ランディングページ(LP)制作の流れ|Web制作会社にスムーズに依頼し効果を出す方法【2024年最新版】

ランディングページ(LP)制作の流れ|Web制作会社にスムーズに依頼し効果を出す方法

検索エンジンやSNSからの集客によって売り上げへとつなげていくためには、集客力やCV率(成約率)、リピート率などを向上させていく必要があります。

その重要な役割を担うコンテンツの一つが、今回ご紹介する「LP(ランディングページ)」です。
重要なコンテンツであるからこそ、Web制作会社への制作依頼を検討されている方も多いのではないでしょうか。

しかし、事前にLP制作の流れを把握しておかなければ、理想とするLPのイメージを制作会社と共有できなくなってしまうかもしれません。

今回は、LP(ランディングページ)について詳しく解説していくとともに、具体的な制作方法や、Web制作会社への依頼方法なども紹介していきます。
LP制作をご検討中の場合は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ランディングページ(LP)制作に役立つ記事もご覧ください ランディングページ(LP)に強い制作会社をプロが厳選!目的別におすすめします

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目次
  1. 1. LP制作を行う目的。LPの定義から徹底解説
    1. 1-1. LP(ランディングページ)とは何か?
    2. 1-2. LP制作の目的。潜在顧客の顧客化を目指す
  2. 2. LP制作を行うための流れ・フローを紹介
    1. 2-1. 戦略策定1.何を売るか:事業・サービス・商品の棚卸し
    2. 2-2. 戦略策定2.誰に売るか:マーケットの把握
    3. 2-3. 情報整理1.商材のベネフィットを表すキャッチコピーの整理
    4. 2-4. 情報整理2.コンテンツの独自性の担保
    5. 2-5. 情報整理3.必要なロゴ、写真やイラスト・テキスト・事例の整理
    6. 2-6. 情報整理4.ベンチマークサイトの設定
    7. 2-7. デザイン策定1.顧客志向と捉えたトンマナを規定
    8. 2-8. デザイン策定2.エントリーフォームの仕様要件を決定
    9. 2-9. デザイン策定3ワイヤーフレーム・デザイン制作
    10. 2-10. コーディング1.SEOに効果的なコーディングルールに準拠
    11. 2-11. コーディング2.複数ブラウザにてデザインが崩れないか確認
  3. 3. 【コラム】Web制作会社へのスムーズな依頼方法
  4. 4. LPの勝ちパターン。構成テンプレートを紹介
    1. 4-1. ファーストビュー:キャッチコピー・権威付けを意識
    2. 4-2. アクション動線:CVポイントの設計を丹念に
    3. 4-3. 共感を呼ぶ導入:お客様の声を反映
    4. 4-4. 顧客へのベネフィット訴求:メリットではなくベネフィットを訴求
    5. 4-5. 商品の訴求:商品の説明、商品導入の流れを紹介
    6. 4-6. FAQ:よくある質問で不安を払拭
    7. 4-7. お問い合わせフォーム:簡易化により離脱を防止
  5. 5. LPを効果的に運用する方法を紹介
    1. 5-1. 効果的な広告運用を行うためのアクセス計測
    2. 5-2. 動線設計。SEOと内部リンク・広告運用による効果の最大化
    3. 5-3. EFO エントリーフォームの仕様が最適か検証
  6. 6. 目的別ビジネスインパクト・ブランディングのLP事例
    1. 6-1. インパクトの大きいLP事例
    2. 6-2. ブランディング寄与の大きいLP事例
  7. 7. まとめ

LP制作を行う目的。LPの定義から徹底解説

そもそも、LP(ランディングページ)の定義はどのようなものなのでしょうか。
「言葉自体は知っているけど、定義までは明確に理解できていない」という方も多いはずです。
ここではまず、LP(ランディングページ)の定義と、制作の目的についてみていきましょう。

LP(ランディングページ)とは何か?

LP(ランディングページ)とは、サイトに訪問した人が最初に目にするページのことを指します。
そのため、サイトに多くのページがある場合は、様々なページがランディングページになり得るわけです。

しかし、一般的なランディングページの解釈は少し異なり、以下のような特徴を持ったページを指す場合が多くなっています。

  • お問い合わせなどの「成果」を得るためだけに特化している
  • 他のページへのリンクが少ない
  • 1ページの中にお問い合わせしてもらうためのコンテンツを詰め込んでいる

お問い合わせなどそのページの「目的」以外には移動させない構成が一般的となっているので、比較的縦長のレイアウトになっていることも大きな特徴のひとつです。

また、インパクトの大きいメインビジュアルや画像を用いることが多いため、読者の注意を引き、読み進める意欲を高めさせやすいという点は大きなメリットのひとつといえます。

ランディングページの詳しい意味については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:ランディングページ(LP)とは?メリット・デメリット、外注する場合の相場も徹底解説

LP制作の目的。潜在顧客の顧客化を目指す

サイトに来るユーザーの知識量や販売している商品(サービス)への関心度は大きく異なります。
そのため、どのような訪問者でも商品への知識を深め、関心度を高めてもらえるようなページを作成する必要があるわけです。

LPは、1ページ内に必要な情報を集約する必要があるため、関心度の低い読者や知識量の少ない読者にも理解できるような内容にすることが理想的といえます。

関心度の高いユーザーや知識の豊富なユーザーが「知っている情報」を目にしても、特にストレスを感じることはありません。
しかし、知識量の少ない読者が「難しくて理解できない情報」を読むとストレスを感じます。

そのストレスがページの離脱を招き、潜在顧客の顧客化というチャンスを失ってしまうのです。
ですから、LPを制作する際には、ブランディングや潜在顧客の顧客化を実現するためにも「誰にでも理解を深めてもらえる内容」によって出口までの導線を引いていくことが理想です。

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LP制作を行うための流れ・フローを紹介

では、実際にLPを制作していくには、どのような手順で取り組んでいけば良いのでしょうか。
ここからは、具体的なLP制作の流れ・フローをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

戦略策定1.何を売るか:事業・サービス・商品の棚卸し

LPを制作するにあたり、まず初めに着手するべきものは、「販売する商品(サービス)を明確にすること」です。
言うまでもなく、これから制作するLPは販売する商品の売り上げを上げることを目的に作るわけですから、何を売るかが決まっていなければLPの方向性を定めることもできません。

事業や商品(サービス)の棚卸しをした上で、次のフェーズへと進んでいきましょう。

戦略策定2.誰に売るか:マーケットの把握

次に、その商品やサービスを売るターゲットを明確にしましょう。
LPを制作した場合、主な集客の入り口となるのはGoogleなどの検索エンジンやSNSです。

それらの媒体から訪れるターゲットを出口へと誘導していくためには、「そのターゲットが求めているものは何か」「そのターゲットが抱えている悩みは何か」を事前に理解しておくべきです。
潜在顧客の抱えている悩みを把握した上で情報提供をしなければ、その潜在顧客から共感や信用を得られないからです。

そのため、LPを制作する際には「ペルソナの設定」が重要になります。

  • 年齢、性別
  • 仕事
  • 家族構成
  • 収入(貯蓄額)
  • 趣味

これらはペルソナを設定する際の代表的な項目といえます。
ただし、あくまでも重要なのは「商品(サービス)に関連する項目だけ設定する」という点です。

たとえば、ダイエット関連の商品において、学歴や出身地などは一切関係ありません。
こういった関連性の薄い項目によってペルソナを設定しても「顧客の悩み」は明確にできないため、関連性の高い項目によって顧客像を浮き彫りにしていきましょう。

情報整理1.商材のベネフィットを表すキャッチコピーの整理

LPを制作において、その商品やサービスを購入することで得られる利得(メリット)を示すことも重要ですが、それ以上に重要となるのはその利得によって得られる未来(ベネフィット)です。

「商品やサービスの導入によって利得を得た結果、どのような未来を手に入れられるのか」

その鮮明なイメージを引き出すための文言が、ターゲットの「読み進める意欲」を向上させます。
したがって、どのような部分をアピールしていくことが最適なのか、いくつも候補を書き出していきましょう。

たとえばダイエット関連の商品の場合、メリットとベネフィットは以下のようになるはずです。

メリット:その商品を使用することで痩せる
ベネフィット:痩せることによってモテる、お洒落な服をたくさん着れる

多くの潜在顧客は、痩せること自体を求めているわけではありません。
痩せることでより美しく(格好良く)なったり、お洒落になったりすることを求めています。
その「利得によって得られる未来」をアピールしていきましょう。

情報整理2.コンテンツの独自性の担保

LPを通じて価値のある情報を提供していくことはもちろん重要ですが、その情報に独自性(オリジナリティ)がなければ、自社のブランディングへと繋げていくことが難しくなります。

  • このサイトにしか載っていない情報がありそう
  • このサイトなら他のサイトよりも良質な情報を得られそう

このような印象を与えていかなければ、自社のコンテンツに目を通してもらう理由を明確にすることができないからです。

そのため、LPを制作する前段階で「どのような部分で独自性を発揮するか」を明確化しておくことをおすすめします。

LPの詳しい構成の作り方を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:売れるLPの構成の鉄板7ステップを解説!

情報整理3.必要なロゴ、写真やイラスト・テキスト・事例の整理

LPを制作するには、ロゴや写真、イラスト、テキストなど、必要となるものがたくさんあります。
また、販売する商品(サービス)を実際に使用している人の事例なども用意しておくことで、よりLPの信ぴょう性を高めやすくなるでしょう。

制作を開始してからこれらの準備を始めると、不手際によって制作に遅れが生じてしまう可能性も高くなりますので、制作前の段階である程度整理しておくことをおすすめします。

情報整理4.ベンチマークサイトの設定

競合サイトと自社の比較、分析を行うことをベンチマークといいます。
LP制作では、競合となるサイトのデザイン、アピールの方法、コンテンツの見せ方などをリサーチしておくことが理想的です。

LPを制作する上では成功例を事前に把握しておくことも重要ですので、ベンチマークするサイトを選定して、デザインやアピール方法などの情報を収集しておきましょう。

デザイン策定1.顧客志向と捉えたトンマナを規定

LPを読む際の潜在顧客のテンションと、LPにおける文章のテンションに差があると、潜在顧客に違和感や不快感を与えてしまう可能性があります。
そのため、そのページに訪れる潜在顧客が違和感を持つことなく文章を読み進められるトンマナを規定する必要があるのです。

これは極端な例ではありますが、葬儀場のサイトにおいて「〜〜〜です!」「〜〜〜しましょう!」というような極端に明るい文章では、潜在顧客に違和感や不信感を与えてしまいます。

また、あまりにも明るすぎる文章はどの分野においても「信憑性」を欠く可能性があるので、顔文字やエクスクラメーションマーク(!)の多用は避け、落ち着いた印象の文章になるよう、ライティングしたほうが無難といえるでしょう。

そして、文章から読み取れる印象というのは「フォント」にも当てはまります。
文字の色や大きさ、字体によっても印象は大きく変化しますので、競合LPのリサーチなどをしながら、各案件に適切なトンマナを規定していきましょう。

デザイン策定2.エントリーフォームの仕様要件を決定

LP内にエントリーフォームを設置する方法もあれば、「お申し込みはこちら」などのボタンによって別ページに誘導する方法もあります。
どちらの方法を選択するにしても、情報提供のための文章が読みにくくなるような設置の仕方は避けなければなりません。

そのため、ページ内に直接入力するタイプのエントリーフォームを何個も設置してしまうのは避けた方が良いでしょう。
ただし、最下部だけにエントリーフォームを設置していると、「ある程度の情報は得られたので申し込みしたい」という読者のストレスになってしまいます。

そのため、いくつかの区切りの良い部分で誘導を促すボタンを設置するなどして、潜在顧客の読む意欲を削がないように意識しましょう。

デザイン策定3ワイヤーフレーム・デザイン制作

LPの文章や写真を「どこに掲載するか」を定めた設計図を「ワイヤーフレーム」と言います。
制作者全員がこのワイヤーフレームをしっかりと理解した上でデザインを制作しなければ、意図したものとは異なるデザインに仕上がってしまう可能性があります。

先ほどもご紹介したように、フォントによっても潜在顧客に与える印象は大きく異なります。
また、メインビジュアル内に使用するイラストなども、そのワイヤーフレームに適したものでなければ違和感を生み出してしまうのです。

そのため、デザイナーともワイヤーフレームの擦り合わせをした上で制作に進んでもらうようにしましょう。

コーディング1.SEOに効果的なコーディングルールに準拠

デザインの次は、実際にインターネット上でLPを閲覧できるように開発する工程である「コーディング」です。

HTMLと呼ばれる言語を利用しコーディングを行っていきます。
HTMLの構造次第ではサイトの利便性にも影響を与え、SEOの評価が変動する可能性もあります。
そのため、正しいHTML構造のコーディングが必要不可欠です。

特にLPの場合は1ページに情報を詰め込むため、表示速度が低下してしまうケースもあります。
そのような事態を避けるためにも、SEOに効果的なコーディングルールに準拠して作業を進めていくことが大切です。

コーディング2.複数ブラウザにてデザインが崩れないか確認

「コーディングの確認をしたつもりなのに、なぜかデザインが崩れている」というケースも決して少なくありません。
このケースの原因として考えられるのは、複数のブラウザで確認をしていなかったことです。

特定のブラウザではデザインが崩れていなくても、別のブラウザではデザインが崩れてしまっているケースがあります。
最低限下記のブラウザでチェックするようにしましょう。

  • Google Chrome
  • Safari
  • Microsoft Edge

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【コラム】Web制作会社へのスムーズな依頼方法

Lp制作会社の選び方

自社でのLP制作が難しい場合は、Web制作会社にLP制作を依頼することになるかと思います。

その際、できる限りスムーズに依頼するためには、いくつか重要なポイントを制作会社と共有しておかなければなりません。主に以下の5つです。

  • LPの目的(ゴール)
  • 販売する商品(サービス)の基本情報
  • 販売する商品(サービス)のアピールポイント
  • 販売する商品の競合
  • 誘導したいターゲットの層

上記5点はLPの題材となる商品(サービス)に関連したポイントですが、LP制作自体のチェックポイントとしては以下の6点を事前に共有しておきましょう。

  • LP制作を依頼する場合の料金
  • 閲覧可能な端末(スマホ、タブレットの可否)
  • 使用するドメイン、サーバー
  • LP制作に使用する素材や原稿など
  • どのようなデザイン、色味にするか

そして、「制作後の流れ」についても確認しておく必要があります。

  • リスティングなどの広告運用もお願いできるのか
  • ランディングページの継続的な「改善」もお願いできるのか

これらのポイントを事前に制作会社と確認し合うことで、より理想的なLPを制作してもらえるようになります。
どのようなLPを制作してもらいたいか、できるだけ具体的に情報共有するようにしましょう。

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LPの勝ちパターン。構成テンプレートを紹介

ここまで、LPの制作フローをご紹介してきましたが、LPにはCV率向上につながるパターンというものが存在します。

もちろん、その構成でLPを制作すれば絶対に成功するというわけではありません。
ただ、ここまでご紹介してきた制作フローに則り、構成テンプレートを参考に制作していけばよりCV率を上げる可能性が高まるのです。

ここからは、その構成テンプレートについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ファーストビュー:キャッチコピー・権威付けを意識

LPに訪問した際、最初に訪問者の目に入る部分のことを「ファーストビュー」といいます。
メインビジュアルやロゴなど、ページの最上部分となる部分は、訪問者の「そのページへの第一印象」を大きく左右するものになるため、ページを下まで読ませる意欲を高めることが重要です。

その意欲を高めさせる上で効果的なのが、以下の2つです。

1.キャッチコピー

ファーストビューだけで訪問者の信頼を得るのはほぼ不可能と言っても過言ではありません。
誰もが最初から購入(申し込み)を決意しているわけではなく、そのページを読むことによって「購入(申し込み)に値するか」を判断していくと考えられるためです。

そのため、あくまでもキャッチコピーでは訪問者の「注意」を引けるようなインパクトのある文章が理想的と言えます。

2.権威付け

「〇〇ランキング1位!」「満足度○%!」などの数字も、視覚的なインパクトを与えられます。
ただし、訪問者の知識レベルも異なるため、数字を示しただけで確実に「信頼」を獲得できるとは限りません。

あくまでも、ファーストビューにおいては「読む動機を引き出すこと」が目的となってきますので、そのLPの趣旨を明確にする文章や、ベネフィットにつながる文章なども示すことが大切です。

アクション動線:CVポイントの設計を丹念に

LPを制作する際には、出口となる「申し込みをするためのボタン」「お問い合わせをしてもらうためのボタン」といったCVポイントが必要です。

そのCVポイントの設計をする際には、まず何よりも一目でクリックできると認識できるボタンを設置すること」を重要視しなければなりません。
仮に潜在顧客の興味を引き、購買意欲を高めることができたとしても、「どこで申し込めば良いのか分からない」という状況を作り出してしまうとページ離脱の確率が上がってしまうからです。

購買意欲の高い潜在顧客をスムーズにCVへと繋げられるような設計を心がけましょう。

共感を呼ぶ導入:お客様の声を反映

商品(サービス)の購入を検討する上で、実際にその商品(サービス)を利用している人の声が気になるという方も多いでしょう。

LP上に「お客様の声」を反映させることで、その商品が購入に値するかどうかを最終的に判断する際の「後押し」になります。
第三者からの意見は、販売者の言葉以上に信憑性のあるものとして期待できますので、お客様の声を反映できる場合は、積極的に利用しましょう。

顧客へのベネフィット訴求:メリットではなくベネフィットを訴求

先ほども少しご紹介しましたが、メリットというのは「その商品(サービス)を購入することで得られる利得」を指します。
一方のベネフィットは、「その利得によって訪れる未来」を指しているわけです。

  • 「この制汗スプレーによって汗のにおいを90%減少させられる(メリット)」
  • 「においを気にする必要がなくなり、異性とのコミュニケーションにも自信が芽生えた(ベネフィット)」

具体的な例としては上記のようになるのですが、潜在顧客はあくまでも自分自身の悩み、願望を満たすためにインターネットを利用しています。

そのため、悩みや願望を満たせることをアピールするためには、ベネフィットを訴求した方が効果的といえるでしょう。

商品の訴求:商品の説明、商品導入の流れを紹介

商品の訴求をする上では、潜在顧客が求めている情報を的確に示していくことが大切です。

  • 商品(サービス)の価格
  • 商品(サービス)にバリエーションがある場合は、それぞれの比較表
  • 商品(サービス)の詳細画像

これらは購入を検討している人が特に気になる部分でもありますので、分かりやすく表記するようにしましょう。

FAQ:よくある質問で不安を払拭

価格やバリエーションといった部分以外にも、疑問を持たれるケースは決して少なくありません。
そのような疑問を解消できない限り購入を決断しない人もいますので、できる限り疑問や不安を払拭できるようなコンテンツ内容を目指していく必要があります。

そのための方法として特に有効なのが、FAQ(よくある質問)で不安を解消するという方法です。
想定される質問や、すでに多く寄せられている質問などをQ&A形式で掲載することで、潜在顧客も疑問や不安を解消しやすくなります。

これにより、疑問や不安を原因に購入を躊躇する人を減らせるでしょう。

お問い合わせフォーム:簡易化により離脱を防止

ユーザーの離脱を防止するためには、CVを意識したフォームの設定が重要になります。

たとえば、入力項目が多かったり、使い方が難しかったりするとユーザーにストレスをあたえて離脱を招きかねません。
それを防ぐためにも、フォーム設定をするときは以下の点をおさえて簡易化しましょう。

  • 質問数を厳選し、入力項目数を最低限におさえる
  • 入力欄は縦並びに設置して、見やすく、入力しやすくする
  • 必須項目には「必須」と明記し、入力エラーをふせぐ
  • スマホなどのモバイル端末に最適化する

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LPを効果的に運用する方法を紹介

LPをより効果的に運用するためには、デザインやコンセプト以外にも注意を払う必要があります。
LPを効果的に運用する上で重要なポイントをご紹介していきますので、ぜひご確認ください。

効果的な広告運用を行うためのアクセス計測

検索エンジンやSNSからの集客を図れば、その集客自体に費用はかかりません。
より効率的に集客を図るのであれば「広告運用」という手段も活用する必要があるでしょう。

その場合、集客を望めない媒体に広告費を費やしても費用対効果は悪化してしまいます。
より広告運用の費用対効果を高めるためには、アクセスを計測しながら「どの媒体の広告が成果を上げているか」をチェックするようにしましょう。

動線設計。SEOと内部リンク・広告運用による効果の最大化

広告運用によって集客力を高めるという方法も効果的ですが、やはりSEO対策によって集客力の向上を図る方法が最も合理的といえます。

検索エンジンを介して訪問する潜在顧客は、自分でキーワードを入力して情報を検索しており、悩みや願望を満たすための欲求が大きいと考えられるからです。
そのため、コンテンツの質を高め、内部リンクによってサイト内を循環させる導線設計をして、SEO対策面での評価を高めていくことをおすすめします。

また、広告運用においても、ページの直帰率が高ければ広告費に費やしたお金が無駄になってしまいますので、広告経由のアクセスをCVにつなげるための導線も設計していきましょう。

最近は、検索エンジンに出稿するリスティング広告以外にも、FacebookやInstagram、YouTubeといったSNSへの広告出稿が可能です。
それぞれの媒体のユーザー層を見極めながら、そのニーズに応えるための導線を引きましょう。

関連記事内部リンクとは?SEOへの影響や効果的な設置方法を解説

EFO エントリーフォームの仕様が最適か検証

使いにくいエントリーフォームを設置していると、使いにくさのストレスによってページの離脱を招いてしまうことがあります。
入力フォームが小さかったり、入力項目があまりにも多かったりすると、潜在顧客はストレスを感じて購入を断念する可能性があるのです。

そのようなストレスを軽減させるためにも、エントリーフォームが使いやすい仕様になっているか、入念にチェックし改善した上で設置するようにしましょう。

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目的別ビジネスインパクト・ブランディングのLP事例

LP製作を検討する際、成功事例を参考にコンセプトやデザインを考案することも有効な手段です。
ここでは、目的別のLP事例をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

インパクトの大きいLP事例

佐川印刷

ビジネスインパクトの大きいLP事例でおすすめなのは、佐川印刷の「スマート電子ブック」です。
画面を開いた瞬間に浮世絵風のイラストが全面に表示され、大きなインパクトを受けます。

筆字のようなフォントも浮世絵風のイラストとマッチしており、一気にその世界観に引き込まれていく人も多いのではないでしょうか。

ブランディング寄与の大きいLP事例

オロナイン公式サイト

最近はLP内で動画を掲載するというケースも多くなっています。
大塚製薬の「オロナイン公式サイト」では、動画コンテンツを利用することで短時間に多くの情報を与えています。

また、オロナインの歴史を知ることができるページへの内部リンクなども設けており、ブランディング面だけでなくSEO対策面でも効果的な施策をしていることがお分かりいただけるでしょう。

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まとめ

LP制作を依頼する際には、具体的な制作フローはもちろんのこと、LPの目的やターゲットの抱える悩みなども共有しておくことが大切です。

制作会社との情報共有を怠ると、理想とは異なる仕上がりになってしまう可能性もあります。
そのような事態を避けるためにも、今回ご紹介したポイントを押さえた上で制作会社に依頼していくことをおすすめします。

以下のページでは、LP制作に強い制作会社を詳しくご紹介しています。
制作会社をお探しの場合は、ぜひこちらも併せてご覧になってみてください。

ランディングページ(LP)制作に役立つ記事もご覧ください ランディングページ(LP)に強い制作会社をプロが厳選!目的別におすすめします

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Q. LPとは何ですか?

LPとはランディングページのことで、主に「お問い合わせなどの成果を得るためだけに特化している」「他のページへのリンクが少ない」「1ページの中に、お問い合わせしてもらうためのコンテンツを詰め込んでいる」といった特徴を持っています。

Q. LPを制作する際の注意点は?

LPを制作する際の注意点として「1ページ内に必要な情報を集約させる」「関心度の低い読者にも理解できる内容にする」等が挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。