和風のホームページ制作事例13選|デザイン活用のコツも紹介【2024年最新版】

かんざしや和菓子といった日本ならではの商品を提供している企業のホームページを運営しており、ブランドイメージを向上させたいWeb担当者には、以下の悩みがあるでしょう。

「和風デザインのホームページを制作したいが、どのようにデザインをすればいいかわからない」
「和風デザインを活用したホームページの事例を知りたい」
「和風のホームページ制作を行うコツを知って活用したい」

日本ならではの商品に関する情報を発信したり販売する際、和風デザインをホームページ制作に活用するのが効果的です。ブランドイメージの向上につながり、ユーザーからの認知を拡大でき集客につなげられます。和風デザインをホームページ制作に活用するなら、他社の事例を参考にするのがおすすめ。事例を参考にすることで、デザインの活用イメージが持てるようになります。

本記事では和風デザインのホームページ制作事例や活用のコツを解説します。本記事を読むことで、和風デザインの活用方法が理解できます。

※無料でダウンロードできるWebサイト制作事例集をご用意しています。こちらもあわせてご活用ください。

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目次
  1. 1. おしゃれ・かっこいい和風デザインのホームページ制作事例13選
    1. 1-1. かんざしや椿のイラストで日本女性を表現したデザインの事例
    2. 1-2. 明朝体の縦書きのテキストで和風を演出した事例
    3. 1-3. 黒と茶色で古民家のイメージを演出した事例
    4. 1-4. 書道のようなデザインで伝統を演出した事例
    5. 1-5. 浮世絵で伝統ある職業をアピールした事例
    6. 1-6. 和紙のデザインで和を演出した事例
    7. 1-7. 焼き物が目立つようなシックなデザイン事例
    8. 1-8. 墨のようなフォントとモノトーンで構成されている事例
    9. 1-9. 和の上品さを全面に出したデザイン事例
    10. 1-10. 伝統工芸品の魅力を押し出したデザイン事例
    11. 1-11. 和風ロゴを活かしたデザイン事例
    12. 1-12. 風呂敷のデザインを活用したデザイン事例
    13. 1-13. おせちの魅力を引き立てるデザイン事例
  2. 2. レトロな和風デザインのホームページ制作事例
  3. 3. 和モダンなデザインのホームページ制作事例
  4. 4. 和風デザインをホームページ制作に活用する際の6つのコツ
    1. 4-1. 歴史・時代を感じるビジュアルにする
    2. 4-2. 明朝体・筆字を使用する
    3. 4-3. 日本の伝統色を取り入れる
    4. 4-4. 日本伝統の和柄・文様を使用する
    5. 4-5. 縦書きにする
    6. 4-6. 余白を活用する
  5. 5. 【参考】ホームページ制作に活用できる和風デザインのフリー素材サイト
    1. 5-1. イラストAC
    2. 5-2. 和風素材 kigen
    3. 5-3. ダ鳥獣ギ画
    4. 5-4. 家紋のCrest Japan
    5. 5-5. 伝統文様和紙素材
    6. 5-6. 日本の伝統模様
    7. 5-7. 株式会社昭和書体
  6. 6. 【まとめ】和風デザインのホームページ制作事例を紹介しました

おしゃれ・かっこいい和風デザインのホームページ制作事例13選

かんざしや椿のイラストで日本女性を表現したデザインの事例

東京ルルルン

画像引用:東京ルルルン

特徴 ・日本女性を表現したデザイン
・国産素材で「和」をアピール

東京ルルルンはフェイスマスクや保湿クリームなどの美容商品を販売している企業です。同社のホームページは20〜30代で美容に気を遣う女性がターゲット。

同社のホームページのファーストビュー動画の内容が、東京タワー・神社・東京駅・茶屋など、日本ならではのスポットを一人の若い日本人女性が巡り歩いていくシーンとなっています。

サイト内でかんざしや椿などのイラストを使用しており、「やまとなでしこの凛」を表現。かんざしや椿のイラストは和をイメージできるものであり、同社が販売する商品を購入したい女性が、おしとやかで透明感のある和風美人に近づけるような印象を与えられます。

また、同社のコスメ商品はサトザクラ花エキス・コメ発酵液といった国産素材から抽出された成分が含まれているのが特徴です。成分紹介で桜や米などの画像を使うことで、日本らしさを演出しています。日本の食事や四季などで普段から馴染みがあるものが使われていることから、興味を持ちやすくなります。日本の素材を使った製品を販売して購入数を増やしたい企業におすすめの事例です。

明朝体の縦書きのテキストで和風を演出した事例

佐嘉平川屋

画像引用:佐嘉平川屋

特徴 ・縦書きのテキストで和をデザイン
・家紋で伝統をイメージできる

佐嘉平川屋は佐賀県で豆腐の製造・販売を行っている企業です。良質な素材にこだわった豆腐を食べたい視聴者をターゲットにしています。ホームページのテキストを縦書きにし、同社が販売する豆腐のパッケージ写真を掲載することで、和をイメージさせる演出。また、「佐賀のお豆腐文化を全国へ」という字幕が動画冒頭に、無地背景からゆっくり出現する演出も印象的です。

同社のホームページのテキストは縦書きの明朝体・行書体を用いています。加えて、黒と和紙のような背景を使用することで重厚で高級感を演出。これにより、サイト全体から和風なデザインの印象を与えられ、日本文化を大切にしているイメージを感じられます。

企業名の箇所に家紋のようなロゴを使用しているのもポイントです。家紋のようなロゴを使用すると、伝統ある企業という印象を与えられます。国内の素材にこだわった食品を製造・販売しており、集客に悩んでいる企業におすすめの事例です。

黒と茶色で古民家のイメージを演出した事例

山あいの宿 喜安屋

画像引用:山あいの宿 喜安屋

特徴 ・黒と明るい茶色で古民家のイメージを演出
・日本ならではの画像で日本文化を演出

山あいの宿 喜安屋は大分県にある古民家を思わせる宿です。大分県への観光を検討しており、伝統ある古民家の宿を探している視聴者をターゲットにしたホームページです。

ホームページでは草履や桶のイラストや大分県の食材を使用した山里料理、古民家・温泉の写真を掲載することで、和をイメージしつつかっこいい演出をしています。ページをスクロールすると、古民家のみならず、竹林や灯の画像が薄いながらもアップで映されていて、落ち着きを感じさせます。

同宿のホームページに使われている色は黒と明るい茶色です。黒は同宿の外観、茶色は室内の土壁を演出しています。草履や桶のイラストも使用しており、古民家風の宿のイメージにピッタリのデザインです。サイトを閲覧したユーザーは「昔ながらの宿に泊まれる」といった印象を感じられます

ホームページ内には土壁や瓦、竹といった画像を使用。日本文化を演出することで、歴史や昔ながらの雰囲気を大事にする宿というイメージを与えられます。

外国人が一目みただけで、日本ならではの宿泊施設と理解することが可能です。古民家や民宿など、日本ならではの宿を経営している企業で、宿泊者数が伸びないことで悩んでいる企業におすすめです。

書道のようなデザインで伝統を演出した事例

大信州酒造株式会社

画像引用:大信州酒造株式会社

特徴 ・書道のようなデザインで伝統を演出
・テキストの縦書きで和をイメージ

大信州酒造株式会社は長野県で日本酒の製造・販売を行っている会社です。伝統ある日本酒を飲みたくて探してる視聴者をターゲットにしています。

ホームページ全体で墨を使用した演出で和をイメージ。トップページのファーストビューで、書道のようなデザインを使用することで、かっこいい印象を与えられるでしょう。

あえて多くの文字を使わず、最低限の文字表現にとどめています。ページをスクロールするたびに、素早く筆で文字をダイナミックに書かれる演出は、躍動感をも感じさせます。

書道は古くから親しまれている日本文化の象徴です。ホームページ内に書道のデザインを使用することで、伝統ある商品を提供する会社という印象を与えられます。ホームページでは縦書きのテキスト、縦並びのアイコンを使用。日本酒にピッタリな和のデザインを表現することが可能です。

古くから日本伝統のお酒や食品を製造・販売しており、認知度を高めて購入者数を増やしたい企業におすすめの事例です。

浮世絵で伝統ある職業をアピールした事例

有限会社江戸川重工

画像引用:有限会社江戸川重工

特徴 ・浮世絵で伝統ある職業をアピール
・紋章を使用して覚えてもらいやすくしている

有限会社江戸川重工は東京都江戸川区に本社を置き、全国各地・海外で主に重量物(大型機械など)の据付・設置・搬入・解体・撤去を行う企業です。足場工事や電気空調設備の工事を行いたい企業をターゲットにしたホームページです。

同社のホームページでは浮世絵のデザインが全面で使用されています。和のイメージをさせつつ、かっこいい演出を行っています。ホームページに浮世絵を使うことで、伝統ある仕事を継承して大切に行っている印象を与えることが可能です。

加えてユーザーの印象に残りやすく、認知拡大を期待できます。ページをスクロールしても、浮世絵の商人の画像が動きつつ、黒背景で白文字によって掲載される会社概要などの情報が見やすいです。

同社の会社名の箇所には、紋章が使われています。「〇〇の紋章がある会社」と企業のことを覚えてもらいやすくなり、ユーザーがサイトから離れても思い出しやすいでしょう。

足場工事や建築を担う企業で認知度を高めたい会社は参考にしてみてください。

和紙のデザインで和を演出した事例

四季彩 美ゆ輝

画像引用:四季彩 美ゆ輝

特徴 ・和紙のようなデザインで和を演出
・日本料理の画像で「美味しさ」をアピール

四季彩 美ゆ輝は兵庫県宝塚市で日本料理を提供しています。日本料理を食べたいと検討している視聴者をターゲットにしたホームページです。ホームページは和紙のようなデザインを使用しています。

加えて、テキストが縦書きになっており「お品書き」のような印象が出て、ユーザーに高級感・和の印象を与えられ、おしゃれな演出を実現しています。

ホームページ内には実際の料理の画像を掲載。どの画像も日本料理であり、和のデザインが深まる効果が期待できます。画像をみたユーザーは「美味しそう」と感じ、問い合わせにつながりやすいです。国産の食材にこだわった料理を提供しており、来店者数を増やしたい企業におすすめの事例です。

※和風デザインのホームページ以外の事例も参考にされたい方は、こちらもあわせてご活用ください。

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焼き物が目立つようなシックなデザイン事例

株式会社カネコ小兵製陶所

画像引用:株式会社カネコ小兵製陶所

特徴 ・背景はシンプルで淡い色を採用
・商品画像では無彩色を活用

株式会社カネコ小兵製陶所は岐阜県に拠点を構える企業です。主に焼き物を取り扱っています。商品がより魅力的に映るように、背景はシンプルかつ淡い色にしています。

商品画像では、白、黒、灰色などの無彩色を基調に。それにより、焼き物が目立ち、シックでかっこいい印象に仕立て上げています。焼き物を扱っている企業は参考になるでしょう。

墨のようなフォントとモノトーンで構成されている事例

阿部守商店

画像引用:阿部守商店

特徴 ・墨のようなフォントとモノトーンで構成
・取り扱い商品を全面に出している

阿部守商店は、魚をメインに使ったお茶漬けや炊き込みご飯セットを販売している企業です。背景を見るとすぐにどのような商品を取り扱っているか理解できます。

また墨のようなフォントとモノトーンな構成も特徴。ざらざらな質感の背景色やテーブルの背景、波のアニメーションなど、スクロールしていくことで背景が変化します。どの部分を閲覧しているかわかりやすく工夫しています。

一部の見出しやテキストでは縦書きを使用しているので、立たせたい・読んでもらいたい文章が一目で理解できるでしょう。

商品の魅力を短時間でユーザーに伝えたい場合は、このサイトのように訪問者の目に止まるような工夫を取り入れてみてください。

和の上品さを全面に出したデザイン事例

株式会社 十八楼

画像引用:株式会社 十八楼

特徴 ・写真で宿の良さをアピール
・縦書きテキストでお品書き風に

株式会社 十八楼はさまざまな宿を運営している企業です。こちらの「宿いとう」は岐阜県岐阜市元浜町にあります。ファーストビューでは宿に泊まっているかのような写真がたくさん掲載されています。中央にロゴ、サイドに小さくテキストを配置しおしゃれな印象に。

ワンポイントでツバメ・ウグイスや和風のあしらいを取り入れるなど、和デザインのようさが感じられます。またキャッチコピー部分は縦書きにし、目立たせているのが印象的。

思わずスクロールを止めて、テキストを確認してしまうでしょう。ユーザーが気になる内容(案内、交通アクセス、予約)は写真・テキストで目立つ工夫もしています。

伝統工芸品の魅力を押し出したデザイン事例

有限会社安藤商店

画像引用:有限会社安藤商店

特徴 ・サイト全体で日本の伝統食を採用
・ちょうちんの灯りを活かしたサイトデザイン

有限会社安藤商店は、ちょうちんを生産・販売している企業です。伝統的なイメージがあるちょうちんですが、現代インテリアでも活用できるデザインもあります。

サイト全体で日本の伝統色を採用。くすんだ色を用いることで、和デザインに仕上がります。

ちょうちんの灯りのようなあしらいがサイトに活用されているのも特徴です。ホームや商品一覧にカーソルを当てると、灯りがふわっとした表現に。

例えば商品一覧を選択すると記載内容が画像付きで表示されます。一瞬で目的のページに飛べるので、ユーザーの利便性も高いでしょう。

和風ロゴを活かしたデザイン事例

カンダまちおこし株式会社

画像引用:カンダまちおこし株式会社

特徴 ・自社のサイトロゴをデザインに活用
・サイト全体で暖色を取り入れる

カンダまちおこし株式会社は十六フィナンシャルグループのまちづくり企業です。「ローカルに回る経済」「地域が面白くなる引力を起こす」をもとにサイトを制作。その言葉どおり、ロゴが回転して広がっているアニメーションを取り入れています。

サイト全体で温かみを感じられるように暖色で統一。またカーソルが埋もれないように、目立つ工夫もしています。

記載内容が変わるごとに、ワンポイントでアニメーションを挟んでいるのも特徴。ユーザーがどの部分を確認しているかがすぐにわかる仕様になっています。

風呂敷のデザインを活用したデザイン事例

株式会社亀忠

画像引用:株式会社亀忠

特徴 ・風呂敷をイメージしたデザイン
・漢数字にすることで和風なイメージに

株式会社亀忠は風呂敷を用いたギフトを販売している企業です。サイトカラーはくすんだ色を取り入れており、落ち着いたデザインとなっています。

ファーストビューでは、花柄風呂敷の写真が確認できるので、どのような商品を取り扱っているかがすぐに理解できるでしょう。また、漢数字を押すことで、画像が切り替わるようになっています。

テキストよりも着物を着ている女性の写真や商品写真が目立つようになっているので、おしゃれな雰囲気に。ターゲットである女性に刺さるようなデザインとなっています。

おせちの魅力を引き立てるデザイン事例

山水物産株式会社

画像引用:山水物産株式会社

特徴 ・おせちを全面に出したデザイン
・差し色にネイビーを活用

山水物産株式会社は、おせちを販売している企業です。イト全体で暖色が採用されています。
差し色にネイビーを活用することでサイト全体が引き締まったデザインに。

着物のような背景素材を使うことで、写真が目立つように工夫されています。また一部の金色のあしらいは、きらりと光るアニメーションを取り入れています。

山水物産のこだわりなどのタイトルには、墨で描かれた富士山アイコンを採用。一部の見出しは熨斗を連想させるようなデザインになっています。

おせちなどを販売している企業は取り入れることで、伝統的なイメージを演出できます。

レトロな和風デザインのホームページ制作事例

レトロな和風デザインに分類されるホームページ制作事例をまとめました。
ちなみにレトロな和風デザインの特徴は以下のとおりです。

  • 日本の伝統色を使用
  • 日本を連想させるようなデザインを採用
  • 墨を使ったアイコン

それらに該当する企業は次のとおりです。

  • 大信州酒造株式会社
  • 有限会社江戸川重工
  • 四季彩 美ゆ輝
  • 阿部守商店
  • 有限会社安藤商店
  • カンダまちおこし株式会社
  • 株式会社亀忠
  • 山水物産株式会社

取り扱い商品・サービスや特徴を以下の表にまとめてみました。

会社名

取り扱い商品・サービス

特徴

大信州酒造株式会社

日本酒の製造・販売

  • 書道のようなデザインで伝統を演出
  • テキストの縦書きで和をイメージ

有限会社江戸川重工

重量物(大型機械など)の

据付・設置・搬入・解体・撤去

  • 浮世絵で伝統ある職業をアピール
  • 紋章を使用して覚えてもらいやすくしている

四季彩 美ゆ輝

日本料理

  • 和紙のようなデザインで和を演出
  • 日本料理の画像で「美味しさ」をアピール

阿部守商店

魚をメインに使った

お茶漬けや炊き込みご飯セットの販売

  • 墨のようなフォントとモノトーンで構成
  • 取り扱い商品を全面に出している

有限会社安藤商店

ちょうちんの生産・販売

  • サイト全体で日本の伝統食を採用
  • ちょうちんの灯りを活かしたサイトデザイン

カンダまちおこし株式会社

まちづくり企業

  • 自社のサイトロゴをデザインに活用
  • サイト全体で暖色を取り入れる

株式会社亀忠

風呂敷を用いたギフト販売

  • 風呂敷をイメージしたデザイン
  • 漢数字にすることで和風なイメージに

山水物産株式会社

おせちの販売

  • おせちを全面に出したデザイン
  • 差し色にネイビーを活用

レトロな和風デザインサイトを作成したい方は取り入れてみてください。

和モダンなデザインのホームページ制作事例

和モダンとは、現代風デザインと和風デザインをかけあわせたものです。和モダンなデザインに分類されるホームページ制作事例をまとめました。
ちなみに和モダンなデザインの特徴は以下のとおりです。

  • 明朝体を使用
  • ワンポイントやあしらいで和風デザインを採用
  • 写真をメインにするなどシンプルなデザイン

それらに該当する企業・店舗は次のとおりです。

  • 東京ルルルン
  • 佐嘉平川屋
  • 山あいの宿 喜安屋
  • 株式会社カネコ小兵製陶所
  • 株式会社 十八楼

取り扱い商品・サービスや特徴を以下の表にまとめてみました。

会社名

取り扱い商品・サービス

特徴

東京ルルルン

国産素材を使ったコスメ

  • 日本女性を表現したデザイン
  • 国産素材で「和」をアピール

佐嘉平川屋

豆腐の製造・販売

  • 縦書きのテキストで和をイメージをデザイン
  • 家紋で伝統をイメージできる

山あいの宿 喜安屋

古民家風の宿

  • 黒と明るい茶色で古民家のイメージを演出
  • 日本ならではの画像で日本文化を演出


株式会社カネコ小兵製陶所

焼き物

  • 背景はシンプルで淡い色を採用
  • 商品画像では無彩色を活用


株式会社 十八楼

宿いとう

  • 写真で宿の良さをアピール
  • 縦書きテキストでお品書き風に


和モダンなデザインサイトを作成したい方は取り入れてみてください。

和風デザインをホームページ制作に活用する際の6つのコツ

和風デザインをホームページ制作に活用する際の6つのコツ

和風デザインを使用したホームページ事例を紹介しました。しかし、実際にどうやって自社サイトのデザインに落とし込めば良いかイメージできない方もいるでしょう。以下の内容を取り入れることで、和風要素をサイトに盛り込めます。

歴史・時代を感じるビジュアルにする

日本画や日本庭園など、日本の歴史・時代を感じる写真やイラストを使用することで、和風デザインを表現できます。富士山や鶴など日本を象徴するスポットや動物などを取り入れるだけでも、日本らしいデザイン性が増します

例えば日本庭園のイラストであれば、抹茶や緑茶など日本ならではの飲み物を紹介するページで使用するのが効果的です。代表的な日本らしさのアイコンは下記のとおりです。

  • 富士山
  • 日の丸
  • 着物
  • 寿司
  • 神社
  • 錦鯉 など

ただし、コンテンツ内容とビジュアルがマッチしていないと、ユーザーの興味を引き出せません。

東京ルルルンの事例のように、美容商品を販売している場合、美容に良いイメージのある椿のイラストを使うといった検討ができるでしょう。自社の仕事内容や歴史などから使用するビジュアルを決めてみてください。

明朝体・筆字を使用する

日本は古くから筆を使って文字を書く文化があります。筆の動きを表現したフォントを使用することで、日本らしさを表現しやすいです。例えば明朝体・筆字には「はらい」「はね」「とめ」が含まれるため、和デザインに適しています。

ただし、筆文字のフォントだと場合によっては読みにくくなる可能性があります。文字が読みにくいとユーザーが離脱する原因に。ロゴやキャッチコピーなど重要な部分は明朝体を使用するのがおすすめです。

四季彩 美ゆ輝

画像引用:四季彩 美ゆ輝

例えば、四季彩 美ゆ輝の事例のように、店名を筆字にすることで、一目みただけで和をイメージするデザインとなっています。

日本の伝統色を取り入れる

日本の歴史の中で親しまれてきた伝統色をうまくホームページに活用できると、和の雰囲気が漂うデザインを制作できます。基本的には少しくすんだ色や落ち着いた色が日本らしいといわれています。

代表的な日本の伝統色は下記のとおりです。
※表に記載のカラーコードは、コピーしてそのままHTMLやCSSに使用可能です。

伝統・歴史

カラー

平安時代

萌黄色(#a7bd00)

紅梅(#F69096)

二藍(#915c8b)

一斤染(#ffd3e4)

桃山時代

褐色(#4d4c61)

群青色(#465DAA)

茶褐色(#664032)

江戸時代

利休色(#8f8667)

利休茶(#897845)

利休鼠(#888E7E)

蘭茶(#D19826)


例えば、一斤染や紅梅といったピンク色は着物のイラストと同時に使用すると、日本らしさを演出できます。日本の伝統色は「日本の伝統色 和色大辞典」で公開されています。日本らしさを表現できるコードが一覧になっているので、自社にマッチする色を見つけて使用してみましょう。

日本伝統の和柄・文様を使用する

和風デザインには「麻の葉」「市松模様」といった日本伝統の和柄や文様が使用されることが多いです。和柄・紋様をホームページに使うことで、手軽に和風の雰囲気を表現できます。例えば以下のようなものがあります。

  • 麻の葉
  • 市松模様
  • 亀甲
  • 和紙
  • 染物
  • 七宝
  • 唐草模様
  • 矢絣
  • 青海波 など

他にも季節の風物詩も取り入れると和風デザインになるので、自社にマッチするものを見つけてみましょう。

佐嘉平川屋

画像引用:佐嘉平川屋

例えば、佐嘉平川屋では会社のロゴとして家紋デザインを使用しています。、和柄や文様を使用する際は、ホームページの中でロゴやキャッチコピーなどの強調したい部分に使用するのが効果的です。

ただし、和柄や文様はインパクトが強くなりがち。ホームページ全体に使ってしまうと圧迫感を与えてしまう恐れがあることに注意しましょう。

縦書きにする

日本語は元々中国から影響を受けて生まれたものであり、縦書きが基本でした。そのため、ホームページのテキストを全部または一部分を縦書きにすれば和の雰囲気を表現しやすいでしょう。ホームページ内のテキストが横文字になっている場合、一部に縦書きを使用するとテキストを強調できます。

ただし、テキストを縦書きにするとホームページが縦長になります。横長のバナーを使う場合は、縦書きが適さないので注意しましょう。

余白を活用する

日本で古くから親しまれる襖絵(ふすまえ)や浮世絵などの日本画は、余白を多めに取る傾向にあります。日本では余白を重視する傾向にあるので、ホームページ内に取り入れると和風のデザインを表現可能です。上品で落ち着いたホームページという印象を与えられます。

余白を活用する際は、テキストや画像などのコンテンツを中央に配置しましょう。ユーザーの目線が中央に集中して、コンテンツを閲覧しやすくなります。

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【参考】ホームページ制作に活用できる和風デザインのフリー素材サイト

ホームページ制作をする際は、必ずしも自社で和風デザインを作る必要はありません。フリー素材サイトには数多くの和風デザインが配布されているため、自社で作成せず手軽に使用できます。

イラストAC

イラストAC

画像引用:イラストAC

イラストACはさまざまなイラストを無料でダウンロードできるサイトです。サイト内で「和風」と検索すると、関連するイラストが表示されます。2024年9月14日時点で全22万点の和風デザインのイラストが公開されており、無料もしくは有料でダウンロード可能です。

これらの素材をホームページの背景に設定すれば一気に和を感じるデザインに早変わりします。

和風素材 kigen

和風素材 kigen

画像引用:和風素材 kigen

和風素材 kigenは和風の壁紙・クリップアート、和菓子の素材を提供しているサイトです。和風素材では鳳凰・鶴紋といった紋様や、和紙・竹とんぼといった器物のイラストが多数掲載されています。サイトの背景やバナーなどに活用可能なため、、ホームページ全体を和のデザインにできます。クリップアートも用意されており、商品の紹介ページに掲載するとユーザーが商品をイメージしやすくなるでしょう。

ダ鳥獣ギ画

ダ鳥獣ギ画

画像引用:ダ鳥獣ギ画

ダ鳥獣ギ画は鳥獣戯画風のイラスト素材サイト。イラストは鳥獣戯画をモチーフにした現代風のキャラクターが使われています。シンプルなデザインなので、どのようなサイトでも使いやすいでしょう。鳥獣戯画は日本で古くから親しまれており、和のデザインを深められます。

思わず笑ってしまうような素材が多く、コンテンツの途中で使うと親しみやすいホームページを制作できます。

家紋のCrest Japan

家紋のCrest Japan

画像引用:家紋のCrest Japan

家紋のCrest Japanは家紋に特化したサイトです。花紋・植物紋・調度紋など、さまざまな家紋が提供されています。素材サイズが小さいので、箇条書きのリストに使うとメインデザインを邪魔することなく、さりげない和風デザインを演出できます。

伝統文様和紙素材

Japanese style pattern

画像引用:Japanese style pattern

和風パターン19種類と、シンプルな和柄20種類が一度にダウンロードできるサイトです。ロイヤリティーフリーと記載してあるので、商用利用もできます。クレジットやリンクも不要だそうです。

和風パターンは、ユーザーに着物や浴衣の模様をイメージさせられます。和柄の素材はシンプルなので、背景やバナーなどさまざまな場面で活用できるでしょう。

日本の伝統模様

日本の伝統文様

画像引用:日本の伝統文様

日本の伝統模様が四季ごとに分けられているサイトです。100枚掲載されています。どの素材も落ち着いた色味なので、サイトの一部分に取り入れるだけでも和デザインを感じられるでしょう。

素材のタイトルと解説を読むだけでも参考になるため、見ているだけでも楽しめます。

株式会社昭和書体

株式会社昭和書体

画像引用:株式会社昭和書体

和デザインの素材や背景を使ったとしても、フォントがあわなければチグハグな印象に。和デザインを取り入れるなら、毛筆フォントを取り入れてみてください。株式会社昭和書体では、無料でフォントを試せます。

一度活用してみて、気に入ったら購入を検討してみましょう。サイトのフォントだけでなく、ロゴデザインにも活用できます。

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【まとめ】和風デザインのホームページ制作事例を紹介しました

日本らしい商品・サービスを提供している企業のホームページには、和風デザインが使用されることが多いです。自社のホームページに和風デザインを活用したいなら、事例を参考にすると効果的な活用方法を見つけやすいです。

しかし、事例をみただけでは、どのような和風デザインがあり活用すれば良いのかイメージできない方もいるでしょう。その際は、日本の伝統色や和柄・文様などを活用すると、自社のホームページを和風デザインにできます。これから、自社のホームページを和風デザインにしたい方は、本記事を参考にして実践してみてください。

関連記事:和風系のHPを作るならこちらもチェック!おすすめの無料ホームページ作成ツール

なお、自社だけでは和風デザインを活用することに不安がある方もいるでしょう。そのような場合は、制作会社に依頼するのがおすすめなので、Web幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

コンサルタントのご紹介 Web幹事 コンサルタント 岩田真 代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。

ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。

Web制作業界のプロが丁寧にヒアリングしますので、
初心者の方でも安心してご相談ください!

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Q. 和風のホームページ制作で参考になる事例にはどのようなものがある?

参考になる事例として「東京ルルルン」「佐嘉平川屋」等のホームページが挙げられます。その他参考になる事例は記事をご参照ください。

Q. 和風テイストのホームページ制作を成功させるコツは?

和風テイストのホームページ制作の成功ポイントとして「歴史・時代を感じるビジュアルにする」「明朝体・筆字を使用する」等が挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。