- 更新日 2026.03.27
- カテゴリー オウンドメディア
採用オウンドメディアとは?メリット・成功事例13選と運用の始め方【2026年最新版】
企業のブランディングやプロモーションに大きく貢献する存在となったオウンドメディア。
近年、採用市場の激化と採用単価の高騰が深刻な課題となっていますが、その解決策として、オウンドメディアを活用する事例が急増しています。
その一方で、以下のような課題を抱える企業も少なくありません。
- 見本となる採用系オウンドメディアが少ない
- どう運営していいかわからない
- 継続ができない
そこで本記事では、数多くのオウンドメディアに携わってきた私が、採用オウンドメディアが注目される背景を解説。「ミスマッチ防止」と「資産化」を実現するための具体策、成功企業の事例も紹介します。
この記事を読むことで、コストを抑えつつ自社のファンを増やす、令和の採用戦略が明確になるはずです。
また、無料でダウンロードできる主要コンテンツマーケティングカオスマップもご用意しております。見本となるオウンドメディア探しにぜひご活用ください。
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採用オウンドメディアとは?採用サイトとの違いと注目される背景
「採用オウンドメディア」とは、自社が所有・運営し、人材採用を主目的として情報を発信するメディアのことです。
一般的なコーポレートサイト内の採用ページ(採用サイト)が募集要項や福利厚生などの「条件」を提示する場所であるのに対し、採用オウンドメディアは社員のインタビュー、社内イベント、企業のビジョンといった「生の情報」を継続的に発信する場所という違いがあります。
採用サイトと採用オウンドメディアの比較
従来の「採用サイト」と、近年注目されている「採用オウンドメディア」の主な違いを比較表にまとめました。
|
項目 |
採用サイト(静的) |
採用オウンドメディア(動的・更新型) |
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主な目的 |
募集要項の提示、応募の受付 |
ファンづくり、価値観の浸透、潜在層への接触 |
|
コンテンツ内容 |
会社概要、給与、福利厚生、職種紹介 |
社員インタビュー、イベントレポ、日常の風景 |
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情報の鮮度 |
固定(情報の更新は年1回程度) |
高い(週1回~月数回など継続的に更新) |
|
ターゲット |
すでに自社を知っている「今すぐ客」 |
自社を知らない、または興味を持ち始めた「潜在層」 |
|
主な流入経路 |
求人媒体、検索(社名)、リンク |
SNS、検索(業界・悩み・スキル)、シェア |
なぜ今、採用オウンドメディアが必要なのか
2026年現在の採用市場において、オウンドメディアの重要性が急速に高まっている背景には、以下の2つの要因があります。
1. 激化する「売り手市場」での差別化
少子高齢化に伴う労働人口の減少により、多くの企業が深刻な人手不足に陥っています。従来の求人媒体に広告を出すだけでは、他社との「条件競争」になりやすく、資本力のある大手企業に埋もれてしまいます。一方でオウンドメディアでは、自社独自の文化や「人」の魅力を発信でき、条件以外での差別化を図る唯一無二の手段となります。
※参考:日本経済新聞「大卒内定率73.4%、学生優位の「売り手市場」続く 10月時点」
2. 価値観の多様化による「共感」の重視
働き方改革やライフスタイルの変化により、現代の求職者は給与や勤務地だけでなく、「誰と働くか」「どのような想いで事業をしているか」という企業の価値観への共感を重視するようになりました。
オウンドメディアを通じてありのままの姿を公開することは、こうした価値観の多様化に応え、志向性の近い人材を引き寄せるために不可欠です。
※参考:厚生労働省「雇用・労働「働き方改革」の実現に向けて」
採用オウンドメディアがもたらす4つのメリット
オウンドメディアを運用することは、単なる情報発信に留まらず、企業の採用活動において極めて大きなメリットをもたらします。
具体的にどのように貢献するのか、主な4つの理由について解説します。
自社の魅力を具体的に伝えられる
採用オウンドメディアの最大のメリットは、自社の魅力を多角的かつ具体的に伝えられる点です。
従来のコーポレートサイトや求人票といった「静的」な媒体では、掲載できる情報量に限りがありました。特に、社長や社員の人間性、実際の働き方といった「ソフト面」の魅力は、テキストだけでは伝わりにくいのが実情です。
オウンドメディアであれば、社員インタビューや日々の業務風景、社内イベントの様子などを、テキストだけでなく動画や写真を用いて視覚的に「可視化」して発信できます。
求職者が企業に求める情報として、以下のような調査結果があります。
【企業に開示してほしい情報】
1位...募集している職場の上司やメンバーの経歴や能力:46.8%
2位...募集している職場の具体的な仕事内容やミッション:44.5%
3位...募集しているポジションの評価指標
勤務時間や休日休暇、リモートワーク実施率等の働き方に関する詳しい情報:41.8%
※分析結果は調査対象者全体に対しての数値
(出典元:転職活動者調査 第 3 弾|株式会社リクルート)
オウンドメディアを活用すれば、こうした「本当に知りたい情報」をピンポイントで届けることができ、自社の価値観を深く理解した人材の獲得に繋がります。
企業と採用候補者とのミスマッチが減る
2つ目の理由は、企業と候補者の間にある「認識のズレ(ミスマッチ)」を大幅に軽減できることです。
オウンドメディアを通じて、企業の文化やリアルな日常を「ありのまま」に発信することで、候補者は入社後の自分を具体的にイメージできるようになります。
実際、ある企業では「面接に来た候補者のほぼ100%がオウンドメディアを読み込んでいた」という事例もあります。事前に社風やビジョンを深く理解した人材が集まるため、入社後の定着率が向上し、結果として中長期的な採用コスト・育成コストの削減にも寄与します。
SNSや検索から潜在層へアプローチできる
オウンドメディアは、自社をまだ知らない「潜在層」との接点を創出する強力なツールになります。
「採用」や「求人」といったキーワードを含めたSEO対策を行うことで、検索エンジンからの流入が期待できるほか、SNSでの拡散によって幅広い層に記事を届けることが可能です。
例えば、株式会社BAKEが運営する「THE BAKE MAGAZINE」では、立ち上げわずか1ヶ月半で70,000PVを達成し、その流入の約6割がSNS経由でした。
- SNSや検索でたまたま記事を見つける
- 記事を通じて会社に興味を持つ
- 徐々に「この企業で働いてみたい」という志望度が醸成される
このように、従来の求人広告ではリーチできなかった層へアプローチし、自社のファンへと育てていくことができるのです。
(THE BAKE MAGAZINEについては下の事例で詳しくご紹介しています)
立ち上げ当時は週2本の記事投稿だったようで、およそ記事10本前後で70,000PVを達成。
このアクセスの流入経路の6割がSNSでした。
コーポレートサイトはSNSからの流入は15%であったのに比べるとオウンドメディアの流入経路はSNSからのアクセスが圧倒的に多いこともわかります。
流入経路などの詳しいデータはこちらの記事をご覧ください。
オウンドメディアをはじめて1ヶ月。すごい効果がありました(BAKE MAGAZINEの記事)
また、始めて1か月半でWantedlyからの応募数が増加。
SNSでインターンを募集したところすぐに1人決まるなど、スタート早々効果があったようです。
Wantedlyとは
Wantedlyとは年間200万人が利用するビジネスSNS。
SNSのつながりを活用したソーシャルリクルーティングサービスであり、「転職」や「採用」「インターン」などに特化したリクルートサービスです。
資産性が高くなる
オウンドメディアは、運用を続けるほど「資産」としての価値が高まります。
従来の採用広告(求人媒体)は、掲載期間が終われば情報は消えてしまう「掛け捨て型」の広告です。一方、オウンドメディアの記事はWeb上に蓄積され続けるため、一度制作したコンテンツが半永久的に集客し続けてくれます。
コスト面で比較してみましょう。
- 新卒採用コスト(1人当たり): 約56.8万円)
参考:「新卒採用の予算について - サポネット - マイナビ」
- 転職エージェント手数料: 年収の30~35%(年収500万円の場合、約175万円) ※手数料が35%の場合
参考:「マイナビ 転職AGENT」
これに対し、オウンドメディアの1記事制作費を3万円と仮定すると、175万円の予算があれば約58記事制作できます。「50記事に1人」の採用ができれば、エージェントを利用するよりも遥かにコストパフォーマンスが良くなります。
長期的に見れば、従来の広告手法よりも圧倒的にコスパの良い「自社集客の仕組み」を構築できる点が、大きな強みです。
採用オウンドメディアの運用ステップ
ここまでオウンドメディアが採用に貢献する理由について見てきました。では、実際にオウンドメディアを立ち上げ、どのように活用していけばよいのでしょうか。
具体的なステップと運用術について、4つのポイントに絞って解説します。
ターゲット(ペルソナ)とコンセプトの明確化
採用オウンドメディアを始める際、最初に行うべき最重要ステップが「ターゲット(ペルソナ)」と「コンセプト」の明確化です。
ターゲットが曖昧なまま情報を発信しても、自社が本当に求める人材には響きません。「どんなスキルを持ち、どのような価値観に共感してくれる人に来てほしいのか」を具体化し、その人物に刺さるコンセプト(メディアの存在意義)を定めましょう。
SEO対策とコンテンツ作成
求職者は「求人」「採用」などのキーワードを検索して記事にたどり着くため、SEO対策は必須です。
SEO対策の具体術
単に「採用」というワードだけでなく、「求人・採用 × 職種・業界名」や、転職潜在層が抱える悩み(例:「仕事 辞めたい」「エンジニア キャリアパス」)などのキーワードを掛け合わせるのがコツです。
※SEO(検索エンジン最適化):Googleなどの検索結果で上位表示を狙う手法。
筆者が作成したライター募集の記事では、SEOからの流入により読者の約3%が実際に応募に至ったケースもあります。ブランディングだけでなく、SEOを強化することで「応募の入り口」としての機能を最大化できます。
筆者作成記事:ライター募集をしています!未経験、在宅ワークも是非是非!
オウンドメディアのSEO対策についてはこちらもご覧ください!
オウンドメディアにおける具体的なSEO対策の方法を解説しています!
オウンドメディアのSEOで悩んでませんか?プロが実践する成功の秘訣、お伝えします。
「温度感」を伝えるコンテンツ作成術
求職者は「具体的な仕事内容」や「職場の雰囲気」を知りたいと考えています。
- インタビュー記事: 社員の生の声を掲載し、働く人の人間性を伝える
- イベントレポート: 社内の勉強会や交流会の様子から「社風」を可視化する
こうした「温度感」の伝わるコンテンツは、求職者の不安を払拭し、応募のハードルを下げてくれます。
関連記事:インタビュー記事の書き方・作成のコツ!初心者でも面白い記事が書ける!
インタビューやレポート記事などの生の声を掲載する
先述した「自社の魅力を具体的に伝えられる」の項では、就職希望者の生の声について動向調査結果を紹介しました。就職希望者は以下の情報を知りたいのではないでしょうか。
「具体的な仕事って何をしているんだろう?
「一体どんな人が働いているのだろう?」
「自分に合う雰囲気かな?」
先述した「求職者が企業に求める情報」でもその要望が、データからも読み取れます。
【企業に開示してほしい情報】
1位...募集している職場の上司やメンバーの経歴や能力:46.8%
2位...募集している職場の具体的な仕事内容やミッション:44.5%
3位...募集しているポジションの評価指標
勤務時間や休日休暇、リモートワーク実施率等の働き方に関する詳しい情報:41.8%
※分析結果は調査対象者全体に対しての数値
出典:転職活動者調査 第 3 弾|株式会社リクルート
そのほか下記のように求職者はより職場の具体的な情報を求める傾向にあると分析されています。
- 入社後のキャリアパス:36.3%
- 募集している職場ならではの慣習やルール:36.1%
- 企業や組織が目指す戦略や目標:34.1%
- 教育制度や研修等の充実度:29.8%
- 企業からみた自分自身へのフィードバック(評価ポイントなど):29.1%
※分析結果は調査対象者全体に対しての数値
「転職活動者調査 第 3 弾」
働いている人へのインタビューや研修のレポートなどを載せることで、転職希望者に自社の雰囲気・魅力を伝えることが重要と言えます。
また、面接時にはオウンドメディアの記事を読まれる可能性が高いので、ミスマッチングを防ぐ効果もあります。
更新体制の構築
オウンドメディアは、更新頻度が下がると信頼性も検索順位も低下してしまいます。
検索エンジンでは、一般的に30〜50記事程度で徐々に順位が付き始め、100記事を超えると上位表示される記事が増えてきます。継続が困難になるケースを防ぐため、以下の判断基準で体制を整えましょう。
- 社内リソースの確保: 専任担当者を置く、または各部署の協力を得る仕組みを作る
外注の検討: 「社内で記事を書く時間がない」「SEOのノウハウがない」場合は、プロの制作会社やライターへ外注することも検討
SNSの活用
素晴らしい記事を書いても、読まれなければ意味がありません。SNS(X、Instagram、Facebook等)を活用した拡散と、フォロワー獲得はセットで考えましょう。
- 社員によるシェア: 同僚や友人に記事をシェアしてもらう
- ハッシュタグの活用: 若年層を採用したい場合は特に有効
- SNS広告: Facebook広告などのターゲティング機能を使い、ターゲット層へダイレクトに届ける
SNSを通じて何度も発信することで認知度が高まり、最終的な採用へと繋がっていきます。
【2026年最新】採用オウンドメディアの成功事例13選
採用におけるオウンドメディアの貢献理由と運営方法についてご紹介してきました。ここからは、実際にオウンドメディアを採用に活かしている企業の事例を見ていきましょう。
最新のBtoB企業やスタートアップ、小規模な成功例まで、参考にすべき13社の事例をピックアップしました。
関連記事:オウンドメディアの成功事例はこちら
採用に関するオウンドメディアの成功事例はこちらの記事でもご紹介しています。
オウンドメディア成功事例15選|成果を出す共通点とは【2026年最新】 | Web幹事
オウンドメディアの成功事例をBtoB・BtoC・製造業など業種別に網羅。成功企業に共通する戦略やKPI、失敗しないためのポイントをプロが徹底解説します。事例を参考に自社の...
メルカン(株式会社メルカリ)
フリマアプリで有名な株式会社メルカリが、2016年から運営している言わずと知れた採用系オウンドメディアの先駆者的サイトです。
コンテンツはインタビュー、ブログ、広報など多岐にわたりますが、特に「人事」に関する発信が充実しています。「採用」や「求人」といったキーワードを意識した記事も多く、社内の透明化を徹底しているのが特徴です。
効果: 育児休暇取得率やエンジニアへのインタビュー、研修の様子まで「筒抜け」にするほどの情報公開により、メルカリの採用試験を受ける人のほぼ100%がメルカンを認知。ミスマッチ軽減に大きく貢献しています。
ジモコロ(株式会社アイデム)
求人広告サイト「イーアイデム」を運営する株式会社アイデムと、株式会社バーグハンバーグバーグが協力して運営するメディアです。
「どの場所にもコロがっている地元あるある」をコンセプトに、地域密着と面白コンテンツを融合させたブランディングを展開しています。
事例: 「年商8.6億円‼︎ 日本一みかんを売る『みかん社長』に聞いた “発展させない”地方創生論」
効果: 直接的な求人だけではありません。
企業のブランディングと採用を成功させている好例です。
BAKE MAGAZINE(株式会社BAKE)
ベイクドチーズタルトで有名な株式会社BAKEによるメディア。自社商品の紹介に加え、地域のお土産リストや酪農の紹介など、非常に広いジャンルを扱っています。
ビジュアルとストーリーによるファン化を徹底しており、グローバルメニューに「BAKEで働く人々」という項目を追加するなど、採用導線も工夫されています。
事例:優秀な人財が、大きな企業の中でもつぶされず、その人らしく輝くためには?
効果: 立ち上げ1ヶ月半でPVが増加し、Wantedlyの応募数も増加。面接に来る人があらかじめ方向性を理解してくれるため、優秀な人材確保に繋がっています。
Wantedly Blog(Wantedly株式会社)
ビジネスSNS「Wantedly」自体が運営するオウンドメディア。自社の社員インタビューや働き方に特化したコンテンツが豊富です。
事例: 「働きやすいとワクワク働くは違う? Wantedlyの女子会に潜入してみた」
「仕事は"頑張るけど辛いこと"が当たり前だと思ってた。メガバンから1年半で転職を決意した理由。」
効果: プラットフォームとしての手軽さとSNSでの拡散性を活かし、人と企業のマッチング精度を高めています。
採用動画の活用もおすすめ
近年、注目されている採用方法が動画。動画は社員の生の声や、職場環境などリアルに伝えられるため、応募者の企業理解を促進します。YouTubeチャンネルを解説し、動画のオウンドメディアを作るのも有効なので、記事コンテンツと合わせて検討してください。
参考:応募が増える採用動画の作り方4STEPを解説!効果、事例も紹介!
ナイル株式会社
デジタルマーケティング事業や自動車産業DXを手掛けるナイル株式会社では、公式note「ナイルの日常」などを通じて、社内のリアルな風景を届けています。
活用方法: 経営陣のビジョンだけでなく、現場社員の「入社後のギャップ」や「失敗談」といった、あえてネガティブになりがちな側面も隠さず発信するなど、社風の透明化に注力。
成功のポイント: SEOの専門集団としての知見を活かし、キーワード戦略に基づいた記事作成を行うことで、転職潜在層への確実なリーチを実現しています。
三井住友フィナンシャルグループ
三井住友銀行を含む三井住友フィナンシャルグループは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を軸にしたオウンドメディア「DX Link」を運営しています。
活用方法: 銀行=堅実という従来のイメージを刷新し、最先端の技術活用やデジタルプロジェクトの裏側を具体的に紹介しています。
成功のポイント: 中途採用者やエンジニアが「今のSMBCでどのような挑戦ができるか」を可視化することで、メガバンクの安定性とベンチャーのような挑戦環境の両面を訴求。デジタル人材の獲得に成功しています。
株式会社オリエンタルランド
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、採用サイトそのものを強力なコンテンツメディアとして活用しています。
活用方法: 「ゲストに最高のハピネスを届ける」という共通の目的のもと、表舞台に立つキャストだけでなく、運営を支える総合職や専門職のストーリーを深く掘り下げています。
成功のポイント: 華やかなイメージの裏側にある「プロとしての厳しさ」や「やりがい」を等身大の言葉で綴ることで、ブランドへの深い理解と志の高い人材の確保を実現しています。
freee株式会社
「freee採用公式ブログ」を通じて、スモールビジネスのDXを推進する同社のカルチャーを多角的に発信しています。
活用方法: 開発組織の日常から社内イベント、さらには「freeeらしさ」を定義する価値観(指針)の浸透プロセスなどを記事化。
成功のポイント: 会社の急成長に伴う変化や課題をオープンに発信することで、自律的に動けるミッション共感型の人材を引き寄せています。
株式会社ディー・エヌ・エー
DeNAは、社員の「挑戦」にフォーカスしたオウンドメディア「フルスイング(Full Swing)」を運営しています。
活用方法: インタビュー、対談、レポートなど、形式を問わず「フルスイング」している(全力で挑戦している)社員の姿をドキュメンタリーのように描いています。
成功のポイント: 成功談だけでなく、失敗から学んだ過程も公開。「挑戦を称賛する」という社風を体現したコンテンツにより、熱量の高いプロフェッショナル層を惹きつけています。
株式会社GENOVA
医療系Webマーケティングを展開するGENOVAは、採用サイト内で若手社員の成長ストーリーや選考フローを詳細に公開しています。
活用方法: 新卒採用において、説明会から内定までのステップを明確にし、各フェーズでどのような成長が期待できるかを可視化。
成功のポイント: 実際の選考がオンラインと対面をどう組み合わせて行われるかなど、求職者の不安を払拭する情報を網羅し、志望度の醸成に繋げています。
合同会社DMM.com
DMMの「内側」を伝えるメディア「DMM inside」では、多角化経営の裏側にある技術力や組織づくりを発信しています。
活用方法: エンジニア向けの技術解説や、全く異なる事業部間のコラボレーション事例などを掲載。
成功のポイント: 「何をやっているか分からない」という巨大組織のイメージを「多様な挑戦ができる場所」に変換。特定のスキルを持った専門職から新規事業担当まで幅広い層の獲得に寄与しています。
株式会社マルハン
パチンコ業界のリーディングカンパニーとして、マルハンは「人」と「サービス」に焦点を当てた採用メディアを展開しています。
活用方法: 業界のイメージを覆すようなホスピタリティの追求や、社員一人ひとりのキャリアパスを具体的に紹介。
成功のポイント: 店舗運営の奥深さや社会貢献活動を伝えることで、サービスの質を追求したい誠実な人材を引き寄せ、ミスマッチのない採用を実現しています。
株式会社Gunosy
「情報を世界中の人に最適に届ける」を掲げるGunosyは、社員紹介ページ「People」などを通じて働く人の思考を発信しています。
活用方法: 数値に基づいた合理的な意思決定プロセスや、データサイエンスを重視する開発文化を社員の言葉で解説。
成功のポイント: 高度な技術力を求めるエンジニアやデータアナリストに対し、自身のスキルをどう発揮できるかを具体的にイメージさせることで、マッチ度の高い人材を惹きつけています。
オウンドメディアの採用まとめ
オウンドメディアが採用に貢献する理由と利用方法、事例をご紹介してきましたが、まとめると以下のような効果があります。
採用に貢献する理由
- 自社の魅力を具体的に伝えられる
- 企業と人とのミスマッチが減る
- その会社に興味がない人も惹きつけられる
- 従来の採用広告よりコストが低い
→自社への理解が深い人材を効率的に短時間で集められる
採用系のオウンドメディアでやるべきこと
- SEO対策
- 更新頻度を下げない
- インタビューやレポート記事などの生の声を掲載する
- SNSなどでの二次拡散
→上手く運営することでさらなる効果が見込める
採用系のオウンドメディアを使いこなせば、企業の採用活動に大きく貢献します。
採用系オウンドメディアを導入する企業はどんどん増えていくでしょう。
上手く運用すれば、採用系オウンドメディアのコストパフォーマンスはかなりいいものになるので、競合他社が始める前に採用系オウンドメディアを始めてみるのをおすすめします。
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Q. 採用オウンドメディアとは何ですか?
採用オウンドメディアとは、人材採用を目的とするオウンドメディアのことです。積極的に情報収集している求職者だけでなく、転職潜在層にも会社を知ってもらうきっかけにもなっています。
Q. 採用オウンドメディアの参考事例は?
採用オウンドメディアの参考事例として「メルカン」「BAKE MAGAZINE」等が挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。
この記事を書いた人
能登谷 貴仁
専門分野: コンテンツマーケティング,オウンドメディア
新卒入社した企業でオウンドメディアを5カ月で8,000PVから20万PVに伸ばす。 アフィリエイターとして独立をして、立ち上げ5カ月で37万PV。 現在Webマーケティングのコンサルに従事。クライアントのニーズに合わせて、戦略立案から運用、仕組み化まで幅広く対応。
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