Webプッシュ通知9選を比較|導入のメリット&デメリットを解説します【2024年最新版】

Webプッシュ通知

「Webプッシュ通知って何?」
「Webプッシュ通知を導入検討しており、メリットやデメリットを知りたい」
「オススメのWebプッシュ通知システムを教えてほしい」

本記事はこのような方のために書かれた記事です。

今、Web上のダイレクトマーケティングで「Webプッシュ通知」を活用する企業が増えてきています。きっとあなたも一度は見たことがあるはず。

2015年に発表され、ダイレクトにブラウザへ通知を出すことができるWebプッシュ通知は、非常に有効なマーケティング手法のひとつです。そのような理由から、最近では多種多様なWebプッシュ通知システムがリリースされています。

本記事では、Webプッシュ通知の仕組みやメリットをご紹介。また、各社Webプッシュ通知システムの違いもお伝えしています。ぜひ、Webプッシュ通知システムの導入にお役立てください。

※まずはWebプッシュ通知がどんなものか基礎知識から解説します。すぐにおすすめのWebプッシュ通知を比較したい方は以下のボタンをクリックしてください。

Webプッシュ通知の各社サービス比較6選を見る

目次
  1. 1. Webプッシュ通知とは
    1. 1-1. Webプッシュ通知の仕組み
    2. 1-2. Webプッシュ通知とメール(マガジン)の違い
  2. 2. オススメのWebプッシュ通知サービス比較3選
    1. 2-1. Push7/株式会社GNEX
    2. 2-2. CORE PUSH/株式会社ESSENTIA
    3. 2-3. GMOおみせアプリ/GMOデジタルラボ株式会社
  3. 3. その他のWebプッシュ通知の各社サービス比較6選
    1. 3-1. Metaps Bridge - 株式会社メタップス
    2. 3-2. Growth Push/株式会社シロク
    3. 3-3. Appvisor Push/bravesoft株式会社
    4. 3-4. Mobile backend/富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
    5. 3-5. Push MAJIN/株式会社ジーニー
    6. 3-6. Repro/Repro株式会社
  4. 4. Webプッシュ通知の導入メリットとデメリット
    1. 4-1. メリット
    2. 4-2. デメリット
  5. 5. Webプッシュ通知の比較まとめ
    1. 5-1. ホームページ制作をプロに任せたい方へ

Webプッシュ通知とは

Webプッシュ通知

Webプッシュ通知とは、各ユーザーのブラウザ上にキャンペーンの告知やサイトの情報更新などの通知を送る仕組みを指します。スマートフォンはもちろん、パソコンやタブレットなど、さまざまな端末の画面に表示可能です。

一般的なプッシュ通知の場合は、スマートフォンなどのアプリからの通知が画面上に出ます。一方、Webプッシュ通知は、ブラウザ上で通知設定ができるため、ユーザーはアプリをインストールする必要がありません。

Webプッシュ通知の仕組み

Webプッシュ通知は、「Webサイト」「ブラウザ」「配信サーバ」の3つの要素から構成され、下記のような流れでユーザーへ通知が送られます。

Webプッシュ通知の仕組み

Webプッシュ通知では、「Webサイト側」と「ユーザー側のブラウザ」を円滑にするためのプログラミング言語である「JavaScript」が利用されます。

JavaScriptを利用することで、ユーザーに対して「プッシュ通知の許可」を得たり、配信用のIDを保存したりできるようになります。ユーザーの許可取得後、事業者側はWebプッシュ通知を送ることが可能となります。

Webプッシュ通知とメール(マガジン)の違い

ダイレクトマーケティングの媒体として根強いメールマガジン(メルマガ)。マーケティングを展開する上で、メルマガとWebプッシュ通知との違いはどこにあるのでしょうか? 両者の違いは、具体的には以下の3つです。

  1. 開封してもらうハードルが低い
  2. リアルタイム性が高く目に留まりやすい
  3. メールアドレスが不要

1. 開封してもらうハードルが低い

Webプッシュ通知はメルマガに比べて、ユーザー側の「開封するハードル」が低いのが特徴です。その理由は、画面上にタイムリーに現れる通知に対してワンクリックで開封できるからです。

一方メルマガの場合、以下のプロセスを踏まなければなりません。

  1. メールが届く
  2. メールボックスを開く
  3. メールを開く
  4. メール本文を読む
  5. URLをクリックする

多くの情報を伝えられるというメリットがある一方、URLをクリックしてページへ飛んでもらうまでのプロセスが長く、ページ遷移のハードルは高いといえます。

一方のWebプッシュ通知では、通知上で伝えられる情報量こそ少ないものの、ユーザーの目に留まりやすく、ページ遷移してもらいやすいといえます。

2. リアルタイム性が高く目に留まりやすい

Webプッシュ通知は、スマートフォンやパソコンの画面にいわゆる「ポップアップ(ユーザーの意思に関係なく自動的に新しいウィンドウが表示される仕組み)」のかたちで表示されます。そのためリアルタイム性が高く、ユーザーの目に留まりやすいのです。

そして先述した通り、開封するハードルも低いため「気になるから少し見てみよう」とユーザーに思ってもらいやすくなるのです。伝えられる情報は限られていても、通知のタイトルなどを工夫することでページへの誘導率もさらに高められます。

3. メールアドレスが不要

Webプッシュ通知では、ユーザー側はメールアドレスを登録する必要はありません。
WebサイトへのJavaScriptタグ等の設置によって、ユーザー側へURLクリックやプッシュ通知の許可が可能となります。ユーザーがワンクリックで許可をしてくれれば、以降のプッシュ通知の送信対象となるのです。

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オススメのWebプッシュ通知サービス比較3選

前章ではWebプッシュ通知の概要についてお伝えしました。ここからはWebプッシュ通知サービスの紹介をしていきます。まずはオススメの3サービスのご紹介です。

Push7/株式会社GNEX

Push7

Push7の特徴

  • 国内シェア約6割となる10,000を超えるサイトへの確かな導入実績
  • わずか3分でプッシュ通知を導入できる
  • ユーザーの行動と連携させるセグメント配信

Push7は、株式会社GNEX(東京都品川区)が提供するプッシュ通知サービスです。Webプッシュ通知黎明期の2016年からサービスを始め、国内シェア約6割となる 10,000を超えるサイトに導入されている同サービス。導入企業には、NTTやSoftBank、SUNTORYなどが名を連ねます。

また、「3分で導入可能」を掲げており、どのようなサイトでもマニュアル通りにコードを貼り付けるだけでWebプッシュ通知を実装できます。

HP上でプッシュ通知を体験でき、無料トライアルもあるので、Webプッシュ通知に興味をもった方はまず試してみるとよいかもしれません。

また、プッシュ通知は絵文字や画像にも対応しており、テキストだけでは伝わらない細かな表現も可能。その他にもスケジュール指定配信やWordPressプラグインでの自動配信など幅広い機能が揃っています。

会員IDやユーザーの行動を連携させる「セグメント配信機能」も必見。最適なタイミングでリマインドすることでユーザーの離脱を防ぎます。

初心者からWebマーケティングの上級者まで、広く対応できるサービスといえるでしょう。

Push7の基本情報

会社名

株式会社GNEX

住所

東京都品川区東品川2-2-28 2F

URL

https://push7.jp/

料金体系

プッシュ通知の配信数に応じた料金体系

同社への問い合わせより確認

無料トライアル

あり

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CORE PUSH/株式会社ESSENTIA

CORE PUSH

CORE PUSHの特徴

  • 国内初の定額料金サービスを導入
  • 1分あたり10〜100万件の送信ができる「高速プッシュ通知」
  • 端末数100台までプッシュ通知が無料

CORE PUSHは、株式会社ESSENTIA(東京都港区)が提供するプッシュ通知サービス。国内初の「定額料金」を導入したサービスでもあります。

導入企業は、「Pepper Lunch」で有名な株式会社ペッパーフードサービスや、株式会社JTBパブリッシングなど。

1分あたり10万〜100万の速度で通知を送ることができます。その他にも「リアルタイム通知」や、指定したエリアに存在するユーザーだけに通知をする「位置連動通知」、詳細なセグメントをかけて通知する機能など、多彩な機能が揃っています。

また、端末数が100台を超えるまでは無料で利用できるのもポイントといえます。Webプッシュ通知を導入検討している企業は、他のサービスとあわせて無料トライアルしてみるといいかもしれません。

CORE PUSHの基本情報

会社名

株式会社ESSENTIA

住所

東京都港区三田2-14-5 フロイントゥ三田710

URL

https://core-asp.com/

料金体系

フリープラン:無料(100ユーザーまで)

スタンダードプラン:11,800円(101〜25,000ユーザー)

プロフェッショナルプラン:28,800円(25,001〜100,000ユーザー)

エキスパートプラン:114,800円(100,001〜250,000ユーザー)

1社専用プラン:同社へ問い合わせ

無料トライアル

あり

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GMOおみせアプリ/GMOデジタルラボ株式会社

GMOおみせアプリ

GMOおみせアプリの特徴

  • リピーターに向けた情報発信がメインなので低コスト
  • 顧客の来店状況に応じたランクアップシステムの導入
  • 各セグメントに合わせてクーポンやニュースを配信できる

GMOおみせアプリは、GMOデジタルラボ株式会社(北海道札幌市)が提供するサービスです。

同サービスの導入企業は、美容室や飲食店などが7割以上を占めており、その他さまざまな業態の7,000店舗以上で導入されています。

同サービスには、プッシュ通知以外にも「顧客管理機能」や「キャッシュレス決済支援機能」、「来店促進支援機能」などがあり、店舗運営を多角的に支援してくれます。

顧客の来店履歴や購入履歴データの収集・抽出も可能で、セグメントごとにクーポンやニュース配信もできるため、顧客のさらなる「ファン化」を促進します。

GMOおみせアプリの基本情報

会社名

GMOデジタルラボ株式会社

住所

北海道札幌市中央区北2条西3丁目1 敷島ビル5階

URL

https://gmo-app.jp/

料金体系

初期費用:同社へ問い合わせ


月額費用

ライトプラン:20,000円〜

スタンダードプラン:50,000円〜

エンタープライズプラン:同社へ問い合わせ

無料トライアル

なし

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その他のWebプッシュ通知の各社サービス比較6選

Metaps Bridge - 株式会社メタップス

Metaps Bridge

Metaps Bridgeの特徴

  • アプリ上のデータ活用を支援するサービス
  • 全てのユーザーにIDを付与することでデータ管理を一元化
  • アンインストールユーザーのデータも見られる

Metaps Bridgeは、株式会社メタップス(東京都港区)が提供するサービスです。同サービスは、プッシュ通知をはじめ期間別、OS別など多彩なKPI分析、ユーザーの行動分析などアプリ上のデータ活用を支援する機能が充実しています。

全てのユーザーへのID付与によってデータ管理を一元化。また課金の有無や保有ポイント数に応じてステータスも付与することで、マーケティング的に価値のあるユーザーデータを抽出できます。

またアプリをアンインストールしているユーザーや休眠中のユーザーデータも見られるため、通知を使ってユーザーの復帰施策を打つことも可能です。

アプリストアでの最適化(ASO対策)などもできるため、データ分析をしてアプリをよりグロース(成長)させたいマーケティング担当者などにオススメといえそうです。

Metaps Bridgeの基本情報

会社名

株式会社メタップス

住所

東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル3F

URL

https://metaps.com/ja/

料金体系

要問い合わせ

無料トライアル

同上

Growth Push/株式会社シロク

Growth Push

Growth Pushの特徴

  • アプリ開発者のためのプッシュ通知解析・配信サービス
  • インストールからプッシュ送信までの導入プロセスが10分で完了
  • iOSやAndroidをはじめ多数のプラットフォームに対応

Growth Pushは、株式会社シロク(東京都渋谷区)が提供するプッシュ通知サービスです。同サービスはアプリ開発者向けのものとなっており、セグメント配信や行動解析によって、ユーザーのアプリ「継続率」向上に役立ちます。

またインストールからプッシュ通知の送信までの一連のプロセスも、わずか10分で完了。マニュアルに従って作業するだけなので初心者でも安心です。さらにiOSやアンドロイド、Cocos2d-x、Unityなど多数のプラットフォームにも対応しています。

これらの特徴から、2020年12月時点で導入数12,000アプリを突破しています。

Growth Pushの基本情報

会社名

株式会社シロク

住所

東京都渋谷区宇田川町40-1 AbemaTowers

URL

https://growthpush.com/

料金体系

同社への問い合わせより確認

無料トライアル

あり

Appvisor Push/bravesoft株式会社

Appvisor Push

Appvisor Pushの特徴

  • 10分刻みで配信時刻を設定できる予約機能
  • サービスの英語化をはじめとするオプション機能も充実
  • 専任エンジニアが導入から運用までをサポート

Appvisor Pushは、bravesoft株式会社(東京都港区)が提供するアプリ向けのプッシュ通知サービスです。

導入実績は、日テレ・NTTドコモ・楽天・SHARPなど。これまでに1億を超えるユーザーにサービスを提供してきた同サービス。

10分刻みで配信時刻を設定できる予約機能をはじめ即時のセグメント、効果測定など「オールインワン」と主張するように、たしかに多彩な機能を搭載しています。

またオプション機能も充実しており、サービス管理画面の英語対応や、中国へのプッシュ配信、ユーザ独自のカスタマイズまで多彩なニーズに対応可能です。さらに専任エンジニアがサービスの導入〜運用までをサポートしてくれる機能も。

他のASPツールとの違いは、アプリ専門開発会社であるため、技術面でのサポートの優先度が高い会社にはオススメといえるでしょう。

Appvisor Pushの基本情報

会社名

bravesoft株式会社

住所

東京都港区芝4-13-2 田町フロントビル6F

URL

https://app-visor.com/

料金体系

同社への問い合わせより確認

無料トライアル

あり(30日間)

Mobile backend/富士通クラウドテクノロジーズ株式会社

Mobile backend

Mobile backendの特徴

  • サーバー開発・運用がいらないためアプリへの実装が早い
  • 月100万回まで通知を送れるベーシックプランは無料
  • アラート機能や99.95%保障など有償プランも充実

Mobile backendは、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(東京都中央区)が提供するクラウド型のサービスです。

とくにスマートフォンアプリに特化したサービスでプッシュ通知以外にも、会員管理・認証・SNS連携・位置情報検索などさまざまな機能が利用可能。サーバー開発・運用がいらないためアプリへの実装が早いのも特徴です。

また、月100万回まで通知を送れるベーシックプランは無料で利用できます。(他にもファイルサイズ制限やストレージ容量制限があるので料金ページをよくご確認ください)

Mobile backendの基本情報

会社名

富士通クラウドテクノロジーズ株式会社

住所

東京都中央区銀座7丁目16番12号 G-7ビルディング(2階受付)

URL

https://mbaas.nifcloud.com/

料金体系

ベーシック:無料

エキスパート:50,000円(税別)

カスタマイズ:同社へ問い合わせ

無料トライアル

あり

Push MAJIN/株式会社ジーニー

Push MAJIN

Push MAJINの特徴

  • Webプッシュ通知機能を搭載したマーケティングオートメーションツール
  • EメールやLINE、SMSまで幅広いチャネルに対応
  • 顧客の行動をスコアリングすることで成約率アップにつながる

Push MAJINは、株式会社ジーニー(東京都新宿区)が提供するマーケティングオートメーション(MA)ツールです。

EメールやLINE、SMSといった多彩なチャネルから顧客にアプローチが可能で、Webプッシュ通知機能も搭載している同サービス。顧客とのコミュニケーションの工数削減・リピーターの獲得へとつなげることができます。

MAツールである同サービスは、サイトの訪問率やメールの開封状況をスコアリングすることが可能。顧客の行動を数値化することで、最適化されたタイミングで顧客にアプローチできるため、成約率アップにつながるはずです。

Webプッシュ通知だけでなくMA機能も欲しいという、マーケティング中〜上級者にオススメのツールといえるかもしれません。

Push MAJINの基本情報

会社名

株式会社ジーニー

住所

東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー6階

URL

https://ma-jin.jp/marketing-benefits/push/

料金体系

初期費用:同社へ問い合わせ

月額費用:100,000円〜

(Webプッシュ通知はオプションで10,000円)

無料トライアル

あり(30日間)

Repro/Repro株式会社

Repro/Repro

Repro/Reproの特徴

  • 世界66ヵ国で利用されているカスタマーエンゲージメントプラットフォーム
  • チャネルを横断することで顧客との「長期的なコミュニケーション」につなげる
  • アプリのバージョンアップなしでUI・UXを更新できる

Reproは、Repro株式会社(東京都渋谷区)が提供するサービスです。2020年12月時点で世界66ヵ国7,300以上のサービスで利用されています。

導入企業はリブセンス、パーソルキャリア、GMOペパボの「minne」など。「応募数目標157%達成」「半年でダウンロード数3倍」など、成果を創出することにフォーカスされているサービスのように見受けられました。

顧客データを活用しながら、プッシュ通知やメールなどチャネルの横断によって顧客との「長期的なコミュニケーション」を支えてくれます。

Wepプッシュ通知単体での検討ではなく、顧客とのコミュニケーション全体を描きつつ手段の一つとしてWebプッシュ通知を使いたい方向けのツールといえるでしょう。

Repro/Reproの基本情報

会社名

Repro株式会社

住所

東京都渋谷区代々木1丁目36-4 全理連ビル 4階

URL

https://repro.io/

料金体系

同社への問い合わせより確認

無料トライアル

同上

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Webプッシュ通知の導入メリットとデメリット

ここまでWebプッシュ通知の概要とサービス紹介をしてきました。Webプッシュ通知の導入を少しでも前向きに検討された方へ。最後に、Webプッシュ通知を導入するメリット・デメリットをお伝えします。

メリット

  1. 多くのユーザーへ配信可能
  2. 導入がカンタン&ローコスト
  3. 事業者側から能動的に働きかけられる
  4. アプリ利用率・Webサイト再訪率をアップできる

1. 多くのユーザーへ配信可能

Webプッシュ通知には、インターネットを使うすべてのユーザーに配信できるメリットがあります。そしてユーザー側もメールアドレス登録をせずに通知を受け取れます。ユーザーによる通知許可の敷居も低く、結果として、より多くのユーザーにアプローチが可能。もちろん新規顧客に対してもリーチできます。比較的費用対効果の高い「広告」としても活用できるでしょう。

2. 導入がカンタン&ローコスト

Webプッシュ通知は導入が比較的容易なサービスが多く、数分で導入できるものもあります。自社アプリなどを作る必要もないためローコストで導入可能。先述したようにサービスによっては無料で利用開始できます。

3. 事業者側から能動的に働きかけられる

Webプッシュ通知は、事業者側からユーザー側に通知を送る「プッシュ型」のコミュニケーション / マーケティング手法です。そのため、Webページやアプリからの流入を狙う「プル型」のマーケティングとは異なり、事業者側からユーザーに対して積極的にアプローチできます。

後述する通り、頻度が高すぎると嫌がられますが、事業者側の好きなタイミングで何度もアプローチでき、ユーザー自身がまだ気づいていない「潜在ニーズ」にも対応できるメリットもあります。

4. アプリ利用率・Webサイト再訪率をアップできる

自社アプリを運営している場合、プッシュ通知機能を備えておくことでアプリ利用にも誘導できます。たとえば、あるユーザーにあまり使われていないアプリがあったとして、プッシュ通知を表示させることができます。

「久しぶりにこのアプリを開いてみよう」という気持ちを誘うわけです。その結果、アプリやWebサイトの再訪率アップにつながります

デメリット

  1. 頻度が高すぎると疎まわれる
  2. 時間帯によっては迷惑になる

1. 頻度が高すぎると疎まわれる

Webプッシュ通知はパソコンやスマートフォンの操作中に突然表示されることになります。ユーザーにとってはそこまで不快にさせるほどではありません。しかしながら、画面に表示する頻度が多いとユーザーから疎まわれてしまい、サイトへの不信感にもつながりかねません。

そのため、ユーザーが興味を引く内容を適度に配信する必要があります。

2. 時間帯によっては迷惑になる

プッシュ通知を配信する時間によってはユーザー側の迷惑になるケースもあるため、タイミングをしっかりと見極めてから配信しましょう。

また配信する時間帯は「開封率」にも影響します。一例をあげると、11〜12時ごろの昼休憩に入るタイミング、17〜19時ごろの帰宅するタイミングは開封率が上がる傾向にあります。

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Webプッシュ通知の比較まとめ

本記事では、Webプッシュ通知の概要、各社Webプッシュ通知システムをご紹介してきました。

Webプッシュ通知についてまとめます。

  • Webプッシュ通知は、各ユーザーのブラウザ上に通知を送れるマーケティング手法
  • 特徴は「開封してもらうハードルが低い」「リアルタイム性が高く目に留まりやすい」など
  • メリットは「多くのユーザーへ配信可能」「導入がカンタン&ローコスト」「事業者側から能動的に働きかけられる」など
  • デメリットは「頻度が高すぎると疎まわれる」「時間帯によっては迷惑になる」など

本記事でもいくつかのサービスを紹介しましたが、アプリ向けのものから店舗運営向けのものまで多種多様です。ぜひ本記事でお伝えした内容を、自社のWebプッシュ通知システム導入にお役立てください。

ホームページ制作をプロに任せたい方へ

現在、Webプッシュ通知の導入検討とともに、ホームページ制作やリニューアルを考えている方はぜひWeb幹事にご相談ください。

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コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

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Q. Webプッシュ通知のおすすめは?

おすすめのWebプッシュとして「Push7/株式会社GNEX」「CORE PUSH/株式会社ESSENTIA」等が挙げられます。それぞれの詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Q. Webプッシュ通知のメリットとデメリットは何ですか?

Webプッシュ通知のメリットとして「多くのユーザーに配信できる」「導入が簡単でコストも安い」「事業者側が積極的にアプローチできる」などが挙げられます。一方デメリットは「頻度が高すぎるとユーザーに疎まれる」「配信する時間帯によっては迷惑になる」点です。