- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ホームページの作り方
Webサービスの立ち上げ方|具体的な流れや失敗しないためのポイントも紹介
Webサービスの立ち上げを検討しているものの、具体的な流れが分からず悩んでいる方もいるでしょう。
本記事では、Webサービスの立ち上げ方を徹底解説。Webサービスでの収益化方法や失敗しないためのポイントなどもあわせて紹介しますので参考にしてください。
Webサービス(Saas)の立ち上げ時にはサービス紹介サイト作成が必須になります。サイト構成についてはこちらのガイドブックをご覧ください。
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Webサービスとは
Webサービスは、Webやインターネットを利用して提供するサービスの総称です。本来はシステムとシステムをWebでつなぐ仕組みを示す言葉でしたが、現在ではWebで提供されるサービス全般を指すことが多くなりました。
SNSや通販サイト、予約サービスなどWeb上で利用するサービスのほとんどが、Webサービスにあたります。
Webサービスを立ち上げる(起業する)メリット
Webサービスを利用した起業には、以下のメリットがあります。
- 低予算でスタートできる
- 仕入れや在庫管理が不要
- 小規模で始められる
- 自社で開発できなくても立ち上げられる
上記について、順に詳しく解説します。
低予算でスタートできる
1つ目は、低予算でスタートできることです。実店舗でサービスを提供する場合、店舗やスタッフを用意するための費用がかかります。しかしWebサービスを利用した起業であれば、パソコンとインターネット環境を整えるだけで立ち上げることが可能です。そのため、立ち上げにかかるコストを大幅に削減できます。
仕入れや在庫管理が不要
Webサービスを利用した事業で扱う商材は、システムやアプリなどの形がないもの。仕入れや在庫管理をする必要がほとんどないため、在庫を抱えた際に起こりやすい管理コストの増大などのリスクを回避できます。
小規模で始められる
小規模で始められる点も、Webサービスで起業する大きなメリットです。Webサービスは、パソコンとインターネット環境があれば立ち上げられます。
固定費もほとんどかからないため、売上が立たなくてもすぐに事業が立ち行かなくなるケースは少ないです。廃業リスクが低いため、副業でサービスをスタートさせて事業として成り立つかどうか確認してから起業することも可能。
最低限の機能を実装した段階でスタートし、ユーザーの反応や要望などを見ながらブラッシュアップさせていく方法も取れるため、事業資金が心配な方でも安心です。
自社で開発できなくても立ち上げられる
Webサービスは、自社で開発できなくても立ち上げられる点もメリットです。Webサービスの開発は提供したいサービスを実現する手段であり、作ることが目的ではありません。Webサービスの開発ができなくても、サービスの内容や収益化方法が明確化していれば、開発をすべて外注しても事業として成り立ちます。
開発を外注してサービスを立ち上げ、運営しながら知識を身につけていくような事業展開の仕方も可能です。
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Webサービス立ち上げの流れ8STEP
Webサービスを立ち上げるときの流れは、以下の通りです。
- ターゲットの選定・ニーズの調査
- 企画出しをする
- Webサービスの詳細を決める
- 開発・運営資金を調達する
- Webサービスを開発する
- 宣伝する
- 開発したWebサービスをテストする
- 公開・運営する
順に詳細を解説していきます。
STEP1. ターゲットの選定・ニーズの調査
ビジョンがある程度決まっている場合は、ターゲットを選定しましょう。そしてターゲットの悩みを想定し、自社のWebサービスでどのように解決できるかを考えていきます。
Webサービスのビジョンが明確にない場合は、市場のニーズを調査しましょう。調べる際には、既存のサービスやSNSの投稿の調査・分析やアンケートなどがおすすめです。ニーズを見つけたら、ニーズを満たすWebサービスを考えましょう。
STEP2. 企画出しをする
ターゲット選定やニーズ調査の次は、Webサービスの企画を考えます。
最初は競合の多さや実現性を考慮せず、できるだけ多くのアイディアを出しましょう。沢山のアイディアを出し、誰の悩みを解決するのか考えて具体的な形にしていきます。その際、競合の多さや市場のニーズ、サービスの実現性などを考慮しつつ、サービスの詳細を企画書に書き起こしていきましょう
STEP3. Webサービスの詳細を決める
Webサービスの企画ができたら、開発に必要な要件定義を行います。要件定義では少なくとも以下の内容を決めましょう。
- Webサービスの目的
- Webサービスの全体イメージ
- Webサービスに必要な機能
- 予算
- スケジュール・工程
- 想定される問題点
要件定義が十分に固められていないと、対応するスタッフ間での理解に食い違いが生じ、トラブルになる可能性があります。スタッフ間での共通理解を得られるよう、あいまいな表現は避けて各項目を具体的に決めていきましょう。
STEP4. 開発・運営資金を調達する
開発や運営にかかる資金を準備します。
立ち上げに必要な費用は、以下の通りです。
- パソコンの購入費
- インターネット回線の利用料
- サーバー代
- ドメイン代
- 広告費
- 人件費
- 外注費
開発するために新たに人材を確保したり、外部に依頼したりするのであれば人件費・外注費が必要です。法人を設立して起業する場合は、法人登記費用が必要になるため注意しましょう。
STEP5. Webサービスを開発する
予算を確保できたら、実際に開発を進めましょう。外注する場合は開発会社を選定して依頼する必要があります。開発会社の選び方は後述するので、参考にしてください。
STEP6. 宣伝する
開発と並行して、Webサービスの宣伝も行います。Webサービスであるため、広告もWeb媒体のものを使うのがおすすめです。検索エンジンやSNSの広告、SNSアカウントなどを駆使して、ターゲット層にサービスを知ってもらえるよう積極的に宣伝していきましょう。
サービスサイトの作成も必要です。構成についてはこちらを参考にしてください。
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STEP7. 開発したWebサービスをテストする
実際にサービスを実行する環境でテストを行います。テストをせずに公開してしまうと、システム不具合などのトラブルに気づけないからです。
公開前にテスト運用を行い、「機能は正しく動作するか」「セキュリティに問題がないか」確認しましょう。
STEP8. 公開・運営する
テスト運用で問題がなければ、公開して本格的に運用を始めましょう。
Webサービスの成功には、ユーザーの反応を見ながら改善を繰り返すことがポイント。アクセス解析やSNSでの反応を確認しながら、課題を改善していきましょう。また、リリース後も宣伝は忘れずに行うのが大切です。
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Webサービスの主な収益化方法
Webサービスのマネタイズ方法は、主に4種類あります。
- 広告収益
- サブスクリプション(定期購入制)
- 課金制
- EC(電子商取引)
Webサービスを運用するのであれば、マネタイズ方法も考えておかなければなりません。ここからは、Webサービスのマネタイズ方法について詳しく解説します。
広告収益
広告収益は、Webサービス内に広告を載せて報酬を得る方法です。広告が表示された回数や広告に対するアクション回数により報酬が支払われます。広告の主な形態は以下の通りです。
- バナー広告
- テキスト広告
- 動画広告
- アフィリエイト
- アドネットワーク
バナー広告は、画像や動画などが正方形・長方形などの形状で表示され、テキスト広告は文字だけで構成された広告を指します。
アフィリエイトは、製品やサービスを紹介して紹介料をもらう仕組みです。アドネットワークは、広告枠を設置すると自動的に適した広告が表示されます。
広告収益を狙う場合は、上記の中から選んで自社のサービス内に取り入れていきましょう。
サブスクリプション(定期購入制)
サブリスクプション(サブスク)は、ユーザーに対し1ヶ月・半年・1年など一定期間ごとにサービス利用料を請求するものです。自動更新も可能であるため、解約されないかぎり安定して収益を得られる点が魅力です。
新規ユーザーが増えると自然と売上も上がるため、初月無料にしたり料金を下げたりなど工夫して新規登録を促すとよいでしょう。
課金制
課金制は、サービス内の機能を有料化して収益を得る方法です。利用するたびに料金を支払ってもらう消耗型と、購入後はサービスが終了するまで永久に利用できる非消耗型に分けられます。
ゲームアプリのアプリ内課金を、イメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
EC(電子商取引)
ECはEコマースの略で、Webサービスで商品を販売する「電子商取引」を指します。Webサービスで商品の取引場所を提供し、出店料や手数料で収益を得るの仕組みです。具体例として、Amazonや楽天・Yahoo!ショッピング・メルカリなどがあります。
Webサービスで新規事業を立ち上げる際に必要なもの
Webサービスで新規事業を立ち上げる際には、以下5つを整えることが大切です。
- 予算
- ターゲットイメージ
- デザインイメージ
- 開発スキル
- ドメイン・サーバー
上記について、詳しく解説します。
予算
Webサービスを立ち上げるには、一定の予算を用意する必要があります。準備すべき予算は、開発するWebサービスにより異なります。開発費用や人件費、広告費、運用費など、サービスの公開・運用までに必要な資金を算出し確保しておきましょう。
どうしても必要な資金を用意できない場合には、必要最低限の機能を備えたMVPとしてリリースするのも1つの方法です。MVPとしてリリース後は収益を得つつ、ユーザーのフィードバックをもとに機能の追加・改善を進めていきましょう。
ターゲットイメージ
Webサービスで起業するときには、ターゲットイメージを明確にしておくことも大切です。ターゲットイメージがあいまいになると、誰にも刺さらないサービスになってしまう可能性があります。
ターゲットのイメージが定まっていない場合は、ターゲットとする業界を調査したり、直接インタビューをしたりして課題を洗い出しましょう。
課題をひととおり洗い出した後は、ターゲットが持つ課題をWebサービスでどのように解決へと導くか考えます。他社との差別化を図るために、強みも明確にすることをおすすめします。
デザインイメージ
Webサービスは、使いやすさに配慮することも重要なポイントです。立ち上げの段階からサイトの構成や見た目のデザインを固めておくと、認識のズレが生じにくく開発がスムーズに進められます。
開発スキル
Webサービス立ち上げる前に、最低限の開発スキルを身に付けましょう。Webサービスの開発に必要な知識・スキルが身に付いていないと、開発がスムーズに進まない可能性が高いからです。
Webサービスの開発で最低限必要なスキルは、以下の通りです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Ruby
- Python など
HTMLやCSS、JavaScriptはユーザーから見える部分の開発に必要なもの、RubyやPythonは、フロントエンド以外の部分の開発に必要なスキルです。
ユーザーから見える部分をフロンドエンド、見えない部分をバックエンドとよびます。Webサービスを立ち上げる前には、上記に挙げた開発スキルを身に着けておきましょう。
ドメイン・サーバー
Webサービスを立ち上げるためには、ドメインとサーバーが必須。ドメインとは、インターネット上での住所で、Webサイトがインターネット上のどこにあるかを判別するために必要です。サーバーは、個々のWebサイトの情報を保管しておくスペースを指します。どちらもWebサービスの立ち上げには欠かせないため、事前に用意しておきましょう。
Webサービスでの新規事業立ち上げで失敗しないために押さえるべきポイント
Webサービスの立ち上げを考えているけれど、失敗が怖くてなかなか踏み出せない方もいるでしょう。Webサービスの立ち上げで失敗しないためには、以下の点に注意するとよいです。
- ニーズを把握し需要のあるサービスにする
- 競合分析を事前に行っておく
- 達成可能な目標を明確に定める
- 改善を繰り返すことを前提にする
- サービスに必要な専門知識を持っておく
- トレンドに適応させる
- マーケティング
- 開発会社を選ぶ手間がかかる
以下では、上記に挙げたポイントについて順に説明していきます。
ニーズを把握し需要のあるサービスにする
1つ目は、ニーズを把握して需要のあるサービスにすることです。ニーズがないサービスを作っても、利用したいと考える方は出てきません。反対に市場の需要を満たすサービスを立ち上げれば、失敗するリスクが大幅に減少します。
また、サービスの完成後すぐに公開するのではなくテスト運用がおすすめです。テスト運用をすると、実際にどのくらいの需要があるのかが客観的にわかります。さらに、テスト的にリリースを行うと、ユーザーの意見をもとに魅力的なサービスに仕上げられます。
Webサービスを立ち上げる際には、ターゲットが抱えるニーズを正しく把握したうえで内容を考えるのが大切です。
競合分析を事前に行っておく
Webサービス立ち上げるときには、競合分析を事前に行っておきましょう。競合分析を行わないと、参入する市場にどの程度の競合がいるかわかりません。そのため、競合分析をせずにサービスをリリースすると、競合の多さから自社のサービスを強く打ち出せない状況に陥る可能性があります。
しかし、事前に分析していれば競合他社を把握できます。そのため、リリース前に勝つために効果的な戦略を立てることが可能です。Webサービスを立ち上げるときには、競合分析を忘れずに行いましょう。
達成可能な目標を明確に定める
達成可能な目標を定めることも、Webサービス立ち上げの際には大切なポイントです。ただし、あいまいな目標では正しい計画を立てることができません。
目標を立てるときには、以下4点を押さえて考えることが大切です。
- 具体的か
- 測定できるか
- 現実的に達成できるか
- 期限はいつまでか
たとえば、1年後の売上目標を立てるとします。このとき、週末に旅行に行けるくらいの余裕が欲しいというあいまいな条件ではなく、1年後に月商100万円の収益を得るという具体的な内容にしましょう。
ただし、大きすぎる目標を立てるのはおすすめしません。手が届きそうであり、かつ将来の夢につながる内容で期間を刻みながら設定するとよいでしょう。また、ただ目標を立てるだけでなくこまめに進捗を確認できるように測定日を設けるとよいです。
改善を繰り返すことを前提にする
Webサービスは、改善を繰り返すことが大切です。成功事例や手法を学んで計画を立てても始めから成功するケースは多くありません。サービスを提供しながら、成功に近づけるために必要な改善をしていきましょう。
サービスに必要な専門知識を持っておく
Webサービスは、専門知識がなくても開発を外注すると立ち上げられます。ただ、成功するためにはサービスに必要な専門知識を身に付けておくことが大切です。
Webサービスの運用開始後も、ユーザーの反応を見ながら改善を続ける必要があります。しかし、Webサービスの改善も専門知識がなくては難しいといえます。運用を始めてからでもよいので、少しずつWebサービスに関する専門知識を身に付けていきましょう。
トレンドに適応させる
Webサービスで失敗しないためには、トレンドに適応させることも大切です。Webサービスは新規立ち上げや機能追加をしやすい反面、トレンドが移り変わりやすい傾向があります。
現状のトレンドに乗って短期的な収益を期待するのか、トレンドが変わっても対応できるように戦略を練って長期的な収益を狙うのか考えておきましょう。
たとえば、トレンドにあわせて新しい機能を追加したり、トレンドになっているSNSと連携して集客につなげたりといった対策が考えられます。
予算やリソースに余裕がある場合は、複数のWebサービスを運営してリスクを分散する手段を検討することをおすすめします。
マーケティング
Webサービスを立ち上げるのであれば、マーケティングの知識も必要です。サービスを作っても、集客ができなければマネタイズできません。
マーケティングの知識があれば、SNSや広告、プレスリリース、メディアへの露出、口コミなど効果的な集客について事前に計画を立てることができます。そのため、集客できないリスクを回避しやすいです。
Webサービス開発に必要なスキルの習得だけでなく、マーケティング知識の吸収も並行して行うことが大切です。
開発会社を選ぶ手間がかかる
自社でWebサービスの開発をできない場合は、Web制作会社に開発を依頼しなければなりません。他社に開発を依頼する場合、Web制作会社を選ぶ手間がかかることを理解しておきましょう。
Web制作会社を選ぶときには、過去に開発しているシステム・アプリや取引企業を調べると、自社に合っているのか、信頼できる企業なのかを判断しやすくなります。
ただし、Webサービスの開発は形のないものを作る作業であるため、費用の妥当性を判断するのが難しい傾向があります。費用相場がわからない場合は、相見積もりを取って依頼費用が妥当な金額かどうかを判断するとよいでしょう。
Webサービス開発会社の選び方
Webサービス開発会社の選び方は、以下の通りです。
- 制作実績を確認する
- 開発会社の得意分野を確認する
- 金額の安さだけで開発会社を選ばない
- 管理体制やコミュニケーション力を確認する
- アフターサポートの有無を確認する
- 相見積もりを取る
上記について、順に詳しく解説します。
制作実績を確認する
まずは、制作実績を確認しましょう。実績を見る際は、実績数だけでなく取引した企業や制作物を確認することが大切です。大手企業との取引が多ければ、大手企業にも頼りにされている信頼できる会社だと判断できます。ただし、Webサイト上では公開されていない実績があるケースも少なくないので注意してください。
開発会社の得意分野を確認する
得意分野を確認することも大切なポイント。開発会社によっては業種・業態により得意不得意が大きく分かれているケースがあります。そのため、過去の制作実績から得意な領域を確認しておきましょう。金融や医療など専門的な知識が必要になりやすい業種では、専門性が必要になるため難しさがあります。そのため、専門性の高い分野を取り扱う際は、得意分野に関して確認することが大切です。
業種だけでなく、開発形態にも得意不得意があります。たとえば、全体の計画を立てて制作するウォーターフォール型が得意な会社もあれば、機能を小分けし開発・テスト・修正を繰り返すアジャイル開発が得意な会社もあります。開発会社を選ぶ際には、自社サービスに合う開発形態が得意な会社を選ぶとよいです。
金額の安さだけで開発会社を選ばない
金額の安さだけで、開発会社を選ぶのはおすすめできません。安い開発会社は、費用面を重視するときには、なぜ安い料金で開発できるのか調べましょう。費用を抑えられる理由として一部の作業を賃金の安い地方などに外注しているなど、納得できるものが提示されている会社を選べば失敗する可能性は低くなります。
管理体制やコミュニケーション力を確認する
管理体制やコミュニケーション力の確認も大切です。コミュニケーションがスムーズでないと、認識にズレが生じ想定とは異なるものが完成してしまう可能性があります。管理体制が整っていない場合、納期内に完成しないケースも。
管理体制は整っているか、レスポンスのスピードや内容、ヒアリングなどから担当者のコミュニケーション能力を確認しましょう。
アフターサポートの有無を確認する
開発会社を選ぶときには、アフターサポートの有無も確認しましょう。Webサービスは、運用開始後も改善を繰り返していくビジネスモデルです。そのため、開発力の高さだけでなくアフターサポートの充実度にも着目することが大切です。
とくに、自社にWebサービスの開発・運営ノウハウなどが少ない場合は、アフターサポートを受けながらでないと成功させることが難しいです。修正や保守管理など、納品後の対応範囲を事前に確認しておきましょう。
相見積もりを取る
依頼する開発会社を選ぶ際には、相見積もりを取りましょう。システム開発は形のないものをつくる作業のため、相場がわかりにくいという問題があります。
そこで相見積もりをとり、予算にあった費用か判断する材料にします。
しかし、金額だけを重視して制作会社を選ぶと、納得のいかないものが納品されたり、納期に間に合わなかったりする可能性があります。金額が他社より極端に異なる場合は、理由を確認してみてください。
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Webサービス立ち上げまとめ
本記事では、Webサービス立ち上げの流れを詳しく説明しました。Webサービスは、低予算・小規模で始められる立ち上げやすい事業です。
自社に開発スキルがなくても、外注すると立ち上げられるのも魅力です。ただし、ポイントを押さえられていないとWebサービスを立ち上げても失敗に終わる可能性があります。
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この記事を書いた人
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