- 更新日 2026.03.25
- カテゴリー ホームページ制作の見積もり・発注
ホームページ制作のトラブル事例と4つの対策【プロが解説】失敗を防ぐ契約・発注のポイント
「高額な費用を払って失敗したらどうしよう」という不安や、現在進行形で「制作会社と連絡が取れない」「追加費用を迫られた」といったトラブルに直面し、解決策を模索していませんか?
ホームページ制作でトラブルが起きる根本的な原因は、発注側と制作会社側の「認識のズレ」にあります。
専門用語が多い業界ゆえに、双方が「当然やってくれるだろう」「理解しているはずだ」と思い込んでしまうことで、後戻りできない溝が生まれてしまうのです。
本記事では、制作実務に携わってきたプロの視点から、実際によくあるトラブル事例とその解決策を詳しく解説します。これから発注する方には「回避策」を、今困っている方には「打開策」をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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ホームページ制作でよくあるトラブル事例と原因
ホームページ制作のトラブルは、大きく分けて「契約」「修正・仕上がり」「費用・運用」の3つのカテゴリで発生します。
これらの問題が発生する主な理由は、制作会社側の怠慢や説明不足だけではありません。実は、発注側の「準備不足」が引き金となるケースも多いのが実情です。
「プロだからお任せでいいだろう」と要望を曖昧にしたまま丸投げしてしまうと、制作会社との間に認識の齟齬が生まれ、最終的に「思っていたものと違う」という結果を招いてしまいます。
トラブルを回避し、納得のいくホームページを作るためには、まずどのようなトラブルが起こり得るのか、その全体像を把握しておくことが重要です。
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契約に関するトラブル
ホームページ制作において、トラブルを未然に防ぐための砦となるのが「契約」です。多くのトラブルは、プロジェクトが本格的に動き出す前の契約段階で、条件が曖昧なまま進行してしまうことが原因で起こります。
特に注意が必要なのは、営業担当者との「口頭での約束」です。どんなに信頼できそうな担当者であっても、口約束だけで進めるのは危険です。
後から「そんな話は聞いていない」「それは作業範囲外だ」といったトラブルに発展させないためには、作業内容・納期・権利関係など、すべての重要事項を必ず「書面」で残し、契約書として取り交わすことが鉄則です。
契約書に目を通すのは大変ですが、内容を十分に確認しないまま契約すると、後々トラブルにつながるおそれがあります。重要な項目は事前にきちんと確認しておきましょう。
リース契約で解約できない
ホームページ制作においては、「リース契約」が提案されるケースもあります。契約期間や中途解約の条件によっては負担が大きくなることもあるため、内容を十分に理解したうえで慎重に判断する必要があります。
そもそも、リース契約はコピー機やパソコンなどの「形のある物件」に対して結ばれるものであり、形のないホームページは本来リースの対象にはなりにくい契約形態です。業者は「ホームページソフト」や「サーバー」などの名目でリースを組むことが多く、そのほとんどが不適切なケースです。
特に「初期費用無料」という営業トークには注意が必要です。制作会社は初期費用をゼロにする代わりに、高額な制作費をリース料として月々の支払いに分割します。一度契約を結んでしまうと、以下のようなトラブルに直面するリスクがあります。
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中途解約ができない:リース契約は原則として期間中の解約が認められません。途中でサービスが気に入らなくなっても、最後まで全額を支払い続ける義務が生じます。
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高額な支払い:リース料には金利や手数料が上乗せされるため、一括で支払うよりも総額が大幅に高くなることが一般的です。
- サポートの欠如:契約後はリース会社とのやり取りになるため、制作会社が倒産したり連絡が取れなくなったりしても、支払いを止めることはできません。
リース契約はトラブルの温床になりやすいため、契約を持ちかけられた際は慎重に判断してください。
リース契約について
リース契約自体は非常にいい仕組みですが、ホームページ制作に関してはオススメしません。
こちらの記事にホームページのリースに関する危険性やデメリットについてまとめました。
ホームページのリース契約が危険な5つの理由|罠のからくりを徹底解説【2026年最新版】 | Web幹事
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自動更新で契約が続く
ホームページの公開後、運用のフェーズで頻発するのが「契約を解除したいのに、自動更新されていて辞められない」というトラブルです。これは、契約書内の「更新条項」をしっかり確認していないことが原因です。
多くの運用・保守契約には「期間満了の〇ヶ月前までに申し出がない限り、自動的に契約が更新される」といった条項が含まれています。この期限を一日でも過ぎてしまうと、その後1年分の費用を支払う義務が発生したり、高額な違約金を請求されたりします。
トラブルを避けるためには、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。
- 解約の申し出期限:「契約終了の3ヶ月前まで」など、通知が必要な時期を把握し、カレンダーにメモしておく
- 契約期間の単位:1年単位なのか、半年単位なのか、あるいは月次なのかを明確にする
- 違約金の有無:期間途中で解約した場合に発生する費用の有無を確認する
制作会社の対応に不満を感じ、他社への乗り換えを検討した際に、解約条件や違約金の存在に気づくケースも見られます。後のトラブルを防ぐためにも、運用開始前に限らず、解約や変更を検討する段階でも、契約内容を改めて確認しておきましょう。
契約条件の説明と実態が違う
営業担当者から「月1回は訪問して改善提案をします」「SEO対策も基本料金内でしっかり行います」と説明を受けていたのに、いざ契約してみると全く対応してもらえないというケースも見られます。
特に、営業時の口頭での説明内容が、契約書の「業務内容」や「別紙」に明確に反映されていない場合、後に認識のずれが生じることがあります。法的には、口頭での合意も契約として成立し得ますが、結果として、契約書の記載内容が判断の基準となるケースも少なくありません。
「信頼できる担当者だから」と安心せず、以下の自衛策を徹底しましょう。
- メールや議事録を残す:打ち合わせでの約束事項は、必ずメールで「本日の決定事項」として送付し、相手に確認を取る
- 契約書の「作業範囲」を精査する:提案資料にある内容が、契約書内の「業務内容」や「別紙」に具体的に記載されているか確認する
合意内容を証明できる形で残しておく:契約で合意した内容が履行されない場合に備え、何が契約内容だったのかを示せるよう、重要な条件は記録として残しておく
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修正や仕上がりに関するトラブル
ホームページ制作のプロジェクトが進行し始めてからよく発生するのが、制作物の品質や修正作業をめぐるトラブルです。
修正や仕上がりに関するトラブルの根本原因は、発注側と制作会社側の「認識のズレ」にあります。特にデザインや操作感といった感性が関わる部分は、言葉の定義が人によって異なるため、お互いに「理解し合えている」という思い込みが後戻りできない失敗を招きます。
制作会社側のスキル不足だけでなく、発注側が「どのように伝えれば正しく伝わるか」を知らないことで、泥沼化してしまうケースが多いのが実情です。
イメージと違うデザインになる
「デザインが出来上がってきたけれど、思っていたものと全然違う」というケースは、ホームページ制作において頻発するトラブルです。
このトラブルの多くは、発注時点で要望を具体化せず「プロだからいい感じにしてくれるだろう」と制作会社に丸投げ(お任せ)してしまうことが原因です。デザインの良し悪しは主観に左右されるため、ゴールを曖昧にすると、修正を繰り返しても一向に満足できる仕上がりになりません。
期待通りのデザインを形にするためには、発注側のイメージを「言語化」し、具体的な資料で伝える姿勢が不可欠です。
デザインの要望を制作会社にできるだけ具体的に伝えるには、下記のポイントに気をつけて発注してみましょう。
・ターゲットを明確にする
・デザインを通して実現したいこと(目的)を明確にする
・デザインの参考例をピックアップする
事前に「ここが好き」「この雰囲気は嫌い」という参考サイトを3〜5つ程度共有するだけでも、認識のズレは少なくなります。
修正回数に制限がある
ホームページ制作では修正対応の範囲や回数が契約で定められているケースが多く、無制限に修正が可能とは限りません。制作会社はプロジェクトごとに動かせるスタッフの工数(人件費)を計算して見積もりを出しています。
そのため、一般的な修正ルールとしては「2回〜3回まで」と回数を制限しているケースがほとんどです。特に注意が必要なのは、デザイン確定後の構成変更や、コーディング開始後のレイアウト変更です。
これらは単なる「修正」ではなく、実質的な「作り直し(リメイク)」と見なされ、回数制限内であっても別途費用を請求されるリスクがあります。修正を依頼する際は、どの工程までなら戻れるのかを事前に確認し、社内の合意形成を済ませてから指示を出すことが重要です。
修正が追加費用になる
「ちょっとした修正のつもりで頼んだら、追加費用の請求が来た」というのもよくあるトラブルです。これは、契約時に合意した「作業範囲(スコープ)」の定義が曖昧であることが原因です。
制作会社からすると、当初のプランに含まれていない作業はすべて追加コストになります。具体的に追加費用が発生しやすいタイミングや項目には、以下のようなものがあります。
- 合意済みの原稿や写真の差し替え:制作側が流し込みを終えた後の変更
- スマホ対応の追加:当初はPCのみの契約だった場合
- 複雑な動き(アニメーション)の追加:当初のデザイン案になかった指示
- ブラウザの対応範囲の追加:特殊なブラウザや古いOSでの動作保証
こうしたトラブルを防ぐには、「一式」という言葉で片付けず、「何をどこまでやるのか」という作業範囲を細かく定義し、追加作業が発生した際の単価(工数単価)を事前に合意しておくことが不可欠です。
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費用・運用に関するトラブル
ホームページは「作って終わり」ではありません。費用やサイトの権利に関する認識のずれが後から問題となることもあります。状況によっては、法的な対応が必要になるケースもあるため注意が必要です。
お金に関するトラブルの多くは、発注時点で「見えないコスト」を想定できていないことから生じます。また、権利問題は契約書の確認不足がそのままリスクに直結するため、注意しましょう。
ここからは、公開後に後悔しないために知っておくべき、費用と運用にまつわる具体的なトラブル事例を解説します。
見積もりにない追加費用を請求される
ホームページ制作の終盤や納品後に、「原稿作成は別料金です」「サーバーの設定費用が追加で必要です」といった見積もり外の請求をされ、トラブルになるケースが散見されます。
主な原因は、見積書が「ホームページ制作費 一式」のように大まかな項目だけで構成されていることにあります。内訳が不明瞭な「一式見積もり」は、作業範囲(どこまでが基本料金に含まれるか)の解釈が発注側と制作会社側でズレやすく、危険です。
特に以下のような項目は、見積もりから漏れやすく、後から追加費用として請求されるケースもあります。
- 画像素材や原稿の作成:制作側が用意すると思っていたが、実は発注者側が用意する契約だった
- サーバー・ドメインの環境設定:サーバーの選定やSSL設定などの技術的な作業
- OSやブラウザの対応:古いAndroidのOSや特定のブラウザへの対応
- スマホ対応:レスポンシブ設計が別料金になっていた
適正な取引を行うためには、見積書の項目を細部まで確認し、曖昧な箇所は「これは基本料金に含まれるのか」を逐一確認することが不可欠です。
公開後に高額な保守費がかかる
ホームページが無事公開された後に、「毎月1万円の管理費がかかります」と提示され、初めて維持費が必要であることを知って驚くケースもあります。
通常、ホームページの運用には「ドメイン・サーバーの維持費」や、トラブル時の対応、簡易的な修正などを含む「保守管理費」が発生します。しかし、保守内容や金額の妥当性を十分に確認していない場合、次のような認識のずれが生じることがあります。
- 相場を大きく上回る高額な月額費用:ほとんど何も更新していないのに、毎月数万円を支払い続けている
- サポート範囲の不透明さ:高額な管理費を払っているのに、テキストの修正ひとつに別途追加料金を請求される
- 解約したくても縛りがある:年単位の契約になっており、途中で辞めると違約金が発生する
ホームページの運用を無料で行ってもらえるケースは稀です。後から「聞いていない」と揉めないよう、発注前に運用費用の内訳と相場を必ずチェックしておきましょう。
運用費・管理費の相場はこちら
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ドメインや著作権の権利問題
制作会社を切り替えようとした際、深刻なトラブルになりやすいのが、ドメインや著作権といった「権利関係」の問題です。
解約を申し出たタイミングで、以下のようなやり取りが発生することがあります。
発注者:他の制作会社に依頼するので、これまでのホームページの情報をもらって良いですか?
制作会社:著作権が弊社にあるので、情報はお渡しできません。
発注者:では、現在のホームページはどうなりますか?
制作会社:契約終了後、削除となります。
このように、ホームページの管理権限が制作会社側にあることで、発注者にとって不利な状況となる場合もあります。特にドメイン(サイトのURL)の所有権が制作会社側にあると、解約後に同じURLが使えなくなり、SEO評価や名刺・パンフレットの記載内容に影響が及ぶリスクも。
ホームページの所有権や著作権は、契約前に確認しておくことが重要です。契約書に「著作権は制作会社に帰属する」と明記されている場合は、その内容が優先されます。二次利用(サイトの画像をパンフレットに使うなど)も制限される可能性があるため、契約前に必ず確認しましょう。
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まずは最初の質問です
ホームページ制作は初めてですか?
はい
いいえ
ホームページ制作のトラブルを防ぐ4つの対処法
ここまでご紹介してきたトラブル事例の多くは、発注側の事前の準備と確認によって防げます。
トラブル回避の鍵は、「制作会社にすべてをお任せしない」という自衛の意識を持つことです。
専門知識がないからと丸投げするのではなく、重要事項をご自身でコントロールできる状態にしておくことが、結果としてスムーズなプロジェクト進行と、納品後の安心につながります。
ここからは、後悔しないために発注者が必ず実行すべき4つの対処法を解説します。
自社でサーバーとドメインを契約・所有する
制作会社の「切り替え」の際のトラブルを防ぐのに有効な手段です。
注意すべきは「制作会社が契約しているサーバー・ドメインで、ホームページを作成・管理する」というケース。この場合、引き継ぎを行う時に手続きが煩雑になります。
最悪の場合、「一時的にホームページが見られなくなる」「新しくホームページを作り直す必要がある」と言ったことも。多少面倒でも、自社でサーバーとドメインを契約するようにしましょう。
所有権を自社で握っておけば、万が一制作会社とトラブルになっても、サイトそのものが消失する最悪の事態は回避できます。
業務委託契約書の内容を徹底的に確認する
ホームページ制作に関する大事な取り決めは、基本的に業務委託契約書にまとめられています。費用や保守範囲、解約条件、権利の帰属なども契約書に記載されるため、契約前に一度目を通しておくと安心です。特に確認しておきたいポイントは、次の3点です。
- 著作権の帰属:納品後のホームページの権利が自社にあるか、他社への乗り換えや二次利用が制限されていないか
- 契約解除条件:運用中に解約を希望する場合の通知期限や、解約に伴う違約金の有無
- 損害賠償:納期の大幅な遅延や、納品後の重大な欠陥によって損害が発生した場合の補償範囲
その他、以下の項目についても契約前にしっかり確認しておけば、契約に関するトラブルの多くを防げます。
- 再委託
- 検収
- 瑕疵担保責任
- 著作権
- 損害賠償
詳細については下記記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
契約書のチェックポイント
ホームページ制作の契約書で重要なチェックポイントを整理しました。
契約書のチェックリストとして活用ください。
ホームページ制作の業務委託契約書チェックの6つのポイント
RFP(提案依頼書)を作成し作業範囲を明確にする
認識のずれをできるだけ減らすための手段として、RFP(提案依頼書)の作成を検討するのもひとつの方法です。
制作会社が提示する見積もりは、このRFP(またはヒアリング内容)を根拠として算出されます。RFPがない、あるいは内容が曖昧な状態で発注してしまうと、制作会社側は作業ボリュームを正確に把握できず、後から「それは作業範囲外なので追加費用です」という主張を招くことになります。
「曖昧さを排除すること」は、単なる事務作業ではなく、プロジェクトを予算内に収めるための自衛手段です。特に以下のポイントはトラブルになりやすいため、事前に明確にしておきましょう。
- スマホ対応は必要か
- OS・ブラウザ対応はどこまで行うか
- SSL化は必要か
- サーバー・ドメインの対応(納品形式)
- コンテンツの準備(画像や原稿)
事前にある程度の仕様書をまとめておけると、制作会社とのやりとりがスムーズになります。
ホームページの仕様書について 事前にある程度の仕様書をまとめておけると、制作会社とのやりとりがスムーズになります。
実績の確認と担当者との相性を見極める
制作会社選びの決め手となるのは、数値化しにくい「実績の質」と「担当者との相性」です。これらを軽視すると、プロジェクトが始まってからコミュニケーションのストレスが溜まり、トラブルにつながりやすくなります。
まず、自社と同業界の実績があるかを確認してください。業界特有の商慣習や法規制(薬機法や不動産表示規約など)を理解している会社であれば、指示出しの負担が減り、認識のズレも抑えられます。
また、契約前のやり取りの中で以下のポイントをチェックしましょう。
- レスポンスの速さ:質問に対する回答が1営業日以内に返ってくるか
- 回答の丁寧さ:専門用語を並べるだけでなく、こちらの知識レベルに合わせて分かりやすく説明してくれるか
契約前に「連絡が遅い」「質問への答えが的外れ」と感じる担当者は、制作が始まるとさらに対応が疎かになる傾向があります。担当者との相性は、単なる好みの問題ではなく、「トラブルの予兆を察知する重要な指標」であると考えてください。
ホームページ制作会社の選び方|チェック項目・注意点までプロが徹底解説【2026年最新版】 | Web幹事
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トラブルが発生してしまった時の解決ステップ
どれほど注意していても、不測の事態でトラブルに発展してしまうことはあります。もし現在進行形で制作会社との関係が悪化しているなら、まずは感情的にならず、冷静に現状を整理することが解決への近道です。
相手の非を感情的に責めるだけでは、ビジネス上の解決(返金や修正、解約)は困難です。まずは以下のフローで、論理的に交渉するための準備を始めましょう。
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客観的な証拠を揃える:「言った・言わない」を防ぐため、過去のメール履歴、チャットのログ、打ち合わせの議事録をすべて時系列で整理します。
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契約書を読み直す:現在の不満点が、契約書のどの条項(業務内容、納期、瑕疵担保責任など)に抵触しているかを確認します。
- 合意内容との乖離を指摘する:感情論を抜きにして、「契約書および〇月〇日のメールで合意した内容と、現状の成果物がどう異なっているか」を事実ベースで突きつけます。
まずは当事者間での解決を目指すべきですが、その際も「証拠(エビデンス)」を盾に交渉することが、相手を動かすための有効な手段となります。
他の制作会社に切り替える(セカンドオピニオン)
トラブルが起きた場合、制作会社との関係を見直すことも一案です。
運用フェーズに入ってから対応が遅くなったり、連絡が取りづらくなったりするケースもあります。ホームページで成果を出すには、継続的な「運用」が重要です。そのため、今後の体制について不安がある場合は、他の会社への切り替えを検討しましょう。
制作が途中で頓挫してしまった場合や、現在の制作会社との関係に修復不可能な不信感がある場合は、第三者に「セカンドオピニオン」を求めることも有効です。ただし、他社へ切り替える(引き継ぐ)際には、以下の点に注意が必要です。
- データの引き継ぎ:デザインデータやソースコード、サーバーのログイン情報を渡してもらえるか
- 契約の精算:進行済みの工程に対する費用の支払いや、解約違約金の確認
現在の状況が「普通なのか、それとも異常なのか」を客観的に判断するのは難しいものです。そんな時は、弊社(Web幹事)のような専門のコンサルタントにご相談ください。現状をヒアリングしたうえで、適切な制作会社への切り替えをサポート致します。
制作会社の切り替えをご希望の方へ!
ホームページ制作会社の切り替えをご希望の方はWeb幹事へご相談ください。
Web制作を経験したプロのコンサルタントが、現状をしっかりヒアリングしたうえで、最適な制作会社をご紹介致します。
公的機関や弁護士に相談する
特に契約やお金に関するトラブルは、当事者同士での解決が難しい場合があります。その場合、弁護士に依頼することも検討しましょう。
法的な手段を検討する際の相談窓口として、以下の公的機関や団体が挙げられます。
- ひまわりほっとダイヤル(日本弁護士連合会):中小企業庁も推奨している、中小企業向けの弁護士紹介窓口で、各地域の弁護士に相談が可能
- 国民生活センター(消費者センター):契約に関する不当な勧誘やトラブルの相談を受け付けている
- 法テラス:法的なトラブル解決のための総合案内所
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ホームページ制作のトラブルまとめ
専門用語や知識が、多く登場するホームページ制作はトラブルがつきものです。
しかし、発注時に何点かのポイントをしっかり準備しておけば、トラブルを防げます。
- 自社でサーバーとドメインを用意する
- 業務委託契約をしっかり確認する
- 依頼する作業範囲を明確にしておく
それでもホームページ制作会社に不満が残る場合は、制作会社切り替えを検討することもおすすめします。
トラブルが深刻化した場合は、弁護士に相談してみましょう。
制作会社の乗り換えを検討の方へ
現状の制作会社に不満があり、他の制作会社への切り替えを少しでも考えている方はぜひWeb幹事にご相談ください。
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Q. 自社でホームページ制作するデメリットは?
自社でホームページ制作するデメリットとして、主に「ホームページのクオリティが制作担当社員のスキルに依存してしまう」「本来の業務との両立が厳しい」「工程・工数が不明瞭になりやすい」「ユーザー視点を維持することが難しい」「設備費や人件費がかかる」等が挙げられます。
Q. ホームページ制作のトラブルを防ぐには、どのような対策が必要ですか?
ホームページ制作のトラブルを防ぐための対策として「情報を明確に伝える」「業務委託契約書を確認する」「作業範囲の明確化」などが挙げられます。
この記事を書いた人
岩田 真
専門分野: ホームページ制作,ディレクション,Webマーケティング
株式会社ユーティル代表取締役。2015年にWeb制作会社として株式会社ユーティルを設立。Webディレクター・営業担当として、3年で上場企業を含む50社以上のホームページ制作に従事。経験・スキルがゼロの状態からホームページ制作事業を始めたので初心者の方に分かりやすく、業界の知識をお伝えできます!
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