コーポレートサイトの目的・役割|必要なコンテンツ・項目や構築方法も解説!

会社設立にともなって、ビジネスの成長にともなって、コーポレートサイトの制作 / リニューアルを検討している。しかし、そもそもコーポレートサイトにはどんな目的・役割がある?制作 / リニューアルのためにも知っておきたい担当者に向け、コーポレートサイトの目的・役割や必要なコンテンツ・項目を解説していきます。

なお、コーポレートサイトに強い制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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目次
  1. 1. コーポレートサイトの目的・役割
    1. 1-1. ステークホルダーへの情報提供
    2. 1-2. 商品・サービス情報の発信 / 顧客獲得
    3. 1-3. 人材採用
    4. 1-4. 企業ブランディング
    5. 1-5. 企業情報のポータルサイト
  2. 2. コーポレートサイトの目的・役割を分離する場合も
  3. 3. コーポレートサイトに必要なコンテンツ・項目
    1. 3-1. トップページ
    2. 3-2. 会社情報
    3. 3-3. 事業案内(商品・サービス紹介)
    4. 3-4. 実績・導入事例・お客様の声
    5. 3-5. 採用情報
    6. 3-6. ニュース / 新着情報
    7. 3-7. プライバシーポリシー
    8. 3-8. 問い合わせフォーム
    9. 3-9. サイトマップ
    10. 3-10. IR情報(株主 / 投資家向け情報)
  4. 4. コーポレートサイトの構成を考えるには
  5. 5. 【まとめ】コーポレートサイトの目的・役割や構成方法を紹介しました

コーポレートサイトの目的・役割

コーポレートサイトとは、社内 / 社外を問わず「どのような会社なのか」を知ってもらうため、自社に関する情報を網羅したWebサイトのこと。情報収集の手段としてインターネットが主流となった現代、コーポレートサイトは法人にとって必須の存在。それは、コーポレートサイトに以下のような目的・役割があるからです。

ステークホルダーへの情報提供

コーポレートサイトの目的・役割の1つめは、社内外のステークホルダーへ会社情報を提供 / 公開し、自社への理解と信頼を醸成すること。会社にとってのステークホルダーとは、具体的に以下のような人々を意味します。

  • 顧客 / 見込み顧客
  • 株主 / 出資者
  • 投資家
  • 取引先 / パートナー企業
  • 従業員
  • 求職者
  • 地域社会
  • 行政機関
  • 金融機関など

顧客や従業員だけでなく、会社と直接的 / 間接的な関係性を持つ「立場の異なるさまざまな人々」がステークホルダーです。それぞれのステークホルダーに適切な情報を届けるため、コーポレートサイトには会社に関わるあらゆる情報を集約し、発信していく目的・役割があります。

また、あらゆる情報がインターネットで入手できる現代では、金融機関での口座開設や融資の情報源としてコーポレートサイトが必須になる場合も。必要書類の提出で代替えできる場合はあるものの、金融機関側も「会社を設立したならコーポレートサイトもあるはず」という認識であることがほとんどです。

商品・サービス情報の発信 / 顧客獲得

コーポレートサイトの目的・役割の2つめは、自社 / 自社取扱商品・サービス情報を発信し、顧客 / 見込み顧客を獲得すること。たとえば、メーカーなどでは小売店での販売を支援するため、コーポレートサイトに商品の詳細情報を掲載したり、キャンペーンを実施して購入意欲を喚起しています。

また、近年ではDtoC(消費者へのダイレクト販売)に力を入れるメーカーも増えており、コーポレートサイトでのダイレクト販売に取り組む例も見られます。

人材採用

コーポレートサイトの目的・役割の3つめは、会社情報を網羅するコーポレートサイトの特徴を活かし、自社の将来を担う優秀な人材を獲得すること。「どのような会社なのか」を知りたい求職者にとって、会社情報が網羅されたコーポレートサイトは適切な人材採用ツールとして利用できます。

企業ブランディング

コーポレートサイトの目的・役割の4つめは、自社および、自社商品・サービスのブランド価値を高めること。ブランドとは、あるカテゴリーの商品・サービスのなかで、自社を他社から明確に区別するための概念です。

もちろん、コーポレートサイトを作ればブランド価値が高まるというわけではありません。しかし、コーポレートイメージを統一し、透明性のある情報を公開していくことにより、ブランド価値を高めていくことは可能。そのアピール手段として、コーポレートサイトの存在は重要です。

企業情報のポータルサイト

コーポレートサイトの目的・役割の5つめは、ポータルサイトとして、網羅した会社情報へ訪問者をナビゲートすること。ポータルサイトとは、さまざまな情報の「入り口 / 玄関口(Portal)」としての目的 / 役割を持つWebサイトのことです。

上述したように、コーポレートサイトの対象は立場の異なるさまざまなステークホルダー。知りたい情報へ最短でたどり着けるよう、優れたユーザーインターフェースを提供する必要があります。

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コーポレートサイトの目的・役割を分離する場合も

ここまでで、コーポレートサイトの主な目的・役割を解説してきましたが、会社情報を網羅するコーポレートサイトは情報量が膨大になりがちです。そのため、目的・役割の一部を独立したWebサイトに分離し、コーポレートサイトと連携させることも。たとえば、コーポレートサイトの連携先としては、以下のようなWebサイトが挙げられます。

企業サイトの種類

概要

サービスサイト

自社商品・サービスの情報発信に特化したWebサイト。
顧客 / 見込み顧客獲得の目的・役割を分離

採用サイト

求人・採用に関する情報発信に特化したWebサイト。人材採用の目的・役割を分離

ECサイト

自社 / 自社取扱商品のオンライン販売に特化したWebサイト。
BtoC、BtoBを含むダイレクト通販の目的・役割を分離

オウンドメディア

有益なコンテンツを発信することで潜在的な顧客を発掘することに

特化したWebサイト。コラムやブログなどの役割を分離

ブランディングサイト

自社 / 自社ブランドの認知、価値向上に関する情報発信に特化したWebサイト。
企業ブランディングの目的・役割を分離


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コーポレートサイトに必要なコンテンツ・項目

目的・役割の一部を独立したWebサイトに分離することがあっても、コーポレートサイトにはポータルとしての役割が欠かせません。つまり、独立運営するWebサイトへ誘導するリンクを含め、
コーポレートサイトには会社情報を網羅するコンテンツ・項目が必要。

以下から、Web幹事の運営会社「株式会社ユーティル」を例に、コーポレートサイトに必要な主なコンテンツ・項目を紹介していきましょう。

トップページ

株式会社ユーティルコーポレートサイト

まずは、会社の顔でもあり、訪問者を各種コンテンツに誘導するナビゲーターでもある、コーポレートサイトのトップページ。トップページ自体、会社情報や事業案内など各種コンテンツへ誘導する構成になっていることが一般的。スクロールしても目的のコンテンツへアクセスしやすいよう、グローバルナビゲーションを設置するサイトが多いようです。

採用サイトを個別に運用するユーティルの場合、グローバルナビゲーションにそれとわかるボタンを設置していることもポイント。Web幹事を含むサービスサイトへ直接飛べる、わかりやすいリンクボタンもトップページに用意しています。

会社情報

ミッションステートメント、会社概要 / 基本情報、代表メッセージ、経営陣紹介などの情報をまとめたコーポレートサイトのコンテンツ・項目が会社情報です。訪問者がサイト内で迷子にならないよう、パンくずリストなどを設置することが一般的。情報に変更が生じた場合は、速やかに更新しましょう。

事業案内(商品・サービス紹介)

自社商品・サービス紹介など、自社事業の情報を発信するコーポレートサイトのコンテンツ・項目が事業案内です。コーポレートサイトのみで事業案内を完結させる場合もありますが、事業の多角化の進む現代では、商品・サービスごとに個別のサービスサイトを運営する企業が増えています。

実績・導入事例・お客様の声


ステークホルダーに対する信頼感、安心感を醸成するコーポレートサイトのコンテンツ・項目が実績・導入事例・お客様の声です。個別のサービスサイトを運営する企業の場合は、個別のサイトに掲載するパターンも。ユーティルのようにコーポレートサイトのコンテンツとして用意する場合もあります。

採用情報

株式会社ユーティル採用サイト

求人 / 採用に関する情報を発信するコーポレートサイトのコンテンツ・項目です。独立した採用サイトを運営するユーティルでは、グローバルナビゲーションに用意されたリンクから、採用サイトトップへ遷移させています。

ニュース / 新着情報

会社に関連する最新情報を発信するコーポレートサイトのコンテンツ・項目がニュース / 新着情報です。最新情報として発信されるコンテンツは、プレスリリースとして流用される場合もあり、会社の広報 / PR(パブリックリレーション)の役割も担います。

プライバシーポリシー


ステークホルダーに個人情報の取り扱いに関する指針を知らせるコーポレートサイトのコンテンツ・項目がプライバシーポリシーです。個人情報を収集するサイトに必須の項目であり、個人情報保護方針などの名称で掲載される場合もあります。

問い合わせフォーム

サイト訪問者の質問、意見などを受付けるコーポレートサイトのコンテンツ・項目が問い合わせフォームです。近年では、さまざまな理由から電話番号を公表しない法人も増えています。そのため、問い合わせフォームはステークホルダーとの数少ない接点となる重要な役割を担います。

サイトマップ

サイト内のコンテンツをカテゴリごとに整理し、体系的に表現したコーポレートサイトのコンテンツ・項目です。コーポレートサイトの構造がどのようになっているのかを訪問者に知らせ、目当てのコンテンツにスムーズに移動するのをサポート。ユーザビリティの向上だけでなく、SEOの観点からも外せない重要なコンテンツです。

IR情報(株主 / 投資家向け情報)

株主 / 投資家向けに会社の財務状況 / 業績情報を発信するコーポレートサイトのコンテンツ・項目です。株式公開、上場企業に必須のコンテンツであり、新たな投資家を募る役割も担います。決算短信、有価証券報告、IRカレンダーなどがコンテンツの主な内容です。

コーポレートサイトの構成を考えるには

コーポレートサイトの主な目的は「立場の異なるさまざまなステークホルダーへの情報提供」です。しかし、すべてのステークホルダーに配慮するあまり、焦点のぼやけたコーポレートサイトになってしまうことも少なくありません。

独立したサービスサイト / 採用サイトをうまく使い、コーポレートサイトの目的・役割を絞り込んだ上でサイト構成を考えるのも1つの方法です。

コーポレートサイトの構成については以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:コーポレートサイトの構成を初心者やリニューアル向けに解説

【まとめ】コーポレートサイトの目的・役割や構成方法を紹介しました

会社設立にともなって、ビジネスの成長にともなって、コーポレートサイトの制作 / リニューアルを検討している。しかし、そもそもコーポレートサイトにはどんな目的・役割がある?制作 / リニューアルのためにも知っておきたい担当者に向け、コーポレートサイトの目的・役割や必要なコンテンツ・項目を解説してきました。

なお、コーポレートサイトに強い制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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