コンテンツ制作も依頼する場合、「編集プロダクション出身」「雑誌の編集経験あり」という実績だけで選ぶのは危険です。なぜなら、「紙のライティング」と「Web(SEO)のライティング」は、求められるスキルが全く異なるからです。
- 紙媒体:読ませる文章力、企画の面白さが重要
- Web媒体:「検索意図(ユーザーの悩み)」を解決する構成力が重要
「雑誌での経験が豊富」でも、ユーザーが検索するキーワードの意図を無視して、書き手の書きたいことを書いてしまっては、Webでは誰にも読まれません。
【ここをチェック!】
過去の実績記事を見せてもらい、それが「検索ユーザーの悩みを解決する構成になっているか」「SEOを意識したタイトルや見出しになっているか」を確認しましょう。
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費用対効果(ROI)を短期・長期で評価する視点
最後に、オウンドメディアの予算を考える上で欠かせない「ROI」の考え方について解説します。 ROIとは「かけた費用に対して、どれだけの利益が返ってきたか」を示す指標です。
リスティング広告などのWeb広告は、お金を払えばすぐにアクセスが集まるため、「1件の問い合わせを獲得するのにいくらかかったか(CPA)」という短期的なROIで評価しやすい施策です。
一方、オウンドメディアは、記事を公開してからGoogleに評価され、検索順位が上がるまでに時間がかかります(早くて3ヶ月、通常は半年〜1年)。
そのため、広告と同じように短期的なROIだけで評価してしまうと、「費用対効果が合わない」と誤った判断をしてしまいがちです。
オウンドメディアは、家を建てるのと同じストック型の施策です。 一度上位表示されれば、その後は広告費をかけずに24時間365日、自動でお客様を集め続けてくれます。つまり、長く続ければ続けるほど、ROIは良くなっていきます。
また、目先の売上だけでなく、以下のような「長期的な価値(LTV:顧客生涯価値の向上)」も期待できます。
- ブランディング効果
- 広告費の削減
- 採用への貢献
オウンドメディアへの予算は、単なるコストではなく、将来の売上の土台を作るための「投資」と捉え、長い目で見て評価することをおすすめします。
オウンドメディアの構築費用を安く抑えるポイント
最後に、オウンドメディアの構築費用を安く抑えるポイントについて、Web制作会社のリベルタ株式会社 クリエイティブ事業部 池田真理子様にお伺いしました。
リベルタ株式会社
クリエイティブ事業部
池田真理子
オウンドメディア構築で一番大切なことは、目指すゴールを明確にしておくことです。その上で、将来的に必要となる拡張性を意識しつつ、ミニマムにスタートすると、費用を抑えやすくなると思います。今すぐ必要ではないものを省きつつ、近い将来使いたくなりそうな機能は意識しつつ…というバランスが大切です。
費用も確かに大切だと思いますが、一番大事なのはメディアの方向性や軸をぶらさずに構築し、持続させていくことです。そのために、構築の部分はもちろん、持続するための体制作りや上流工程の戦略設計まで、伴走支援してくれる制作会社を選んでいただくと良いかと思います。
オウンドメディア構築の費用・相場 まとめ
本記事では、オウンドメディアの費用相場について解説しました。今回のポイントは以下の2点です。
- 制作だけ依頼するのか、コンサルティングまで依頼するのかで費用は大きく変わる
- 構築費だけでなく、運用にかかるランニングコストも把握しておく
「予算が合わないから」と安易に制作会社を選んでしまうと、運用が回らず失敗するケースも少なくありません。事前に「どの部分を自社で対応し、どこを外注するのか」を明確にし、目的と予算のバランスを見極めることが重要です。
| 目的 | 初期費用 | 運用費の目安 | 発注先 | 制作期間 |
|---|---|---|---|---|
|
低コストで オウンドメディアを 作りたい |
無料〜20万円以下 | 無料〜1万円 | CMS 中小規模の制作会社 |
1週間〜1ヶ月 |
|
オリジナルのコンテンツや デザインでオウンドメディアを 作りたい |
20万円~100万円 | 1万円〜5万円 | 中小規模の制作会社 | 1ヶ月〜2ヶ月 |
|
集客のために本格的な オウンドメディアを 立ち上げたい |
100万円〜300万円 | 5万円〜20万円 | 中小規模の制作会社 大手制作会社 |
2ヶ月〜4ヶ月 |
|
すでに稼働している |
300万円以上 | 20万円以上 | 中小規模の制作会社 大手制作会社 |
3ヶ月〜6ヶ月 |
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コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
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Q. オウンドメディア構築の費用は?
依頼範囲に応じて費用が変わります。シンプルにサイトだけを制作するだけなら50万円前後、コンテンツの設計から依頼する場合は100万円~200万円以上の費用が必要です。
Q. オウンドメディアを構築するにはどのくらいの期間が必要ですか?
制作会社やプロジェクトの規模によって異なりますが、一般的には1週間~6ヶ月程度かかることが多いです。要件やスケジュールに合わせて相談しましょう。
この記事を書いた人
岩田 真
専門分野: ホームページ制作,ディレクション,Webマーケティング
株式会社ユーティル代表取締役。2015年にWeb制作会社として株式会社ユーティルを設立。Webディレクター・営業担当として、3年で上場企業を含む50社以上のホームページ制作に従事。経験・スキルがゼロの状態からホームページ制作事業を始めたので初心者の方に分かりやすく、業界の知識をお伝えできます!
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