- 更新日 2026.05.15
- カテゴリー オウンドメディア
オウンドメディアは収益化できる?CVが取れない理由とその解決策【2026年最新版】
ここ数年で運営する企業が一気に増えたオウンドメディア。
一度作成すれば自社の売上に長期的に貢献するので重宝されています。
しかし、運用を続ける中で以下のような悩みを抱えていませんか?
- そもそもPV(アクセス)がほとんどない
- PVは増えてきたがCV(成果)や自社の利益に繋がらない
- 本当に売上に貢献するのか懐疑的になっている
- 自社に合った具体的なマネタイズの手法がわからない
オウンドメディアは、明確な目的と戦略をもって運用しなければ、収益化(マネタイズ)を実現できません。
本記事では、オウンドメディア収益化のコンサルティングを行う筆者が、広告収入などの「直接的収益」から、リード獲得や自社商材への送客といった「間接的収益」まで、具体的なマネタイズモデルを解説します。
実際に収益化に成功している他社の事例や、実践のための具体的な手順、PV・CVを改善する施策も紹介。記事を読むことで、自社に最適なマネタイズ戦略が描けるようになります。
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オウンドメディアで収益化(マネタイズ)できるのか
結論から言えば、オウンドメディアは戦略的に運用すれば収益化できます。
ただし、一般的な商業メディア(ニュースサイトや比較サイトなど)とは、収益を生む仕組みが根本的に異なります。商業メディアの目的は「広告収入そのもの」ですが、企業がオウンドメディアを運営する目的は「自社ビジネスへの貢献」です。
オウンドメディアの収益化とは、「メディア単体で広告費を稼ぐこと」だけを指すわけではありません。見込み客を集めて自社サービスへ誘導したり、ブランドへの信頼を積み重ねて問い合わせを増やしたりすることも、収益化の手段になります。
この違いを理解せずに「PVは増えたのに売上につながらない」という状況に陥っている企業は少なくありません。オウンドメディアで成果を出すには、まず「自社にとっての収益とは何か」を定義することが出発点になります。
オウンドメディアの収益化(マネタイズ)2つの仕組み・モデル
オウンドメディアの収益化モデルは、大きく「直接的な収益化」と「間接的な収益化」の2つに分けられます。自社の事業形態や商材の特性によって、どちらのモデルが適しているかは異なります。
それぞれの仕組みを理解したうえで、自社に合った戦略を選ぶことが成果へとつながるでしょう。
1. 直接的な収益化(広告収入・有料コンテンツ販売など)
メディア自体が収益源となるモデルです。主な手法は4つあります。
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アフィリエイト広告:記事内のリンク経由で読者が購入・申し込みをした際に報酬が発生する成果報酬型。比較記事やレビュー記事との相性が良く、メディアのテーマに沿った商材を選ぶほどCVRが上がる
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純広告:スポンサー企業から直接掲載料を受け取る形式。読者層とターゲットが合致すれば高単価を設定できるが、一定のPVと読者の質が前提になる
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アドネットワーク広告(Google AdSenseなど):設置が手軽な反面、単価が低く、大量のPVがなければ収益は限定的
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有料記事・セミナー販売:メディアで培った専門知識をコンテンツ化して販売するモデル。
読者との信頼関係が構築されているほど、有料コンテンツへの転換率が高くなる
2. 間接的な収益化(リード獲得・自社商材への送客など)
メディア単体では直接の売上が発生しないものの、自社事業の成長に貢献するモデルです。
企業運営のオウンドメディアでは、こちらが主軸になるケースがほとんどです。
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リード獲得:記事を読んだユーザーに資料請求・問い合わせ・メルマガ登録を促し、営業リストを獲得する手法。高単価・長期検討型の商材を扱うBtoB企業との相性が抜群
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自社商品・ECサイトへの送客:使い方記事や比較記事から商品ページへ誘導し購買につなげる。BtoC企業において特に効果的
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採用強化:直接的な売上貢献ではないものの、企業文化や専門性の発信により求職者からの信頼を高め、採用コストの削減やミスマッチ低減につながりやすい
オウンドメディアのマネタイズに成功した企業事例
オウンドメディアによる収益化は、戦略と目的が明確であれば業種を問わず実現できます。
ここでは、BtoBとBtoCそれぞれの実例を通じて、具体的な成果のイメージを確認してください。
なお、オウンドメディアの成功事例をより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
BtoBでのリード獲得成功事例:株式会社Web幹事
画像引用:Web幹事
当サイト「Web幹事」は、Web制作の相談・マッチングサービスとして、Web制作やオウンドメディア運営に関する専門的なノウハウを記事として継続的に発信しています。
ユーザーの検索意図を満たす良質なコンテンツを蓄積した結果、多数の関連キーワードで検索上位を獲得。
現在では毎月400件以上の相談を安定して獲得する集客基盤へと成長しました。
BtoB企業にとってオウンドメディアは「常時稼働する営業リソース」として機能します。
広告費をかけずに質の高い見込み客が継続的に流入し、問い合わせへと転換する仕組みです。
高単価・長期検討型の商材を持つBtoB企業ほど、この効果を得やすい傾向にあります。
BtoCでの自社商品販売(EC連携)事例:北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)
画像引用:北欧、暮らしの道具店
「北欧、暮らしの道具店」は、ECサイト自体をメディア化し、大手モールに依存しない独自の販売基盤を構築した成功モデルです。商品の販売ページに留まらず、スタッフのコラムや収納術など読者の日常に寄り添うコンテンツを継続的に発信し、顧客との長期的な信頼関係を築いています。
ECとメディアが高い次元で融合している点が最大の強みです。「この世界観が好きだから買う」という購買動機をコンテンツで醸成し、広告費に頼らない安定した集客を実現しています。X(旧Twitter)フォロワーが5.7万件(2026年5月時点)を超えるなど、SNSでも絶大な支持を集めています。
BtoCにおける収益化は、商品を売り込むのではなく、ブランドの世界観に共感した読者が自然に購買へ向かう導線をコンテンツで作ることです。
オウンドメディアの収益化を始める前に決めておくべき2つのこと
収益化に向けた施策を闇雲に行っても、成果にはつながりません。
まず「誰に・何をしてほしいか」を定義し、次に「どの手法で収益化するか」を決める。
この順序を守ることが、遠回りを防ぐ近道です。
メディアの目的とターゲット(ペルソナ)を明確にする
収益化を目指すなら、「このメディアで何を達成したいか」という目的を明確にしましょう。
リード獲得・自社商品への送客・採用強化など、目的によって発信すべきコンテンツの内容も、読者に取ってほしい行動もまったく異なります。目的が曖昧なままコンテンツを量産すると、PVは増えても収益につながらない状態に陥りかねません。
目的が定まったら、次にペルソナを設計します。年齢・職種といった属性だけでなく、「どんな課題を抱えているか」「何を検索してメディアにたどり着くか」まで掘り下げることで、作るべきコンテンツの方向性が定まります。
ペルソナが決まったら、読者に「問い合わせ」「資料ダウンロード」「商品購入」のどれを求めるかを設計します。CVの種類によって記事構成・導線・CTAがすべて変わるため、目的を曖昧にしたままコンテンツを量産すると、PVは増えてもCVにつながらない状態に陥るため、注意が必要です。
ペルソナ設計はコンテンツマーケティング全体の土台でもあります。オウンドメディアをマーケティング戦略として機能させる考え方については、以下の記事も参考にしてください。
自社に合ったマネタイズ手法を選定しKGI・KPIを設定する
目的とペルソナが定まったら、自社の商材に合ったマネタイズ手法を選びましょう。
高単価・長期検討型のBtoB商材であればリード獲得(問い合わせ・資料請求)が中心になります。低単価・即購買型のBtoC商材であればECへの送客やアフィリエイトとの相性が高く、メディアの規模が大きくなれば純広告やアドネットワークも選択肢に入ります。
「とりあえずアフィリエイトを貼る」ではなく、自社の商材特性から逆算して手法を決めることが重要です。
手法が決まったら、KGI(事業全体の最終目標)とKPI(その達成度を測る中間指標)をセットで設定します。最初からCV数を追うと、立ち上げ期に数字が出ず撤退判断を誤るリスクがあります。メディアの成長フェーズに合わせて指標を段階的に設計し、進捗を正しく評価できる体制を整えましょう。
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メディアの時期 |
KPI例 |
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立ち上げ時(〜6ヶ月) |
記事本数の蓄積・インデックス数の増加 |
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成長期(6ヶ月〜1年) |
主要キーワードの検索順位・月間PV数 |
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収益化期(1年〜) |
月間CV数・CVR・顧客獲得単価(CPA) |
オウンドメディアを収益化する4つの具体的な方法
収益化の基盤は「アクセスを集める」「サイト内で行動させる」「CVに転換する」「リピーターを育てる」の4段階で構成されます。どこか一つが欠けても収益につながりません。それぞれの施策を順に解説します。
1. SEOやSNSを活用してアクセス(流入)を増やす
アクセスがなければ収益は生まれません。流入を増やす手段として、SEOとSNSの2つを軸に考えます。
検索ボリュームの多いキーワードを選ぶ
検索ボリュームとは、基本的にそのキーワードが一ヶ月間で検索された回数のこと。
キーワードによって月数十万回検索されるキーワードもあれば、全く検索されないキーワードも。
全く検索されないキーワードで対策しても意味がありません。
検索ボリュームに関する失敗事例
私がコンサルで入っていたあるメディアは、たくさんのキーワードで上位表示を獲得しているのにも関わらず、月間数万PVしか取れないという悩みを持っていました。
検索ボリュームを分析してみると、上位表示していたほとんどのキーワードの検索ボリュームが100未満でした。
これですと、100記事で上位表示していても、数千〜数万PV程度にしかなりません。
そのメディアは、もっとPVを伸ばしたいとの意向でしたので、検索ボリュームを調査して新規記事を作成しようとアドバイスしました。
せっかくいい運営をしているのにも関わらず、検索されないキーワードを使用していると流入数はあまり増えないので、検索ボリュームをしっかり調べるようにしましょう。
大手サイトであれば、既にサイトが評価されているので、1,000以上の検索ボリュームのものを狙いましょう。新規サイトであれば、10〜100、少し評価されてきたら100〜1000程度を狙っていきましょう。
CVRの高いキーワードを選ぶ
CVRとはConversion Rate、つまりコンバージョン(設定している目標への達成)に至ったユーザーの割合のことです。
- 商品購入してもらうことが目的の場合、実際に購入に至った割合
- 資料請求してもらうことが目的の場合、資料請求を行なった割合
CVR=CVに至った人の数 / サイト全体の訪問数で割り出されます。CVRの高いキーワードで上位表示ができると売上の増加が期待できるので、収益化に貢献することができます。
CVRの高いキーワードは、ユーザーが購入を検討している時に使うキーワードです。
代表的なものとしては、「比較」「おすすめ」「評判」「代行」などがあげられます。
一方で、CVRの低いキーワードは、ただ調べるときに使うキーワード。例えば、「食材+レシピ」というキーワードで調べる人は、今あるその食材で料理をするので、ネット上で購入することはまずないですよね。
CVRの高いキーワードを選び、上位表示を実現できれば、収益化につながるので、CVRの高いキーワードで記事を作成するようにしましょう。
また、Googleが公開しているSEOスターターガイドも、キーワード設計の基礎として参照してください。
関連記事:オウンドメディアのPV増やし方
ブログ立ち上げ5ヶ月で37万PVを達成した筆者がオウンドメディアのPV数を増やす方法をご紹介します!ぜひご覧ください。
オウンドメディアのPVが増えない原因わかっていますか?その悩みプロが解説します
SNSで拡散させる
検索流入以外で収益化につながるケースとしては、SNSからの流入があります。
株式会社BAKEのオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」では、SNSからの流入が6割を超えたという事例があります。
画像引用:THE BAKE MAGAZINE
PVを増やすためにSNSを活用する方法としては、以下のようなものがあります。
- 会社の社員や友達に頼んで記事をシェアしてもらう
- ハッシュタグや検索機能を上手く使いこなす
- Facebook広告で認知度を上げる
SNSで拡散されるためには、当然、いろんな方にしっかりとシェアしてもらえるような良質なコンテンツを作ることが前提条件となります。
現在、SNSの影響力が凄まじいことはおわかりだと思います。使いこなせばかなりのアクセス数が見込め、CVも取れるため、積極的に活用することをオススメします。
2. 内部リンクや導線設計でサイト内を回遊させる
ユーザーにオウンドメディアに訪問してもらえたら、次はサイト内で回遊させることが大事です。
サイト内で回遊するユーザーは、そのサイトの記事を面白いと思ってくれている確率が高いので、オウンドメディアを運営する会社に対して好感を持ち、収益化に結びつく可能性が高くなります。
サイト内を回遊させるためには以下の2つの手法が必要になります。
- 記事内に内部リンクを設置する
- CV導線を設計する
この2つについてそれぞれやり方を見ていきましょう。
記事内に内部リンクを設置する
記事の中に、関連記事へのリンクを貼ると回遊性が増します。
記事の下に関連記事を整理する方法もありますが、記事の掲載部分よりさらに下になるので、
ほとんどのユーザーは見ないで離脱します。
一方、記事の「中」にリンクを貼っておくと、クリックしてくれる確率が高くなります。
私が関わったサイトの中には、記事内リンクのクリック率が10%に達したケースもありました。
もちろん、無理やりクリックさせるのはよくないですが、自然な内部リンクはユーザビリティーをあげます。
記事内リンクの具体的なものとしては、下記のようなものがあります。
- 関連記事をまとめたリンク
- 詳しい内容の記事のリンク
例えば、Web幹事内では下記のようにリンクを設けています
ホームページ制作会社の選び方を説明するときに、上の画像のように「ホームページ制作会社の種類」の記事リンクを貼っています。より詳しくホームページ制作会社の種類を知りたい人向けに提案する関連記事です。
ユーザーは、似たような記事があれば必然的に興味が湧くので、その記事へと誘導することができます。
記事内リンクは、SEOにも効果があり検索順位を上げる効果もあるので、収益化のために必ずやるべき方法です。
CV導線を設計する
オウンドメディアの目的はCV(コンバージョン)を得ることなので、ユーザーを導く「導線」を作りましょう。
ただオウンドメディアの記事を読ませるだけでは収益化につながりません。自社のサービスを紹介するページまで自然に訪問してもらうための流れを作る必要があるのです。
例えば、あなたが掃除代行業者でオウンドメディアを運営していて、掃除の方法の記事を書く場合、下記のような導線を設定しておきます。
- まずユーザーにとって有益になる掃除の方法を説明した記事を作成
- 合わせて、記事の中で「プロの掃除代行を使う方法」という情報も提供
- プロの掃除代行を使うメリットを訴求し、自社のサービスが紹介されているページにリンクさせます。
自分で掃除する方法を探していたが「やっぱりプロに任せた方がいいかも!」と思ったユーザーは自社紹介ページに移動してくれる可能性が高いです。
3. LP連携とA/BテストでCVR(コンバージョン率)を高める
オウンドメディアで収益を取るために必ず必要なのがCVを取ることです。CVとは企業が設定する目的への最終の成果のことで、下記のようなものになります。
- 商品購入してもらうことが目的の場合、実際に購入を買ってもらう
- 資料請求してもらうことが目的の場合、資料請求を行なってもらう
CVを効率よく取るには下記のような手法があります。
- LPを用意する
- A/Bテストで継続的に改善する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
LPを用意する
LP(ランディングページ)とは、一般的には広告を経由して最初に訪れるページのこと。
ただ、オウンドメディアの場合は既にサイトを訪れているので、「顧客に売りたい自社のサービスの紹介ページ」と言い換えるのが適切です。
LPを作るメリットは以下の2点です。
1.情報を理想的な順番で伝えられる
通常のページはユーザーが自分で情報を選んで進んでいきますが、LPではユーザーの潜在的な問題意識を掘り起こして、それを解決する方法を理想的な順番で伝えることができます。
2.CVRが高い
通常のページと比べて情報量が多く、他ページへのリンクが極端に少ないため、ユーザーがアクションを起こす確率は高くなります。理想的な順番で情報を受け取ったユーザーは、自然にその商品やサービスに対する理解や納得を深めるため、CVに高確率で結びつけることができます。
LPを作るうえでのポイントは以下の2点です。
1.わかりやすく直感的なデザイン
LPはわかりやすく情報を伝えることが重要。普通の情報ページのようにテキストが多いものではなく、画像やキャッチフレーズが目立つように作成しましょう。
2.情報を1ページにまとめる
LPから他のページへ回遊するとユーザーの離脱率が上がってしまいます。
LPでは他ページへのリンクは極力少なくすることをオススメします。
1ページは長くなりますが、そのページに全てをまとめることでユーザーに読ませることが可能です。
このようにLPはCVを取るうえでもとても確率が上がるツールなので、うまく活用して収益化に繋げましょう。
LPを制作する場合は、広告的なノウハウが必要になります。LPに関する知識が少ない場合は、制作会社に依頼して制作してもらいましょう。
ランディングページに強い制作会社はこちら!
実際にLP制作を行なっていたプロが依頼してみたい会社を厳選しました。
LP制作(ランディングページ)に強い制作会社19社をプロが厳選【2026年最新版】 | Web幹事
LP制作(ランディングページ制作)に強いおすすめの制作会社をプロが厳選して紹介。各社の実績や得意分野、費用相場、失敗しないための選び方のポイントを詳しく解説します...
A/Bテストで継続的に改善する
LPを作ったあとは、A/Bテストを行いましょう。
A/Bテストとは、広告やテキストなどあらゆるものに対してAパターンとBパターン(場合によっては複数の種類)を用意し、どちらがより良い結果が出るのかを検証するテストです。
A/Bテストは良いか悪いかが数字で判断できるので、CVRを向上させる効果があります。地味ですが、1%の向上を繰り返し改善するだけでも、気づいたらびっくりするくらいの売上増加に繋がります。
AパターンとBパターン、どちらのほうがよりユーザーがCVに繋がる確率が高かったのかを比べ、
よりCVRが高かったほうを採用します。また、クリック率(CTR)もCVにつながる大きな指標になるため必ず確認しましょう。
4. 専門的な情報発信と分析・改善でリピーターを増やす
オウンドメディアは自社の魅力を伝えることができる素晴らしいツールです。
継続的にサイトを訪問し続けてくれるリピーターを獲得することで、会社のファンを増やしたり、継続的な売り上げに繋げることができます。
リピーターを増やすために必要なことは3つあります。
- 常に新しい情報を発信する
- 他にはない専門性に特化したサイトにする
- 現状を分析して改善する
ユーザーのニーズを正しく理解して寄り添うことで信頼を得ることができ、結果的にリピーターを増やすことにつながります。
常に新しい情報を発信する
市場のニーズはどんどん変化していきます。
そのため、1年前、1か月前と同じ情報ではユーザーは見る価値を感じなくなってしまいます。
- 市場は今何を求めているのか
- ユーザーは何を知りたのか
を調査し続け、それに沿った情報を発信することで、常にオウンドメディアに「新鮮さ」を入れることができます。
そうすることで中期的な離脱を避け、またサイトに訪れたいと思えるオウンドメディアを作ることが重要です。
他にはない専門性を持たせる
他のオウンドメディアと比べたとき、そこにしかない情報を提供することはユーザーにとっても価値があります。
例えば、株式会社アイデムが運営するオウンドメディア「ジモコロ」は、地元に転がっている面白い情報を発信しています。
画像引用:オタフクソースに聞いた『最高においしい広島風お好み焼きの作り方』
広島の料理についての記事になるので、広島に住んでいる人やルーツがある人はついつい見てしまいます。
専門性が高く、他とは差別化した記事は、新規ユーザー獲得にもリピーターを増やすことにも大変役立ちます。
成功事例に学ぶ、オウンドメディアのコンテンツ
成功しているオウンドメディアは、どのようなコンテンツを発信しているのでしょうか?
事例をまとめましたので、ぜひご覧ください!
GA4等で分析し改善サイクルを回す
リピーターを増やすためには、常に現状を分析して、その分析結果からサイトをより良いものに改善することが必要です。
Googleアナリティクス(GA4)で滞在時間・直帰率・CV数を、Googleサーチコンソールで検索順位・流入キーワードを定期的に確認しましょう。
- なぜこの記事は読まれているのか?
- このページのCVRを上げるには何が必要か?
SEO対策として、何が検索されているキーワードなのか、今ライバル社の検索順位はどのくらいなのかも調査しましょう。
そうすることでオウンドメディアは洗練されていき、リピーターも増やすことができます。
関連記事:オウンドメディアの分析方法 オウンドメディアの分析方法・必要なツールなどをまとめました!
オウンドメディアの収益化における注意点
収益化の手法を理解した上で、実行前に把握しておくべき注意点が2つあります。
成果(収益)が出るまでには時間とリソースがかかる
オウンドメディアは、運用開始から成果が出るまでに半年〜1年以上かかるのが一般的です。
検索エンジンがコンテンツを評価し、上位表示されるまでには一定の時間が必要なためです。
実際にWeb幹事でも、最初の問い合わせ獲得まで半年を要しました。「3ヶ月で成果が出ないから撤退」という判断は早計で、成果が出る直前に諦めるリスクをはらんでいます。
また、リソース面でも、キーワード設計・ライティング・編集・分析と必要なスキルは幅広く、
社内だけで賄うのが難しいケースも少なくありません。
専任担当を置けない場合は、外注や運用代行も現実的な手段です。立ち上げ期は成果を求めず「投資フェーズ」と割り切り、中長期で継続できる体制を先に整えておくことが肝心です。
過度な広告掲載はユーザー離れを招く
収益化を急ぐあまり広告を詰め込みすぎると、むしろ逆効果になります。ページを開いた瞬間に広告が画面を覆う、本文より広告が目立つといったレイアウトは、読者の離脱を招くだけです。
Googleはページエクスペリエンスのガイドラインにおいて、ユーザーの閲覧体験を検索評価の指標として位置づけています。過度な広告配置はSEO評価の低下にもつながります。
「広告ばかりで読みにくい」と感じたユーザーは離脱し、二度と戻ってきません。広告収益はメディアへの信頼があって初めて成立するものです。配置数・頻度・サイズは、読者の体験を妨げない範囲に抑えましょう。
オウンドメディアの収益化 まとめ
オウンドメディアはCVを取り収益に繋げることに非常に役に立つツールです。
下記のような流れで、効率よくサイトを育てていきましょう。
- SEOやSNS対策で流入を増やし、しっかりと回遊してもらえるオウンドメディアを作成する。
- LPと連携したり、A/Bテストを行うことでCVを取る。
- オウンドメディアで発信する情報は「新鮮さ」と「専門性」を盛り込みリピーターを増やす。
適切な運用を行えば、自社の売り上げに大きく貢献することになるオウンドメディア。
今後もさらに導入する企業は多くなってくるでしょう。
競合他社が始める前に、自社の売り上げを伸ばす手段として始めてみてはいかがでしょうか。
※オウンドメディアのSEO対策について、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
オウンドメディアで成果が出ずにお悩みの方へ
「Web幹事」はあなたに最適な制作会社を、プロが「人力で」マッチング・ご紹介するサービス。
下記のような貴社の目的に応じて、オウンドメディアに精通した業者をご紹介致します。
- オウンドメディアの運営がうまくいっていない
- 時間がないのでオウンドメディア運営を外注したい
「まずは、相場を教えてほしい」などのご要望でも大丈夫です!
相談料・紹介料は完全無料!1営業日以内に対応します!
Q. オウンドメディアのメリットは?
オウンドメディアのメリットとして、主に「見込み顧客が増やせる」「売上向上が見込める」「広告宣伝費が抑えられる」「ブランディングができる」「顧客からの信頼感が強まる」「良い人材の採用につながる」等が挙げられます。
Q. オウンドメディアを収益化させる施策について教えてください。
オウンドメディアを収益化させる施策として、SEO施策やSNS活用、回遊させるユーザーに対する記事内リンクの活用、LPの作成やA/Bテストの実施などが挙げられます。
この記事を書いた人
能登谷 貴仁
専門分野: コンテンツマーケティング,オウンドメディア
新卒入社した企業でオウンドメディアを5カ月で8,000PVから20万PVに伸ばす。 アフィリエイターとして独立をして、立ち上げ5カ月で37万PV。 現在Webマーケティングのコンサルに従事。クライアントのニーズに合わせて、戦略立案から運用、仕組み化まで幅広く対応。
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