- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ホームページ制作支援ツール
企業でよく導入されるCMSは?企業におすすめのCMSと選び方を解説
CMSは、Webサイトの制作や運用をおこなううえで役立つツール。搭載された機能を活用することで、コンテンツの制作やサイトの管理を効率よくおこなえます。制作担当者の中には、「企業ではどんなCMSがよく利用されている?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
本記事ではCMSの種類から、企業でよく導入されているCMSを紹介します。
なお、企業におすすめのCMSツールの探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。
そもそもCMSとは
CMSは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、Webサイトを制作・管理するためのシステムです。搭載されている機能を活用することで、効率よくサイトの制作ができます。
CMSに搭載される機能は、製品によってさまざま。主に以下の機能がよく搭載されています。
- コンテンツ管理・編集:コンテンツの作成・編集が可能
- SEOに関連する機能:SEO対策に必要なタグやキーワードを簡単に設定できる
- 公開日時の設定:設定した日時に該当のコンテンツを公開できる
- ユーザー管理機能:使用者(メンバー)の操作履歴の確認や権限付与
CMSの種類
CMSは、製品ごとに搭載される機能が異なるものの、大きく分けて以下の3種類です。
クラウド型
クラウド型は、Web上でサービスを利用できるタイプ。サービスの提供元が用意しているクラウド(Web)にアクセスし、そのクラウド内でサイトの制作をおこないます。
クラウド型は、自社で環境構築する必要がないことがメリット。サーバーの用意や必要な機能の設定は、提供元がおこなうため、自社で環境を構築する必要がありません。社内に専門的なノウハウがなくても、サイト制作に取り組みやすいといえます。
パッケージ型CMS(オンプレミス型CMS)
パッケージ型は、買取型とも呼ばれ、製品を購入して使用するタイプ。システムベンダー(開発元企業)が開発したCMSを、自社のサーバーにインストールして利用します。
パッケージ型は、システムベンダー(提供元会社)からの手厚いサポートが受けられることが特徴。操作に関するレクチャーが受けられたり、運用のアドバイスをしてくれたりなど、運用サポートが受けられるため、知識が少なくてもサイト運用に取り組みやすいでしょう。
また、アップデートや不具合にも対応してくれるため、担当者の負担の軽減を図れます。なお、パッケージ型はビジネス向けの機能が充実している傾向で、権限付与や承認フローといった管理機能がよく搭載されています。
オープンソース型
オープンソース型は、ソースコードが公開されているタイプです。ライセンス料が発生しないことから無料で利用できる製品も多く、初期費用を抑えやすいといえます。
オープンソース型は、テンプレートが豊富で、カスタマイズ性の高さが魅力。拡張機能(プラグイン)も豊富に提供されており、自社の目的に応じて柔軟に対応できます。
ただし、汎用向けに提供されているため、セキュリティリスクが高めです。プラグインなどを活用して、セキュリティ対策を講じる必要があります。
CMSを導入する4つのメリット
CMSを導入するメリットには、主に以下の4つが挙げられます。
専門的なスキルがなくてもサイトの運用・管理がしやすい
CMSは、プログラミングに関する専門的なスキルがなくても、サイト制作をしやすいのがメリット。知識が浅い人でも使えるように設定された製品も多く、手軽にコンテンツ作成や更新をおこなえます。
そもそもWebサイト制作では、HTMLやCSSなどのマークアップ言語の記述が必要。知識がないと時間がかかったり、記述ミスによる不具合が生じたりする可能性があります。CMSには、アイコンを選択するだけでマークアップできる機能が搭載されたものがあるため、初心者でもサイト制作に取り組みやすいでしょう。
サイト制作・更新・管理を効率よくおこなえる
CMSでは、テンプレートを活用したサイト制作が実施できるため、制作・更新・管理を効率よくおこなえます。すべてを1から制作するとなると、JavaやPHPをはじめとするプログラミング言語の知識が必要となり、工数も多くなることから完成までにかなりの時間がかかります。
CMSを活用すれば、テンプレートやプラグインの活用で、プログラミングやマークアップ作業を簡略化できるため、制作・更新・管理の手間を減らせます。
社内におけるサイト運用の属人化を防げる
CMSの導入は、サイト制作・運用担当者の属人化を防ぐのに効果的です。少ない知識で操作できる製品であれば、担当チームで作業を分担しやすくなります。
CMSを導入しないサイト制作では、プログラミングに関する専門知識をもった従業員が必要です。しかし、専門知識をもった従業員のみでチームを構成するのが困難なケースも多く、業務が特定の人に偏る属人化が起きるケースもよくあります。
CMSを導入すれば、知識の少ない人でも担当できる作業が増えるため、業務分担化ができます。
機能やプラグインを活用したコンテンツ制作を実施できる
CMSには、製品ごとにさまざまな機能やプラグインが提供されています。機能やプラグインの活用によって、コンテンツを充実させたり、サイトのユーザビリティを向上させたりすることが可能です。
たとえば、レスポンシブデザインの機能が搭載されていれば、複数端末に対応したサイト制作ができます。どの端末でアクセスしてもレイアウト崩れや画像表示エラーが発生しないので、ユーザーがサイトから離脱するのを防げるでしょう。
また、メタディスクリプションの設定やタグ付け機能は、SEO対策としても有効。検索上位を目指すときに役立ちます。
上場企業で導入されているCMSランキング(2023年)
株式会社DataSignが2023年8月に実施した調査によると、企業のCMSの導入状況としては以下のような結果になりました。
順位 |
CMS |
検索数 |
1 |
Wordpress |
4,343 |
2 |
Sharewith |
185 |
3 |
Drupal |
130 |
4 |
Movable Type |
111 |
5 |
Blue Monkey |
92 |
6 |
はてなブログMedia |
72 |
7 |
HeartCore |
70 |
8 |
Adobe Experience Manager |
69 |
9 |
Wordpress.com |
68 |
10 |
DotNetNuke |
60 |
11 |
NOREN |
57 |
12 |
TYPO3 |
54 |
13 |
Ferret One |
51 |
(出典:株式会社DataSign|上場企業CMS調査レポート 2023年8月度)
WordPressは、個人や法人を問わず、よく利用されるCMSです。認知度が高く、上場企業でもよく導入されており、調査では半数以上のシェアを占めるということがわかります。
CMSまとめ一覧表
以下は、本記事で紹介するCMSをまとめた一覧表です。
特徴 |
CMS |
おすすめポイント |
Webサイト 構築で 実績が豊富 |
WordPress |
|
ShareWith |
|
|
Drupa |
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|
Webサイトを 手軽に開設・ 運用できる |
BlueMonkey |
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はてなブログ Media |
|
|
Adobe Experience manager Sites |
|
|
infoCMS |
|
|
infoCMS |
|
|
機能性を 重視するときに おすすめ |
Movable Type |
|
HeartCore |
|
|
NOREN |
|
|
a-blog cms |
|
Webサイト構築で実績豊富なCMS
WordPress
※画像引用元:WordPress
WordPressのおすすめポイント
- Web上における企業のCMS使用率で43.2%の実績あり
- 55,000個以上のプラグインを無料で利用できる
- モバイルアプリを活用すれば外出先でも管理が可能
WordPressは、Automattic社が運営するオープンソース型のCMSです。データベース管理システムとしても活用されており、プログラミング言語にはPHPが使用。世界中のエンジニアがボランティアとして開発に携わっており、世界的によく利用されているのが特徴です。
第三者調査機関「W3Techs」のQ-Success社による調査にて、Web上の43.2%の企業がWordpressを利用していることがわかりました(※1)。また、サイトに機能を追加できるプラグインが豊富。
無料のものでも55,000個以上のプラグインを追加でき、お問合せフォームをはじめ、ECサイトやギャラリーなどの機能を追加できます。なお、Wordpressはモバイルアプリも提供しており、外出先でも管理が可能です。モバイルアプリは、Android・iOSのどちらにも対応しています。
参照:(※1)W3Techs|コンテンツ管理システムの使用統計と市場シェア
WordPressの概要・実績・価格感
会社名 |
Automattic |
主な機能 |
|
価格感 |
無料 |
実績詳細 |
要問いあわせ |
ShareWith
※画像引用元:ShareWith
ShareWithのおすすめポイント
- コーポレートサイトから採用サイトまで、多彩なサイト構築が可能
- 部署別アクセス制限や承認ワークフローなどの管理機能も充実
- 外部ツールとの連携や追加カスタマイズもできる
ShareEithは、野村インベスターズ・リレーションズが運営する、クラウド型のCMSです。定額制でサービスを利用でき、コーポレートサイトから採用サイトまで、多彩なサイト構築が可能。上場企業におけるクラウド型CMSの導入数で、No.1となっています(※1)。
ShareWithは、サイト構築に関する機能だけでなく、管理に関する機能も充実。部署別アクセス制限や承認ワークフローなどの管理機能を利用できます。
そのほかCRM・MAツールなどの外部ツールとの連携が可能で、標準搭載されていない機能については、要望に応じて追加カスタマイズを依頼できます。
参照:(※1)ShareWith
ShareWithの概要・実績・価格感
会社名 |
野村インベスターズ・リレーションズ |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み価格は 要問いあわせ |
|
実績詳細 |
|
Drupal
※画像引用元:Drupal
Drupalのおすすめポイント
- 小売・金融・旅行・医療・政府など、幅広い業界で導入実績あり
- 多言語対応・アクセシビリティ・パーソナライゼーションなど機能が豊富
- ユーザーアクセス制御・データベースの暗号化などの充実したセキュリティ対策
Drupalは、ドイツ出身の実業家Dries Buytaert(ドリス・バイタルト)氏が開発した、オープンソース型のCMSです。CMSだけでなく、フレームワークとしての性質も持ちあわせており、「drupal.org」にて提供。複雑なシステムの構築にも対応が可能で、小売・金融・旅行・医療などの幅広い業界で導入されています。
Drupalは、多言語対応・アクセシビリティ・パーソナライゼーションといった機能を搭載。たとえば多言語対応は、メニューや問い合わせフォームをはじめ、サイト内のさまざまな個所に対応しており、アラビア語・ヘブライ語・ペルシャ語などにも対応しています。
そのほか、Drupalは充実したセキュリティ対策も特徴。ユーザーアクセス制御・データベースの暗号化をはじめ、Dos攻撃の軽減対策やセキュリティレポートからの情報共有などを実施しています。
Drupalの概要・実績・価格感
会社名 |
要問いあわせ |
主な機能 |
|
価格感 |
無料 |
実績詳細 |
|
Webサイトを手軽に開設・運用できるCMS
BlueMonkey
※画像引用元:BlueMonkey
BlueMonkeyのおすすめポイント
- システム開発・総合サービス企業など、2,300社の導入実績あり
- メディア機能・法人向け機能・フォーム管理・SEO設定など、豊富な機能を利用できる
- ライセンス費用は4プランから選べ、月額39,600円から(税込み)導入可能
BlueMonkeyは、クラウドサーカス株式会社が運営するCMSです。高圧ガス・システム開発・総合サービス企業など、2,300社以上の企業に導入されている実績があります。
BlueMonkeyは、メディア機能・法人向け機能・フォーム管理・SEO設定など、豊富な機能が搭載されています。SEO関連機能としては、サイト・ページ単位でタグ設定が可能な「ページ個別設定」をはじめ、ページごとのタイトル・タグ情報を読み込める「タイトルのCSV一括置換」などが利用可能です。
また、BlueMonkeyは、月額ライセンス費用として4つの料金プランを展開しています。10GBの容量で10PVを目安とした「CMS BlueMonkey S」プランでは、月額39,600円から(税込み)導入が可能です。
BlueMonkeyの概要・実績・価格感
会社名 |
クラウドサーカス株式会社 |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
|
実績詳細 |
|
はてなブログ Media
※画像引用元:はてなブログ Media
はてなブログ Mediaのおすすめポイント
- 特性にあわせたデザインテンプレートが用意されている
- 問いあわせから最短1週間で導入できる
- はてなの各種サービスと連携可能
はてなブログ Mediaは、株式会社はてなが提供するCMSです。コンテンツの特性にあわせたデザインテンプレートを利用でき、ブランディング・採用活動・リード獲得向けのデザインなどが提供されています。
また、問いあわせから最短1週間で導入可能なことも特徴です。申込が完了するとCMSの権限が付与されるので、基本的な設定とデザイン・コーディング・コンテンツの登録などをすることで、利用できるようになります。もしも、サイト運用中に困ったことがあれば、担当者がサポートしてくれます。
なお、株式会社はてなが運営する「はてなブックマーク」との連携が可能となっており、株式会社が提供する各種サービスに記事を公開することも可能です。
はてなブログ Mediaの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社はてな |
主な機能 |
|
価格感 |
要問いあわせ |
実績詳細 |
|
Adobe Experience manager Sites
※画像引用元:Adobe Experience manager Sites
Adobe Experience managerのおすすめポイント
- AIを活用したコンテンツ作成が可能
- 既存のドキュメントを活用した制作をおこなえる「オーサリング機能」をはじめ、さまざまな機能を搭載
- Adobeのアプリケーションと連携できる
Adobe Experience manager Sitesは、Adobe社が提供するソフトウェア「Adobe Experience Cloud」にラインナップされているCMSです。AIを活用したコンテンツ作成が可能となっており、生成AIによるコピーライティング・リライト・要約などをおこなえます。
また「オーサリング機能」では、Microsoft WordやGoogle Docsといった既存ツールを利用したサイト制作が可能。ドキュメント内にある画像・見出し・フォントなどをWebサイトに直接転送でき、CMS上にてそのまま編集ができます。そのほかレイアウトの編集ができるユニバーサルエディターや複数サイト管理機能など、さまざまな機能が搭載されています。
なお、Adobe Experience Cloudで提供されている、そのほかのアプリケーションとの連携も可能。DMA機能・コマース・分析機能などを組み合わせた活用もできます。
Adobe Experience managerの概要・実績・価格感
会社名 |
Adobe Inc. (日本/アドビ株式会社) |
主な機能 |
|
価格感 |
要問いあわせ |
実績詳細 |
|
infoCMS
※画像引用元:infoCMS
infoCMSのおすすめポイント
- CMSの導入実績は500社以上
- Microsoft Wordのような操作画面で、編集がしやすい
- 導入プランの設計・運用を開始する際の個別レクチャー・更新作業の代行などの充実したサポートが受けられる
infoCMSは、商用のSaaS型(インストール不要の)CMSです。infoCMSでは、8年連続でシェアNo.1を獲得しており、これまでに500社以上の導入実績があります(※1)。
infoCMSは、Microsoft Wordのような編集画面となっており、編集作業をしやすいことが特徴。ページやファイルに関する管理機能をはじめ、文字の装飾やリンクといったエディタ機能など、サイト制作や管理に役立つさまざまな機能が搭載されています。
なお、同社は導入から運用後までの充実したサポートを実施。導入プランの設計では、要件定義・構成の立案・計画を対応してくれます。また、運用の開始前には、運用にあわせたページ作成・機能の使い方などのレクチャーもしてもらえます。
(※1)参照:infoCMS|導入・運用、infoCMS
infoCMSの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社インフォネット |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
【infoCMSの料金プラン】
【サポートパッケージプラン】
|
実績詳細 |
|
ferret One
※画像引用元:ferret One
ferret Oneのおすすめポイント
- パワーポイント感覚で編集できる「見たまま編集」ができ、使いやすい
- BtoBマーケティング施策に必要な機能が満載
- コンテンツ作成やメール作成を支援してくれるAIアシスタント機能の利用が可能
ferret Oneは、株式会社ベーシックが提供する、BtoBサイト運用に特化したCMSです。広告事業・総合人材サービスなどをはじめとする、1,200社以上の導入実績があります。ferret Oneは、ノーコードでWebサイトやLP(ランディングページ)の作成・更新ができ、パワーポイント感覚での編集が可能です。Web上に表示される画面を、見たままで編集できます。
また、サイト編集機能をはじめ、BtoBマーケティングの施策に便利な機能が満載なのも魅力です。ユーザーがPDFをダウンロードできる「資料ダウンロード機能」や、セミナー・ウェビナー集客用のLPを作成できる「セミナー集客機能」が利用可能。さらに、設定した条件でのリード情報が受け取れる「ホットリード機能」も搭載されています。
なお、ferret Oneを活用したコンテンツ制作では、AIアシスタントによる支援も受けられます。コンテンツ支援機能では、ブログ記事で取り上げるテーマの提案から文章の添削までをサポート。加えて、セミナーテーマの案出しや自動受付停止機能など、ウェビナー運用にも役立ちます。
ferret Oneの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社ベーシック |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み価格は 要問いあわせ |
・初期費用:100,000円~ ・月額費用:100,000円~ |
実績詳細 |
|
機能性を重視するときにおすすめのCMS
Movable Type
※画像引用元:Movable Type
Movable Typeのおすすめポイント
- 事前に登録しておいた定型文の使用や、指定の時間に自動投稿できる指定時間投稿など、豊富な機能を利用できる
- CMSのラインナップが豊富で目的にあわせて選べる
- 国内で50,000サイト以上の導入実績あり
Movable Typeは、シックス・アパート株式会社が提供するCMSです。コンテンツタイプ・指定時間投稿・イメージエディタをはじめとする豊富な機能が搭載。作業のしやすさも考慮されており、WYSIWYGエディタでは編集中の画面を見やすくするフルスクリーンモードや、定期的な自動保存機能が搭載されています。
また、Movable Typeではそれぞれのシーンに応じて、シリーズとして製品を展開。CMSはパッケージ型とクラウド型の双方のタイプが提供されており、自社の目的にあわせて自由に選べます。そのほか、Web上でソフトウェアを利用できるSaaS型CMS「Movable Type.net」や、企業のサイト運用に最適な「Movable Type Premium」も提供されています。
なお、Movable TypeはCMSプラットフォームとして、国内では50,000サイト以上の導入実績あり。富士キメラ総研の調査によると、パッケージ型CMSの導入実績において、8年連続で国内導入シェアNo.1を獲得しています(※1)。
(※1)参照:Movable Type
Movable Typeの概要・実績・価格感
会社名 |
シックス・アパート株式会社 |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
【ovableTypeの料金プラン】
|
実績詳細 |
【Movable Type クラウド版】
【Movable Type ソフトウェア版(Movable Type)】
|
HeartCore
※画像引用元:HeartCore
HeartCoreのおすすめポイント
- 国内での導入実績が680社以上
- データの一括管理が可能な「DAM機能」をはじめ、多彩な機能を利用できる
- 導入支援として既存サイトの一括移行もできる
HeartCoreは、ハートコア株式会社が運営するパッケージ型のCMSです。独自関数の@関数やモジュール(部品)を用いたローコード開発を実現しており、国内では680社以上に導入されています。
HeartCoreCMSには、基本的なコンテンツ管理・編集機能をはじめ、CRM(顧客管理)やMA(リード獲得)、SEO解析が可能なヒートマップ機能まで搭載されています。中でもデータを一括管理できる「DAM機能」が特徴的で、テキスト・画像・動画・写真をはじめとするデジタル資産をまとめて管理できます。
HeartCoreの導入支援として、既存サイトの一括移行も可能。大量のコンテンツで移行が必要でも、Zipアップロード機能を活用することで既存ページを取り込めます。
HeartCoreの概要・実績・価格感
会社名 |
ハートコア株式会社 |
主な機能 |
|
価格感 |
要問いあわせ |
実績詳細 |
|
NOREN
※画像引用元:NOREN
NORENのおすすめポイント
- 大手企業をはじめとする800社以上の導入実績あり
- 承認フロー・多言語対応・コンテンツ登録・緊急時対応など、多彩な機能を利用できる
- 設定した時間で1秒も遅れずコンテンツを公開できる「オンタイム公開」が可能
NORENは、株式会社アシストが運営するパッケージ型のCMSです。企業向け商用CMSとして提供されており、大手企業をはじめ、800社以上の導入実績があります。
NORENは、承認フロー・多言語対応・コンテンツ登録・緊急時対応など、多彩な機能を搭載。部品の組み合わせによるテンプレートの開発やユーザーの行動履歴の追跡など、サイト運用に必要となるさまざまな機能を利用できます。
なお、指定の時間でコンテンツを公開できる「オンタイム公開」も利用可能。タイムラグが発生しないため、IRサイトによる開示情報の適時公開や、キャンペーン応募フォームの締め切りなどに便利です。
NORENの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社アシスト |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み価格は 要問いあわせ |
以下の条件の場合の参考価格:8,500,000円 ・ページ数:100P ・運用人数:10人 ・サーバー不要 ・システム連携なし |
実績詳細 |
|
a-blog cms
※画像引用元:a-blog cms
a-blog cmsのおすすめポイント
- 5,000件以上の販売実績と700社の導入実績あり
- 在庫管理・多言語・スマホ対応・承認機能など、標準機能が豊富
- 勉強会や無料オンライン導入相談をはじめ、サポート体制が充実している
a-blog cmsは、有限会社 アップルップルが提供するパッケージ型のCMSです。在庫管理・多言語・スマホ対応・承認機能をはじめとする豊富な標準機能とサポート体制が特徴で、およそ5,000件以上の販売実績と700社の導入実績があります。
利用には、ライセンス費用がかかりますが、大きく月額制と買い切りの2タイプを選択が可能。月額制のサブスクリプションライセンスには、1,650円/月(税込み)で利用できる「スタートアップ」という低額プランも用意されています。
また、勉強会や無料オンライン導入相談など、サポート体制が充実していることも特徴です。有料のサポートプランも複数提供されており、年間テクニカルサポートでは企業の場合、年会費110,000円(税込み)にて、技術的なサポートやカスタマイズの依頼ができます。
a-blog cmsの概要・実績・価格感
会社名 |
有限会社 アップルップル |
主な機能 |
|
価格感 ※税込み |
【スクリプションライセンス】
【買い切りライセンス】
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実績詳細 |
|
企業がCMSを導入するときにチェックすべき5つのポイント
企業でCMSを導入する際は、以下のポイントをチェックしておきましょう。
自社の目的に適した機能が搭載されているか
CMSは、自社の目的に適した機能をチェックすることが重要。たとえば、大規模なサイト制作を予定しており、将来性を考えるのであれば、機能が充実しているCMSがおすすめです。オープンソース型やパッケージ型は、追加機能の実装もしやすいので、機能を充実させたいときに向いています。
一方でとりあえずサイトを立ち上げたいときは、クラウド型を検討。カスタマイズ性が高いとはいえないものの、コストを抑えやすくなります。
知識の少ない人でも扱いやすいか
CMSは、使いやすさも考慮して選ぶのがポイント。高性能であっても複雑な操作が必要であれば、担当チームが使えず、サイトの制作や運用がスムーズにおこなえない可能性があります。
サイトの運用では、サイトの鮮度管理や継続的なコンテンツの発信が必要です。古い情報がいつまでも残っていたり、新たな情報発信が長い間できていなかったりすると、ユーザーからの信頼性が低下してしまいます。
使いやすいCMSであればチームで分業してサイト運用にあたれるため、サイトの鮮度管理や継続的な情報発信もしやすくなるでしょう。
サポート体制は充実しているか
サイトを運用するうえで、不具合やトラブルはつきものです。サポート体制が充実しているCMSであれば、対処しやすいので、サイト運営に支障をきたしにくいでしょう。
トラブル対応がスムーズにいかないと、ユーザーが使いにくいだけでなく、サイトの公開を一時的に停止しなければならないケースもあります。しばらくサイトが使えない場合には、停止期間中の売上が減少するのに加え、ユーザー離れが起きる恐れも。
サポート体制が充実しているCMSは、トラブルの早期解決に期待できるため、サイト運用に支障が出にくいといえます。なかでもパッケージ型は、サポートが手厚い傾向にあるため、トラブルが気になるときはおすすめです。
しっかりとしたセキュリティ対策が講じられているか
セキュリティ対策は、サイト運用において重要な項目の1つ。情報漏えいやハッキングなどが発生してしまうと、サイトの信用性が低下するだけでなく、損害賠償請求などの恐れもあります。
オープンソース型は、汎用性が高い分セキュリティに不安があるとされているため、プラグインやセキュリティソフトを利用して、セキュリティの強化が必要です。
一方でパッケージ型やクラウド型は、システムベンダーがセキュリティ強化を図っている傾向にあり、セキュリティは高めとされています。
コストが自社の予算に合うか
CMSは、製品によって価格が大きく異なるので、予算に合ったものを選ぶ必要があります。費用を考えるうえで、発生するコストは初期費用とランニングコストです。たとえば初期費用を抑えたいときは、クラウド型やオープンソース型がおすすめ。
ただ、大規模サイトを構築する場合や将来的な展望を考慮するのであれば、パッケージ型を選択したほうが総合的な費用を抑えられる場合もあります。
まずは自社のサイト運用の目的を明確にして、費用対効果を踏まえたうえで、掛けられる予算を算出しましょう。
自社でのCMSを活用したサイト制作が難しいなら制作会社への依頼もおすすめ
CMSは、サイト制作や運用に便利なツールですが、「社内リソースがどうしても足りない」「自社のみでのCMS導入が難しい」というケースもあるでしょう。そういったときは、制作会社への依頼もおすすめです。
制作会社には、CMSによるサイト制作や導入サポートサービスを提供しているところがあり、希望のCMSを活用したサイト制作を依頼できます。ただ、対応しているCMSは制作会社によって異なるため、希望するCMSがあるときは、制作会社の公式サイトや問い合わせなどで確認が必要です。
また、制作会社の場合、運用サポートを提供しているので、社内のリソースが足りないときには利用を検討してみると良いでしょう。
【まとめ】自社の目的にあったCMSを選択しましょう
企業でよく導入されているCMSは、コストパフォーマンスが高いものから、機能性に優れたものまでさまざまです。自社の目的に合ったCMSを導入することで、Webサイト制作・管理を効率よくおこなえます。
また、サイト運用の目的に適した機能が充実しているCMSを導入すれば、クオリティアップも図れるでしょう。本記事で紹介した選び方のポイントをはじめ、お試し利用や口コミなども参考にしつつ、自社にマッチしたCMSを探しましょう。
なお、企業におすすめのCMSの探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。
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