- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ホームページの作り方
Webサイトとは?ホームページとの違い、意味と使い分け方を解説します【2024年最新版】
「御社のホームページを拝見して連絡しました!」
「Webサイトの改善にご興味おありでしょうか?」
ホームページとWebサイトという言葉、同じものを指して使われているように思えます。
でもどうして言い方がふたつもあるのか...気になりませんか?
専門的にはそれぞれ違う意味だったらどうしよう...
間違った使い方で相手と会話してたら恥ずかしい...
そんな心配をされたこともあるのではないでしょうか。
- 「Webサイト」とは
- 「Webサイト」と「ホームページ」の違い
- 使い分けは必要なのか
本記事では、上記に関して詳細に解説していきます。
関連記事:目的に合わせて選ぶべきWebサイトの種類について解説!
Webサイトを作るのにどれくらいかかるの?費用相場をまとめました。こちらもご活用ください。
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Webサイトとは?
Webページの集合体のことで一般的にホームページと呼ばれているもの
インターネット上のひとつひとつのページをWebページと呼びます。
そして、複数のWebページをひとつの集合体として構成したものが「Webサイト」です。
日本では「ホームページ」と「Webサイト」は同じ意味で使われることが多い
拠点・出発点となる特定のWebページを「ホームページ」と呼びます。
ただ、その使われ方は日本では限定的です。普段の会話で出てくる割合は小さいと思います。
日本で「ホームページ」を使う場面の多くは、「Webサイト」と同じくWebページの集合体を指すときです。
英語圏では「homepage」と「website」は使い分けされている
英語圏では「website」のみがWebページの集合体のことを指します。
「homepage」が指すものは下記になります。
- 日本でのトップページ(拠点・出発点となるページ)
- ブラウザのホームボタンクリックで表示する特定のページ
「homepage」と「website」は明確に区別して使われます。
homepageを直訳すると「ホームページ」。
しかし言葉の指す範囲がなぜか日本では変わってしまいました。
ひとつの想像として、
home → 家 → 部屋が複数ある → Webページが複数ある...
といった連想から「ホームページ」もWebページの集合体を指すようになったのかもしれません。
日本で本格的にインターネットが流行した90年代後半。その当時に人気のあった「ホームページ・ビルダー」という制作パッケージソフトの影響ではないか、という説もあります。
ホームページとはWEBサイト内の拠点となる特定のWebページのこと
ホームは英語で「home」。この言葉を調べると、「我が家・故郷」といった意味とともに「拠点・出発点」といった意味で使われることがわかります。
「ホームページ」は、拠点・出発点となるWebページのことを指します。
Webサイトのトップページが「ホームページ」
Webサイトは、複数のWebページで構成されています。
その構成の一番上に位置し、閲覧する際の拠点になるページを「ホームページ」と呼びます。
Webサービスや企業サイトでページの上部や左側に「ホーム」というメニューがあるのをご覧になったことはないでしょうか?メニューをクリックすると、そのWebサイトのトップページ(ホームページ)に移動します。
(例)Youtube
仮にYoutubeの履歴ページ「https://www.youtube.com/feed/history」に居たとします。
その状態から「ホーム」をクリックすると、Youtubeのトップページ「https://www.youtube.com/)」に移動します。
最近のWebデザインの傾向としては「ホーム」メニューを用意する形は少なくなり、代わりにロゴマークをクリックして移動するという形が多いようです。
※ 例に挙げたYoutubeの場合は、ロゴのクリック・「ホーム」のクリックともにトップページに移動する形。
ブラウザ起動時に最初に表示されるページを指すこともある
ChromeやInternet Explorer などのインターネットブラウザでは、起動したときに一番最初に表示するWebページを設定できる機能があります。
「ブラウザを起動したときの出発点」という意味で、このページを「ホームページ」と呼びます。
ただし、ブラウザの話をしているとき限定の使われ方です。
知識として知っておく程度で良いでしょう。
(例)Chromeの設定画面
下記の例では起動時にGoogleの検索ページ(http://www.google.co.jp)を表示するように設定。
また、ブラウザのメニュー部分に家(ホーム)の形のボタンをご覧になったことはないでしょうか?
このボタンをクリックした際に表示するページも起動時と同様に設定することができます。
下記の例はホームボタンをクリックするとGoogleの検索ページを表示します。
このように、使う際の拠点・出発点となるWebページを設定する機能がブラウザにはあります。
厳密には前者を「起動ページ(startpage)」、後者を「ホームページ(homepage)」と区別してChromeの公式ヘルプでは説明されています。
Googe Chrome ヘルプ 「ホームページと起動ページを設定する」
しかし、日本ではこれらを区別せず総称して「ホームページ」と呼んでいる場合が多いです。
「WEBサイト」と「ホームページ」の違いとは
日本においては、WEBサイトとホームページの意味合いに違いはなく、WEBページの集合体の意味で使われています。
一方、海外(英語圏)においては
- 「WEBサイト」はWEBページの集合体(いわゆるWEBサイト全般)
- 「ホームページ」はWEBサイト上の出発点・起点となるページ(TOPページ、マイページ等)
として使い分けられています。地域によって意味あいが変わっているので、その点注意しましょう。
以下で「WEBサイト」と「ホームページ」の違いについて、より詳しく解説します。
Webサイトは現在でもそれほど一般的ではない
「Webサイト」はWeb業界やシステム開発など特定の業界の人を除くと、それほど一般的な呼び方ではありません。
そのため、「ホームページ」と「Webサイト」という言葉に関して「使い方を間違えたらどうしよう」という心配は必要ありません。ともに、Webページの集合体を指す言葉です。
ただし、普段どちらを使っているかは相手によります。また、これらを意識して使い分けている人もいます。
Web関連の方がターゲット or Web関連の方と話す際は「Webサイト」
情報発信のターゲットや会話の相手がWeb業界の場合は、「Webサイト」を使いましょう。
言葉の持つイメージとして「Webサイト」は専門性や硬さがあります。
ホームページ=Webサイトという理解がある人でも「Webサイト」を意識的に使う人が多いです。
また、英語圏の「homepage」と日本での「ホームページ」との違いにこだわりを持つ人も。
そういった相手の場合、Webサイトの意味で「ホームページ」を使うと嫌がられる可能性があるので注意が必要です。
あまりWebに詳しくない方がターゲット or そのような方と話す際は「ホームページ」
情報発信のターゲットや会話の相手がWeb業界以外の場合は、「ホームページ」を使いましょう。
Web業界以外の人でもホームページ=Webサイトという理解がある人はもちろんいます。
ただし、「Webサイト」を使うことで難しさや専門性を感じて相手が身構えてしまう可能性もありまるので注意です。
言葉の持つイメージとして身近さ、わかりやすさがある「ホームページ」を使うのがベターです。
相手と共通基盤を持つことを優先して、柔軟に使い分けましょう
もし自分と相手とで「ホームページ」と「Webサイト」の使い分けが異なる場合はどうしたら良いでしょうか?
「ホームページ」と「Webサイト」が指す意味はほとんどの場面で同じです。
一番大切なことは、スムーズなやり取りで相手に用件が伝わること。
あなた自身が普段どちらを使っているかに関わらず、相手が使っているほうに合わせるのが良いでしょう。
Webサイトの種類
Webサイトの種類は大きく8つに分類されます。
Webサイトの種類 |
目的 |
コーポレートサイト |
会社の情報を伝えるサイト |
ランディングページ(LP) |
特定の商品やサービスをアピールする1枚もののサイト |
サービスサイト・ブランドサイト |
特定の商品やサービスの販売を促進する情報サイト |
採用サイト |
新卒・中途など求人を目的としたサイト |
ECサイト |
自社や他社の商品を販売するサイト |
ブランドサイト |
自社ブランドのファンになってもらうためのサイト |
オウンドメディア |
ニュースやコラムなどの記事コンテンツを掲載するサイト |
ポータルサイト |
Yahoo!など様々なコンテンツの入り口となるサイト |
サイトによって作り方や費用などが大きく変わるため、ご自身の作りたいサイトの特徴を把握してください。下記記事では各Webサイトについて詳細に解説しています。
関連記事:目的で選ぶWebサイト・ホームページの種類について解説!
コーポレートサイト
Webサイトの中でも多くの人が聞いたことがあるであろうコーポレートサイト。「企業サイト」とも呼ばれ、企業の情報やサービスを紹介するホームページのことを指します。
会社の情報を掲載することでの信頼性の担保や、商品やサービスに関する情報を発信することによる集客など様々な目的で作られるサイトになります。
サービスサイト
コーポレートサイトから、商品やサービスの情報だけを切り出しているのが「サービスサイト」「ブランドサイト」です。
特手の商品やサービスの認知拡大、特手のターゲットに絞って集客などの目的のもと作成されるサイトです。
採用サイト
「採用サイト」もコーボレートサイトから、採用情報を切り出したサイトのことを指します。
コーポレートサイトの中に採用情報として掲載している会社も多くありますが、本格的に採用を強化したい際に独立したサイトを作成し、採用に特化したサイトとして作られます。
コーポレートサイトよりも、メッセージングを強くしたい、会社の雰囲気をリアルに伝えたいなどといった目的のもと作成されるサイトです。
ECサイト
「ECサイト」はネット上で自社や他社の商品やサービスを販売するWebサイトのことです。
商品販売による売上UPや、新しい販売チャネルの確保を目的に作成します。
ポータルサイト
「ポータルサイト」は様々なコンテンツの入り口となるサイトのことを指します。代表的な例として、GoogleやYahoo!が挙げられます。
GoogleやYahoo!は、ニュースや天気、ショッピング、検索など様々なコンテンツを取り扱っているサイトになります。
オウンドメディア
「オウンドメディア」はニュースやコラム記事などの記事コンテンツを掲載するWebサイトのことです。
オウンドメディアは本来、自社で保有するメディアの総称のことを指しますが、一般的には集客のための情報発信を行うサイトと認識されています。
オウンドメディアの目的は集客が中心が中心で中でも、「様々なコンテンツを通して商品やサービスの魅力を発信し集客を行う」ためのサイトとして「中長期的な集客」を目的として作成されることが多いです。
ランディングページ(LP)
「ランディングページ(LP)」はサービスサイトからさらにターゲットや商品を絞り「1つ」の商品やサービスをアピール、売るための1枚もののWebサイトのことを指します。サービスサイトをWeb版カタログとすると、LPはWeb版チラシというイメージになります。
特定の商品やサービスを売ることに特化しており、1ページのみで構成されています。サイトのゴールがより明確でサイト訪問者に最終的に問い合わせをしていただいたり、購入していただくなどといった目的に特化したサイトになります。
ホームページとWebサイトの違い・意味・使い分け方のまとめ
ホームページとWebサイトの違いや使い分けのポイント、おわかりいただけたでしょうか。
まとめると下記のようになります。
- ホームページとWebサイトは同じもの(Webページの集合体)と考えて良い
- 「ホームページ」と「homepage」とは異なるものを指す
- ホームページとWebサイトの使い分けは、相手に合わせる
どちらか一方を使わないと間違い、ということはありません。
ただし、細かい違いを気にされて使い分けにこだわっている人もいます。
その場合も、ここでご紹介したようなホームページとWebサイトの違い・意味を理解しておけば柔軟に対応できるでしょう。
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代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
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Q. Webサイトとは何ですか?
複数のWebページを一つの集合体として構成したものを指します。ちなみにWebページとは、インターネット上に存在する個々のページのことです。
Q. Webサイトの例は?
Webサイトの例として「コーポレートサイト」「ランディングページ(LP)」等があります。その他の例は記事内で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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この記事を書いた人
西風 陽介
専門分野: Webディレクション
株式会社ユーティル Webディレクター。大手SIerを経てWebの業界へ。システム開発やWebサービスを中心にWeb制作の現場に関わってきました。発注者の皆様の不安を少しでも取り除けるよう情報提供してまいります。
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