- 更新日 2024.11.06
- カテゴリー ホームページの作り方
HTMLでホームページを作成する手順(コード例付き)【2024年最新版】
・そもそもHTMLとは?
・HTMLでホームページを作成する手順を知りたい
HTMLを使用すると、、自由自在にホームページを作れます。
HTMLはホームページ作成ソフトと異なり自分で細かい部分まで編集・設定できます。
しかしホームページ作成経験がなければ、どのような手順で進めていけば良いかわかりませんよね。この記事では、HTMLでホームページを作成する手順を中心に、成功させるコツも解説します。
※ホームページ作成の外注を少しでも検討している方は、Web幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
HTMLでホームページを作成する7ステップの手順
本章では、HTMLを使用して、ホームページを作成する手順を紹介します
1.ツールを準備する
画像引用:Sublime Text
HTMLを用いてホームページを作成する場合は、テキストエディタと呼ばれるツールが必要です。テキストエディタとは、メモ帳のような文字を書くツール(アプリケーション)のこと。用意する際はただのメモ帳ではなく、HTMLの記述にも対応したものが最適です。例えば以下のようなツールがあります。
・Sublime Text
・TeraPad
・Visual Studio Code
Sublime Textは、Linux・Mac・Windowsの3種類のOSに対応したテキストエディタ。動作が速いことに定評があり、効率的に作業を行えます。無料トライアルが用意されているので、初心者でも使い始めやすいのが特徴です。
TeraPadは、日本語での解説がついたテキストエディタ。文字・改行コードの自動認識やブラウザのプレビューなど、ホームページ作成に必要な機能が豊富に揃っています。無料で使用でき、画面がメモ帳のようになっているため使いやすいでしょう。
Visual Studio Codeは、マイクロソフトが提供する無料のテキストエディタ。AzureやGitHubと統合された機能を使用することで、ツール間の切り替えをする必要がありません。Windowsに加えて、MacやLinuxにも対応しています。
2,HTMLファイルを作成する
画像引用:Ryuumu
ツールの準備が完了したら、HTMLファイルを作成します。テキストエディタで拡張子を「.html」にしてファイル保存します。
この段階で保存する場所は、どこでも問題ありません。デスクトップやダウンロードファイルなど、わかりやすいところに保存してみてください。
3,HTMLコードを書く
HTMLファイルを作成したら、実際にタグを組み合わせてコードを書いていきましょう。HTMLを記述する際のタグは、大まかに「head要素」と「body要素」にわけられます。
head要素は、ページの基本情報を記述する要素です。ページタイトルやmeta要素の情報などを記述していきますが実際のブラウザには表示されないものです。
body要素は、ページ上のコンテンツを示す要素で、主に見出しや本文などホームページに表示させたい内容を記述します。以下はHTMLコードの例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset=”UTF-8″>
<meta http-equiv=”X-UA-Compatible” content=”IE=edge”>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>
<h1>文章のタイトル</h1>
<p>本文</p>
<h2>見出し</h2>
<p>本文</p>
</body>
</html>
上記の<head>と</head>で挟まれている部分がhead要素で、<body>と</body>で挟まれている部分がbody要素です。テキストエディタの中には、ホームページ作成に必要なタグを自動的に挿入できるものもあります。そのようなツールを使用すると作業効率を高められます。
4.CSSで見た目を整える
HTMLコードの記述がひと通り完了したら、CSSでホームページの見た目を整えましょう。HTMLコードのみでは、白色の背景に黒い文字が表示されているだけの状態です。CSSを使用して、文字の色や大きさ、背景など、ホームページの見た目を変更する必要があります。
例えばWordPressにおいて、下記のCSSを入力することでWebサイトの幅を変更できます。
div { width: 800px;}
800pxの数字を変更することで幅が変わります。
CSSで見た目を整える際は、色を使いすぎないようにしましょう。色が多いホームページだと、どこに何が書いてあるか見えづらくなります。白やグレーなどの基調カラーを決め、会社のイメージに合うアクセントカラーを入れると、見やすいホームページを作成できます。
5.ブラウザで確認する
HTMLとCSSの記述が完了したら、実際にブラウザに表示して確認しましょう。確認する際は、Google ChromeやMicrosoft Edgeなど、普段から使用しているブラウザを利用してみてください。自分でイメージした見た目と、実際にブラウザに表示されるデザインを比べて、異なる部分があれば修正を行いましょう。
ただし、Google ChromeやFirefoxなどブラウザによって、CSSの表示のされ方が異なる場合もあります。ホームページの出来を確認する際は、複数のブラウザで確認して、違いが出ないようにしてみてください。
6.サーバーとドメインを準備する
HTMLやCSSを使って思い通りのホームページを作成できたら、Web上に公開する準備を進めましょう。公開するには、サーバーとドメインが必要です。ドメインはホームページの住所、サーバーは住居の土地、ホームページは住居のイメージに近いです。
ドメインを準備する際、こだわりがなければ日本語ではなく英語で設定するのが無難です。日本語ドメインにすると、URLをメールに貼り付けする際に、意味をなさない英数の文字列に変換され、文字数が多くなります。スパムのように見えてしまい、ユーザーに不信感を与えるかもしれません。
サーバーを自社で用意する場合、ハードウェアや構築でかなりの費用がかかります。安い物理サーバーでも1台で10〜20円程度、構築に10万円以上します。加えて、サーバーの保守といったランニングコストも毎年かかるのです。
Xserverなどのレンタルサーバーを契約すると、月額数百円〜数千円で利用できます。ムームードメインなどでドメイン登録すればは数十〜数千円程度で済みます。
7.サーバーにアップロードする
最後の手順として、ドメインと紐づいたサーバーにHTMLファイルをサーバーにアップロードすれば、インターネット上への公開が完了です。
サーバーへのアップロードは、FTPソフトを使用しましょう。FTPソフトとは、サーバーにファイルをアップロードする際に使うファイル転送用ソフトウェア。
FTPソフトを使わなくてもサーバーにファイルのアップロードは可能ですが、FTPソフトにサーバー情報を設定しておけば、HTMLファイルの上書き作業がスムーズに行えます。
FTPソフトにはさまざまな種類がありますが、とくに「FileZilla」がおすすめです。ドラッグ&ドロップするだけでファイルのアップロードが完了します。
さらに無料で使えるため、誰でも気軽に使用可能です。最後に、ブラウザでホームページのURLを検索し、表示されるか確認してみてください。
※無料でダウンロードできるホームページ制作チェックリストをご用意しています。こちらもあわせてご活用ください。
TODOリストやリリース前のチェックに使えます
正しいホームページ制作を行えているかの、重要なチェックポイントの一覧です。
無料でダウンロードする
基本的なHTMLタグを紹介|コード例・サンプル付き
基本的なHTMLタグを把握しておくと、ホームページを作成する際に活用できます。コード例やサンプルも解説します。
基本的なHTMLタグ
HTMLでホームページを作成する際に使用する基本的なタグは以下のようなものがあります。
タグ名 |
タグの意味 |
hタグ |
見出し |
imgタグ |
画像の埋め込み |
ul/ol/liタグ |
リスト |
brタグ |
改行 |
aタグ |
アンカーリンク |
pタグ |
段落 |
tableタグ |
表を設定 |
titleタグ |
ページのタイトル |
meta descriptionタグ |
ページ内容の要約 |
altタグ |
画像の代替テキスト |
上記の中でも特にtitleタグとmeta descriptionタグは必ず記載しましょう。タグで設定したページタイトルとページの要約は、検索結果の画面にも表示されます。
赤枠で囲った箇所がmeta descriptionタグで設定したテキスト内容が原則反映されます。(設定しても検索エンジンの判断によって、meta descriptionタグで設定した内容以外のテキストが表示されることもあります)
hタグは見出しを設定する役割があり、h1〜h6まで種類があります。h1はページで最も大きな見出しで、ブラウザに表示されるページのタイトルに設定可能。h2〜h6は1ページの中で何回使用しても問題ないので、ページや文章の構成に応じて使います。
以下のHTMLタグはホームページの作成で必須になるので、意味合いをしっかり覚えましょう。
・!DOCTYPEタグ
・htmlタグ
・headタグ
・bodyタグ
「!DOCTYPEタグ」は文書の解釈に使用するDTD(文書型の定義)を宣言するためのタグ。文書の先頭(htmlタグより上)に記述して使用します。HTMLはバージョンによって使えるタグ(要素)や属性の名前などが異なります。「!DOCTYPEタグ」を設定することで、HTMLがどのバージョン、どの仕様で作成されるかをブラウザに宣言する役割があるのです。
「htmlタグ」は文書のルート(基点)となる要素であり「!DOCTYPEタグ」のすぐ後に設置します。htmlタグの中には、文書の情報(headタグ)と文書の本体(bodyタグ)を記述していきます。
「headタグ」はHTMLで作成された文書の情報を記述するタグ。ブラウザ上に表示されませんが、ページ全体で保持するデータを定義するため重要です。例えばページタイトルや文字コードなどの情報を記述します。
「bodyタグ」はHTML文書のコンテンツや内容を記述するタグです。ブラウザに表示したい文章や画像などを記述します。
コード例 サンプル
HTMLを記述する際は、以下のようなHTMLコードを使用します。
段落を指定するHTMLタグ
<p>文章の段落です。</p>
段落を指定する場合は上記のHTMLを記載します。。「P」は「Paragraph」ので、<p>~</p>で囲無ことで1つの段落であることを示します。
見出しを指定するHTMLタグ
<h1>1番重要な見出しです。</h1>
<h2>2番目に重要な見出しです</h2>
<h3>3番目に重要な見出しです</h3>
<h4>4番目に重要な見出しです</h4>
<h5>5番目に重要な見出しです</h5>
<h6>6番目に重要な見出しです</h6>
見出しを指定する場合は上記のHTMLを記載します。。「h」はheadingの略で、数字の大きさによって見出しの種類が変わります。
h1 |
大見出し(テーマやタイトル) |
h2 |
中見出し(目次や章) |
h3 |
小見出し(各章のポイント) |
h4〜h6 |
超小見出し(h3の補足など) |
リストにするHTMLタグ
<ul>
<li>リストです。</li>
<li>リストです。</li>
<li>リストです。</li>
</ul>
ーーーーーーー
<ul>
<ol>順序のあるリストです。</ol>
<ol>順序のあるリストです。</ol>
<ol>順序のあるリストです。</ol>
</ul>
箇条書きを指定したい場合は上記のHTMLを記載します。順番がない箇条書きは<li>〜</li>で囲み、1,2,3と数字のある箇条書きにする場合は<ol></ol>で囲みます。
リンクを入れるHTMLタグ
<a href="https://〇〇〇〇.com.">〇〇〇〇サイトへのリンクです。</a>
テキストにリンクを入れる場合は上記のHTMLを記載します。<a href="リンク先のURL.">表示する文言</a>で囲みます。全部記入すると下記のようになります。
<a href="https://web-kanji.com/privacypolicy" target="_blank" class="link link-text">プライバシーポリシー</a>
画像を入れるHTML
<img src="〇〇" alt="△△" width="■■" height="××" border="0">
ホームページに画像を入れる場合は上記のHTMLを記載します。
src(〇〇の部分):画像のURL
alt(△△の部分):画像の説明文にあたるもの
width(■■の部分):横幅
height:(××の部分):高さ
以上が基礎的なHTMLタグです。ホームページのテキストエディタに貼り付けて試してみましょう。
Webサイトのhtmlを見る方法
気になるWebサイトのhtmlを確認する際の方法を紹介します。
Google Choromeでhtmlを見る方法
htmlを見たいページで右クリックし、「検証」を押すだけです。下のようにhtmlのソースコードが表示されます。
Safariでhtmlを見る方法
Safariで見たいページを開き、メニューバー左上の「Safari」から「環境設定」を選びます。
環境設定の右側の「詳細」を選び、一番下の「メニューバーに""開発"メニューを表示」にチェックマークを入れます。
もう一度、見たいページに戻るとメニューバーに「開発」が追加されているので、「ページのソースを表示」をクリックします。下のようにhtmlのコードが表示されます。
Microsoft Edgeでhtmlを見る方法
Microsoft Edgeでhtmlを確認したいホームページを表示させます。表示させたページ上で右クリックをして「ページのソース表示」を選択。そうすることで、htmlソースを確認できます。
無料利用可!HTMLのおすすめテンプレートサイト
いきなりHTMLを使ってホームページ作成するのは難しそうと思っているなら、テンプレートを使用するのも1つの方法です。本章では、おすすめのテンプレートサイトを紹介します。
無料ホームページテンプレート.com
画像引用:無料ホームページテンプレート.com
「無料ホームページテンプレート.com」は、高品質で商用利用できるテンプレートを無料でダウンロードできるサイトです。約200種類のテンプレートが用意されており、その中からお気に入りのものを見つけられるでしょう。ビジネス向けのデザインが多く、企業サイトはもちろん、店舗サイトやサービスサイトなどにも使用できます。
Template Party
画像引用:Template Party
Template Partyは1,000点以上のHTMLテンプレートを配布しているサイトです。サイト内のテンプレートは、Web制作業者も使用可能です。デザイン性に優れているテンプレートが多くあります。
サイト内では「企業向け」「求人サイト向け」「初心者向け」などカテゴリー別にわけられています。使いたいテンプレートを用途別にすぐ探せるでしょう。
また、同じデザインのサイトでも色を変えたテンプレートが提供されているので、自社の雰囲気に合わせたホームページを作成可能です。
TEMPLATE GATE
画像引用:TEMPLATE GATE
TEMPLATE GATEは約30種類のHTMLテンプレートが用意されているサイトです。カラムレイアウトやカラー、雰囲気などから、自社に合いそうなテンプレートを検索できるのが特徴。ビジネス向けはもちろん、女性向けサイトのテンプレートなども用意されています。
HTML5 UP
画像引用:HTML5 UP
HTML5 UPは40種類以上のテンプレートが無料で使えるサイトです。デザイン性の高いテンプレートを用意しているので、女性向けやおしゃれなサイトを作成したい人にぴったり。
海外の方がデザインを制作しているので、日本語には対応していません。そのため、日本語表記の多いサイトだと、デザインが崩れてしまう可能性があります。
日本語をたくさん使うサイトは、別サイトのテンプレートを用いた方が良いでしょう。
htmlを学べる勉強サイト
htmlを無料で学びたい方におすすめの勉強サイトを紹介します。
1時間で作るホームページ
画像引用:1時間で作るホームページ
htmlを学びたい方におすすめのサイトは「1時間で作るホームページ」です。細かく項目がわかれているので、実装したいものから選択可能です。
bituse
画像引用:bituse
「bituse」はプログラミング初心者の為の入門サイトです。htmlとは何かの基礎知識からコードの見本などが分かりやすく、ゼロから学びたい方にもおすすめです。
progate(プロゲート)
画像引用:progate
progate(プロゲート)は、htmlとCSSが学べるサイトです。これまでに330万ユーザーが利用しています。イラスト中心のスライドで学ぶので、利用者からはわかりやすいと評判です。
無料プランでもHTML&CSS初級編(全7章)が学べますが、本格的に学びたい方は有料プランがおすすめです。プラスプランは月990円〜(税抜き)で利用できます。
HTMLのホームページ作成を成功させるコツ
HTMLのホームページ作成を成功させるコツは3つあります。コツを把握すると、ユーザーに有益なホームページを作成できるでしょう。
1,ルールに沿ってHTMLタグを書く
HTMLには記述のルールが定められています。ルールに沿ってHTMLを記述しないとエラーとなり、ブラウザで正常に表示されません。例えば、HTMLには開始タグと終了タグがあり、その間にコードを記述していきます。開始タグと終了タグのどちらかが抜けていると、せっかく記述したコードがブラウザに表示されなくなります。
そのため、HTMLコードを記述する際は、エラーにならないように注意しましょう。テキストエディタによっては終了タグを自動で挿入したりエラーチェックしたりするものがあるので、入力ミスを防げます。
2.スマホ対応にする
ホームページを作成する際は、PCのブラウザに加えてスマホ対応の設計にしましょう。GoogleはモバイルフレンドリーなWebサイトを推奨しているからです。ホームページをモバイル対応にすることで、検索エンジンからホームページへのポジティブな評価が期待できます。
モバイルフレンドリーなWebサイトにするためには、htmlのテキストエディタに以下の内容を記述しましょう。
レスポンシブ化のやり方は2通りあります。
事前準備としてviewpointをテキストエディタに記述しましょう。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
ホームページをレスポンシブ対応させるには、headタグ内にviewpointというmetaタグを記述しなければいけません。
【1つめのやり方】
PC用・タブレット用、スマホ用と3つのCSSファイルを作成します。
- style.css(PC用)
- tablet.cs(タブレット用)
- mobile.css(スマホ用)
そしてheadタグ内に以下のテキストを記述すれば、端末によって切り替え表示されます。
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="style.css"><!-- 769px以上 -->
<link rel="stylesheet" media="screen and (max-width: 768px)" type="text/css" href="tablet.css"><!-- 768px以下 -->
<link rel="stylesheet" media="screen and (max-width: 450px)" type="text/css" href="mobile.css"><!-- 450px以下 -->
【2つめのやり方】
既存のstyle.cssに以下のコードを記述します。
#sample{
width: 100%;
}
@media (max-width: 768px){
#sample{
width: 90%;
}
}
スマホ対応することで、ユーザーの利便性が高くなり、どの端末でも閲覧しやすいホームページが作れます。
レスポンシブデザインの詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:レスポンシブデザインの参考事例探しに最適なサイトを総まとめ!
3.わかりやすいHTMLタグを使う
複数人が共同でホームページを作成・更新する場合、わかりやすいHTMLタグを使いましょう。
自分しかわからないようなタグを使用すると、他の人が作業するときの負担が増えるからです。ページ数が多いほど、HTMLコードの確認に時間がかかり作業が非効率になります。
HTMLコードには簡単にグループ化できる「divタグ」があり、便利だからと乱用しすぎるとわかりにくいコードになってしまいます。できる限りdivタグを使用しないで、コードを記述することを意識しましょう。
また「Dirty Markup」や「HTMLエラーチェッカー」などのように、HTMLの構文チェックができるツールもあります。
画像引用:Dirty Markup
チェックツールを使用すると、自分では気づけない部分のエラーを確認できます。そのため、目視よりも効率的に正しいHTMLの構文を記述可能です。ホームページを作成する際は、誰が見てもわかるHTMLの使い方を意識しましょう。
【番外】htmlを使わずにホームページを作成するソフト・ツール
ホームページ作成ソフトを使用すれば、htmlを使わなくてもホームページが作れます。デザインテンプレートがあらかじめ用意されているため、複雑な編集・設定をする必要がありません。
そのため、HTML・CSS・プログラミング言語の知識がなくても、簡単にホームページを作成可能です。
ホームページ作成ソフト・ツールには、以下のようなものがあります。
・WordPress(ワードプレス)
・Wix(ウィックス)
・ジンドゥー
・ペライチ
それぞれ解説します。
WordPress
WordPressはCMSと呼ばれるツールの1つで、気軽にブラウザ上でページの追加や更新が可能です。全世界で公開されている約3分の1のホームページにWordPressが使用されているといわれています。ホームページのデザインテンプレートである「テーマ」が豊富に公開されており、無料で使用できるものも多数あります。
WordPressのホームページの作り方・手順|初心者にわかりやすく解説
Wix
画像引用:wix
Wixは世界190か国で2億人以上に利用されているホームページ作成ツールです。800種類以上のテンプレートや、2万点以上の写真・動画素材を使えます。
質問に答えていき、写真をアップロードするだけでWebサイトが完成する機能も用意されています。そのためホームページ作成経験がなくても、高品質のサイトを作成可能です。
Wixとは?おすすめの人、メリット、料金、使い方を検証してみた
Wixの導入を検討している方に「Wixを導入すべき人の特徴」「Wixのメリットとデメリット」「自分に合う料金プラン」「WordPressやジンドゥーとの違い」を解説します。
おすすめの無料ホームページ作成ツールを知りたい方は、以下の関連記事をご一読ください。
ジンドゥー
画像引用:ジンドゥー
ジンドゥーはナビに従うだけで、AIがホームページを作成してくれる機能が備わっているツールです。そのため、パソコン操作が苦手な人でも簡単におしゃれなサイトが作成できます。シンプルなサイトの場合、最短数分で完成するでしょう。
まず操作性を試してから契約したい方のために、無料プランが用意されています。気になる方は利用してみてください。
ペライチ
画像引用:ペライチ
ペライチとは、決済や予約システムなどが備わっているホームページ作成ツールです。さまざまなテンプレートが用意されているので、幅広い業種のサイト作成に向いています。
- 塾・習い事
- セミナー
- サロン
- 飲食・小売
- スポーツ・フィットネス
1ヶ月無料で試せるので、利用してみてください。操作方法に自信がなければ、無料セミナーや個別サポートがあるため参加してみると良いでしょう。
※HTMLのホームページ作成の手順は理解できても、内製に自信がない方はWeb幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定!相談料も紹介料も一切かかりません。
ホームページ作成に必要な言語
ホームページを作成する際に必要な言語などを解説しました。改めてHTML、CSS、また新たにご紹介するJavaScriptについてまとめます。
ホームページを作るために必要なHTMLとは?
|
種類(呼び方) |
反映させるもの |
HTML |
マークアップ言語 |
コンテンツ(文字、画像、動画、リンク) |
CSS |
スタイルシート言語 |
デザイン |
JavaScript |
プログラミング言語 |
動き、処理 |
HTMLとは「HyperText Markup Language」の略で、ブラウザで文字を表示させるための言語です。
ホームページを作成する際は、ただ文字を書くだけではコンピュータが理解できず、ブラウザに表示されません。HTMLで正しい記述をすることで、初めてブラウザに文字を表示できるようになります。
例えば見出しを設定したり、文字にリンクを設置したりできます。他にも、太字にするなど文字のアレンジも、すべてHTMLを書くことで可能となるのです。
代表的なHTML
下記に代表的なHTMLのタグを一部紹介します。
※詳しくは本記事後述の「基本的なHTMLタグ」にて説明しています。
タグ名 |
タグの意味 |
hタグ |
見出し |
imgタグ |
画像の埋め込み |
ul/ol/liタグ |
リスト |
brタグ |
改行 |
aタグ |
アンカーリンク |
pタグ |
段落 |
tableタグ |
表を設定 |
titleタグ |
ページのタイトル |
meta descriptionタグ |
ページ内容の要約 |
altタグ |
画像の代替テキスト |
HTMLで記載したファイルは、専用の拡張子「.html」で保存します。テキストファイル「.text」で保存すると、実装してもホームページとしてうまく動作しません。ホームページを作成する際は、必ず拡張子が「.html」になっていることを確認しましょう。
HTMLを扱うメリット
HTMLを扱うメリットは、ホームページのカスタマイズ性が上がることです。文字や画像、動画などをアレンジできます。例えば文字サイズといった些細なことでも印象は変わります。
・12pxの文字サイズ
・18pxの文字サイズ
このように、文字サイズが違うだけで印象は違います。ホームページを作成する方法には、HTMLの他にCMSもあります。しかし、あらかじめ決められたデザインテンプレートを使用するため、HTMLよりは細かい編集ができません。
CSSとは
画像引用:Microsoft
CSSとは「Cascading Style Sheets」の略で、ホームページの見た目を変更する役割があります。HTMLだけだと、白黒の単調な文字だけの見た目になってしまいます。
CSSを使用して文字サイズやカラー、配置などを変更していく必要があるのです。HTMLとCSSを組み合わせることで、デザイン性のある魅力的なホームページを作成できます。
JavaScriptとは
JavaScriptとはWebサイトやシステム開発などに使用されるプログラミング言語です。ホームページ作成に必須ではありませんが、ブラウザ上でアニメーション(動き)を加えるために使用します。
例えば画像をスライドさせたり、文字をポップアップさせたりできます。
JavaScriptを使うことで、HTMLとCSSだけのホームページに華やかさを加えられ、ユーザーが興味を持ちやすくなるでしょう。ただし、その場合は、JavaScriptを覚える必要があります。
【まとめ】HTMLでホームページを作成してみよう
HTMLとはブラウザで文字を表示させるための言語です。HTMLを使用しないとホームページに文字を表示できません。さらにCSSで見た目を整えたり、JavaScriptでアニメーションを加えたりすると、より見やすいサイトを作成できます。
ホームページを作成する手順は全7ステップです。ツールの準備から始めて、ホームページの作成を進めましょう。下記の記事も参考にしてください。
それでもHTMLでホームページを作成することに不安がある方は、Web幹事にご相談ください。
コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。
Web制作業界のプロが丁寧にヒアリングしますので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
※HTMLのホームページ作成について詳しく知りたい方は、Web幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
Q. HTMLとは何ですか?
「HyperText Markup Language」の略で、ブラウザで文字を表示させるための言語を指します。ホームページを作成する際、ただ文字を書くだけではコンピュータが理解できず、ブラウザに表示されません。HTMLで正しい記述をすることで、初めてブラウザに文字が表示できるようになります。
Q. HTMLを使わずにホームページを作成する方法はありますか?
はい、HTMLを使用せずにホームページを作成するツールやソフトウェアがあります。例としてWordPressやWixなどがあります。これらのツールを使用すると、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にホームページを作成できます。
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さらに相場を理解するためのポイントや
ホームページを業者に依頼する前の準備方法も
合わせて解説。
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この記事を書いた人
坂田憲亮
専門分野: Webマーケティング
フリーランスのSEOマーケター/Webライター。業界大手の採用メディア制作部を経て30歳を機に独立。各種オウンドメディアのSEO構築、ディレクション、ライティング、取材撮影、デザインまで一環して担当する自称・マルチクリエイターとして多岐にわたり活躍中。