- 更新日 2024.08.15
- カテゴリー ホームページ制作支援ツール
無料CMSのおすすめ13選|選定ポイントやメリット・デメリットを紹介
「自社に最適な無料CMSを探しているものの、どれを選べばいいのかわからない...」とお困りではないですか?
本記事では、おすすめの無料CMSや選定ポイントなどを紹介しています。
この記事を最後まで読めば、自社に合った無料CMSが見つかるでしょう。
なお「Web制作会社の探し方・選び方がわからない!」という方は、Web幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
CMSとは
CMSとは「Contents Management System」の略で、Webサイトに必要な情報を一元管理できるシステムのことです。主にデザインテンプレートを使用してWebサイトを構築するため、HTMLやCSSといった専門知識は不要です。初心者でも簡単にWebサイトを作れるのがメリットです。
無料で使えるCMSの種類
無料で使えるCMSには「オープンソース型」「クラウド型」の2種類があります。
オープンソース型
オープンソースとは「インターネット上にソースコードが公開されている」ことを指します。
オープンソース型のCMSは、自由に複製・改変ができたり、ライセンス不要で利用できたりします。さらに、コードの編集をすることで、デザインや機能などの細かいカスタマイズが可能です。
クラウド型
クラウド型とは、クラウド環境上(ネットワークを介してユーザーにサービスを提供する形態)に構築されたCMSのことです。基本的にインターネット環境にアクセスして利用するため、自社でサーバーを用意する必要はありません。さらに、月額制や従量課金制が一般的で、初期費用や運用費用を抑えやすくなっています。
無料版と有料版の違い
CMSには無料版と有料版の2種類がありますが、それぞれの違いは以下のとおりです。
無料版 |
有料版 |
|
サポートの有無 |
基本的にサポートを受けられない |
ベンダーのサポートがある |
外部システムとの連携性 |
外部システムとの連携不可 専門知識が必要 |
外部システムとの連携性が高い |
サーバー負荷 |
サーバー負荷に弱い |
容量を自動で増やして サーバーがダウンしないものがある |
上記のように、無料版と有料版では特徴が異なります。自社の利用目的に応じて選定しましょう。
無料CMSのおすすめ13選
ここからは、おすすめの無料CMSを紹介していきます。
CMS名 |
オープンソース / クラウド |
特徴 |
おすすめな人 |
WordPress |
オープンソース |
|
|
OpenPNE |
オープンソース |
|
SNSと連携してブログを運営したい人 |
baserCMS |
オープンソース |
|
Webサイト制作に慣れていない人 |
EC-CUBE |
オープンソース |
|
ECサイトを運営したい人 |
osCommerce |
オープンソース |
|
豊富な拡張機能を活用して サイトをカスタマイズしたい人 |
Drupal |
オープンソース |
|
セキュリティに強いサイトを運営したい人 |
SOY CMS |
オープンソース |
|
国産のCMSを利用して 安心してサイトを運営したい人 |
Ameba Ownd |
クラウド |
|
用途別に複数のサイトやブログを 使い分けたい人 |
Wix |
クラウド |
|
「SEO機能」「メルマガ配信」などの 集客ツールを利用したい人 |
Jimdo |
クラウド |
|
AI機能を利用して 楽にWebサイトを構築したい人 |
Concrete CMS |
オープンソース |
|
デザインを自由にカスタマイズして、 独自性の高いWebサイトを構築したい人 |
Joomla! |
オープンソース |
|
|
JS CMS |
オープンソース |
|
Excelと連携してデータ量の多い 表組みなどを手軽に管理したい人 |
1)WordPress
画像引用:WordPress
WordPressのおすすめポイント
- 全世界のWebサイトで43%利用されている
- 豊富なデザインテンプレートとプラグイン
- カスタマイズの自由度が高い
WordPressは、アメリカに本社を置くAutomatticが運営するオープンソース型の無料CMSです。WordPressの公式サイト(2024年)によると全世界の43%のWebサイトで利用されています。
多くの会社やサイトで利用されており、他社事例を参考にすることで、自社に最適な導入ができるでしょう。
また、豊富なデザインテンプレートとプラグイン(機能追加)が用意されています。特にプラグインは59,000個以上あり、独自性の高いWebサイトを構築できます。
さらに、WordPressはカスタマイズの自由度が高いため、自社の目的にあったサイトを制作しやすいのがメリットです。例えば、デザイン性を重視したり、コンバージョンを重視したりしたカスタマイズが可能です。
WordPressの概要・実績・価格感
会社名 |
Automattic社 |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
要問い合わせ |
2)OpenPNE
画像引用:OpenPNE
OpenPNEのおすすめポイント
- SNS機能を簡単に搭載できる
- 外部アプリケーションとのID連携が容易
- 有償のサポートが受けられる
OpenPNEは、株式会社手嶋屋が中心となり開発を行ってきたオープンソース型の無料CMSです。社内SNS・サークル・ソーシャルメディア・ファンサイトなど30,000以上のコミュニティで利用されています。
OpenPNEの特徴は、誰でもSNSの設置・運営ができる点です。誰でも参加できるオープンSNS、特定の人だけが参加できるクローズドSNSの両方に対応。豊富な機能を使ってカスタマイズしながらWebサイトを構築できます。
また、認証システムを構築でき、外部アプリケーションやシステムとのID連携が容易です。例えば、WordPressと連携させる活用方法があります。制作したコンテンツをSNSのコミュニティで議論し、内容をブラッシュアップしたり、素早く情報を発信したりすることが可能です。
OpenPNEは有償サポートも充実しています。今までに100社以上の法人への構築・サポートをしています。
OpenPNEの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社手嶋屋 |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
|
3)baserCMS
画像引用:baserCMS
baserCMSのおすすめポイント
- 直感的な操作で簡単にWebサイトを構築できる
- Webサイトのメンテナンスに強い
- スキルとコードをシェアしあう仕組みが用意されている
baserCMSは、株式会社キャッチアップが開発を行ってきたオープンソース型の無料CMSです。
直感的な操作で簡単にWebサイトを構築できるのが特徴です。ページの移動がドラッグ&ドロップで行えるため、サイト構築の専門知識が必要ありません。
Webアプリケーション脆弱性検査サービス「VAddy」の脆弱性検査をクリアしており、セキュリティ面でも安心です。重複コンテンツ問題への対策もされているなど、SEO面も考慮されています。
baserCMSには、スキルとコードをシェアしあうコミュニティが充実しています。質問・不具合の報告などができる交流サイト、情報発信・運営・制作・開発を行うbaserCMSユーザー会などがあり、不明点や問題点を解決しやすいでしょう。
baserCMSの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社キャッチアップ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
|
4)EC-CUBE
画像引用:EC-CUBE
EC-CUBEのおすすめポイント
- ECのデザインテンプレートが豊富
- 販促・集客プラグインも豊富
- 自社システム・外部サービス連携が可能
EC-CUBEは、株式会社イーシーキューブが運営するオープンソース型のCMSです。ダウンロード数は180万を突破しており、推定稼働店舗数は35,000を超えています。
ECサイトの構築に特化しており、EC向けのデザインテンプレートが豊富な点が魅力です。ブランドや商材にあわせて色の変更やコンテンツ配置ができるので、高度なデザイン知識がなくてもECサイトを構築可能です。
また、販促・集客プラグインも豊富にあります。例えば、売上ランキングの表示、初回のみ購入できるお試し商品設定などを利用できます。ECサイトを構築して終わりではなく、運用面まで考慮されているのです。
EC-CUBEは、自社システム・外部ツール連携が可能です。例えば、ソニーペイメントサービスやSBペイメントサービスなどとの提携ができます。
EC-CUBEの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社イーシーキューブ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 ※手数料は要問い合わせ |
実績詳細 |
|
5)osCommerce
画像引用:osCommerce
osCommerceのおすすめポイント
- 9,000以上の拡張機能が提供されている
- 30万人以上が参加するショップオーナー&開発者コミュニティ
- 日本語ドキュメントが提供されており安心して利用可能
osCommerceは、オープンソース型のショッピングカートです。無料と有料含めて9,000以上の拡張機能が提供されているのが特徴です。
例えば、マーケティング機能であれば、
- お客様の声
- 下取り購入
- 友達紹介
- アフィリエイト
などの機能を利用でき、売上アップに繋げられます。
また、30万人以上が参加するコミュニティがあるのも魅力の1つです。コミュニティ内ではeコマースのアドバイス・アプリ・ショッピングカートの情報交換・カスタムデザインや開発品の注文・作成などが行われています。
osCommerceは日本語ドキュメントも提供されており、英語が苦手な方でも安心して利用できます。
osCommerceの概要・実績・価格感
会社名 |
要問い合わせ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
要問い合わせ |
6)Drupal
画像引用:Drupal
Drupalのおすすめポイント
- 大規模サイト運用に適した拡張性とセキュリティ
- コンテンツの一括管理や承認フローの管理が簡単
- 100近くの言語に対応できる機能
Drupalは、小売・スポーツ・旅行・eコマースなど様々な業界で導入されているオープンソース型の無料CMSです。
大規模サイトに適した拡張性とセキュリティを備えているのが特徴です。世界中で数多くのモジュール(拡張機能)が開発されており、自社の目的にあわせて利用できます。さらに、カスタマイズの自由度も高く独自の開発を行えるでしょう。
Drupalは、コンテンツの一括管理や承認フローの管理も簡単です。1つのコンテンツを様々な表示方法やデータ形式で公開する機能があります。さらに、コンテンツをカテゴリに分類し、ユーザーや組織と紐付けながら管理する機能も利用できるため、Webサイトの運用をスムーズに行えるでしょう。
Drupalには100を超える言語に対応できる機能も搭載されています。そのため、海外向けのWebサイトを構築したい方にも向いています。
Drupalの概要・実績・価格感
会社名 |
Drupal.org |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
|
7)SOY CMS
画像引用:SOY CMS
SOY CMSのおすすめポイント
- 目的にあわせて柔軟にWebサイトを構築
- マーケティング機能の実装で集客や売上に貢献
- 充実したサポートで安心してWebサイト作成
SOY CMSは、株式会社Brassicaが提供するオープンソース型の無料CMSです。目的にあわせて柔軟にWebサイトを構築できるのが特徴です。本体はコンパクトに設計されていますが、SOY Shop/Appを使うことで機能を拡張できます。さらに、複雑な機能拡張をする場合でも、本体には手を加えずに独立して開発・追加できます。
また、SOY CMSではマーケティング機能の実装も可能です。例えば、Google AnalyticsやSNSなどに加えて、広告効果測定ツールやアフィリエイトなど外部サービスとの連携もできます。
サポートが充実しているのも魅力です。情報交換の場として公式フォーラムが運営されていたり、開発元による有償サポートも利用できたりします。そのため、初めてCMSを導入する方でも安心して利用できるでしょう。
SOY CMSの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社Brassica |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
|
8)Ameba Ownd
画像引用:Ameba Ownd
Ameba Owndのおすすめポイント
- 無料で10個までWebサイトを構築可能
- シンプルなデザインテンプレートを用意
- ブログを標準で搭載
Ameba Owndは、株式会社サイバーエージェントが運営するクラウド型のCMSです。ホームページはもちろん、ブログやネットショップなどでも利用されています。
Ameba Owndの特徴は、無料で10個までWebサイトを構築できる点です。そのため、用途別に複数のサイトやブログを使い分けられるでしょう。
シンプルなデザインテンプレートが用意されているのも特徴です。カラーやフォントの組み合わせも編集ができるので、自社の要望を満たすWebサイトを構築しやすくなっています。
Ameba Owndは標準でブログ機能が搭載されています。他ブログからの引っ越しができたり、記事のカスタマイズもできたりするので、情報発信したい場合に便利です。
Ameba Owndの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社サイバーエージェント |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
|
実績詳細 |
|
9)Wix
画像引用:Wix
Wixのおすすめポイント
- テンプレートの種類が豊富で業種や目的ごとに選択できる
- 質問に答えるだけでAIがWebサイトを自動作成する機能を使える
- 集客ツールの利用でアクセスを増加させられる
Wixはイスラエルに拠点を置く会社によって提供されているクラウド型CMSです。世界中で2億5,000万人以上がホームページ作成に利用しています。
Wixの特徴はテンプレートの種類や写真・動画素材が豊富な点です。テンプレートは900種類以上も用意されており、業種や目的に応じて自由にカスタマイズできます。テンプレートを使わずに、白紙の状態からでもWebサイトを構築可能です。
また、WixはAIを搭載しており、いくつかの質問に答えるだけで最適なデザインと画像配置がされたWebサイトを構築できます。専門知識がなくてもスムーズにWebサイトを作れるでしょう。
Wixは集客ツールが利用できるので、アクセスの増加を見込めます。
例えば、
- SEO機能
- AI搭載のFacebook&Instagram自動広告
- メルマガ配信
- SNS連携
などを使えば、Webサイトへの流入数を高めやすくなります。
Wixの概要・実績・価格感
会社名 |
要問い合わせ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
|
実績詳細 |
要問い合わせ |
10)Jimdo(ジンドゥー)
画像引用:Jimdo
Jimdoのおすすめポイント
- 直感的な操作でWebサイトを構築
- 専門知識がなくてもサイト制作ができるAIビルダー
- 日本サポートも完備されていて安心して利用可能
Jimdoは、ドイツの会社が提供するクラウド型のCMSです。世界中で3,200万ものWebサイトで利用されています。
Jimdoの特徴は直感的な操作でWebサイトを構築できる点です。ドラッグ&ドロップの操作でサイトを制作できるので、初心者でも手軽に扱えます。高度なカスタマイズをしたいなら、HTMLやCSSでの開発も可能です。
また、JimdoはAIビルダーというナビに従うだけでWebサイトを構築できる機能があります。質問に答えるだけなので、手間と労力をかけずにWebサイトを作れるでしょう。
Jimdoは日本サポートも完備されており安心して利用可能です。困りごとがあれば問い合わせをすると日本人スタッフに対応してもらえます。さらにホームページ作成を任せられるパックも用意されています。
Jimdoの概要・実績・価格感
会社名 |
要問い合わせ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
|
実績詳細 |
|
11)Concrete CMS
画像引用:Concrete CMS
Concrete CMSのおすすめポイント
- 初心者でもわかりやすい操作性
- デザイナー向けのデザインカスタマイズが可能
- 世界中に広がるコミュニティが充実
Concrete CMSは、アメリカに拠点を置くPortlandLabs Incが開発しているオープンソース型の無料CMSです。
Concrete CMSは初心者でもわかりやすい操作性に優れている点が特徴です。マニュアルをほとんど見なくても、直感的にWebサイトを更新できます。さらに、プログラミングの知識不要で追加できる、豊富な拡張機能も用意されています。
また、デザイナー向けのデザインカスタマイズも可能です。デザインを自由にカスタマイズできれば、自社のブランドイメージに適した独自性の高いWebサイトを構築できるでしょう。
Concrete CMSの公式サイトには、20万人以上のユーザーと50万以上のサイトが登録されています。さらに、2009年から日本語のコミュニティも立ち上がっており、各地で勉強会が開催されています。
Concrete CMSの概要・実績・価格感
会社名 |
PortlandLabs Inc. |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
|
12)Joomla!
画像引用:Joomla!
Joomla!のおすすめポイント
- 5,000を超える豊富な拡張機能
- 基本機能でSEOツールが構築されている
- 多言語サイトに対応
Joomla!は、公式サイト(2024年)によると世界のCMS市場の6%以上、既知のビジネスWebサイト全体の9%以上で利用されているオープンソース型の無料CMSです。
Joomla!の特徴は、5,000を超える豊富な拡張機能が用意されている点です。必要な機能を組みあわせれば、理想のWebサイトを構築しやすくなります。
また、基本機能でSEOツールが備わっています。メタディスクリプションやキーワードの設定が可能です。
Joomla!は70種類以上の言語に対応しており、多言語サイトの構築にも向いています。そのため、海外向けのサイトを作りたい方に便利です。
Joomla!の概要・実績・価格感
会社名 |
要問い合わせ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
要問い合わせ |
13)JS CMS
画像引用:JS CMS
JS CMSのおすすめポイント
- データベースが不要で10秒で導入完了
- Excel連携で業務を効率化
- 520種類のデザイン・レイアウト
JS CMSは、株式会社ピクセルイメージが開発するオープンソース型の無料CMSです。小〜中規模サイトに利用されています。
JS CMSの特徴はデータベースが不要なことです。FTP(ファイルを送信する通信規格)でアップするとたった10秒で導入が完了します。サイトを移転させる際も、ファイルを移動させるだけなので労力がかかりません。
また、JS CMSはExcel連携ができ、データ量の多い表組みなどを手軽に管理できます。入力の手間を省けるので、業務を効率化することも可能です。
JS CMSで用意されているデザイン・レイアウトは合計520種類です。数多くの種類の中から自社に最適なものを選択して導入できます。
JS CMSの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社ピクセルイメージ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
無料 |
実績詳細 |
要問い合わせ |
無料CMSを選ぶときのポイント
続いて、無料CMSを選ぶときのポイントを紹介します。
操作性
CMSを導入する際は操作性の確認が必要です。使いづらいCMSの場合、サイト制作をスムーズに進めることができないからです。専門知識がないのであれば、ドラッグ&ドロップでサイト制作できるツールが良いでしょう。
作成できるWebサイトの種類
CMSによって作成できるWebサイトが異なります。例えば、ホームページ・ECサイト・SNSサイトなどがあるため、自社の目的に応じて適切なCMSを選定しましょう。
他サービスとの連携
外部サービスやシステムと連携できるかも重要です。無料CMSの中には他サービスとの連携ができないものもあります。自社が連携したいサービスを確認してから、導入するCMSを決めましょう。
サポート体制
無料CMSの場合、サポート体制が整っていないケースがあります。サポートを受けるには有償になるケースが多いので、導入前に確認しましょう。
セキュリティ
無料CMSを導入する際は、セキュリティの確認も必要です。無料のものはセキュリティ面で不安なものも多くあります。セキュリティ対策がされているものを導入できれば安心して利用できるでしょう。
日本語サポート
無料CMSには海外製のものも多いのが現状です。そのため、外国語が苦手なら日本語サポートのあるものを選択するか、国産CMSを利用しましょう。
導入実績
無料CMSを導入するなら実績も確認する必要があります。Webサイトの構築事例をチェックして、自社の理想とするものがないか確認しましょう。もし公式サイトで公開されていないなら、メールや電話などで問い合わせてみましょう。
無料CMSを使うメリット
続いて無料CMSを使うメリットを紹介します。
無料CMSを利用しようか迷っている方は、参考にしてみてください。
コストを削減できる
無料CMSは基本的にコストがかかりません。オープンソース型CMSはライセンス不要で利用でき、レンタルサーバーを契約しても月数千円程度です。クラウド型の場合は、無料で利用できる上、サーバーを用意する必要もありません。
カスタマイズ性に優れている
無料CMSはコストを削減できるだけでなく、カスタマイズ性にも優れています。オープンソース型CMSはコードの編集ができるので、デザインや機能のカスタマイズ性が高いです。クラウド型CMSもHTMLやCSSを使うとカスタマイズが可能です。
コミュニティでトラブルに対処しやすい
無料CMSにはコミュニティが用意されているケースがあります。オープンソース型CMSの多くは、サポートがない代わりにコミュニティがあります。コミュニティ内では情報提供がされているので、トラブルに対処しやすいでしょう。
無料CMSを使う際のデメリット
続いて、無料CMSを使う際のデメリットを紹介します。
CMS選びで失敗しないためにも、メリットだけでなく、デメリットも押さえておきましょう。
サポートを受けられないケースが多い
無料CMSはサポートが手薄になっているケースが多いため、構築や運用に専門知識が必要です。
サポートを受けたい場合、有償で申し込まなければならないケースもあります。
カスタマイズに専門知識が必要になる
無料CMSのデザインや機能をカスタマイズするには、専門知識が必要になります。オープンソース型CMSは、コードを編集しないといけません。クラウド型CMSも細かいカスタマイズには、HTMLやCSSを使用します。自社に対応できる人材がいない場合は、外注を検討してみてください。
セキュリティ面に不安がある
無料CMSはセキュリティ面での不安があり、自社でする必要があります。オープンソース型CMSの場合は、ソースコードが公開されているので脆弱性への対応が必要です。クラウド型CMSは、IDやパスワードを入力して管理画面にアクセスするため、不正サクセスへの対策が求められます。
機能の制限がある
無料CMSによっては、利用できる機能に制限があるケースもあります。そのため、自社の要望を満たす機能を実現できず、ユーザビリティ(ユーザーの使い勝手の良さ)が低下する恐れがあるでしょう。利用できる機能がない場合は、有料CMSを利用してみてください。
【まとめ】無料CMSを紹介しました
おすすめの無料CMSや選定ポイントなどを紹介しました。無料CMSにはコストを抑えられたり、カスタマイズ性に優れていたりするメリットがあります。しかし、国内外に数多くの種類があるのも事実です。本記事を参考に無料CMSの導入を検討してみてください。
「Web制作会社の探し方・選び方がわからない!」という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
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この記事を書いた人
坂田憲亮
専門分野: Webマーケティング
フリーランスのSEOマーケター/Webライター。業界大手の採用メディア制作部を経て30歳を機に独立。各種オウンドメディアのSEO構築、ディレクション、ライティング、取材撮影、デザインまで一環して担当する自称・マルチクリエイターとして多岐にわたり活躍中。