- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ホームページ制作支援ツール
ホームページのアクセス数の調べ方を解説アクセス数を増やす方法も紹介【2024年最新版】
・ホームページでは「アクセス数」が大事らしいが、そもそも調べ方がわからない
・自社のアクセス数が多いか少ないかどう判断したらいい?
・自社のアクセス数が少ないなら、増やし方も知って問合せアップにつなげたい
上のようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。ホームページのアクセス数を調べるためにはGoogleが提供する無料のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」がおすすめです。
本記事ではGoogleアナリティクスの設定方法から、具体的なアクセス数の見方を解説します。
さらに、アクセス数の目安をどう判断するかや、アクセス数を増やす方法も解説。最後まで読んで自社のホームページ運用にお役立てください。
※ホームページのアクセス数が多いか少ないかわからない、どう増やせば良いか教えてほしい方はWeb幹事にご相談ください。貴社の予算や目的をヒアリングし、アドバイスします。相談料は完全無料です。
自社ホームページのアクセス数を調べる方法
アクセス数を調べるにはGoogleアナリティクスがおすすめ
ホームページのアクセス数を調べるためのツールは複数ありますが、一番おすすめなのがGoogleアナリティクス。完全無料で使え、細かいデータまでわかるからです。このセクションでは、Googleのアカウント作成から、Googleアナリティクスのアカウントを自社サイトに連携させるところまで、ステップごとに画像付きで説明していきます。
なお、既にGoogleアナリティクスの登録・設定が完了しているのであれば、「ホームページのアクセス数の指標は3つ」からご覧ください
STEP1 Googleアカウントの作成
Googleアカウントを持っていれば、ログイン情報を入力して次へ進んでください。アカウントを持っていなければ「アカウントを作成」をクリックして作成しましょう。
STEP2 Googleアナリティクスの登録
Googleアカウントを作成したら、次にGoogleアナリティクスの登録をします。Googleマーケティングプラットフォームのホーム画面を開き、「アナリティクス」の「設定」をクリックします。
上の画面が出るので、「測定を開始」をクリックし、必要事項を入力してください。
STEP3 トラッキングコードの設置
最後はトラッキングコードの設置です。先ほどの登録が完了するとトラッキングコードが発行されます。
このトラッキングコードを自分のウェブサイトの全てのページにコピーして貼り付けます。
トラッキングコードはソースコードの<head>内に貼り付けましょう。
貼り忘れがあるとデータが取れなくなってしまいますので、貼り忘れのないように注意。
以上でトラッキングコードの設置、Googleアナリティクスの登録は完了です。
Googleアナリティクスの詳しい設定方法や使い方は以下の記事をご覧ください。
関連記事:【入門版】Googleアナリティクスの設定方法&使い方【スタートアップガイド】
ホームページのアクセス数の指標は3つ
一口に「アクセス数」と言っても指標が3つあります。違いがわかっていないとGoogleアナリティクスを見るときに混乱しがちなので、それぞれの指標が何を指すか先に説明します。
ユーザー数
ユーザー数は「サイトに訪問してきた人数」です。その人が何回サイトを訪問してもユーザー数は1になり、どれくらい訪問者があったのか分析する上で役立つ数字です。
ただし、同じパソコンから訪れても、「Google Chrome」「Safari」などブラウザを変えると、それぞれユーザー数は1にカウントされるため、同一人物でもユーザー数は2になります。必ずしも正確な訪問者数ではありませんので目安と考えてください。
セッション数
セッションは「サイトを訪れた回数」です。図の例のように、1人が朝晩2回サイトを訪問すればセッション数は2回になります。
1人のユーザーが何回も訪れてセッション数が増えている場合は、サイトにファンがついていると分析できるかもしれません。
Googleアナリティクスでは30分ごとにセッション数を計測しています。30分同じサイトにいた場合は、セッション数は1ですが、30分を超えると2になります。
PV(ページビュー)数
ページビュー数は「見られたページ数」のこと。見られたページ数が5なら、5PVとなります。1人のユーザーが多くのページを見てくれている場合、関連記事や他のページにも興味を持ってくれている可能性があり、導線が上手くいっているかもしれないと判断できます。
1ヶ月・1週間・1日単位でアクセス数を調べる方法
それでは、まずは期間ごとのアクセス数の調べ方です。
STEP1
画面左のバーから「ユーザー」を選択。
続いて「概要」をクリックします。
STEP2
アクセス数を調べる期間は右上の日にちが書かれているところをクリック。
するとカレンダーが出てきますので、ここで期間を指定することができます。
STEP3
最後に、下記の「時間別」で「日・週・月」を選択することで、1ヶ月・1週間・1日単位でのアクセス数の推移を見ることができます。
流入チャネル別のアクセス数を調べる方法
続いて、流入チャネル別のアクセス数を調べてみましょう。
あなたのホームページへのアクセスは検索エンジンから来ることが多いのか、それとも広告経由で来ることが多いのか、これらの全ての数字を見ることができます。
STEP1
画面左のバーから「集客」を選択。
続いて「すべてのトラフィック」から「チャネル」をクリックします。
STEP2
流入チャネル別のアクセス数を見ることができます。
流入経路は、それぞれ下記を参考にしてください。
・Organic Search(検索からの流入)
・Paid Search(リスティング広告からの流入)
・Social(SNSからの流入)
・Referral(別サイトからの流入)
・Direct(直接の流入)
・Other (その他の流入)
ページごとのアクセス数を調べる方法
続いて、ページごとのアクセス数を調べてみましょう。
どのページにどのぐらいのアクセスがあるのかを知ることで人気のコンテンツとそうではないコンテンツが分かります。
コンテンツの改善、または次のコンテンツへの対策の材料として活用しましょう。
STEP1
画面左のバーから「行動」を選択しクリックします。
続いて「サイトコンテンツ」の「すべてのページ」をクリックします。
これで、ページごとのアクセス数を見ることができます。
STEP2
さらに詳しくページごとの流入チャネルを調べたい場合は「セカンダリディメンジョン」を使用します。
「セカンダリディメンジョン」から「集客」の「トラフィックの種類」を選択しクリックします。
するとページごとの流入チャネルを知ることができます。
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ホームページのアクセス数の目安
必要なアクセス数はコンバージョン数から逆算する
ホームページのアクセス数はわかったが、それが多いか少ないか判断できない…と悩む方もいるでしょう。一般的なアクセス数の平均値などが気になるかもしれませんが、サイトの種類や業界などによってもアクセス数が多いか少ないかは異なるので、平均値はあまり参考になりません。
そもそもホームページの目的は、資料ダウンロードや問合せなどのコンバージョンである場合が多いです。そのため、アクセス数が多いか少ないかは、欲しいコンバージョン数から逆算して判断すると良いです。
たとえば、月間100件のコンバージョンが欲しくて、サイトに訪れた人のうち0.1%がコンバージョンするサイトであれば、10万ユーザーがアクセスしている必要があるということになります。もし現状のユーザー数が5万であれば少ない、15万であれば足りている、と判断できます。
もしアクセス数が足りない場合は増やす必要があります。具体的な増やし方は次章の「ホームページのアクセス数を増やす方法」で紹介します。
気になる人は競合サイトを目安にするといい
競合サイトのアクセス数を見て、自社のアクセス数が多いか少ないか判断する方法もあります。
上で述べたようにコンバージョンから逆算するのが基本なので、必ずしも競合のアクセス数は気にしなくてよいですし、実際にWeb幹事は気にしていません。気になる方は以下のツールを活用して確認すると良いでしょう。
無料のツール・SimilarWeb
※画像引用:SimilarWeb
無料の競合サイト調査ツールとして最も有名なツールの一つがこの「SimilarWeb」です。
競合サイトのURLを入力するだけで、簡単にそのサイトの流入チャネル別のアクセス数や検索流入のキーワードなども知ることができます。
競合サイトのアクセス数がそこまで多くなかった時にはデータが不十分と出てきますが、無料で簡単に調べるには十分な情報が得られます。
有料のツール・ahrefs
※画像引用:ahrefs
有料のツールでご紹介するのは「ahrefs」(エイチレフス)というツールです。
Ahrefs(エイチレフス)は世界で60万人が導入しているSEO分析ツールです。
競合サイトのアクセス数はもちろん、被リンク分析(バックリンク)や検索エンジンの上位表示コンテンツ・想定流入キーワード・ソーシャルメディアの反応を把握することが可能です。
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ホームページのアクセス数を増やす方法
方法 |
メリット |
デメリット |
---|---|---|
Web広告 |
即効性が高い |
初期費用・ランニングコストが必要 |
コンテンツ マーケティング |
長期的に見て 費用対効果が高い |
効果に時間がかかる |
リアル施策 |
即効性が期待できる |
地域が限定される |
ホームページのアクセス数を増やす方法は大きく分けて3つあります。
全部を一気にやるのは無理なので、それぞれメリット、デメリットから自社にとってどれが良いのかを選ぶ必要があります。どんな場合にどの方法がおすすめか説明しますので、参考にしてください。
Web広告
広告は即効性がほしい場合におすすめの方法です。前提として、知名度がないホームページが流入経路を広告以外で作るのは至難です。即効性を期待した場合、アクセス数を増やす方法はWeb広告のみと考えてもいいほどです。
初期費用やランニングコストなどがかかりますが、投資するほど目に触れる機会は増えます。ただし、ホームページに訪問してもらうためには、広告のクリエイティブ(キャッチコピーやデザイン)などのノウハウが必要になるので注意してください。
広告の種類には以下があります。
種類 |
概要 |
費用の目安 |
---|---|---|
ペイドメディア |
有料メディアや広告媒体に出稿する |
月額1万円〜 |
リスティング広告 |
広告費を払い検索エンジンの上位に表示する |
月10万円〜 |
ディスプレイ広告 |
Webサイトやアプリ上の広告枠に表示される広告 |
月20万円〜 |
SNS広告 |
SNSのタイムラインに有料で配信する広告 |
月5万円〜 |
YouTube広告 |
YouTubeの動画のなかに流す広告 |
月5万円〜 |
プレスリリース |
報道機関に有料でニュースを配信してもらう |
1回3万円前後 |
※費用は目安です。実際は媒体によってピンキリなので、参考程度にお考えください
コンテンツマーケティング
大きな初期費用を投下するのではなく、時間はかかっても継続的にアクセス数を増やしたい、ランニングコストを抑えたい方におすすめなのがコンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは、記事やメール、SNSや動画などの情報コンテンツを発信することによって集客する方法。広告と違って成果が出るまで時間がかかりますが、軌道に乗れば安定的なアクセス数が見込めます。
Twitterのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数が多くなれば、自然と多くの方にコンテンツを見てもらえるようになるのと同じです。
コンテンツマーケティングの種類には以下があります。
種類 |
概要 |
費用の目安 |
---|---|---|
SEO |
検索エンジンでコンテンツを上位表示する |
10〜50万円/月 |
ホワイト ペーパー |
市場調査やノウハウなどを資料にまとめる |
5万円〜10万円 |
SNS運用 |
SNSのアカウントを作って運用する |
無料 (人件費のみ) |
アフィリエイト |
他社に紹介してもらい、 成果が発生したら報酬を支払う |
1万円前後/CV |
メール配信 |
メールマガジンを発信し、 サイトへ遷移してもらう |
無料 (人件費のみ) |
YouTubeチャンネル |
YouTubeチャンネルを作り、 概要欄にURLをはる |
5万〜10万円/本 |
MEO |
検索エンジンのマップに店舗情報を表示する |
無料 (人件費のみ) |
※費用は目安です。実際はピンキリなので、参考程度にお考えください。
リアル施策
リアル施策は、即効性がほしい場合におすすめの方法です。地域や商材との相性によっては不特定多数に向けたWeb広告よりも効果を発揮する場合があります。
具体的なリアル施策の方法は以下があります。
方法 |
概要 |
費用の目安 |
---|---|---|
展示会 |
展示会やイベントのブースに出展する |
1ブース 50万円前後 |
ウェビナー |
オンライン上でセミナーを行うこと |
無料or有料 |
ポスティング |
広告費を払い検索エンジンの上位に表示する |
20万円前後 |
デジタルサイネージ |
Webサイトやアプリ上の広告枠に表示される広告 |
月2万円〜 |
交通広告 |
SNSのタイムラインに有料で配信する広告 |
月20万円〜 |
アクセス数を増やす方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:ホームページの集客方法18選!成功事例も紹介
ここまで、アクセス数を増やす具体的な方法を紹介しましたが、いつまでにどの程度アクセス数を増やしたいか?アクセス数を増やす目的は何か?などによって適した方法は変わってきます。
どの手段が自社のホームページに適しているかわからない方は、Web幹事にご相談ください。貴社がアクセス数を増やしたい目的、予算をヒアリングしてアドバイスします。相談料はすべて無料です。
ホームページのアクセス数を調べる方法 まとめ
本記事ではGoogleアナリティクスを使って、ホームページのアクセス数を調べる方法について解説しました。現状のアクセス数が多いか少ないかは、「ほしいコンバージョン数」から逆算して判断すると良いです。
また、アクセス数を増やす方法は大きく以下の3つです。
方法 |
メリット |
デメリット |
---|---|---|
Web広告 |
即効性が高い |
初期費用・ランニングコストが必要 |
コンテンツ マーケティング |
長期的に見て 費用対効果が高い |
効果に時間がかかる |
リアル施策 |
即効性が期待できる |
地域が限定される |
それぞれのメリット・デメリットを考慮して、自社に合った方法を選びましょう。今回紹介した内容をホームページの運用に役立ててください。
ホームページのアクセス数について相談したい方へ
自社のホームページのアクセス数が多いか少ないかわからない、どう増やせば良いか教えてほしいという方はWeb幹事にご相談ください。
コンサルタントが貴社のホームページの目的、予算をヒアリングし、アドバイスします。相談料は完全無料です。お気軽にご相談ください!
コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。
Web制作業界のプロが丁寧にヒアリングしますので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
Q. ホームページのアクセス数の調べ方は?
ホームページのアクセス数を調べるには「Googleアナリティクス」を使うのが良いです。完全無料で使用できる上に、訪問者の細かいデータまで解析できます。
Q. ホームページのアクセス数を増やす方法は?
アクセス数を増やす方法は「Web広告」「コンテンツマーケティング」などです。Web広告は即効性が高いですが、初期費用やランニングコストが発生します。コンテンツマーケティングは効果が出るまで時間を要しますが、継続的なアクセス数の増加が可能です。詳細は記事内をご覧ください。
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この記事を書いた人
中村 天大
専門分野: Webマーケティング,SEO
新卒で教育系の上場企業へ入社。その後ベンチャー企業へ転職し、マーケティング責任者を経験。現在フリーで広告運用やライティング、コンサルなど、幅広く活動。
企業在籍時に、ホームページ制作・発注で頭を抱えていたため、Web幹事のビジョンに共感し、ジョイン。