- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ECサイト
BASEの手数料は高い?メルカリ/STORES/Shopify/カラーミーとの比較【2024年最新版】
初期費用・月額費用をかけずにネットショップを始めたい人におすすめなサービスがBASEです。しかし、他のネットショップ作成サービスと比較すると、BASEは手数料が高いといわれることもあります。
・BASE利用にかかる手数料の合計・内訳を知りたい
・BASE手数料が高いという噂が本当かどうか確かめたい
・BASEと競合の手数料を比較して、自分にとってお得なサービスを知りたい
本記事では上記の人に向けて、BASEの料金プランや手数料の仕組みを詳しく解説します。
また、他のネットショップ作成サービスと比較して、実際にBASEの手数料が高いのかどうかを検証します。
ECサイト比較に役立つ記事もご覧ください ECサイト制作にお悩みならこちら。ASPカートの比較表・選び方のポイントを解説
BASE利用手数料の内訳
スタンダードプラン |
グロースプラン |
|
月額費用 |
- |
5,980円 |
決済手数料 |
3.6%+40円 |
2.9% |
サービス手数料 |
3% |
- |
振込手数料 |
250円 |
|
事務手数料 (振込申請時) |
2万円未満の場合:500円 2万円以上の場合:0円 |
BASEには2つの料金体系があります。
BASEのスタンダードプランは、初期費用・月額費用が無料で、各注文に対して決済手数料3.6%+40円・サービス手数料3%の料金体系です。1回の注文の合計金額(商品売上+送料、消費税込)に対してかかり、小数点以下は四捨五入の扱いです。
注文があってはじめて費用が発生するので、個人や小規模でもネットショップを始めやすいプランとして人気です。
さらに、従来の「スタンダードプラン」に加えて、2022年4月より「グロースプラン」の提供が開始されました。グロースプランは、月額費用5,980円、決済手数料2.9%で、サービス手数料はありません。月額固定費が発生する代わりに手数料は業界最安水準で、売上が伸びても手数料負担が大きくなりません。売上規模の大きなネットショップほどお得なプランです。
※なおBASEに限らず、すべてのネットショップ作成サービスでは、決済ごとに手数料がかかります(手数料率はサービスや決済方法によって異なります)。また売上金の出金にも、振込手数料や事務手数料がかかるのが一般的です。
プランごとの機能差なしのシンプルな手数料設計
BASEの特徴として、プランによる機能差がないことがあげられます。ネットショップ作成サービスでは、プランごとに使える機能が異なることが多いですが、BASEではスタンダードプランでもグロースプランでも同じ機能を利用できます。
BASEには80種類以上の拡張機能があり、そのほとんどを追加料金なしで利用できます。
また、上の画像の7種類の決済方法をすべて利用でき、グロースプランに移行してもそのまま利用を続けられる点も、BASEの魅力です。
※グロースプランなら2.9%という破格の手数料で上記の決済手段を使えます。
BASE手数料の計算、シミュレーション
画像出典:料金プラン・手数料 | BASE (ベイス) ネットショップを無料で簡単に作成
グロースプランは、決済手数料が業界最安水準のプランです。そのため、売上が伸びるほどお得になります。それを簡単に実感できるのが、BASE公式サイトにある、1ヶ月あたりの想定売上(送料を含む)を基にしたシミュレーションです。
このシミュレーションに1ヶ月あたりの想定売上を入力すると、上の画像のようにスタンダードプランとグロースプランそれぞれの運営にかかる費用と、どちらのプランがどの程度お得なのか表示されます。月商17万円を境に、グロースプランのほうが運営にかかる費用が小さくなり、売上が伸びるほどグロースプランのほうがお得になります。
10万〜100万円までシミュレーションした結果が下記の表です。
1ヶ月あたりの売上 (送料含む) |
10万円 |
15万円 |
17万円 |
50万円 |
100万円 |
スタンダードプラン 運営月額費用 |
6,640 円 |
9,940 円 |
11,260 円 |
33,040 円 |
66,040 円 |
グロースプラン 運営月額費用 |
8,880 円 |
10,330 円 |
10,910 円 |
20,480 円 |
34,980 円 |
お得なプラン |
スタンダード (2,240円/月 おトク) |
スタンダード (390円/月 おトク) |
グロース (350円/月 おトク) |
グロース (12,560円/月 おトク) |
グロース (31,060円/月 おトク) |
振込手数料・事務手数料
BASEのネットショップでの売上金は振込申請を行うことで、10営業日(土・日・祝を除く)で入金されます。これは、他社のネットショップ作成サービスと比較して、かなり早い入金サイクルとなっています。
振込手数料は、スタンダードプラン・グロースプランとも一律250円。振込申請額が2万円未満の場合は別途事務手数料500円がかかるため、申請額2万円以上で振込申請を行なったほうがお得です。
さらに、BASEの振込申請では「お急ぎ振込」という機能があります。この機能を利用する場合、通常の振込と同じ管理画面から申請を行い、審査通過後に振込が行なわれます。午前10時までの申請が翌営業日の入金、午前10時以降の申請が2営業日後の入金となります。
なお、お急ぎ振込は残高762円以上で利用でき、利用には別途手数料が1.5%かかります。
BASEと各社サービスの手数料比較
BASEがどのようにお得なのかを知るために、BASEと同価格帯のプランを持つ、以下のネットショップ作成サービスと比較しました。
・メルカリShops
・STORES(フリープラン/スタンダードプラン)
・Shopify(ベーシックプラン)
・カラーミーショップ(フリープラン/レギュラープラン)
BASEとこれらのサービスを、手数料に焦点を当てて比較すると下表のようになります。
サービス名 |
BASE |
メルカリ Shops |
STORES |
Shopify |
カラーミー ショップ |
|||
プラン |
スタン ダード |
グロース プラン |
- |
フリー |
スタン ダード |
ベーシック |
フリー |
レギュラー |
月額費用 |
- |
5,980円 |
- |
- |
2,178円 |
*29米ドル (約3,770円) |
- |
4,950円 |
決済 手数料 |
3.6%+ 40円 サービス 手数料: 3% |
2.9% |
10% |
5% |
3.6% |
3.4%~ |
6.6%+ 30円~ |
4.0%~ |
振込 手数料 |
250円 ※2万円未満 の場合、+ 事務手数料 500円 |
200円 |
275円 ※1万円未満 の場合、+ 事務手数料 275円 |
- |
決済代行会社 ごとに異なる |
*1米ドル=130円で計算
Shopify、カラーミーショップの決済手数料は、決済サービスによって異なります。上表ではクレジットカード決済の場合にもっとも安い手数料を記載しています。
BASEとメルカリShopsの比較
サービス名 |
BASE |
メルカリShops |
|
プラン |
スタンダードプラン |
グロースプラン |
- |
月額費用 |
- |
5,980円 |
- |
決済手数料 |
3.6%+40円 サービス手数料:3% |
2.9% |
10% |
入金サイクル |
振込申請から土日祝除き 10日後に入金 |
月末締め翌月10日払い ※売上金5,000円以上 |
|
振込手数料 |
250円 ※2万円未満の場合、+事務手数料500円 |
200円 |
メルカリShopsは、個人間取引ができるフリマアプリ「メルカリ」の事業者向けプラン。商品をまとめて出品・管理できるなど、事業者向けの機能があります。機能は個人間取引のメルカリと同様なので、もともとメルカリを使っていた人が、ビジネスに展開しやすいプランといえます。
メルカリShopsの運営にかかる費用は、決済手数料10%、振込手数料一律200円で、販売手数料は商品代金に対してかかります。売上金の振込は毎月末日締めの翌月10日払いで、BASEのように任意のタイミングでの振込申請はできません。また、振込には売上金5,000円以上が必要です。
メルカリShopsは、本記事で紹介するネットショップ作成サービスのなかでは手数料率が高めで、売上の伸びとともに手数料負担が大きくなります。
運営費用を抑えたいならBASEがおすすめ
メルカリShopsは、もともとメルカリを使っていた人がビジネスとしてまとまった数の商品を出品したい場合に適しています。ただし、手数料率が高いので、運営費用を考えるとBASEのほうがお得です。
BASEは、BtoC向けのネットショップに特化したサービスです。個人や副業の月商数万円程度の小規模ネットショップから月商数千、数百万円規模の大規模ネットショップまで、成長に合わせた機能とプランを選ぶことができます。入金サイクルが早いのも、ビジネスの成長を支えてくれる点です。
BASEとSTORESの比較
サービス名 |
BASE |
STORES |
||
プラン |
スタン ダード |
グロース |
フリー |
スタンダード |
月額費用 |
- |
5,980円 |
- |
2,178円 |
決済手数料 |
3.6%+40円 サービス手数料:3% |
2.9% |
5.0% |
3.6% ※Amazon Payは 3.9% |
※コンビニ決済・キャリア決済は 別途手数料220円 |
||||
入金 サイクル |
振込申請から土日祝除き 10日後に入金 |
月末日締め翌月末払い ※1万円以上 ※1万円未満の場合も 振込設定が可能 |
||
振込手数料 |
250円 ※2万円未満の場合、 +事務手数料500円 ※お急ぎ振込:1.5% |
275円 ※1万円未満の場合、 +事務手数料275円 |
||
※スピード キャッシュ:3.5% |
※スピード キャッシュ:1.5% |
BASEとSTORESは、いずれも初期費用・月額費用無料のプランと、月額固定費がかかる代わりに決済手数料が安くなるプランがあります。
初期費用・月額費用無料のBASEのスタンダードプランとSTORESのフリープランを比較すると、STORESが一見手数料が安いように見えます。しかし、それぞれのプランで使える機能や決済方法などを考えると圧倒的にBASEがお得といえます。
BASEでは、スタンダードプラン・グロースプラン共通で80種類以上の拡張機能と、7つの決済方法を利用できます。STORESの機能数はおよそ50種類なので、BASEのほうが機能が豊富です。
画像出典:HTML編集 | BASE Apps
たとえば、BASEではHTML編集が可能で、デザインの自由度が高くなっています。
またSTORESは、フリープランとスタンダードプランとで利用できる機能と決済方法に違いがあり、以下の機能はフリープランで利用できません。決済方法については、代金引換とAmazon Payがフリープランでは利用できません。
・アイテム動画埋め込み
・品番管理
・在庫数一括更新
・送り状CSV出力(ヤマトB2クラウド)
・配送日指定
・アクセス解析
・独自ドメイン
・サービスロゴ非表示
月商60万円以上はBASEのほうが手数料が安い
月額固定費がかかるBASE グロースプランとSTORES スタンダードプランでは、月額費用はSTORESのほうが低いですが、決済手数料はBASEのほうが低く設定されています。このため、以下のように月商60万円以上でグロースプランのほうが運営費用が安くなります。
【月の売上が60万円のときの運営費用】
・BASE グロースプラン:月額5,980円+決済手数料17,400円(60万円×2.9%)=23,380円
・STORES スタンダードプラン:月額2,178円+決済手数料21,600円(60万円×3.6%)=23,778円
BASEとSTORESの比較については、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:BASEとSTORESを比較!どちらが集客・売上アップに向いている?手数料や機能を解説 | Web幹事
BASEとShopifyの比較
サービス名 |
BASE |
Shopify |
|
プラン |
スタンダード |
グロース |
ベーシック |
月額費用 |
- |
5,980円 |
29米ドル (約3,770円)* |
決済手数料 |
3.6%+40円 サービス手数料:3% |
2.9% |
日本のクレジットカード:3.4% 海外/Amexのクレジットカード:3.9% JCBのクレジットカード:4.15% +取引手数料(Shopifyペイメント未利用時):2% |
入金サイクル |
振込申請から土日祝除き 10日後に入金 |
1日~15日: 15日から5営業日後 16日~月末日: 月末日から5営業日後 |
|
振込手数料 |
250円 ※2万円未満の場合、 +事務手数料500円 |
- |
*1米ドル=130円で計算
Shopifyには無料プランがなく、もっともリーズナブルなベーシックプランで月額29米ドル(約3,770円)となるため、BASEに比べると立ち上げのハードルが高くなります。
BASEのグロースプランとShopifyのベーシックプランを比較すると、月額費用はBASEが高いですが、決済手数料はShopifyが高くなります。
BASEは決済手数料が一律ですが、Shpifyは決済方法やクレジットカードの国際ブランドにより決済手数料が変動します。また、その他の決済手段に対応するには個別に決済会社との契約が必要です。クレジットカード以外の決済方法の一例をあげると、以下の手数料となっています。
・PayPal:3.6%+40円(国内の標準レート:月額取引量で変動)
・Amazon Pay:3.9%(デジタルコンテンツ以外)、4.5%(デジタルコンテンツ)
・携帯キャリア決済:6.4%、15% (デジタルコンテンツ)
BASEのグロースプランは、いかなる決済手段でも決済手数料が2.9%と低めに設定されているため、売上が伸びても手数料負担を抑えることができます。
月商50万円以上ならBASEのほうが手数料が安い
月額費用と決済手数料の合計を、BASEのグロースプランとShopifyのベーシックプランで比較すると、以下のように月商50万円以上でグロースプランのほうが安くなります。
【月の売上が50万円のときの運営費用】
・BASE グロースプラン:月額5,980円+決済手数料14,500円(50万円×2.9%)=20,480円
・Shopify ベーシックプラン:月額約3,770円+決済手数料17,000円(50万円×3.4%)=約20,770円
さらに、BASEには80種類以上の拡張機能がありますが、それらの利用にほとんど追加料金がかかりません。BASEもShopifyもアプリによる拡張機能の利用が可能ですが、Shopifyのアプリは有料のものが多くなっています。
ネットショップでニーズの高い機能を例にあげると、定期便・納品書ダウンロード・メルマガなどの機能はBASEでは追加料金なしで利用できますが、Shopifyでは有料です。BASEのアプリはBASEが開発元である一方、ShopifyのアプリはShopify以外の開発会社によるものが中心で、同じような機能に対して複数のアプリがあります。
そこから自社に合ったアプリを選ぶ必要があり、前述の機能で人気のアプリを例にあげると、以下の利用料金です。
・定期便→「定期購買」アプリ:月額4米ドル+取引手数料1%
・納品書ダウンロード→「Quick Order Printer」アプリ:月額9米ドル
・メルマガ→「Klaviyo」アプリ:無料~月額20米ドル(配信数により異なる)
納品書ダウンロードは、Shopifyが開発元のアプリ「Order Printer」であれば無料で利用できますが、「Quick Order Printer」のほうがより簡単に使える設計となっています。
画像出典:スタッフ権限管理 | BASE Apps
Shopifyの特徴として、複数人のチームでの業務分担、複数のネットショップの運営に使いやすい機能があることがあげられます。ただ、BASEでもスタッフ権限管理というAppが提供開始されたことで、複数人管理がしやすくなっています。
BASEとShopifyの比較については、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:BASEとShopifyを比較!手数料、機能、おすすめの人を紹介 | Web幹事
BASEとカラーミーショップの比較
サービス名 |
BASE |
カラーミー ショップ |
||
プラン |
スタン ダード |
グロース |
フリー |
レギュラー |
月額費用 |
- |
5,980円 |
- |
4,950円 |
決済手数料 |
3.6%+40円 サービス手数料:3% |
2.9% |
6.6%+30円 ※GMO後払い: 請求書発行180円/回 ※Amazon Payは 6.5%+30円 |
4.0%~ |
入金サイクル |
振込申請から土日祝除き 10日後に入金 |
月末締め 翌月末入金 |
||
振込手数料 |
250円 ※2万円未満の場合、 +事務手数料500円 |
振込金額・金融機関 により異なる |
BASEとカラーミーショップは、いずれも初期費用・月額費用無料のプランと、月額固定費がかかる代わりに決済手数料が安くなるプランがあります。
BASEのスタンダードプランとカラーミーショップのフリープランは、ほぼ同様の決済手数料。
振込手数料については、BASEは一律250円ですが、カラーミーショップは決済代行会社ごとに異なります。
BASEではプランによる機能の違いはありませんが、カラーミーショップはプランにより利用できる機能に違いがあるため、注意が必要。たとえば以下の機能は、フリープランでは利用できません。
・都道府県別 配送日設定
・定期購入
・商品レビュー
・クーポン発行
・フォローメール
・Google Analytics eコマース
また、ショップにアップロードできるデータの許容量(ディスク容量)がプランごとに異なり、フリープランで200MB、レギュラープランで5GBとなっています。なお、フリープランのディスク容量は利用年数に応じて追加され、最大500MBとなります。ディスク容量は購入も可能です。
BASEのほうが運営費用が安い
BASE グロースプランは月額費用5,980円・決済手数料は一律2.9%。カラーミーショップ レギュラープランは、月額手数料4,950円・決済手数料は4.0%~。月額費用はBASEがやや高いですが、決済手数料はカラーミーショップのほうが高く、月額費用と決済手数料を合計すると、BASEのほうが運営費用が安くなります。
なお、カラーミーショップは以下のように決済手段ごとに手数料が異なります。
・クレジットカード4.0%~
・後払い4.0%~
・コンビニ払い130円~
・代引き決済280円~
・Amazon Pay月額2,000円 + 3.9%
・楽天ペイ月額2,000円 + 4%
・LINE Pay月額2,000円 + 3.45%
・PayPay月額2,000円 + 3.45%
※手数料はGMOイプシロン契約時の設定
また、カラーミーショップでの売上金の振込手数料は、振込金額・金融機関ごとに異なります。
入金サイクルは月末締め・翌月入金で、BASEのような任意のタイミングの振込申請には対応していません。
手数料は高い?BASEが選ばれる理由
BASEは、ネットショップ開設実績5年連続No.1*のサービスです。それだけBASEが選ばれている大きな理由として、追加料金不要で簡単に利用できる機能の豊富さがあげられます。ネットショップ作成サービスの口コミなどでは、BASEの手数料が高いといわれることもありますが、これらの点を理解すれば、手数料が高いわけではないことが分かります。
またそもそも2022年4月のグロースプランの登場によって「BASEの手数料が高い」という指摘が的外れなものとなっているのが実情です。
*ネットショップ開設実績5年連続No.1: 最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2021年2月 調査委託先:マクロミル)
追加費用なしで利用できる機能の範囲が広い
BASEは、プランによる機能差がないサービスです。初期費用・月額費用無料のスタンダードプランでも、月額固定費で決済手数料を抑えられるグロースプランでも、同じ機能を利用できます。
その上で、拡張機能「BASE Apps」により80種類以上の拡張機能を利用できます。ショップデザインから商品登録、ショップ運営の効率化、集客、販促施策などさまざまな機能がそろっています。BASE Appsのほとんどは無料の機能で、すべてBASE開発の機能であるため、導入時に外部に開発を依頼するなどの手間がかかることもありません。
また、ネットショップ作成サービスの無料のプランでは、登録できる商品数やデータ容量に制限があることが多いのですが、BASEではスタンダードプランから制限がありません。
BASEの特徴的な拡張機能の一例を、以下に紹介します。
他社にない機能が無料
他のネットショップ作成サービスにはない以下の機能を、BASEでは無料で利用できます。
【抽選販売機能】
画像出典:抽選販売 App
商品の抽選販売ができます。数量が限られた商品を公平に販売したい場合、先着順ではなく期間を設けて注文を募りたい場合などにおすすめの機能です。
当選者が確定したタイミングで自動で注文が確定するので、抽選を行なったものの購入してもらえないということが起こりません。また、特定の当選者をリストから外すことが可能で、転売目的の買い占めなどを防げます。
他社で有料の機能も無料
他のネットショップ作成サービスでは有料なことが多い以下のような機能を、BASEでは無料で利用できます。
【メールマガジン】
画像出典:メールマガジン App
購入時に配信を希望した顧客、またはフォームから登録した顧客に、無料でメールマガジンを配信できます。ショップに興味を持つユーザーに情報を届けたい場合、リピーターを増やしたい場合におすすめの機能です。
6種類のレイアウトのテンプレートを選択して配信日時を決めるだけで配信可能。HTMLメルマガにも対応しており、カスタマイズも可能です。
【納品書ダウンロード】
画像出典:納品書ダウンロード App
注文情報を反映した納品書を、簡単にダウンロード可能です。商品に同梱する納品書として利用できます。納品書を使った配送管理にも役立ちます。
【定期便】
画像出典:定期便 App
指定した販売サイクル・継続回数で定期販売が行えます。以下いずれかの販売サイクルと継続回数で、商品を定期販売できる機能です。
販売サイクル:1週間・2週間・1ヶ月・45日・2ヶ月・3ヶ月ごと
継続回数:3回・6回・12回・無制限
定期購入ニーズが高い商材を扱っている場合、複数回に分けたセット販売を行いたい場合などにおすすめです。
7つの決済手段を一律の手数料で一括利用
BASEでは、スタンダードプラン・グロースプランいずれでも、以下7種類の決済方法を利用できます。一つひとつの決済サービスと契約する必要がなく、BASEの管理画面で一括管理が可能です。
・クレジットカード決済
・コンビニ(Pay-easy)決済
・銀行振込決済
・キャリア決済
・Amazon Pay
・PayPal決済
・後払い決済
決済手数料は、スタンダードプランで一律3.6%+40円、グロースプランで一律2.9%です。ネットショップ作成サービスでは、決済方法ごとに手数料が変動する料金体系が多いですが、BASEは一律の手数料なので管理がしやすいです。
他社のフリープランでは利用できない決済方法も、BASEであれば利用できます。たとえばSTORESのフリープランでは、代金引換とAmazon Payを利用できません。Shopifyでは法人でないとAmazon Payを利用できませんが、BASEなら個人事業主など法人以外でもAmazon Payを利用可能です。
また、Amazon Payを利用できる場合でも、決済手数料が高めです。たとえば、STORESのスタンダードプランの決済手数料は基本3.6%ですが、Amazon Payのみ3.9%となります。
カラーミーショップのレギュラープランでは、決済方法ごとに手数料が異なり、Amazon Payは月額2,000円 + 3.9%です。Shopifyのベーシックプランでは3.9%(デジタルコンテンツ以外)。しかし、BASEのグロースプランでは、決済手数料2.9%というお得な手数料率でAmazon Payを利用できます。
入金サイクルが早い
BASEでは、売上金の決まった締め日・振込日がなく、任意のタイミングで振込申請が可能です。
振込申請から入金までにかかる日数は通常10営業日です。
また、お急ぎ振り込みという機能を利用すると、最短翌営業日に入金されます。手数料は通常の決済手数料+1.5%で、午前10時までの申請が翌営業日の入金、午前10時以降の申請が2営業日後の入金となります。
法人が利用しやすい機能・サービスが増えている
BASEには、以下のような5つの機能・サービスがあり、売上の大きい法人でもより利用しやすくなっています。
スタッフ権限管理
BASE Appによる機能。ショップ運営にスタッフを招待し、複数人でショップを運営・管理できる機能です。スタッフごとに、アクセス可能なメニューを設定でき、お金管理や顧客管理など、特に機密性の高いメニューへのアクセス権限を制限できます。個人経営のショップではなく、複数人で運営する法人にはうれしい機能です。
CSV商品管理
BASE Appによる機能で、CSVファイルで商品情報を一括登録、更新、ダウンロードできます。1商品につき最大20枚の画像を登録・更新可能です。また、「商品コード App」を併用することで、商品管理コードも一括管理できます。商品点数が多い法人でも、簡単に商品情報の管理が可能です。
SHIP&CO連携
株式会社BERTRANDのサービス「SHIP&CO」との連携機能。複数のネットショップの受注情報を自動的に取り込み、出荷を一元管理できます。
また、オーダーを選択して、運送会社の印刷ボタンをクリックするだけで送り状の発行が可能。発行後、オーダーステータスを「発送済み」に自動変更する機能、購入者へ発送完了メールを自動送信する機能もあります。
複数の運送会社の送り状発行に対応し、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便・国際郵便では、一度に最大50件の送り状を作成できます。さらに、海外発送時の運送会社ごとの運賃比較も可能です。
これらの機能を活用することで、複数のネットショップを運営する法人、出荷件数の多い法人の出荷管理を効率化できます。
THE直行便連携
株式会社SNIFF JAPANの中国輸入代行サービス「THE直行便」との連携機能。連携することで、中国の大手ECサイト「タオバオ」「アリババ」から仕入れた商品情報を、BASEの管理画面に自動で取り込み、販売できます。仕入れた商品の注文状況・配送状況の確認も可能です。商品の発送後、オーダーステータスを「発送済み」に自動変更する機能、購入者へ発送完了メールを自動送信する機能もあります。
BASEで運営するショップのカテゴリー、価格などのショップ情報に基づき、「タオバオ」「アリババ」にある商品のなかからおすすめの商品が自動的に推薦される機能もあります。
中国から商品の仕入れを行い、BASEで販売を行いたい法人におすすめのサービスです。
Neologi連携
画像出典:NEOlogi | BASE Apps
株式会社ネオ・ウィングのサービス「Neologi」との連携機能。連携により、国内外150ヵ国への配送が可能です。専用管理画面から簡単に出荷指示を出すことができ、出荷が完了するとオーダーステータスを自動で更新。当日入荷、当日出荷でリードタイムの短縮につながります。また、インボイスの発行など輸出手続きを外注できます。
出荷件数が多く業務を外注したい法人、海外への配送も扱う法人の出荷業務が効率化されます。
グロースプラン登場で手数料負担の問題が解決
BASEの手数料が高いといわれる理由のひとつとして、グロースプラン登場までは、スタンダードプランで売上が大きくなると、売上に対して決済手数料・サービス手数料の負担が大きくなることがありました。
しかし、グロースプランの登場でこの問題は解決しました。月商17万円以上であれば、スタンダードプランよりもグロースプランのほうがお得なので、安定して月商17万円以上になりそうなタイミングでグロースプランへの切り替えをおすすめします。
スタンダードプランとグロースプランで利用できる機能に違いはないので、スムーズに切り替えが可能です。他社サービスの有料プランと比較しても、グロースプランはお得といえます。まずはスタンダードプランから気軽に始めて、ショップの成長に応じてグロースプランに切り替えることで、ネットショップ運営のハードルを下げることができます。
グロースプランの詳細は以下の記事もご参照ください。
関連記事:BASEグロースプランとは?STORES/Shopify/カラーミーショップとの違いを徹底比較 | Web幹事
仕組みを知ればBASEの手数料は高くない
BASEのスタンダードプランとの決済手数料・サービス手数料・振込手数料を合計すると、他社サービスと比較して、一見高く見えることがあります。
しかし、無料で利用できる80種類以上の拡張機能や、7つの決済手段を一律の手数料で一括利用できることなどを考えると、BASEの手数料が他社サービスに比べて高いわけではありません。むしろ、機能を活用することで、他社サービスよりも手数料が安くなることもあります。
また、月額固定費で決済手数料が一律2.9%と安くなるグロースプランの登場で、スタンダードプランでは売上が大きくなると手数料負担が大きくなるという問題が解決しました。スタンダードプランとグロースプランでは機能の違いがなく、管理画面から簡単に切り替えられます。
スタンダードプランからグロースプランへの切り替えは月商17万円が目安。グロースプランは、月商100万円以上でもお得に利用できます。個人の小規模のネットショップから、法人の中規模、大規模のネットショップまで、幅広い事業者にBASEをおすすめできます。
※本記事はBASE株式会社によるスポンサードコンテンツです
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この記事を書いた人
河村 郁恵
専門分野: Webライティング,Webコンテンツ制作
フリーランスのライター、編集者。屋号は「卯の筆企画」。ネット通販企業、EC業界メディアでの勤務経験あり。EC運営、Webマーケティング、キャッシュレス決済、自然食・健康食品関連の記事作成・編集経験が豊富です。
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