- 更新日 2026.03.28
- カテゴリー ホームページのデザイン参考例
美容室のホームページデザイン事例20選【2026年最新版】おしゃれ・シンプルな参考サイトまとめ
美容院・サロンは全国に約27万施設(厚生労働省調べ)あり、地域内にライバルがひしめき合う中、多くの経営者が「客数の減少」を課題に挙げています。
Webでの集客は避けては通れない道となっており、「おしゃれなサイト」と「集客できるサイト」をどう両立させるかは最大の悩みではないでしょうか。
インターネットが生活インフラとなった今、ホームページによる他店との差別化は不可欠です。本記事では、美容室の集客に悩む方に向け、最新のトレンドを反映したデザイン事例から、制作時に押さえるべきポイントや必須コンテンツまでを網羅。Webデザイナーの視点から、プロのノウハウを余すことなく解説します。
「ホームページを作る前に制作の要点を知りたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。
※他業界の事例も参考にしたい方は、こちらもあわせてご活用ください。
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おしゃれな美容室・サロンのホームページデザイン事例
美容室のホームページにおいて、「おしゃれなデザイン」は単なる見た目の美しさを超えた経営戦略です。ターゲット層に「ここなら理想の自分になれる」という期待感を与え、単価アップやブランド価値の確立に直結します。最新のトレンドを反映した、集客を加速させるデザイン事例を解説します。
レトロな雰囲気がおしゃれ|縁側のある美容室 穀雨
出典:縁側のある美容室 穀雨
制作情報
・費用目安:31〜50万円
・制作期間:約3ヶ月
・担当範囲:ディレクション/デザイン/構築
愛知県弥富市にある古民家風美容室「穀雨」のホームページです。店内の写真をふんだんに使用し、昔ながらの親しみやすさが感じられるデザインに仕上がっています。
自然素材の風合いや木陰、レトロなパターンを取り入れ、サロンの温かい雰囲気を表現。お客様がサロンの魅力を直感的に理解し、来店までのハードルを下げる工夫が凝らしています。
デザイン性と導線設計を両立|レアナステージ
出典:レアナステージ
制作情報
・費用目安:51〜100万円
・制作期間:1ヶ月半
・担当範囲:企画/設計/デザイン/コーディング
大阪府大阪市で2店舗の美容室を経営している「レアナステージ」のホームページです。本店のイメージを踏襲しつつ、美容室の雰囲気にあったWebデザイン性を取り入れ、お客様から高評価を得ています。
また求人応募までの導線設計として、トップ画像の直下に採用ページへのバナーを設置し、多くの閲覧につながっています。
大胆さが作り出す唯一無二の世界観|NERO HAIR AND LIFESTORE
NERO HAIR AND LIFESTOREは東京・渋谷にある美容室。こちらのホームページはひとことで言うと「大胆」。トップページは写真9に対してメニューバー1の割合で構成されており、あくまで写真が主役です。
文字情報はメニューとして必要なものがメニューバーにあるだけ。フォントサイズはかなり小さいです。ピントのひどくボケた写真が使われているのも、初めて見る人を驚かせます。
テキストや画像そのものの主張が強くないのに、全体として強く世界観が出ているデザインです。
映像と画像の力がすごい|ラムネ
出典:ラムネ
ラムネは京都にある古民家風の美容室。ホームページには驚くほど文字情報がありませんが、それを補う映像と画像の力がスゴイ!
ホームページにアクセスして最初に目に飛び込んでくるのは、「素朴」「不思議」「楽しい」が同居するクオリティの高い動画(BGMもアリ)。これだけでも他のホームページと一線を画します。
動画がホームページの背景に固定され、スクロールするとコンテンツの合間から顔を出す仕組み。
「ラムネ」というお店の名前によく合った、見ていて楽しいデザインです。
店名をホームページに反映したデザイン|IRO
出典:IRO
IROは大阪にある美容室です。ホームページは、一瞬「デザイン事務所のサイト?」と思うほど、美容院っぽくないデザイン。しかしページをスクロールすると、なぜこのデザインなのかがわかるアハ体験(「ああ、そうか!」とわかって、喜びを感じること)が待っています。
ロゴを見て、このお店のミッションを知れば納得のデザイン。お店の様子や雰囲気は伝わらないですが、「行ってみようかな」と思わせる説得力があります。
モノトーンの写真で魅力的なスタイルを表現|SARA
出典:SARA
SARAグループのホームページは、「BEAUTY×LIFESTYLE」をコンセプトに女性の美をトータルサポートする美容室サイトです。
清潔感あるデザインで写真を多用し、魅力的なスタイルを視覚的に訴求。メニューや店舗情報が明確に配置され、SNS連携やブログで最新情報も発信。プロフェッショナルで信頼感があり、顧客とのコミュニケーションを重視する姿勢が伝わる構成です。
圧倒的なブランド力と信頼感|AFLOAT
出典:AFLOAT
トップサロン「AFLOAT」のサイトは、多店舗展開に伴う膨大な情報量を整理し、ユーザーが自分に合う店舗を最短で見つけられる動線設計が光ります。ブランドの品格を損なわず、予約までの離脱を最小限に抑える機能美は、まさに業界のスタンダードです。
店舗ごとに切り替わる情報もユーザー目線で設計されており、迷わせないナビゲーションが予約獲得率を押し上げています。大規模サロンでありながら、一人ひとりのお客様を大切にするホスピタリティが画面越しにも伝わる、Webデザインと業務フローが見事に融合した高度な構成事例です。
シンプルな美容室・サロンのホームページデザイン事例
「シンプル」という言葉は、決して情報が少ないことを意味するわけではありません。むしろ、ユーザーが迷わずに予約という目的に辿り着けるよう、情報の優先順位が明確に設計されている証です。洗練された余白と直感的なナビゲーションで、清潔感や技術への自信を演出する事例をご紹介します。
無駄のないオーソドックスなレイアウト|kuon
出典:kuon
制作情報
・制作期間:約3か月
・担当範囲:企画/設計/ディレクション/デザイン/写真撮影/保守管理
愛知県名古屋市の美容室「kuon」のホームページです。白を基調としたシンプルなデザインで、無駄のないオーソドックスなレイアウトなのが特徴です。直感的に操作できるサイト設計・デザインを意識しています。
オリジナリティ溢れるサイトに仕上げるため、店内や施術風景の写真撮影も実施。Instagramとの連携機能を搭載し、最新のトレンド情報を発信できる仕組みも取り入れています。
シンプルなデザインで見やすさを追求| L.H.Dコーポレーション
出典: L.H.Dコーポレーション
制作情報
・費用目安:30〜50万円
・担当範囲:企画/設計/ディレクション/デザイン/コーディング
兵庫県にある大人向けヘアサロン「 L.H.Dコーポレーション」のホームページです。シンプルでわかりやすいデザインが特徴で、トップ画像のきれいな女性が世界観を表現しています。
下へスクロールすると「スタッフ紹介」「採用情報」などのメニューが出現。「スタイル」をクリックするとホットペッパーへ移動する構造となっており、気軽に予約できるよう工夫されています。
豊富なヘアスタイルをシンプルに見せる|Double
出典:Double
Double は東京の表参道にある美容室。ホームページではヘアスタイルが豊富に見られるようになっています。ヘアスタイルのサンプルは「short」「bob」などの種類ごとに表示が可能。最大で10枚なので、さっと見られます。
スタイルに関する文字情報は始めはなく、写真をホバーまたはクリック後に詳細が表示されます。
写真は背景、衣装とも白に統一し、ヘアスタイルが際立つように工夫されています。
読みやすさ・見やすさにこだわったデザイン|Roar
出典:Roar
Roarは福岡県北九州市にある美容室です。まずRoarの「o」と「a」をハサミの持ち手に見立てたロゴがオシャレ。小さいフォントで洗練された感じを出すのは、美容室のホームページデザインでよく使われます。
テキストカラーをロゴと同じ青にすることで「洗練さ」に「統一感」を加えています。写真のスカーフや爪の色にもテーマカラーの青を使用し、白×青の組み合わせの印象が強いです。
シンプルかつエレガントなホームページ|VeLO / vetica
VeLO / vetica は東京都・渋谷にある美容室です。ホームページは「シンプルかつエレガント」。
シンプルさは、情報の配置の仕方と、写真もテキストも規則正しく格子状に並んでいることから。
エレガントさは、フォントサイズ、見出しのセリフ体のフォント、たっぷりととった余白から。
スクロール時のアニメーションも速さに変化がつけてあってオシャレです。
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個人経営の美容室・サロンのホームページデザイン事例
個人経営のサロンにおけるホームページの真の価値は、大型店にはない「オーナーの顔が見える安心感」と「親しみやすさ」を表現できる点にあります。限られた予算とリソースの中でも、オーナーのこだわりや人柄をデザインに投影することで、指名客を確実に増やすことが可能です。
ここでは、新規客の心理的ハードルを下げ、ファン化を促す巧みなデザイン手法を紹介します。
サイト閲覧者に配慮したデザイン性|natural
出典:natural
制作情報
・費用目安:30万円以下
・制作期間:約1ヶ月
・担当範囲:企画/ヒアリング/デザイン/コーディング/運用・保守/SEO対策
東京都板橋区の美容室「natural」のホームページです。お店の雰囲気にあった可愛いらしいイラストや、テーマカラーである白を基調としたデザインが特徴です。各要素にアニメーションを施しており、サイト閲覧者を飽きさせない工夫も凝らされています。
ページ最下層には、各種SNSへ移動するボタンやホットペッパーのバナーを設置。スマートフォン・タブレットにも対応したレスポンシブデザインを採用し、利便性の高いホームページに仕上がっています。
おしゃれな写真で視覚的に訴求|NOIR
出典:NOIR
制作情報
・費用目安:30万円以下
・制作期間:約1ヶ月
・担当範囲:企画/設計/ディレクション/デザイン/コーディング
愛媛県松山市の美容室「NOIR」のコーポレートサイトです。トップ画像でイメージモデルの写真をスライド表示させ、若い女性向けの美容室であることをアピールしています。
テキストは控え目に、店内画像やカットモデルの写真を多く使い、視覚的に訴求するデザインに仕上がっています。サロンオーナーの写真もトップページ内に配置し、親しみやすさを表現しているのも特徴です。
アニメーションとイラストで遊び心のあるサイトに|MILLOR
出典:MILLOR
MILLORは神奈川県川崎市にある美容室です。ホームページの文字、画像、イラストにはそれぞれアニメーションを設定。スクロールするとふわふわと動くので、不思議な感覚に陥るでしょう。
規則正しさを若干崩したレイアウトにしてあったり、ところどころにイラストや手書きの文字が紛れ込んでいたりすることで、遊び心が感じられるサイトになっています。
もうひとつ特徴的なのは線の使い方。1px程度の「細い線」や「手書きの線」で情報を際立たせ、複雑なページを見やすくしています。
フォントで作るカジュアルな雰囲気|CORE HAIR
出典:CORE HAIR
CORE HAIRは新潟県上越市にある美容院。サンセリフ体のフォントを使い、カジュアルな雰囲気のデザインになっています。もちろんフォントだけがカジュアルさの要因ではありませんが、字体が細くて装飾がついたフォントを使っていたら、だいぶイメージが変わったはずです。
写真は店内で撮ったと思われるものを多く使用。エレガントさは控え、初めての人でも親しみやすいデザインです。
「隠れ家的サロン」ゆえのデザイン|Uncerem
出典:Uncerem
Unceremは長崎県にある美容室です。
「隠れ家的サロン」であり、ゆっくり落ち着けるという特徴が伝わるホームページデザイン。緑が多く、木をふんだんに使ったこだわりの店内をギャラリーで紹介しています。背景に店の入り口付近の写真を固定したのはアイデアですね。
いい意味で美容室のホームページのイメージを裏切っており、インパクトがあります。
※他業界の事例も参考にしたい方は、こちらもあわせてご活用ください。
Webサイト制作前にチェック必須!
Webサイト制作前の課題と効果がわかる事例をまとめました。
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メンズ向け美容室・サロンのホームページデザイン事例
メンズサロンやバーバーショップのホームページでは、女性向けとは異なる「男のかっこよさ」や「こだわり」「趣味性」をいかに表現するかが重要です。背景グラフィックや力強いフォント選び、シックな配色など、ターゲット層が直感的に「通いたくなる」世界観を構築するためのデザイン手法と、その成功事例を紹介します。
個性を強調した無骨なデザイン|STOOP HAWG BARBER SHOP
制作情報
・費用目安:30万円以下
・制作期間:約1ヶ月
・担当範囲:企画/ディレクション/デザイン/コーディング/撮影/ライティング
神奈川県藤沢市の男性限定サロン「STOOP HAWG BARBER SHOP」のホームページです。
オーナーの圧倒的な個性をWeb上でも表現するため、背景グラフィックからボタンに至るまで、全てオリジナルデザインで制作しています。
ヴィンテージハーレーの排気、店内で焚かれるインセンスの煙をWebデザインで表現し、さりげない遊び心を演出。無骨さとクラシックな高級感を融合させた、唯一無二のデザインに仕上がっています。
ヴィンテージな雰囲気が伝わるデザイン|Smile hair
出典:Smile hair
制作情報
・費用目安:31〜50万円
・制作期間:1ヶ月
・担当範囲:企画/設計/ディレクション/デザイン/コーティング
東京都日野市にあるメンズサロン「Smile hair」のホームページです。白をベースとしながら、画像や各パーツを黒・グレー系で統一しており、男性向けのヴィンテージな雰囲気が伝わるデザインに仕上がっています。
また、同サイトはWordPressテーマをベースに制作。参考ヘアスタイルやスタッフ紹介が簡単に更新できるよう工夫されているのも特徴です。
アメリカンダイナーのような遊び心|Barber shop Liberty
制作情報
・費用目安:31〜50万円
・制作期間:約2ヶ月
・担当範囲:企画/設計/デザイン/コーディング/撮影
岐阜県多治見市の「Barber shop Liberty」の事例です。アメリカンでありながらも落ち着きのあるデザインを全面的に採用し、訪れたユーザーが一目で店舗のあたたかい空気感を感じ取れる構成です。
ターゲットの趣味嗜好に深く刺さるニッチなブランディングにより、単なるヘアカットの場としてだけでなく、「集まりたくなる場所」としての魅力を伝えています。一目でコンセプトを理解させるポップなロゴとサイトは、ターゲットの心に強く残る高い訴求力を備えています。
美容室・サロンのHPデザインを確認するなら「Web幹事」がおすすめ!
これまで紹介してきた事例の他にも、参考になる美容室・サロンのホームページは豊富に存在します。ただ、実際にWeb上で探すとなると無数に見つかるため、ピンポイントで参考デザインを探し当てるのは困難です。
そこで、ホームページの参考事例を探すなら「Web幹事」がおすすめです。同サイトでは、ホームページの制作事例を業界別で検索できるので、参考となるデザインがすぐに見つかります。
出典:美容室・サロン業界のホームページ制作実績一覧 | HP制作会社の比較なら | Web幹事
検索結果のページでは、下記のように各ホームページのトップ画像が一覧表示されます。サイトデザインがひと目で確認できるため、具体的なイメージが固まっていない方でも、自社サイトに取り入れたいデザインが短時間で見つけられるでしょう。
出典:美容室・サロン業界のホームページ制作実績一覧 | HP制作会社の比較なら | Web幹事
各事例をクリックすると詳細画面へと移行し、ホームページ制作に要した費用や期間などが確認できます。制作予算・計画立案の参考にもなりますので、ぜひ「Web幹事」をご活用ください。
集客できる美容室ホームページデザイン3つの重要ポイント
事例を見て「おしゃれなサイトを作りたい」というイメージが湧いたところで、次は「集客」という目的を達成するための論理的な設計について解説します。どれほどデザインが優れていても、ユーザーの行動を促す導線がなければ予約には繋がりません。
美容室・サロンのホームページ制作において、特に重要なポイントは以下の3点です。
- ブランドを伝える写真(モデル・内装)の質
- モバイルファースト(スマホ予約が9割)の徹底
- 予約ボタンへの迷わせない導線設計
それぞれ詳しく見ていきましょう。
写真素材はプロへの依頼を推奨
ホームページで使う写真素材には徹底的にこだわりましょう。美容室を検索しているユーザーは「おしゃれになりたい」という明確な欲求を持っています。「こんな自分になれるかも」というイメージを膨らませてサイトを訪れているため、写真のクオリティが低いと、その瞬間に信頼を失います。
素人が撮影した写真では、サロンの魅力や髪の質感を十分に伝えることは困難です。可能な限りプロのカメラマンに依頼することを推奨します。撮影時には、以下の準備を行うことで「おしゃれ」の解像度を高めましょう。
- お店のコンセプトを言語化する: 「ナチュラル」「モード」「ヴィンテージ」など、どんな雰囲気を伝えたいかを明確にします
- イメージに近い写真を用意する: 参考となるスタイル写真や内装イメージを集め、カメラマンと「共通認識」を持った状態で撮影に臨みましょう
スマホ対応(レスポンシブ)は必須条件
美容院・サロンのホームページでは、「スマホ対応が必須」と考えてください。多くのユーザーがスマホでホームページを見ているからです。
総務省のデータを見ても、全世代においてスマホ保有率は極めて高く、特に20代〜30代のメイン層はPCよりもスマホでの閲覧が圧倒的多数を占めています。
スマホ対応がなされていないサイトは、読み込み速度が遅かったり、文字が小さくて拡大操作が必要だったりと、ユーザーに多大なストレスを与えます。結果として、サイトを訪問したユーザーは一瞬で離脱し、近隣の競合他店へ流れてしまいます。
PC版のデザインをそのまま縮小するのではなく、指でのタップしやすさを優先したUI(ユーザーインターフェース)デザインを取り入れることが、集客を最大化する絶対条件です。
来店予約(CV)を最大化する導線設計
ホームページを作る目的は「新規顧客の獲得」です。サイトを見て興味を持ってもらうだけでなく、その場で予約まで完了していただくのが理想的なゴールとなります。そのためには、ユーザーを迷わせない導線設計が不可欠です。
一般的に有効な手法は以下の通りです。
- 予約ボタンの視認性: 画面のメインカラーとは対照的な色を採用し、どこからでもすぐ目に留まるように配置します。
- フローティング機能の活用: スマホでの閲覧時、画面をスクロールしても「予約ボタン」が常に画面下部やサイドに追従するように設計します。
- 外部サイトとの連携: 自社サイト内に予約システムを構築するのが難しい場合、ホットペッパービューティーなどの外部予約サイトへのリンクをボタンとして設置し、スムーズに遷移させます。
「どこから予約すればいいのか」とユーザーに考えさせる隙を与えない、シンプルかつ明確な配置を目指しましょう。
美容室ホームページに必ず載せるべきコンテンツ
ホームページを訪れたユーザーが「この店に行こう」と決断するためには、不安を解消し、期待感を高めるための情報が過不足なく揃っている必要があります。
特におしゃれに敏感な層をターゲットとする美容室サイトでは、ビジュアルの美しさと情報の信頼性が高い次元で両立されていなければなりません。制作時にそのまま活用できるチェックリスト形式で、各コンテンツの役割と訴求のコツを詳しく解説します。
コンセプト・こだわり
コンセプトは、競合サロンとの差別化を図り、独自の魅力を伝えるための最強のツールです。「なぜ他店ではなく、この店なのか」を明確に言語化しましょう。
具体的には、「ベースカットに重点を置き、日常のケアを楽にする設計を施す」といった技術的な強みや、「最初から最後まで一人の担当者がじっくり向き合う」という接客スタイル、あるいは「生活に寄り添うライフスタイルサロン」といった店としての在り方を伝えます。
お店を運営する中で大切にしている想いや哲学を、ユーザーに響く言葉で伝えてください。きちんと言語化できれば、技術だけでなく、オーナーやスタッフの人柄、サロンの価値観に共感する「質の高いファン」を増やすことができます。ありきたりな言葉ではなく、自身の言葉で綴ることで、お客様との深い信頼関係がサイト上から構築され始めます。
提供メニュー・料金表
初めてのユーザーにとって、料金の明示は最大の「安心材料」であり、ここが不透明だと即座に離脱の要因となります。
価格は「カット」「カラー」「パーマ」などのサービスごとに分類し、誰が見ても分かりやすい表形式で掲載しましょう。基本料金だけでなく、スタイリストのランク別料金や、ミディアム・ロング料金が発生する場合、また指名料の有無などは、あらかじめ明確に記載しておくことが、来店後のトラブル防止と信頼獲得に直結します。
また、おすすめのセットメニューや、期間限定のキャンペーン情報なども併記することで、ユーザーの「試してみたい」という気持ちを後押しできます。詳細なメニュー表は、プロフェッショナルとしての透明性を証明する要素でもあります。
おしゃれなデザインを優先するあまり、フォントを小さくしすぎて読みづらくならないよう、視認性にも細心の注意を払いましょう。
店舗概要・アクセス
予約や来店時に必須となる「店舗住所」「電話番号」「メールアドレス」「営業日・営業時間」「外観写真」を掲載します。特にスマホユーザーが多いため、利便性を高める以下の工夫が不可欠です。
まず、電話番号はタップで直接発信でき、メールアドレスはメーラーが即座に立ち上がるように設定しましょう。また、Googleマップを埋め込むことで、現在地からのルート確認やGPSによるナビゲーションを可能にします。
さらに、駅から遠い場合や入り組んだ場所にあるサロンなら、主要な目印を含めた写真付きのルート案内を掲載するのが親切です。MEO(ローカルSEO)の観点からも、正しい所在地情報の掲載は重要となります。
店舗の外観写真は、初めてのお客様が迷わず入店できるようにするだけでなく、店舗の個性を伝える役割も果たします。ユーザーに「迷わせない、ストレスを与えない」というホスピタリティをこのセクションで体現してください。
スタッフ紹介
どのようなスタイリストが在籍しているかを公開することは、新規客の心理的ハードルを大きく下げます。「事前に顔と名前を知っている」状態は、初めての場所へ行く際の緊張を和らげ、安心感へと変えてくれます。最低限、顔写真と名前、役職は必須です。
これに加えて「得意なスタイル」「美容師歴」「趣味やメッセージ」を記載することで、お客様が自分に合った担当者を選びやすくなります。
スタッフが複数名いる場合は、撮影時の背景やライティング、衣装のトーンを統一させることで、サロン全体の組織としてのまとまりとプロフェッショナルなイメージを向上させられます。指名予約に直結するセクションであるため、各スタッフの個性が伝わるプロフィール文の作成にも力を入れましょう。
スタッフの人柄が伝わることで、来店前から「この人に担当してもらいたい」というエンゲージメントを生むことができます。
ヘアスタイルギャラリー
ギャラリーは「この髪型になりたい」という具体的な来店動機を生む、美容室サイトの心臓部です。言葉で説明するよりも、一枚の写真の方が瞬時にセンスを伝えられます。
Instagramと連携するツールを活用すれば、日々の投稿が自動的にヘアカタログとして更新されるため、鮮度の高い情報を維持しつつ管理の手間を省くことが可能です。モデル選びから画角、明るさに至るまで、サロンのブランドに合った統一感を持たせましょう。
写真は可能な限りプロに依頼するか、プロ仕様の機材とライティングで撮影することを推奨します。画質が低い写真は、技術力そのものが低く見積もられてしまうリスクがあるためです。「流行のスタイル」だけでなく、サロンが最も得意とする「シグネチャースタイル」をトップに配置するなど、戦略的な構成を心がけましょう。
ユーザーがギャラリーを見ながら「理想の自分」を具体的にイメージできる環境を整えることが、予約への最短距離となります。
美容室・サロンのホームページデザイン・コンテンツまとめ
美容室・サロンのホームページ制作において、集客の核となるデザイン事例や、成果を出すために押さえるべき重要ポイント、そして必須コンテンツについて詳しく解説してきました。
近年の激しい競争環境下では、SNSやMEO(ローカルSEO)による認知拡大は極めて重要ですが、最終的にユーザーが「ここに行こう」と決断を下す場所は、今も昔もホームページです。
どれほど優れたSNS戦略で集客を行っても、たどり着いたホームページの質がいまひとつであれば、ユーザーの期待は一気に冷めてしまい、来店には至りません。その意味で、ホームページはWeb上における「店舗そのもの」です。
デザインの美しさと、迷わせない導線設計という機能性。この両輪が揃って初めて、ホームページは真の「集客ツール」として機能します。
おしゃれで分かりやすく、お客様が「この扉を開けてみたい」と直感的に思えるようなデザインを追求しましょう。本記事でご紹介したノウハウや各社の成功事例が、理想とするホームページ制作、そしてサロンのさらなる飛躍のお役に立てば幸いです。
美容室・サロンのホームページデザインをプロに任せたい方へ
ホームページ制作会社なかなか探す時間がないという方は、ぜひWeb幹事にご相談ください。
Web幹事は、あなたに最適な制作会社を「人力で」マッチングするサービス。
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ご相談はもちろん無料。また紹介された会社に必ず発注する必要はありません。
Q. 美容室・サロンのホームページ制作で参考になるデザインにはどのようなものがある?
参考になるデザインとして「豊富なヘアスタイルをシンプルに見せる|Double」「アニメーションとイラストで遊び心のあるサイトに|MILLOR」等のホームページが挙げられます。その他参考になる事例は記事をご参照ください。
Q. 美容室・サロン向けホームページ制作を成功させるコツは?
美容室・サロン向けホームページ制作の成功ポイントとして「写真素材に力を入れる」「レスポンシブ対応を必ず行う」等が挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。
この記事を書いた人
加藤 久佳
専門分野: Webデザイン,グラフィックデザイン,ホームページ制作
マレーシアで日本語教師、総合病院で言語聴覚士を経て、スキルゼロからフリーランスとなる。現在はクライアントワークとしてデザイン制作を中心にホームページ制作、SNS運用、ライティングを行なっている。駆け出しフリーランス向けお役立ち情報を個人ブログにて発信中。
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