- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ECサイト
カラーミーショップとMakeShopの機能・費用・特徴比較、どちらがおすすめ?【2024年最新版】
コストを抑えられるプラットフォームを利用しつつ、ある程度の機能性・カスタマイズ性がほしいと考えるときに比較検討されやすいのが、カラーミーショップとMakeShopです。
・カラーミーショップとMakeShopを比較検討したい
・それぞれどのような人におすすめか知りたい
本記事では、上記のような方に向けて、カラーミーショップとMakeShopの機能・費用・特徴などを比較検討し、おすすめの人を解説します。
カラーミーショップとMakeShopを比較すると、カラーミーショップのほうが低価格で利用でき、MakeShopのほうが機能性・カスタマイズ性が高くなっています。そのため、カラーミーショップを利用していて、MakeShopへの移行を検討しているという場合も出てきます。
・カラーミーショップからMakeShopへの移行手順を知りたい
上記のような方に向けて、移行手順の要点と注意点もまとめました。
自社に合ったASPカートを選ぶことで、売上を効率的に伸ばすことができます。ぜひ、本記事の情報を参考にしてください。
※ECサイト運用にお悩みをかかている方は、こちらもあわせてご活用ください。
ECサイト運用で失敗したくないあなたへ D2Cサイトの調査レポート&ECサイト運用の心得 製造から販売まで、仲介業者を挟まずに自社でおこなう「D2C(Direct to consumer)」モデル。日本でもD2Cモデルを採用したブランドが登場し、EC業界に新たな市場をつくりはじめています。 そんな中 ・ECサイトをつくりたいけど、どこまでの機能を付ければ良い... 無料でダウンロードする
カラーミーショップ/MakeShop比較表
カラーミーショップとMakeShopを比較検討している方に向けて、基本となる点を下表にまとめました。
カラーミーショップ |
MakeShop |
||||
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
プレミアムショッププラン |
エンタープライズ |
初期費用 |
無料 |
3,300円 |
3,300円 |
11,000円(税込) |
110,000円(税込)~ |
月額費用 |
無料 |
4,950円 |
9,595円 |
7,700円(税込)~ ※契約期間により異なる |
55,000円(税込)~ |
無料体験期間 |
レギュラー、ラージプランは30日間 |
15日間 |
|||
決済手数料 (クレジットカード) |
全決済 6.6% + 30円 |
4.0%~ |
3.19%~ |
3.149%~ |
|
アカウント数 |
無制限 |
5人 ※副管理者ID |
10人 ※副管理者ID |
||
商品登録数 |
無制限 |
10,000 |
50,000 |
||
ディスク容量 |
200MB |
5GB |
100GB |
- |
- |
カラーミーショップ/MakeShopの共通点
カラーミーショップとMakeShopは、いずれも売上を上げるための施策を積極的に行い、月商数百万円の規模を目指すECサイトにおすすめです。
初期費用・月額費用を抑え、専門知識がなくても導入しやすいのがメリット。そのなかでもカラーミーショップとMakeShopは、機能性・カスタマイズ性が比較的高いカートです。
同じASPカート(ソフトをダウンロードするのではなく、インターネット上で共通のサービスを利用するもの)でも、BASEやStores等の無料・格安カートでは、事業が成長するに伴い、実施したい施策に機能やカスタマイズが対応できない場合があります。
一方で、機能性・カスタマイズ性が充実していても月額数万円以上の費用がかかるASPカートでは、コストがかかりすぎるという場合も多いはずです。
カラーミーショップとMakeShopは、コストと機能性・カスタマイズ性のバランスが良いASPカートといえます。いずれもGMOグループの会社が開発・提供しているASPカートであり、サポート体制が手厚いのも特徴です。GMOグループでは、EC事業を含む幅広いインターネット事業を展開しています。
カラーミーショップ/MakeShopの違い
カラーミーショップがおすすめのECサイト
・導入時のコストを抑えることを重視
・まずは月商数十万円以上が目標
・デジタルコンテンツ※を販売したい
※映像や音楽、電子書籍など、ダウンロードして販売する電子商材。フォントや壁紙、アイコンなどの各種素材も販売可能です。
MakeShopがおすすめのECサイト
・機能性・カスタマイズ性の高さを重視
・アパレルECサイト
・BtoB-ECサイト
大きくまとめると、コストを抑え簡単に導入することを重視するならカラーミーショップ、事業の成長を見据えた機能性・カスタマイズ性を重視するならMakeShopといえます。
比較表から分かるように、カラーミーショップのほうが初期費用・月額費用ともにコストを抑えて導入できます。カラーミーショップでは、商品登録数には制限がありませんが、ディスク容量の制限があります。
ディスク容量とは、画像ファイル・メール容量・テンプレートなど、ショップにアップロードできるデータの許容量です。このディスク容量内であれば、数に制限なく商品登録が可能です。カラーミーショップのヘルプセンターの掲載情報によると、利用店舗の商品登録数は店舗による差が大きいですが、平均すると1店舗400点となっています。
また、カラーミーショップは、映像や音楽、電子書籍などダウンロード購入する電子商材の販売が簡単にできることも特徴です。
MakeShopは、カラーミーショップに比べると初期費用・月額費用はかかりますが、決済手数料の料率は下がります。なお、比較表のクレジットカード決済の手数料は、いずれもGMOイプシロン契約時のものとなっています。
MakeShopは、カラーミーショップよりさらに機能数が多く、カスタマイズ性も高くなります。そのため、商品点数や取引量が多い、規模の大きいECサイトにも問題なく対応できます。なかでも、割引設定や登録画像数、在庫管理機能など、アパレルECサイトに役立つ機能が充実しています。
また、ECモールなど複数の販売チャネルを一元管理する外部ツールとの連携が可能で、多店舗展開もしやすい仕組みです。会員制の販売機能やBtoBの卸売が簡単にできる機能もあります。
カラーミーショップのメリット・料金・機能
画像出典:カラーミーショップ
ここから各ASPカートの特徴を詳しく説明していきます。
カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が提供しているASPカート。
初期費用3,300円・月額917円~という低価格で始められるカートでありながら、プラン移行により年商数百万円程度の事業規模まで対応できる機能性・カスタマイズ性があります。
国産のASPカートであり、サポートが手厚いのも強みです。
こんなECサイトにおすすめ
・導入時のコストを抑えることを重視
・月商数十万円~数百万円が目標
・デジタルコンテンツを販売したい
カラーミーショップは、次のようなメリット・デメリットがあります。
カラーミーショップのメリット
・コストを抑えて導入できる
・コストに対して機能性・カスタマイズ性が高い
・デジタルコンテンツを販売できる
カラーミーショップには3つのプランがあり、もっとも手軽なフリープランでは、初期費用・月額費用無料で導入が可能です。MakeShopに比べるとかなりコストを抑えて始めることができます。機能性・カスタマイズ性もあり、事業の成長に合わせた売上・利益を上げるための施策を積極的に展開できます。
また、カラーミーショップではデジタルコンテンツの販売が簡単にできます。MakeShopではデジタルコンテンツの販売が難しいので、デジタルコンテンツをECサイトで販売したいという場合はカラーミーショップをおすすめします。
カラーミーショップのデメリット
・決済手数料がやや高め
・複数店舗運営にはあまり向いていない
カラーミーショップとMakeShopで対応できる決済手段に大きな差はありませんが、カラーミーショップのほうが手数料の料率が高くなっています。
また、外部の在庫連携サービスを利用することはできるものの、カラーミーショップの機能では3店舗以上など多店舗の管理は煩雑になってしまう可能性があります。
プランと料金
カラーミーショップには次の下表のように3つのプランがあります。
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
初期費用 |
無料 |
3,300円 |
3,300円 |
月額費用 |
無料 |
4,950円 |
9,595円 |
決済手数料 |
クレジットカード GMO後払い Amazon Pay 全決済 6.6% + 30円 ※コンビニ払い(セブンイレブン)、Amazon Payは法人のみ |
クレジットカード4.0%~ 後払い4.0%~ コンビニ払い130円~ 代引き決済280円~ AmazonPay月額2,000円 + 4% 楽天ペイ月額2,000円 + 4% LINE Pay月額2,000円 + 3.45% PayPay月額2,000円 + 3.45% ※GMOイプシロン契約時の料金 ※利用には別途決済代行会社との契約が必要 |
|
商品登録数 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
ディスク容量 |
200MB |
5GB |
100GB |
登録画像数 |
~4枚/1商品 |
~50枚/1商品 |
~50枚/1商品 |
フリーページ |
10ページ |
10,000ページ |
10,000ページ |
レギュラー、ラージプランでも無料体験期間が30日間設けられており、使い勝手をしっかりと確かめることができます。
カラーミーショップには商品登録数の制限はありませんが、ディスク容量の制限があります。また、登録画像数・フリーページの上限もプランにより異なります。フリーページとは、商品ページ以外に自由に編集できるページです。
機能一覧
カラーミーショップのプランごとに利用できる主要な機能は下表の通り。
主要機能 |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
|
ショップ作成・運用 |
デザインテンプレート登録数 |
~5点 |
~10点 |
~10点 |
公式WordPressプラグイン |
○ |
○ |
○ |
|
名入れ機能 |
- |
○ |
○ |
|
都道府県別 配送日設定 |
- |
○ |
○ |
|
アクセス解析 |
一部機能のみ 550円/月で全機能利用可能 |
○ |
○ |
|
HTML・CSS編集 |
○ |
○ |
○ |
|
ショップ内検索 |
○ |
○ |
○ |
|
独自ドメイン設定 |
○ |
○ |
○ |
|
常時SSL |
○ 独自ドメイン利用の場合は 1,100円/月 |
○ |
○ |
|
商品情報・顧客情報CSV一括登録 |
○ |
○ |
○ |
|
副管理者設定 |
○ |
○ |
○ |
|
ショップ用メールアドレス |
○ |
○ |
○ |
|
iPhone・Androidアプリ |
○ |
○ |
○ |
|
集客・追客 |
商品レビュー |
- |
○ |
○ |
クーポン発行 |
- |
○ |
○ |
|
フォローメール |
- |
○ |
○ |
|
GoogleAnalytics eコマース |
- |
○ |
○ |
|
カート貼り付け機能 |
○ |
○ |
○ |
|
メールマガジン発行 |
○ |
○ |
○ |
フリープランでは利用できない機能がいくつかあります。レギュラープランとラージプランでは機能に大きな差はなく、ディスク容量に違いがあります。ただし、定期販売を行いたい場合、レギュラープラン以下ではクレジットカードを定期購入の支払い方法に設定できないので注意が必要。
定期販売を本格的に行いたい場合、カラーミーショップと同じくGMOペパボ株式会社が提供している、定期販売に特化した「カラーミーリピート」というASPカートもあります。
その他、カラーミーショップでは、下表のような機能を追加料金不要で利用できます。
ショップ作成 |
・公式WordPressプラグイン*3 ・CSSフレームワーク*4 ・カラーミーショップAPI*5 ・ショップ内検索 ・自動スマホ最適化 |
商品準備 |
・デジタルコンテンツ販売 ・商品ごとのメタタグ設定*6 ・商品オプション設定 ・商品カテゴリ設定 ・商品掲載期間の設定 |
配送設定 |
・ギフト設定 ・複数配送設定 ・複数お届け先設定 |
分析 |
・コンバージョンタグ設定*7 ・売上データグラフ ・クラウド確定申告 |
CV(購入)促進 |
・定期購入機能 ・おすすめ商品表示 ・マイアカウント ・ポイント機能 ・会員機能 ・商品別お問い合わせ |
*3 カラーミーショップに登録した商品情報を基にWordPress上に自動で商品ページを生成します。これにより、ECサイトをWordPressで作成しながら、商品の受注管理はカラーミーショップのシステムを利用できます。
*4 コーディングスキルのある上級者向けのテンプレートデザイン用CSSキット。コーディングに必要なコードとアイコンなどがパッケージングされており、テンプレートのカスタマイズを行なう際に役立ちます。
*5 ソフトウェア・アプリ開発のスキルがある利用者向けの機能。カラーミーショップにない機能の開発や、外部サービスとの連携を自分たちで行うことができます。
*6 メタタグとは、そのページが検索エンジンで検索されたときに検索結果に表示される、ページのタイトル、説明、キーワードなどを指定するもの。このメタタグを、商品ごとに設定できます。SEO対策に有効です。
*7 Web広告に関連する測定ができるタグです。「Yahoo! JAPAN リスティング広告」「Google 広告」のコンバージョンタグを設定でき、検索結果に表示されるキーワード広告や有料リスティングサービス経由での商品購入の割合を測定可能です。
この他にも、ECサイト構築・運営に役立つ有料の機能・サービスが用意されています。機能一覧がカラーミーショップ公式サイトに掲載されているので、使いたい機能がある場合はチェックしておきましょう。
また、「カラーミーショップ アプリストア」で提供されているアプリを活用して、ECサイトの成長に合わせて必要な機能を追加することもできます。カラーミーショップのアプリは基本的に有料です。
※ここまで読まれてカラーミーショップでECサイトを作ろうと思われた方は以下も参考にしてください。
関連記事:カラーミーショップ制作と相性のいいホームページ制作会社10選
MakeShopのメリット・料金・機能
画像出典:MakeShop
MakeShopは、GMOグループのGMOメイクショップ株式会社が提供するASPカート。
初期費用1,1000円(税込)、月額費用7,700円(税込)~と、ASPカートのなかでは若干高めですが、機能性・カスタマイズ性が高くなっています。月商数百万円以上でも問題なく対応できるASPカートです。
また、カラーミーショップと同じく国産のASPカートであり、サポートも手厚い体制です。
こんなECサイトにおすすめ
・機能性・カスタマイズ性の高さを重視
・アパレルECサイト
・BtoB-ECサイト
MakeShopをカラーミーショップと比較した場合、次のようなメリット・デメリットがあります。
MakeShopのメリット
・機能性・カスタマイズ性が高い
・会員制・BtoB-ECサイトにも対応
・多店舗展開も管理しやすい
MakeShopは、「業界No.1の機能数」をうたっており、ASPカートとしてはかなりの数の機能を備えています。公式サイト掲載情報によると(2021年4月時点)、651の機能・サービスがあります。一般的なECサイト構築・運用における機能が充実しているのはもちろん、アパレルEC向けの機能や、会員制・BtoBの販売ができる機能などもあるのが特徴的です。
機能が豊富なだけでなく、カスタマイズの自由度も高くなっています。標準プランの範囲内でのカスタマイズはもちろん、追加料金を払うことでECパッケージ*2に近いカスタマイズも可能です。デザインのカスタマイズ性も高くなっています。
*2 ECサイト構築方法のひとつ。ASPカートよりもコストはかかりますが、カスタマイズ性が高く、ECサイト独自のデザインや機能を作成することが可能です。
また、複数店舗間での会員情報を連携機能や、一元管理ツールとの連携ができるなど、多店舗展開を管理しやすい機能があります。ECモールと自社サイトを展開する場合、複数の販売チャネルを展開する場合にも役立ちます。
MakeShopのデメリット
・費用がやや高め
・プランによる選択肢があまりない
MakeShopは、ASPカートのなかではやや料金が高めです。カラーミーショップでは、もっとも手軽なフリープランであれば、月商数万円~十数万円程度でも利用しやすいですが、MakeShopでは一定の売上がないと利用料金が負担になるかもしれません。
また、MakeShopには2つのプランがありますが、上位プランは大規模事業者寄りの内容となっています。まずは低価格のプランから始めて、事業の成長に合わせてプランを移行することが難しいASPカートといえます。
プランと料金
MakeShopには下表のように2つのプランがあります。
プレミアムショッププラン |
エンタープライズ |
|
初期費用 |
11,000円(税込) |
110,000円(税込)~ |
月額費用 |
7,700円(税込)~11,000円(税込) ※契約期間により異なる |
55,000円(税込)~ |
決済手数料 |
Visa/Mastercard 3.19%~ JCB/American Express/Diners 3.49% ※MakeShopペイメント利用時 |
Visa/Mastercard 3.149% JCB/American Express/Diners 3.49% ※MakeShopペイメント利用時 |
商品数 |
10,000 |
50,000 |
ディスク容量 |
- |
- |
副管理者ID |
5人 |
10人 |
MakeShopでは15日間の無料体験が可能です。また、同一名義でMakeShopを複数契約する場合、2店舗目以降の初期費用11,000円(税込)が無料となります。
プレミアムショッププランは、1カ月契約では月額費用が11,000円(税込)ですが、長期契約ほど割引が適用され、60ヶ月契約で最大の30%割引・月額費用7,700円(税込)となります。
さらに、プレミアムショッププランは、月額決済金額によってVisa/Mastercardの手数料が変わります。月額決済金額が50万円以上の場合は3.19%ですが、50万円未満の場合は3.39%です。クレジットカード決済の手数料の他に月額費用1,100円(税込)も必要なのですが、2021年12月16日までの新規申込で永年0円となります(2021年4月時点)。
エンタープライズプランは、MakeShopの基本機能をベースにセミカスタマイズができるプランです。BtoC、BtoBいずれのECサイトでも高機能なカスタマイズを実現できます。
一例として、ECサイトの基幹システム連携やメーカー直送システム、BtoB-ECサイトのオンライン見積もり機能などを、カスタマイズにより利用できます。
機能一覧
MakeShopのプランごとに利用できる主要機能は下表の通り。
主要機能 |
プレミアムショップ |
エンタープライズ |
自由なデザイン |
○ |
○ |
システムカスタマイズ |
- |
○ ※別途開発費用 |
専用サーバー構築 |
- |
○ ※別途開発費用 |
SEO管理機能 |
○ |
○ |
有名サイトへの出品連携 |
○ |
○ |
SNS連携 |
○ |
○ |
スマホ・モバイル対応 |
○ |
○ |
BtoBショップ対応 |
○ |
○ |
メルマガ機能 |
連続配信可能50万通/月 |
無制限 ※1配信20万通まで |
CSV登録機能 |
○ |
○ |
商品名入れ機能 |
○ |
○ |
クーポン機能 |
○ |
○ |
まとめ買い割引機能 |
○ |
○ |
独自ドメイン設定 |
○ |
○ |
常時SSL |
月額1,100円(税込) |
月額1,100円(税込) |
プレミアムショッププランとエンタープライズプランで大きく異なるのが、登録商品数とメルマガ配信数の上限、そしてシステムカスタマイズと専用サーバー構築の可否です。
システムカスタマイズは、MakeShopをベースにすることで、ECパッケージよりもコストを抑えてカスタマイズが可能です。また、専用サーバー構築により、ECサイトへのアクセスや注文が集中したときに、サイトが表示されないなどの不具合を防ぐことができます。
その他に、MakeShopでは、下表のようなさまざまな機能を利用できます。
ショップを作る |
ショップ運営 |
集客 |
オリジナルデザイン編集 レスポンシブWebデザイン デザインテンプレート スマートフォン対応 会員制・BtoBショップ 年齢認証ショップ 一元管理ツール対応 ショップ制作ナビゲーション HTML補助ツール HTMLエディター 独自デザインバックアップ ショップCMS トップページレイアウト変更 マルチフォーム 独自ページ(フリーページ) 複数商品画像の登録 FTP対応 個人情報保護方針設定 特定商取引法設定 ファビコン登録 カレンダー |
IP制限 商品データDL・UL 商品データ一括削除 個人情報ダウンロード時通知 会員管理 会員ランク自動振り分け 会員情報メモ 会員データDL・UL 注文書ダウンロード 注文確認メール受け取り設定 在庫アラートメール メールアドレス発行 メルマガ会員インポート 自動返信メール メルマガ配信 |
Yahoo!ショッピング連携 LINEショッピング連携 Instagramショッピング リターゲティング広告 Google商品リスト広告連携 アフィリエイト連携 Googleサーチコンソール登録 SEO設定 XMLサイトマップ出力 URL自由設定 RSS 会員紹介 |
商品販売 |
買い物かご |
注文処理・配送 |
販売予告 まとめ買い割引 クーポン 再入荷お知らせメール 名入れ 商品コピー 配送完了ステップメール 割引(セール)期間設定 商品表示期間設定 0円決済 税率0%設定 商品レビュー 在庫マトリクス表示 人気ランキング 商品グループ設定 商品オプション 複数商品画像 価格・ポイント一括修正 最近見た商品のレコメンド 見積書の発行 注文可能最小金額設定 購入履歴表示 一発購入 各種コンバージョンタグ対応 |
決済ページデザイン編集 SSL(情報暗号化)対応 「あと○円で無料」表示 最近見た商品のレコメンド Web接客型Amazon Pay 商品ごとへの配送設定 複数の届け先への配送設定 配送希望日時設定 各種配送料の設定 海外配送可否 アンケート・注文備考の ラッピング・のし・ギフト対応 クレジットカード情報保持 買い物と同時に簡単会員登録 注文完了画面バナー表示 |
注文内容修正 注文一括処理 配送業者送り状連携 伝票番号一括登録 納品明細書カスタマイズ 注文確認メール自動配信 注文メール複数受信 |
データ分析 |
||
GoogleアナリティクスEコマース対応 各種成果タグ設定 売上分析 |
これ以外にも、有料のオプション機能・プランがあり、非常に多機能なASPカートです。
※ここまで読まれてMakeShopでECサイトを作ろうと思われた方は以下も参考にしてください。
関連記事:MakeShopに強い制作会社8社を目的別に厳選!
【コラム】無料・格安カートとの違い
無料・格安カート |
カラーミーショップ MakeShopなど |
|
おすすめの人 |
・月商数万円~十数万円規模で良い ・副業でECサイトを運営したい ・ハンドメイド作品を販売したい |
・月商数十万円~数百万円以上を目指したい ・本業としてECサイトを運営したい ・商品点数が多い |
メリット |
・初期費用不要で導入できる ・導入手続きが簡単 ・兼業でECを行いやすい |
・機能性・カスタマイズ性が高い ・事業の成長に合わせたプランを選べる ・注文が集中しても対応できる |
デメリット |
・決済手数料が高め ・別途手数料が発生することがある ・機能が限定的 |
・初期費用・月額費用がそれなりにかかる ・機能を全活用するならある程度の知識が必要 ・比較検討項目が多い |
ここまで読んで、カラーミーショップやMakeShopではなく、無料カートや格安カートはどうだろう?と思われた方に、カラーミーショップやMakeshopとの違いを解説します。
ASPカートには、初期費用・月額費用がかからない無料カートや、月額費用が数百円~数千円程度で利用できる格安カートがあります。
無料カートで代表的なのはBASE、格安カートで代表的なのはSTORES(ストアーズ)です。STORESには、月額費用無料のフリープランと、月額費用2,178円(税込)のスタンダードプランがあります。
カラーミーショップも、フリープランは初期費用・月額費用無料で利用できるため、格安カートに分類されることがあります。しかし、上位プランがあることや、機能性・カスタマイズ性の高さを考えると、BASEやSTORESとは別の分類になります。
無料・格安カートとカラーミーショップやMakeShopを比べると、上表のようになります。
それぞれに、適している場合と適さない場合、メリット・デメリットがあるので、自分にとってベストなASPカートを選ぶようにしましょう。以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ECサイト構築にお悩みならこちら。人気のASPカートを徹底比較
カラーミーショップからMakeShopへの移行手順
最後に、カラーミーショップからMakeShopへの移行手順を解説します。カラーミーショップからMakeShopへの移行が検討されやすいのは、次のような場合です。
・月商数百万円以上に事業が成長してきた場合
・SNS活用や割引設定など集客や販売手法を多様化したい場合
・複数の自社ECサイトやECモールなど多店舗展開をしたい場合
カラーミーショップとMakeShopでは、MakeShopのほうがより規模の大きいECサイトに向いています。そのため、事業の成長にともない、カラーミーショップからMakeShopに移行したほうが良い場合が出てきます。
移行手順ポイントまとめ
ここでは、カラーミーショップ側・MakeShop側でそれぞれ必要な移行手順の要点を紹介します。基本的な流れは、カラーミーショップからMakeShopへの移行に限らず、どのECプラットフォームでも共通しています。
移行の際には、カラーミーショップ側での手順を完了してからMakeShop側の手順を行なうのではなく、同時進行で進められる部分は進めておき、移行の際にECサイトを閉める期間ができるだけ短くなるように作業スケジュールを立てるようにしましょう。
なお、実際に移行する場合、必ず移行前後のプラットフォーム両方で詳細を確認してください。不明点があれば、必ず各プラットフォームの公式サポートに確認します。ECプラットフォームの移行は非常に重要な手続きなので、不明点を残さないようにしましょう。
カラーミーショップ側の手順
1.顧客・商品データなど必要なデータをダウンロードする
2.画像ファイルなどのECサイトの素材が移行後も利用できる状態にしておく
3.移行後も利用する記事やブログなどを確認、必要に応じてデータ保存
4.リダイレクト設定
5.解約手続き
・解約手続き後も契約終了日までアカウントは有効
・解約手続きとは別にショップの閉店設定が必要
・自動引き落としの場合は設定の変更が必要
MakeShop側の手順
1.ショップ情報、各種規約など基本設定
2.カテゴリーデータの登録・移行
3.商品画像・価格・説明など商品データの登録・移行
4.決済方法・消費税など決済関連の登録
5.配送の設定
6.会員データの設定・移行
7.ショップデザイン
8.注文関連の設定
・テスト購入推奨
9.ポイント・クーポン販促関連の設定
10.独自ドメインの設定
手順1~6までを完了すればECサイトを開店できる状態になります。なお、MakeShopでは、次のような移行をサポートするサービスを提供しています。
・商品データ移行代行:1,000点まで132,000円(税込)、100点追加ごと+4,400円(税込)
・会員データ移行代行:1,000件まで33,000円(税込)、100件追加ごとに+1,650円(税込)
※いずれも料金支払い・データ提出から10営業日程度で移行可能
・おてがるリニューアルサービス:低価格でデザインをリニューアル。バナー1個から発注可能
・集客設定代行サービス:最適なキーワードを抽出、SEO最適化、効果検証ツールの設定
移行のデメリットと注意点
カラーミーショップからMakeShopへの移行に限らず、ECプラットフォームの移行では、次のようなデメリットがあり、注意が必要です。
移行にかかるコスト・時間
ECプラットフォームの移行には、時間や人的リソースが割かれ、移行作業にともなうコストがかかります。また、移行時にECサイトを一時的に閉める場合もあり、その期間は売上が上がらないということも考慮する必要があります。
こういったコスト・時間を踏まえた上で、移行スケジュールを立てるようにしましょう。
顧客が離脱する可能性
ECプラットフォームの移行では、ドメイン設定によりECサイトのURLを継続して使用し、リダイレクト設定により旧サイトを訪問したユーザーを新サイトに自動的に飛ばすことができます。
しかし、ユーザーが会員登録を行なっていた場合、ログインパスワードなどの個人情報はユーザーに新サイトで再設定してもらう必要があります。また、サイト移行によりデザインや操作性が少なからず変化します。
これらのことが顧客の不信感や離脱につながらないよう、サイト移行前には時間をかけて丁寧な案内を行う必要があります。顧客にメリットがあるような特典・キャンペーンなどを実施するのもひとつの方法です。
カラーミーショップ/MakeShop比較まとめ
カラーミーショップとMakeShopは、いずれもASPカートとしては機能性・カスタマイズ性の高いカートです。どちらもGMOグループのASPカートであり、サポートが手厚く、はじめてECサイト構築・運用を行う場合でも安心感があります。
カラーミーショップとMakeShopを比較すると、カラーミーショップのほうがコストを抑えて利用でき、MakeShopのほうが機能性・カスタマイズ性がより高くなっています。まずは月商数十万円程度を目指す場合はカラーミーショップ、もっと大規模なECサイトの場合はMakeShopがおすすめです。また、MakeShopは、多店舗展開やBtoB-ECサイトの運用もしやすい機能を備えています。
カラーミーショップを利用して、月商数百万円規模に事業が成長したり、複数の店舗を展開したりする場合、MakeShopへの移行を検討することが出てきます。実際に移行を行なう場合、必ず移行前後のECプラットフォームで詳細を確認しましょう。
カラーミーショップでは移行をサポートするサービスも提供しています。また、自社だけでは対応できないと感じる場合、外部サービスを利用するのもひとつの方法です。
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Q. カラーミーショップとMakeShopの違いは?
おすすめの対象が異なります。カラーミーショップが最適なECサイトの特徴として「導入時のコストを抑えることを重視」「まずは月商数十万円以上が目標」等が挙げられます。一方、MakeShopが最適なECサイトの特徴は「機能性・カスタマイズ性の高さを重視」「アパレル」「BtoB」です。
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この記事を書いた人
河村 郁恵
専門分野: Webライティング,Webコンテンツ制作
フリーランスのライター、編集者。屋号は「卯の筆企画」。ネット通販企業、EC業界メディアでの勤務経験あり。EC運営、Webマーケティング、キャッシュレス決済、自然食・健康食品関連の記事作成・編集経験が豊富です。
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