簡単解決ホームページが検索に出てこない時の対処法【2024年最新版】

簡単解決!ホームページが検索に引っかからない時の対処法【2021年最新版】

「HPを作ったのに企業名やサービス名で検索してもヒットしない。」
Web制作を行なっていると、こんなご相談を受けることがあります。

例えば「ダイエット」「プログラミング」など競合の多いキーワードならまだしも、「会社名やサービス名」などの固有名詞さえも表示されないという相談が大半を占めます。

その原因は、ホームページの設定に問題がある場合がほとんど。本記事では、そんな状態でお困りの方へ向けた、検索結果に表示するために必要な方法をご紹介していきます。

また検索結果に表示させるだけでなく、新規集客を狙うために必要なSEO対策もご紹介しているので、あわせてお読みください。

※業者に依頼したのに検索結果に出ない!という方は、当サイト「Web幹事」にご相談ください。
制作会社に依頼したのに、会社名などの固有名詞で検索結果に表示されない場合、設定方法を間違えている可能性があります。
「Web幹事」にてSEO対策もできる優良な制作会社をご紹介しますので、お気軽にご相談下さい。

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目次
  1. 1. ホームページが検索に出てこない主な原因
    1. 1-1. 検索エンジンがサイトを理解しにくい(構造化されていない)
    2. 1-2. 検索エンジンに見つからない設定をしている(noindexやrobots.txt)
    3. 1-3. コンテンツの質が低い
  2. 2. ホームページが検索に出てこない原因をチェック
  3. 3. 検索結果に表示されるには、Googleにホームページを見つけてもらうことが必要
    1. 3-1. Googleにホームページを見つけてもらう方法
    2. 3-2. WordPressを利用している際の注意点(no-indexの設定)
  4. 4. ホームページを公開しても検索結果に出ない場合の対策
    1. 4-1. site;URLで検索してみる
    2. 4-2. 公開URLをテストしてインデックス登録
    3. 4-3. 構造化データをマークアップする
    4. 4-4. XMLサイトマップを作成する
    5. 4-5. 内部リンクを強化する
    6. 4-6. パンくずリストを設置する
    7. 4-7. 【参考】定期的にサーチコンソールのカバレッジはチェックしよう
  5. 5. 検索結果に表示されたら、次は集客に繋げるためのSEO対策を
    1. 5-1. SEOキーワードを選定する
    2. 5-2. キーワードにどのようなニーズがあるのかを分析する
    3. 5-3. ユーザーが求めている情報を盛り込んだ記事を作成する
  6. 6. やらない方がいいSEO対策
    1. 6-1. 外部リンクを購入するなど、不正にリンクを増やす
    2. 6-2. metakeywordにキーワードを入れる
    3. 6-3. タイトルや見出し、本文に不自然なほどKWを詰め込む
    4. 6-4. ユーザーにとって中身のない低品質なページ
    5. 6-5. 他のサイトからコンテンツをコピーして作る
  7. 7. ホームページが検索に引っかからない時の対処法 まとめ
    1. 7-1. SEOに強いホームページ制作会社をお探しの方へ

ホームページが検索に出てこない主な原因

インデックス

公開したホームページが検索に出てこない主な原因は、Googleに登録されていないからです。検索エンジンは「クローラー(Googlebot)」と呼ばれる巡回ロボットが世界中から情報を探します。この行動をインデックスと言います。検索順位を決めるまでにGoogleの検索エンジンは、大きく3つのステップを踏んでいます。

  1. クロール:サイト・URLを検出する
  2. インデックス:サイトをデータベースに登録する
  3. ランキング:検索結果での順位を決める

簡単にいうとサイトを「見つける→登録する→検索結果に表示する」という順番でサイト内容を認識し、検索順位を決めて表示しているのです。

Googleは、インターネットを巡回する無数のロボット(プログラム)を常に動かしています。
このロボットのことを「クローラー」や「Google bot」と言います。
検索エンジンは、クローラーが収集してきたホームページの情報を集めて整理して、Googleのデータベースに検索結果の「索引」を作ります。これを「インデックス」と言います。

インデックス登録を送信することはすなわち、クローラーがサイトを「見つける」という部分を促しているのです。

このとき、Googleの評価が低かったり、何らかのエラーが起きたりしていると検索には出てきません。主な原因は下記が考えられます。

  1. 検索エンジンがサイトを理解しにくい
  2. 検索エンジンに見つからない設定をしている
  3. コンテンツの質が低い

検索エンジンがサイトを理解しにくい(構造化されていない)

プログラミング言語

検索エンジンは人間の目と違い、主にプログラミング言語を読み取って、どんなホームページか判断をしています。人間の目で見たときに分かりやすいサイトであっても、検索エンジンが内容を理解できなければ、検索には出てきません。検索エンジンにホームページの内容を理解してもらう方法は後ほど説明しますので、実践してください。

関連記事:【SEO対策入門】Google検索エンジンの仕組みと上位表示される要素を解説!

検索エンジンに見つからない設定をしている(noindexやrobots.txt)

次に考えられる原因は、ホームページの運営側が検索エンジンにWebサイトを見つけてもらわない設定をしている場合です。

・コンテンツの質が低いページだからサイトの評価が下がる
・広告ページなので、自社のコンテンツと思ってほしくない
・すでにリンクが切れてしまっている

上記の理由などで、サイト運営者が検索エンジンに見つからない設定をすることがあります。

noindex登録をしている

noindex登録

noindexタグはGoogleに「検索エンジン上で表示しないでね!」というインデックス登録を拒否するサインです。上の画像のように、公開したページにnoindexタグが入っていれば検索結果上には出てきません。

noindex

noindexタグが入っているかは、そのページで右クリックを押し、「検証」ボタンを押して確認できます。もし、noindexタグが入っている場合は、エンジニアに伝えて取り除いてもらいましょう。

robots.txtを設置している

robots.txt

robots.txtも、検索エンジンに対して指定したページをクロールしないように制御するファイルのこと。クロールされるとWebサイトの評価が下がってしまうページを指定してブロックします。

robots.txt

robots.txtが設置されているかは、自社サイトのURLの後に/robots.txtを入れて検索してみてください。「Disallow:」の右側に、robots.txtを設置しているページのURLが表示されます。

もし、間違ってrobots.txtが設置されていれればエンジニアに言って修正してもらいましょう。

コンテンツの質が低い

3つ目の要因は検索エンジンに「コンテンツの質が低い」と判断されてしまっている場合です。

Googleの検索エンジンは「ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返す」ことを目指しています。
つまり、ユーザーニーズに合致したサイトを検索結果で上位に表示し、ユーザーの利便性を向上させているのです。

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ホームページが検索に出てこない原因をチェック

早速、ご自身の検索したいページが出てこない原因をチェックしましょう。
簡単にフローチャートを作成しましたので、ご確認ください。

「ホームページ 検索 出てこない」

対策Aの場合、設定等に問題はないため、1ページ以内に表示されるよう、対策をしましょう。
※「1-3. コンテンツの質が低い」「4. 検索結果に表示されたら、次は集客に繋げるためのSEO対策を」「5. やらない方がいいSEO対策」をチェックしましょう。

対策Bの場合、設定に問題があるため、設定の見直しをしましょう。
※「1-2. 検索エンジンに見つからない設定をしている(noindexやrobots.txt)」をチェックしましょう。

対策Cの場合、インデックス登録を行いましょう。
※「3-2. 公開URLをテストしてインデックス登録」をチェックしましょう。

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検索結果に表示されるには、Googleにホームページを見つけてもらうことが必要

検索結果に表示されるためには、検索エンジンである「Google」にあなたのホームページを見つけてもらう必要があります。
Googleは常にインターネットを巡回しているので、時間が経てばいつか検索結果に表示されるようになります。
ただ、少しでも早く検索結果に表示されたい場合、自分のホームページの場所をGoogleに知らせることが可能です。

Googleにホームページを見つけてもらう方法

以下の手順で、Googleへあなたのサイトの場所を知らせることができます。

  1. Googleアカウントを作成する
  2. Search Console(サーチコンソール)に登録する
  3. インデックス登録を送信する

横文字ばかりで一見難しそうに見えますが、作業自体は非常に簡単です。
では早速それぞれどのように進めていけばいいのか確認していきましょう。

①Googleアカウントを作成する

GoogleアナリティクスやGmailを使っており、すでにGoogleアカウントをお持ちの方は、この作業は必要ありません。
まだ持っていない方は、下記URLからgoogleアカウントを作成してください。
Googleアカウントの作成

※【2018年8月以降】Google アナリティクスの管理者である場合、自動的にそのサイトが Search Console に登録されるようになります。そのため、Googleアナリティクスの管理権限を所有していれば、search consoleへの登録作業は必要ありません。

②Search Consoleに登録する

Search Consoleとは、検索結果でのパフォーマンスを確認・分析できるGoogleが無料で提供しているツールです。
Googleへの登録作業以外にもサイト運営に便利な機能がたくさんあるので、サイトを作ったら登録必須のツールです。

では、登録方法を確認してきましょう。
(1) まず、サーチコンソールにアクセスし、自分のGoogleアカウントでログインします。
Google Search Console

(2) 画面右上の赤いボタン「プロパティを追加」をクリックします。

SearchConsole_プロパティを追加

(3) サイトのURLを入力し「追加」をクリックします。

SearchConsole_URLの入力

(4) 「別の方法」を選択し、HTMLタグにチェックを入れます。
※HTMLタグ以外の方法で所有権の確認をおこなっても問題ありません。

SearchConsole_URLの確認方法

(5) コードをコピーしてサイト内のheadタグに埋め込みます。

SearchConsole_タグを追加

※headタグ内への埋め込み方など、全く知識がない方は制作会社もしくは社内の開発者に聞いてみましょう。

(6) アップロードが完了したら「確認」をクリックします。
「所有権が認証されました」と表示されれば登録は完了です。

関連記事【入門版】Google Search Consoleの登録・設定方法&使い方

③インデックス登録を送信する

登録が完了したら、次はSearch Console上からインデックス登録を送りましょう。
インデックス登録を送ると、Google側に「サイトがここにあるよ」と伝えることができます。
Googleは送られたURLを確認し、順位付けして検索結果に表示するので、早くGoogleに見つけてもらうためにも、送信を忘れずに行いましょう。

では、インデックス登録を送信手順をご説明します。
(1) Search Consoleの最上部にインデックス送信したいサイトのURLを挿入・検索。

インデックス送信

(2) 「インデックス登録をリクエスト」をクリック。
※インデックス登録には時間がかかる場合があります。

サーチコンソール インデックス送信

(3) 以下の画面のようになっていれば作業完了です!

インデックス送信最終画面

送信してから、Googleがあなたのサイトを見つけて、検索結果に表示されるまで、短いと数分、長い場合だと1、2週間ほどかかります。
新しくサイトを作った場合だと、時間がかかることもあるため、気長に待ちましょう。
これで、会社名や商品名で検索した時に、検索結果に表示されるようになります。

WordPressを利用している際の注意点(no-indexの設定)

非常に多くのホームページで使用されているCMS「WordPress」。
WordPressを利用していて、上位に表示されない場合、管理画面から以下のページを確認してみてください。

管理画面→設定→表示設定の画面で「検索エンジンでの表示」を確認してください。
(画像赤枠に囲まれた部分です)

WordPress no-indexの設定

この部分の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っている場合、クローラーがサイトを見つけることができません。
見落としがちなポイントですが、ここにチェックが入ってしまっているケースは多いです。
WordPressを利用している場合は注意しましょう。

なぜこのような作業をしないとあなたのサイトが検索結果に表示されないのでしょうか。
そこには、Googleの検索エンジンの仕組みが大きく関わってくるのです。
では、Googleがサイトを検索結果に表示するまでに、どういった動きをするか確認しましょう。

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ホームページを公開しても検索結果に出ない場合の対策

ホームページを公開してインデックス登録をしたあと、しばらく経っても検索結果に出ない場合があります。原因はいくつかありますが、主な要因は以下が考えられます。

1.Googleが良質なサイトと評価せず検索結果に表示していない
2.何らかの原因でインデックスされていない

1の場合はホームページの内容そのものを変えて改善する必要があります。SEO対策と呼ばれ、詳しくはこの次の章で説明します。2の場合の対処方法は以下です。

site;URLで検索してみる

site;URLで検索

まず、そもそもGoogleのインデックス登録が完了しているか確かめるため、検索窓に行って「site;URL」で検索してみてください。本記事のURLは、https://web-kanji.com/posts/index-homepageなので、検索結果で以下のように打ち込みます。

site;https://web-kanji.com/posts/index-homepage

上の画像のように、きちんと最上位にホームページが表示されていればインデックス登録されています。検索結果の上位に表示されない原因としては、ホームページの質が低い or 検索結果に応えられていないと判断されている可能性が高いのでSEO対策をしましょう。

「site;URL」でホームページが表示されない場合は、何らかの原因でインデックス登録がされていないので、もう一度、サーチコンソールでインデックス登録をリクエストしましょう。

公開URLをテストしてインデックス登録

公開URLをテスト

サーチコンソールに行ってインデックスする際は、いきなり「インデックス登録をリクエスト」を押さないでください。まずは、画面右上の「公開URLをテスト」を押して、そもそもインデックス登録ができるURLかをチェックします。

インデックス登録

上の画像のように「URLはGoogleに登録できます」と表示されたらインデックス登録をリクエストします。Googleに登録できない場合は、何らかの不具合が生じているので、サイト制作者に原因を確認してもらいましょう。

構造化データをマークアップする

構造化データ

構造化データとは、コンテンツに関する情報(Web幹事なら「ホームページ制作の相場」「ホームページ制作の会社」など)を分類したHTMLコードのこと

マークアップ(文章を構造化)し、構造化データを提供することで「ホームページ制作の相場」「ホームページ制作の会社」などのカテゴリを検索エンジンが判別でき、クローラーの巡回を助けると同時にユーザーの利便性も上がります。

構造化のマークアップは複雑であり、エンジニアなどにお願いする領域です。構造化データに関する詳細は、Google検索デベロッパーガイドを参照してください。

ここまでの7項目が「クローラビリティを良くする」対策です。さらに詳しい対策は下記の記事も参考にしてください。

関連記事クローラビリティとは?検索エンジンにサイトコンテンツを正しく&素早く認識させる対策

XMLサイトマップを作成する

XMLサイトマップを作成する

XMLサイトマップは、サイト内の構造やコンテンツ(画像や動画も含む)を検索エンジンに「早く」「的確に」理解してもらうためのファイルです。検索エンジンのクローラー(情報を探すロボット)が一つ一つのページを見てサイトを理解するには時間がかかるため、サイトの構造を一つのファイルにまとめたXMLサイトマップによってサイト理解を助けます。

検索エンジンのクロール(ロボットが情報を探す行動)を促し、内部対策の中でも特に重要なので理解しておいてください。
XMLサイトマップは下のように複雑なコードになっていますが、無料の自動作成ツールで簡単に作れます。

XMLサイトマップ

下の条件に該当するサイトであればXMLサイトマップの作成はSEO対策に効果的。

・500ページ以上ある
・サイト内リンクができていない
・外部からの被リンクが少ない
・多くの画像や動画がある

注意点、送信方法は以下を参考にしてください。

関連記事:XMLサイトマップ(sitemap.xml)作成&送信方法マニュアル【専門知識不要】

内部リンクを強化する

内部リンクの種類

内部リンクとは、Webサイト内で自社のページ同士をつなげるリンクのこと。Googleの公式ガイドラインなど外のページへ飛ぶリンクではありません(外部リンクと呼ばれる)。

内部リンクは主に3種類

・本文中に挿入する関連ページや関連記事
・サイドナビゲーションやフッター部分のリンク
・パンくずリスト

新しいコンテンツを作ることに必死になり、内部リンクを最適化せず放置しているサイトが多いですがSEOにおいてマイナス。理由は以下の3点を損ねているからです。

1.クローラーがサイト内を巡回しやすくなる
2.関連性の高いページがつながることでコンテンツの評価が上がる
3.関連する情報にユーザーが回遊しやすくなる

リンクからリンクを移動

検索エンジンのクローラーは上の図のようにリンクからリンクを巡回するため、ページ同士をつなげておくと、サイトの構造や中身を理解しやすくなります。

そして、関連性の高いページが適切につながっていることで、ユーザーの理解を助ける上にサイト回遊もしやすくなります。しかも、リンク元とリンク先の両ページの評価も高まるため一石二鳥。

内部リンクのポイント

・関連性の高い記事・ページへのリンクを設ける
・分かりやすいリンク名(アンカーテキスト)にする

何でもかんでも内部リンクすれば良いわけではなく、関連性の高い記事・ページへリンクすることが大切です。関連性の低いページにユーザーが飛んでも、すぐに離脱されSEO的に逆効果です。

また、URLだけのリンクや画像リンクよりもアンカーテキスト(テキストが入った内部リンク)がSEOに良いと考えられています。アンカーテキストはどんなページに飛ぶのか「分かりやすいリンク名」にしましょう。

関連記事内部リンクとは?SEOへの影響や効果的な設置方法を解説

パンくずリストを設置する

パンくずリスト

パンくずリストは内部リンクのひとつで、今ユーザーがどの位置にいるか「サイトの現在地」を表すもの。グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』で、迷子にならないよう森にパンくずを置くエピソードから由来しています。

Web幹事で言えば、下の赤枠がパンくずリストに該当します。

Web幹事のパンくずリスト

パンくずリストがあることで、ユーザーはどのページを読んでいるかを理解でき、関連ページに移動することもできます。

検索エンジンのクローラーがサイトを巡回したときもWebサイト全体の構造が把握しやすくクロールを助けます。

ユーザビリティ、クローラビリティ両方に関係する

パンくずリストはユーザビリティ、クローラビリティ両方に関係するため、SEOにおいて重要な内部対策。Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」で公式に推奨されており、以下の3点に注意しながら作成を依頼してください。

・パンくずリストの階層を簡潔にする(深すぎないようにする)
・パンくずリストの階層(カテゴリ区分)を適切にする
・パンくずリストがリンクになっているようにする

【参考】定期的にサーチコンソールのカバレッジはチェックしよう

サーチコンソールのカバレッジ

ホームページの運営者は、サーチコンソールの左側にある「カバレッジ」をクリックし、エラーが0になっているか定期的に確かめましょう。

上の画像のように「0」であれば問題ありませんが、ここが「1」や「2」など、エラーが発生している場合は、検索に引っかからない可能性がります。

エラーが出ている場合は、サイト制作者に原因を確認してもらいましょう。

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検索結果に表示されたら、次は集客に繋げるためのSEO対策を

あなたのサイトが検索結果に表示されるようになったら、次はより多くの人にサイトの存在を知ってもらえるようにSEO対策を行なっていきましょう。
まだあなたの会社の商品やサービスを購入する気がないユーザーにアプローチするために、よく使われる手法が「記事コンテンツを作成すること」です。

検索結果に上位表示され、ユーザーニーズを満たす記事を作るための3ステップをご紹介します。

  1. SEOキーワードを選定する
  2. キーワードで検索しているユーザーは何を求めているのかを推測する
  3. ユーザーが求めている情報を盛り込んだ記事を作成する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

SEOキーワードを選定する

ユーザーがどのキーワードで検索してきた時に、自社の商品やサービスを利用してくれる可能性が高いのか。
ということを把握しておくのはあなたがホームページを運営していくにあたり、非常に重要です。

では、ユーザーニーズが高いキーワードを推測・選定するにはどうすればいいのでしょうか。

例えば、「賃貸不動産の検索サービス」を提供する場合を考えましょう。
ユーザーは当然「賃貸物件を探している人」となるため、「東京 賃貸」や「六本木 賃貸」といった「地域名×賃貸」という掛け合わせはユーザーニーズが高くなります。
ユーザーは実際にそのエリアで物件を探している可能性が高いと推測できるからです。

また通販サイトの場合、「商品ジャンル×ランキング」や「商品ジャンル×口コミ」というようなキーワードのニーズが高いと推測できます。
どの商品が今人気なのか、購入した人はどう感じているのか参考にしたいというニーズがありそうですよね。

このように、あなたの会社の商品やサービスを利用しようとする人がどういったキーワードで検索するか想像して、ニーズが高そうなものを選定していきます。

ユーザーのニーズを推測する際に役に立つのが、キーワードのサジェストです。
サジェストとはユーザーが検索エンジンに入力した時にGoogleがそのキーワードと一緒に検索される可能性が高いキーワードを提示する予測変換キーワードのことを言います。

キーワードのサジェスト

このように何かキーワードを入力した時に、自動で提示されている部分がサジェストです。
ユーザーニーズを推測、サジェストを利用し、自社の商品やサービスを購入してくれる可能性が高いキーワードを把握しましょう。

関連記事SEOの基本「キーワード選定のコツ」をプロが徹底解説!【初心者向け】

キーワードにどのようなニーズがあるのかを分析する

SEOキーワードの選定が終われば、次はそのキーワードで検索するユーザーに、どんなニーズがあるのか分析しましょう。

最も良い方法は、SEOキーワードで上位に表示されているサイトや記事をしっかりと読み、どのような構成や要素があるか分析することです。
なぜ上位サイトを分析するかというと、上位に表示されているページはGoogleがユーザーニーズに合致したコンテンツを提供している有益なサイトであると判断したからです。

まず、上位10サイトにどんな内容が書かれているのか、書き出してみましょう。
上位10サイトに共通して書かれている内容は、ユーザーが求めている情報であり、ニーズに合致したものと言えます。
また記事を読んでいく中で、これはユーザーにとって有益だなと感じる情報はメモしましょう。

このようにして、ユーザーニーズを満たすために必要な情報を揃えていきます。

関連記事上位表示されるコンテンツ設計とは?検索意図に応える方法を解説

ユーザーが求めている情報を盛り込んだ記事を作成する

ユーザーニーズに合致した情報が揃ったら、コンテンツ作成を行います。

コンテンツ作成時に気をつけることは、3つです。

  • 検索ユーザーにとっての「わかりやすさ」を意識する
  • 専門用語はできるだけ使わない
  • 見出しや箇条書きなどを適宜つけて、読み疲れない工夫をする

ユーザーにとって、簡単な言葉でわかりやすく、読み疲れないよう心がけましょう。
この流れにそって、記事コンテンツを作成することで、上位表示を狙うことができます。

関連記事コンテンツSEOとは?検索上位を狙うコツ・メリットを詳しく解説【初心者向け】

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やらない方がいいSEO対策

SEOに有効な記事の書き方がある一方で、やらないほうがいいSEO対策もたくさんあります。SEO対策の効果がないものや、Googleからペナルティを受けて、順位が大幅に落ちるものがあるため、注意が必要です。

※こちらの記事でも、SEOでやってはいけないことを詳細に説明しています。ぜひ参考にしてみてください。
ホームページ制作でやってはいけないこと:SEO編

外部リンクを購入するなど、不正にリンクを増やす

外部リンクの購入はGoogleからペナルティを受け、順位を大幅に落とす可能性があります。
リンクを高額で販売する業者もいて、「リンクを何本貼れば、絶対に順位が上がります」などと希望を持たせる営業トークに騙されて、軽い気持ちでリンクを購入しないでください。

metakeywordにキーワードを入れる

少し前まで、SEO上、metakeywordにキーワードを入れるべきといわれていました。
しかし、近年ではほとんど効果がないばかりか、競合に狙っているキーワードがバレてしまったり、キーワードを入れる作業が発生したりするなど、いいことはありません。

タイトルや見出し、本文に不自然なほどKWを詰め込む

タイトルや見出しにキーワードを入れることは、SEO上、有効な施策の一つです。ただし、やりすぎはいけません。
順位をあげたいキーワードを大量に詰め込み、ユーザーにとって読みにくい記事になってしまっては本末転倒です。

ユーザーにとって中身のない低品質なページ

中身のない低品質なページとは、情報量が少なく内容が薄い、独自性や専門性に欠けるコンテンツを言います。
例えば、数十文字程度で書いたブログの記事は低品質認定されるでしょう。ユーザーにとって有益なコンテンツを書くよう意識しましょう。

他のサイトからコンテンツをコピーして作る

Googleはユニークなオリジナルコンテンツを高く評価しています。
そのため、他社の記事をコピーして、自社の記事としてアップしても、Googleは評価してくれず、順位は上がりません。
確かにコピーすれば楽ですが、そんな簡単なことで順位が上がることは絶対にありえません。

関連記事【初心者向け】ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの違いとは?

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ホームページが検索に引っかからない時の対処法 まとめ

本記事では、ホームページが検索に引っかからない時の対処法をご紹介しました。
ポイントは2つ

  • 会社名やサービス名などの固有名詞は、きっちりホームページを設定することで表示されるようになる
  • 新規顧客を集客するためにはSEO対策を

固有名詞は比較的簡単に表示されるようになります。
(ただし、「アップル」など普通名詞も存在する上に、競合が非常に強い場合は別途対策が必要になります)

固有名詞で表示されたら次はSEO対策です。
SEO対策は非常に専門的・時間を要する手法のため、詳しくない方は制作会社やWebコンサルティング会社に依頼するのも良いでしょう。

SEOに強いホームページ制作会社をお探しの方へ

Web幹事では、SEOに強いホームページ制作会社やWebコンサルのご紹介が可能です。
すでにホームページをお持ちで「SEO対策だけ行いたい」でも問題ありません。

  • そもそもSEO対策って?
  • 実際にどういうことをやってもらえるの?
  • どれくらいお金がかかるの?

といったことも、専門のコンサルタントが丁寧にご説明します。相談料はもちろん無料。
SEO対策を駆使して新規で顧客を捕まえたい。という方はWeb幹事にお気軽にご相談ください。

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Q. 検索結果にホームページが表示されない主な原因は?

「検索エンジンがサイトを理解しにくい(構造化されていない)」「検索エンジンに見つからない設定をしている(noindexやrobots.txt)」「コンテンツの質が低い」等が原因として挙げられます。

Q. ホームページが検索に引っかからない時にはどう対処すれば良いですか?

ホームページが検索に引っかからない原因は、ホームページの設定に問題がある場合がほとんどです。Googleにホームページをインデックスに登録されるようにしましょう。また、検索エンジンがサイトを理解しやすくするための構造化データのマークアップやXMLサイトマップの作成もおすすめです。