- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ホームページ制作の見積もり・発注
見積もりが安くなるホームページ制作依頼の準備9点セット|相場も解説【2024年最新版】
ホームページ制作会社に依頼を考えているあなた!
「制作会社の初回の打ち合わせで見積もりはほとんど決まってる」って知ってましたか?
「打ち合わせの準備によって、その後の提案や見積もりの質に差がでる」って知ってましたか?
初回面談までにホームページ制作会社に伝えるべき内容をしっかり準備しておくことで、制作会社の提案の質を上げたり・見積もりを安くすることが可能です。
本記事では下記のような方向けにホームページ制作発注前の準備に必要なものと、そのポイントをお伝えします。
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【重要】ホームページ制作の費用相場
ホームページ種類 |
小規模 |
中規模 |
大規模 |
ランディングページ |
~30万円 |
30~60万円 |
60万円~ |
企業サイト |
~50万円 |
50~300万円 |
300万円~ |
ECサイト |
~100万円 |
100~500万円 |
500万円~ |
オウンドメディア |
~100万円 |
100~300万円 |
300万円~ |
採用サイト |
~50万円 |
50~150万円 |
150万円~ |
ホームページ制作を依頼するときは、作成にかかる外注相場、費用を把握しておきましょう。一般的な外注相場を把握しておくと、制作会社から見積書を出された際に格安が適正なのかが判断しやすくなります。
ホームページ制作では、主にサイトの種類と規模によって費用が変動します。小規模だと10~100万円、中規模だと数十万円~500万円程度、大規模だと数百万円~数千万円以上かかる場合もあります。
ホームページ制作の規模は主に「ページ数」「コンテンツ(文章や画像)の質や量」「デザインの質や量」の3つによって構成されます。ホームページの種類ごとの費用の詳しい違いは、下記で説明していますので参考ください。
ホームページ制作費用の相場がまるわかり!
制作費用の相場から、相場の読み方・考え方を目的別に解説しています。
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ホームページ制作のページ単価
種類 |
費用 |
トップページ |
100,000〜200,000円 |
下層ページ |
30,000〜50,000円 |
下層ページ |
10,000円前後 |
ページ単価は、ページのコンテンツ内容やデザインの多さ、動的なコンテンツの有無など複数の要素によって変動します。トップページと下層ページで単価が違う傾向にあるため、それぞれのページ単価を紹介します。まずは上の表でざっくりと費用感を掴んでください。
トップページの単価は100,000〜200,000円
画像引用:株式会社ユーティル HP
トップページの単価の目安は100,000〜200,000円程度です。
上記の単価はコーディング費やデザイン費、コンテンツ(文章や画像)費などを合計した金額です。内訳の詳細は後述します。
トップページで押さえておきたいのは、他のページよりも単価が高くなる傾向にあるということ。トップページは会社の「顔」。サイトの入り口でもあり、会社やサイトの印象を決める重要なページです。そのため、デザイン要素やコンテンツ量が多くなる傾向にあります。また、サイト全体のベースとなるテンプレートの作成も伴う場合が多いため、コーディングの工数もかかります。その結果、単価が高くなるのです。
たとえば当サイトWeb幹事を運営している株式会社ユーティルのホームページでは、トップページは以下の構成で成り立っています。
- ヘッダー
- キャッチコピー
- ニュース一覧
- イメージ画像
- メインコンテンツ
- フッター
シンプルながらも、目を引く写真やキャッチコピー、下層ページへのリンクや、カーソルを合わせたときに画像が動くような工夫も入れられています。このように、トップページは作り込みが必要なことから単価が高くなりがちです。
下層ページ(複雑なページ)の単価は30,000〜50,000円
画像引用:株式会社ユーティル 採用サイト
下層ページは、ページの複雑さによって単価が変わってきます。ページのボリュームやデザイン要素が多いなど、複雑なページの単価の目安は30,000〜50,000円程度です。
基本的な考え方としては、制作の工数がかかるページほど単価が上がります。そのため、以下のようなポイントによってページ単価は変わります。
- 画像や原稿などのコンテンツはどちらが用意するのか
- 動的なコンテンツ(アニメーションなどの動き)はあるか
- ページのボリューム(コンテンツの多さ)はどの程度か
- レスポンシブ対応(PCでもスマホでも見やすいように最適化する対応)は必要か
- トップページのデザインをそのまま適用できるか
たとえば「画像や原稿は用意済み。デザインはトップページと同じ構成でOK。1スクロールほどの情報量が少ないページ」の場合、単価は低くなりやすいです。
逆に「写真撮影や原稿の作成も任せたい。トップページとはデザインを変えてイチからボリュームのあるページを作り込んで欲しい」という場合は高額になる傾向にあります。さらに具体的な例を紹介します。以下の画像は複雑なページのイメージです。
デザイン要素が多いページではありませんが、インタビューコンテンツの作成にライター、編集者、カメラマンの費用がかかっているため、ページ単価は30,000〜50,000円程度となっています。厳密にはページ単価は先ほど説明した複数の要素が関係してくるため一概には言えませんが、このようにコンテンツが作り込まれていたりデザイン要素が多いページは比較的単価が高い傾向にあります。
下層ページ(シンプルなページ)の単価は10,000円前後
画像引用:株式会社ユーティル HP
続いて、シンプルなページの単価の目安は10,000円前後です。
基本的な考え方は先ほどご説明した通りで、制作にかかる工数に応じてページ単価が変わります。以下の画像はシンプルなページのイメージです。
ヘッダーやフッターはトップページと同じ。コンテンツの文量やデザイン要素も少ないページです。このようなシンプルなページであれば、10,000円前後で制作できる可能性が高いでしょう。
関連記事:ホームページ制作のページ単価は?費用・料金の相場を紹介【一覧表・事例あり】
ホームページ作成をフリーランスに依頼しても大丈夫か?
ホームページの外注相場を見て、制作会社より費用が抑えられるフリーランス(個人)に依頼しようと思った方もいるでしょう。確かに個人に依頼したほうが人件費を抑えられ、コミュニケーションもシンプルになります。ただし、下記の注意点は抑えておいてください。
自社の目的を達成できるホームページになる確率は低い
制作会社ではホームページ作成を「ディレクター」「デザイナー」「コーダー」など専門の職をもった人員が担当します。それをフリーランス(個人)は1人で行うため、悪く言えば器用貧乏でクオリティは下がる傾向にあります。
売上アップやブランディング、採用など、何らかの目的があってホームページを作ることになりますが、その目的を達成できる確率も下がると考えたほうが良いでしょう。作ることがゴールになってしまっては失敗のもと。時間とお金の浪費です。
低価格のフリーランス(個人)に依頼して、質を落とさず良いホームページを作るためには、依頼する側に相当の経験やディクレション能力が必要と考えてください。
細かい部分まで指示ができ、最悪の場合は自社で対応できるノウハウがあるなら、フリーランス(個人)に依頼しても問題ないでしょう。
また、ホームページは作ったあとも、情報の更新やメンテナンスなどの運用が必ず発生します。作成後のことも相談できるフリーランスは稀です。運用やバグが発生したときの改修など先々のことも考えて依頼してください。
関連記事:ホームページ制作をフリーランスに依頼して大丈夫?その疑問、プロが解決します。
【一覧表】ホームページ制作を依頼する準備9点
ここからホームページ制作を依頼する際に必要な準備を解説していきます。下記の9つを準備してください。
最低限、必要な準備3点
- 目的
- 納期
- 予算
見積もりを安くするための準備4点
- 作業範囲の明確化
- デザインイメージの明確化
- サイトマップ
- 運用方針の明確化
提案の質を上げるための準備2点
- アクセス情報(Google Analytics)
- コンテンツ(営業資料・社内資料など)
以上の9点を上から順番に詳しく解説していきます。
【最低限】ホームページ制作の依頼で失敗しないための準備3点
ホームページ作成の依頼で最重要なのはこの3つ。
目的・納期・予算
この3つがなければ、まずまともな提案・見積もりはもらえないと思っていただいて大丈夫です。
ホームページ制作と会う前に必ず明確に定めてください。
ホームページ制作・作成の目的
他記事でも触れていますが、目的のないプロジェクトが意外と多いです!
下記、具体例をあげて記載しますのでチェックしておいてください。
正しいホームページ作成の目的設定
売上の増加(ECサイトなど)
・「20台の女性をターゲットに」「コンテンツの拡充やサイト内の整備をして」「アクセス数の増加を図り」「購入」数を増やしたい
見込み顧客の増加
・「法人ユーザー」に「自社商品に関するコンテンツを作り」「お問い合わせ」をしてもらう
採用応募数の増加
・「採用面接候補者」に「会社の事が深く伝わるコンテンツを作り」「応募数」を増やしたい
つまり、重要なのは
ホームページ上で「誰に」「どうやって」「どんな」アクションを取ってもらうのか。
を定めるのが目的と言えます。
※この目的を達成するために、「どんなアクション」の部分をできるだけ数値化して目標(KPI)とするのも非常に大事です。
間違った目的の設定
・デザインが古いので新しくカッコイイ企業サイトを作りたい。
・とにかく露出(アクセス数)を増やしたい。
・誰もが入社したくなるようなサイトにしたい。
特にデザイン領域に関しては「ブランディング」という魔法の言葉が使われ、「目的」が曖昧になってしまうケースが非常に多いです。
マーケティングに関しても「アクセス数を増やしたい」というのは厳密は目的ではありません。
アクセス数を伸ばした先に、ユーザーにどういうアクションを取って欲しいのか。を定義する必要があります。
ホームページ作成・制作の納期
ホームページを作成した経験がなく、制作の知識がないため、どれくらいの制作期間がかかるか分からない。その場合でも必ず、希望納期は決めてください。
・逆にどれくらいで制作できますか?
・「なるはや」でお願いしていいですか?
などと制作会社に聞いてしまうのはNGです。具体的な納期がない場合は制作会社はゆとりをもったスケジュール設計をすることがほとんどです。急ぎでない場合も必ず納期を設定しましょう。
ホームページ制作・作成の予算
ホームページ作成の予算についても
・どれくらいで作れますか?
・できるだけ安くでお願いしたいです。
と聞いてしまうのはNG。また「数十万円や数百万円」など広い範囲で伝えてしまうのもNGです。
100万円〜300万円など範囲で見積もりを出すと、制作会社はほとんど上限に近い金額で見積書を出します。
理由は簡単。
・あとから要件が追加になっても吸収できるように余裕を持たせておく
・交渉されても値引きができるように余裕を持たせておく
心理が働くからです。
できれば300万円以内に抑えたい。など具体的に提示し、その中で最大限できることを提案してもらうのがGoodです!
予算の前に「相場」が分からないという方へ
業界的な平均費用など「相場」が分からなければ予算の決めようがありません。
下記のページで、サイトの種類別に相場情報を徹底解説しています!
プロが教える ホームページ制作の費用・料金相場
ここまでのまとめ
どんな案件でも
目的・納期・予算の3点セットは必ず準備すること!
当たり前ですが、意外と決められてないケースは多いです。損するだけなのでご注意を!
ここまで決めたら最低限の準備はOK!
目的・納期・予算の3点セットが決まったら最低限の準備はOKです。
お急ぎの方は、Web幹事のコンサルタントがヒアリングし、あなたに最適な制作会社をご紹介します。
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【重要】ホームページ制作・作成の見積もりを安くするための準備
目的・納期・予算の3点セットが揃ったら最低限の準備はOKです。
しかし、制作会社はクライアントからの要件がアバウトであればあるほど、「見積もり金額を高めに設定する」のが常套手段です。
そのため、見積もりを安くしたいなら
「可能な限り、詳細まで決めておく」
「しっかり準備して、色々な要件を明確にしておくことで『このクライアントはやり取りがスムーズそうだ!』と思ってもらう」
ことが重要です。ここでは見積もりが安くなる代表的な項目をいくつかご紹介します!
ここでは4つの「明確化」で制作会社の見積もりをしやすくしてあげるのがポイントです!
作業範囲の明確化
見積もりを安くするために一番重要なのがこちらです。
案件によって制作会社の作業範囲はバラバラ。
そのため「今回はここまで、お願いします」と作業範囲を明確にしておくことが重要です。
最も代表的な例は、下記のポイント
・サイトに掲載する写真やテキストはどちらが用意するのか
これが経験上、最も見積もりがブレる要因となります。
この要件が見積もり段階で決まっていないと「え、画像やテキストはそっちで用意してくれるんじゃないの?」と後からトラブルになったりもするので気をつけましょう!
その他、作業としては
・完成したサイトは誰が公開するのか
・サーバードメインはどちらが準備するのか
・競合調査など事前の調査はどちらが行うのか
あたりを決めていないと制作会社は基本的に全て自社で行う前提で見積もりを作成することが多いです。その分見積もり金額は高くなってしまいます。
予算に合わせて、作業範囲を明確にしておきましょう!
デザインイメージの明確化
デザインは主観がどうしても入ってしまう部分のため、制作会社はある程度修正指示が入ることを念頭に見積もりを作成します。
デザインイメージがぼんやりしていればいるほど、制作会社は制作過程で修正がたくさん入ることを懸念し、デザイン単価を高めに設定するのが現実です。
例えば
発注者A社
・競合が赤メインのデザインが多いので当社は青を採用
・デザインは、青を基調に「冷静さ」と「誠実さ」が感じられるように
発注者B社
・ユーザーに与えたい印象は「冷静さ」と「誠実さ」。
当社のビジョン「ユーザーファーストを合理的に」が伝わる内容にしたい。
・コンテンツの見せ方としては、競合の〇〇社を参考に。
・全体的な雰囲気は、別業界だが、××社や△△社がイメージに近い。
・一番イメージに近いのは△△社。画像の雰囲気や文字フォントが当社のイメージに近くGood。
A社とB社どちらがイメージしやすいかは一目瞭然なはず。
デザインの方針が明確になっていればいるほど、制作会社はデザイン費用を安く見積もることができます。(デザインの修正が少なく済むと考えられるため。)
デザインに関する細かな知識がない人は「参考サイト」を集めておくと意思伝達が非常にスムーズになります。
参考サイトを集めるにはこちらがおすすめです!(外部サイト)
縦長のwebデザインギャラリー・サイトリンク集|MUUUUU.ORG
イケサイ ウェブデザイナーのWEBデザインデータベース
Choicely
サイトマップの明確化
サイトマップと聞くと聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、
・ホームページにどんなページが必要になるか。
を明確に決めておくと見積もりが安くなります。
例えば
企業サイトであれば
・TOPページ・会社案内・事業内容・社員紹介・お問い合わせページ
ECサイトであれば
・TOPページ・商品カテゴリページ・商品一覧ページ・商品詳細ページ・購入ページ
などです。制作会社は制作するページ数で見積もりを作成することが多いため、ページ数を最初から絞っておけば、見積もりを安く抑えることが可能です。
ただし、SEO等Webによる集客を行う場合、ページ数は多い方が一般的には有利とされています。
目的に応じて作成ページを絞らないと、一概に「良い」という訳ではありません。
単純に少なくすると言うよりは、最低限このページは欲しい!というページを明確にしておくことが重要です。
詳しいサイトマップの作り方はこちら
サイトマップはエクセルを使って、簡単に作ることができます!
作り方に合わせて、サンプルも無料でダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
サイトマップ(構成図)をエクセルで簡単に作成する方法【テンプレート付き】
運用方針の明確化
ホームページ公開後の運営方針によって、制作会社の提案も変化します。
・運営も見据えた提案をして欲しいのか?
・運営に関する予算はどれくらい取れそうなのか?
・どれくらいの期間を運営する予定なのか?
・どのような体制で運営するのか?
などが決まっていると提案や見積もりがより精緻になります。
運用の仕方によってはCMSを導入した方が、制作コストが下がる場合もあります。
(もちろん運用コストも下がります。)
・定期的にお知らせをあげたい。
・顧客に有用な情報もどんどん充実させていきたい。
などホームページ公開後の動きや要望も伝えておくと、制作会社は非常に設計しやすくなります。
上記の運用予算・期間・体制に加えて、ホームページで今後更新していきたいポイントや運用するポイントを箇条書きでメモしておくようにしましょう。
「定期的にお知らせを上げたい」みたいな幼稚なメモで良いの?と思うかもしれませんが、
制作会社にとっては、れっきとした「仕様」です。
専門用語はいりません。サイト公開後、やりたいことを箇条書きにしておくことが重要です。
ここまでのまとめ
ここでは、できるだけ見積もりを安くするために準備すべきことをご紹介しました。
重要なのはホームページ制作会社が
・自社の作業範囲が明確にわかること
・きっちり準備を行なっていることで「案件がスムーズに進みそうなクライアントだ!」と思ってもらうこと
この2点が重要です!
そのために
・作業範囲
・デザインイメージ
・サイトマップ
・運用方針
を4つを明確にしておきましょう!
【あると良い】ホームページ作成・制作の提案の質を上げる準備
ここからは、ホームページ制作会社から、より質の高い提案を引き出すために準備しておくと良い物をご紹介します。
・分析しやすい数値関連
・検索しただけでは出てこない情報
など、制作会社が良い提案をしたくなるような材料をできるだけ提供することを心がけましょう!
アクセス情報(Google Analyticsなど)
集客が目的のホームページを制作する際は特に「現状分析」が非常に重要になります。
・どのページから流入があるのか?
・どのページを見た後にお問い合わせがあるのか?
・どんなキーワードで流入しているのか?
などアクセス情報は制作会社にとって提案の手かがりになるものばかりです。
そのため、制作会社の提案準備期間中はGoogle Analyticsの閲覧権限を付与するなど、制作会社が「現状分析」をできるような状態にしておくとGoodです。
良い制作会社は現状サイトの課題をしっかり分析してくれるはずです。
※Google Analyticsの閲覧権限付与の方法はこちらがわかりやすいです。(Web幹事)
https://web-kanji.com/posts/google-analytics-setting#h-20
ネット検索だけでは手に入らないコンテンツ
良い制作会社であればあるほど、提案までにクライアントのことをできる限り知っておきたいと思っています。
そのためホームページや会社案内といった「公開されている情報」ではなく、独自の情報があると非常に有用です。
独自の情報と言っても
・商品に関する営業資料
・ホームページには掲載していない写真や画像素材
・これまでのミーティングの議事録
などの社内では当たり前の資料でも制作会社にとっては貴重な参考資料になる可能性があります。
資料を渡すのはタダです笑
「これは意味ないかな。。。」と思う資料でも渡しておくとGoodです。
良い制作会社はしっかり読みこんで提案に反映させてくれます。
ここまでのまとめ
ここでは、制作会社から引き出すために準備するべきポイントをご紹介しました。
・アクセス情報
・(ネット検索では手に入らない)コンテンツ
をご紹介しましたが、ポイントは
制作会社がより良く・より深い提案をしてくれるための材料を提供することです。
もちろん、外部に提供できない情報もたくさんあると思います。
秘密情報を提供しましょう!というのはなく、社内では当たり前の情報が制作会社にとっては貴重な参考資料になることは非常に多いです。
迷ったら参考資料として提出してしまいましょう!
初回のヒアリングでホームページ制作会社は見積もりを決めている!
冒頭で申し上げた通り、ホームページ制作会社は初回の面談・ヒアリングで頭の中でおおよその見積もり金額を決めています。
概算の見積もりは下記の4点がわかれば、作成できます
- 制作するサイトの種類(目的・KPIを含む)
- ホームページのボリューム(ページ数・情報量など)
- デザインの方向性
- 運用方針・マーケティング
制作会社は初回の面談時にヒアリング・質問を通じて上記の4点を理解しようとしています。
そして、上記4点を理解する過程で
「この担当者はやり取りがスムーズで仕事がしやすそうだ!」
「議論が発散したり、優柔不断なので手戻りが多そうだな。。。」
など、制作進行(ディレクション)にかかるコストを計算しています。
逆に言うと、上記4点をできるだけ先回りして伝えてあげれば
制作会社が非常に見積もりをしやすい = 見積もりが安くなりやすい&提案の質が上がりやすいという構図が成り立つのです!
ホームページ作成の依頼におすすめの制作会社
続いてはホームページ作成を依頼する際におすすめの会社を5社、目的別に紹介します。
1.コーポレートサイトの依頼におすすめの制作会社
2.LPの依頼におすすめの制作会社
3.採用サイトの依頼におすすめの制作会社
4.ECサイトの依頼におすすめの制作会社
5.コーディングの依頼におすすめの制作会社
コーポレートサイトの依頼におすすめ
株式会社スターラボ
株式会社スターラボは、東京都中央区にあるホームページ制作会社。コーポレートサイト制作やリニューアルの実績が豊富で、特に建築・不動産、美容・サロン、教育などを得意としています。これまで多種多様な業界コーポレートサイトを作成してきました。下記がその一部です。
製造業・建設・食品・IT・金融・医療・農業・官公庁・観光
また、同社ではコーポレートサイトと同時に一新することが多い、ロゴマークやパンフレット、リーフレットなどのグラフィック制作にも注力。サイトの新設、リニューアルと並行して行うことで、サイトと統一感のあるグラフィックを作成できます。
会社所在地 |
〒104-0061 東京都中央区銀座3-14-10 第一恒産ビル7階 |
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設立年 |
2010年12月24日 |
価格感 |
■セミオーダープラン ライト:9,800円/月~ スタンダード:15,000円/月~ スーパー:25,000円/月~ ■オーダーメイドプラン コーポレートサイト:1,000,000円〜 リクルートサイト:800,000円〜 リーフレット制作:550,000円〜 フライヤー制作:200,000円〜 |
LP(ランディングページ)の依頼におすすめ
株式会社アライバルクオリティー
株式会社アライバルクオリティーは2021年に10期目を迎えた制作会社です。これまでに1,000社以上の企業、個人と取引があります。特にコンバージョン率改善とブランド理解に注力しています。
10年間で蓄積されたノウハウを導線設計やサイトデザインに活かすことで、企画からページ作成、本番環境反映、効果測定までワンストップでランディングページを作成します。
会社所在地 |
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目17−8 ITO代官山 1F |
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設立年 |
2012年4月 |
価格感 |
ランディングページ制作(PC/スマホ):¥100,000〜¥800,000 単品通販用LP調ECトップページ制作(PC/スマホ):¥500,000〜 商品撮影:¥100,000〜 |
関連記事:ランディングページ制作(LP)に強い制作会社をプロが厳選!
採用サイトの依頼におすすめ
株式会社F&S CREATIONS
株式会社F&S CREATIONSは、広告・SP・企業ブランディングを得意とする東京都目黒区のデザイン会社です。1990年の創業以来、採用サイトの実績が豊富で、株式会社WOWOWや日本郵船株式会社など、名だたる企業の採用を支援。代理店を介さない直接取引を基本としているため、以下のようなメリットがあります。
①間に会社が入らないのでコストが下がる
②ダイレクトに話ができるので、制作時間をスピードアップできる
③社内一貫態勢で制作するため、案件ごとにノウハウが蓄積され、制作物の精度が高まる
同社は採用サイト納品後のアフターフォローも充実。パンフレット、配布資料の増刷対応、サイトでは更新対応・保守契約も実施します。遠方への出張の打ち合わせ、取材にも対応しています。
会社所在地 |
〒153-0044 東京都目黒区大橋2丁目22番6号 唐木ビル2F |
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設立年 |
1990年8月8日 |
価格感 |
※要問い合わせ |
関連記事:採用サイト制作に強い会社をプロが厳選!
ECサイトの依頼におすすめ
株式会社フラクタ
株式会社フラクタは、ECサイト制作を中心としながらブランディングに強みを持つ東京都渋谷区の会社です。デザイン性が非常に高いECサイトの制作実績が豊富で、ブランド戦略のコンサルティングにも対応。
飲食、美容、皮革製品、ジュエリー、インテリアなど、対応してきた業種も様々です。老舗鞄ブランド「土屋鞄製造所」の事例では、ECサイトのリニューアルから運用体制の改善までを一貫して提供。ブランディングやサイト運用を発注者の方が内製できるようになるための人材育成支援も行います。
会社所在地 |
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町22-14 N.E.Sビル S4F/5F |
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設立年 |
2013年11月 |
価格感 |
※要問い合わせ |
コーディングの依頼におすすめ
株式会社icon
株式会社iconは「icoding」のサービス名で制作会社向けにコーディング代行を行っています。業界最安値を誇っているicodingは1ページから数百ページを超える案件も対応可能で、下記が相場です。
ページ単価
・トップページ10,000円(レスポンシブ)
・下層ページ5,000円(レスポンシブ)
・流し込みページ1,000円(レスポンシブ)
※動的な動きを用いる場合は工数が大幅に増えない限り無償対応
チャットツールを用いての進行も柔軟に行っているのでフットワーク軽く依頼できます。
会社所在地 |
〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関3-6-15 霞ヶ関MHタワーズ6F |
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設立年 |
2010年3月26日 |
価格感 |
トップページ10,000円(レスポンシブ) ・下層ページ5,000円(レスポンシブ) ・流し込みページ1,000円(レスポンシブ) ※動的な動きを用いる場合は工数が大幅に増えない限り無償対応 |
関連記事:コーディング代行・外注のための会社情報・相場・注意点を総まとめ!
ホームページ制作の依頼までの準備まとめ
いかがでしたでしょうか。
ホームページ制作会社に制作を依頼するなら、初回の面談までの準備がホームページ制作の半分を占めるといっても過言ではないと思います。
最後にもう一度まとめておきます!
■失敗しないために必ず準備したい!
- 目的
- 納期
- 予算
■見積もりを安くするために準備したい!
- 作業範囲の明確化
- デザインイメージの明確化
- サイトマップ
- 運用方針の明確化
■提案の質を上げるために準備したい!
- アクセス情報(Google Analytics)
- コンテンツ(営業資料・社内資料など)
これができれば、発注の準備完了です!ホームページ制作会社に依頼してみましょう!
自分でこんなに発注準備できない!という方へ
最後に
・自分ではこんなに準備できない!
・そんな時間を取れない!
という方へ。
Web幹事であれば、発注前のヒアリングを通して上記の要件を一緒に明確いたします!
さらに、準備した内容に基づいて最適なホームページ制作会社をご紹介。
発注準備の手間はできるだけかけたくないけど、プロジェクトを失敗させたくもない。
という方はWeb幹事へご相談ください!
Web制作を経験したプロのコンサルタントがあなたの発注をサポートします。
ホームページ制作に役立つ記事もご覧ください ホームページとは?種類ごとの目的や無料ツール・初心者でもできる作り方も紹介
Q. ホームページ制作の費用相場は?
ホームページ制作の費用相場は、小規模サイトであれば10万円~150万円、中規模なら~500万円、大規模になると数百万円~数千万円になることもあります。
ホームページ制作の相場ガイドブックを
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・ランディングページ
・ECサイト
・オウンドメディア
・採用サイト
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さらに相場を理解するためのポイントや
ホームページを業者に依頼する前の準備方法も
合わせて解説。
ホームページを依頼したいが、相場が分からず心配
という方はぜひダウンロードしてください。
この記事を書いた人
岩田 真
専門分野: ホームページ制作,ディレクション,Webマーケティング
株式会社ユーティル代表取締役。2015年にWeb制作会社として株式会社ユーティルを設立。Webディレクター・営業担当として、3年で上場企業を含む50社以上のホームページ制作に従事。経験・スキルがゼロの状態からホームページ制作事業を始めたので初心者の方に分かりやすく、業界の知識をお伝えできます!
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