- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ECサイト
MakeShopの料金|他社サービスとの比較やおすすめの企業も解説【2024年最新版】
「気軽に導入できるSaaS型ECプラットフォームを検討しているが、機能には妥協したくない」そんな企業・店舗のEC担当者の方なら、柔軟性・拡張性の高い「MakeShop」のことを調べているはずです。
・MakeShopの料金は?プランごとの料金やオプション料金を知りたい
・MakeShopの特徴や機能は?プランに応じた違いを知りたい
・ほかのサービスと比較したMakeShopのメリットや料金の違いは?
そこで本記事では、料金プランや他社ECサービスとの比較していきます。そして、MakeShopがおすすめの企業も解説します。本記事を読むと、MakeShopの料金をもとに、サイト制作する判断材料にできます。
※MakeShopでホームページ制作したいが内製では厳しい方は、Web幹事にご相談ください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適なサービスを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
ECサイト比較に役立つ記事もご覧ください ECサイト制作にお悩みならこちら。ASPカートの比較表と選び方のポイント
MakeShopの料金・プラン
プラン |
プレミアムプラン |
MakeShopエンタープライズ |
---|---|---|
初期費用(税込) |
11,000円 |
110,000円〜(カスタマイズの有無で変動) |
月額料金(税込) |
11,000円 |
55,000円 |
無料体験機関 |
15日間 |
|
商品登録数 |
10,000 |
50,000〜 |
アカウント数 |
5〜 |
10〜 |
「MakeShop」は、2004年のサービス開始以来、10,000以上の導入実績、98%の顧客満足度を誇るサービスです。2021年には10年連続No.1の流通額を達成した人気となっています。
ECサイトに求められるニーズを網羅した機能を持つ「プレミアムプラン」、大規模ECサイトにも対応できるカスタマイズ可能な「MakeShopエンタープライズ」の2つのプランが用意され、必要に応じたオプションを追加して機能を拡張していくことも可能です。
プレミアムプランの商品登録数は10,000が上限で、MakeShopエンタープライズなら追加料金で上限を増やすこともできます。スタッフ向けのアカウント数はそれぞれ有償にて追加可能です。専任のカスタマーサポートを希望する場合は、MakeShopエンタープライズの利用がおすすめとなります。
しかも、プレミアムプランにて24ヶ月利用の契約にすると、月額費用が15%割引されます。つまり11,000円が9,350円となるのです。確実に2年以上運営すると決まっている場合は、この割引を活用することで運用コストを削減可能です。また、同一名義で2店舗目以上を契約すると、2店舗目以降の初期費用は無料で出店できるようになります。
MakeShopの決済手数料は3.19%〜
標準で用意されている決済サービス「MakeShopペイメント」の手数料・月額料金は下記の通り。
プラン |
プレミアムプラン |
MakeShopエンタープライズ |
---|---|---|
決済手数料 (VISA / Master) |
3.19%〜 |
3.14% |
決済手数料 (JCB / AMEX / Diners) |
3.49% |
3.48% |
サービス月額料金(税込) |
1,100円 |
無料 |
クレジットカード決済以外の多種多様な決済方法を導入できるのもMakeShopのメリット。Amazon Pay」「PayPay」「楽天Pay」「LINE Pay」「paidy」のほか、コンビニ決済、銀行振込・郵便振替、代金引換、キャリア決済、JACCSショッピングクレジットも導入可能。多様な決済方法を用意することで、カスタマーの幅広いニーズに対応できます。
MakeShopの独自ドメイン・SSL料金は年間料金4,378円
画像引用:MakeShop
モールやマーケットプレイスではない、独自のECサイトを運営するなら、自社ネットショップの住所となる「独自ドメイン」を設定したいもの。MakeShopなら、すでに所有する独自ドメインを割り当てるのも、新たなドメインを取得するのも簡単です。MakeShopの「ドメイン取得・管理サービス」を利用すれば、話題の「.shop」ドメインを年間料金4,378円で取得できます。 MakeShopで独自ドメインを取得すると、MakeShopの管理画面にてドメインの更新期限と自社のショップの更新期限を1度に確認できます。ただし、他社で取得したドメインの移管は2022年11月時点では受け付けていないことに注意しましょう。
また、ネットショップの信頼性を担保するのに必須の「SSL証明書」は、年間料金13,200円(税込)。MakeShopエンタープライズなら独自のSSL証明書を設定することも可能です。
サーバ・ドメインについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:ホームページ制作に必須のサーバー・ドメインとは?関係性や種類も解説
MakeShopと他社サービスの料金の違い
独自機能の実装やカスタマイズの必要はないが、MakeShopのプレミアムプランが他社サービスとどう違うのか?比較検討のために知っておきたいという方も多いでしょう。そんな方のために、MakeShopとよく比較される「STORES」「カラーミーショップ」「Shopify」の比較表を紹介しておきます。
STORESとの違い
画像引用:STORES
サービス名 |
STORES |
MakeShop |
||
---|---|---|---|---|
プラン |
フリー |
スタンダード |
プレミアムショッププラン |
エンタープライズ |
初期費用 |
0円 |
11,000円(税込) |
110,000円(税込)~ |
|
月額費用 |
0円 |
2,178円 |
7,700円(税込)~ 11,000円(税込) ※契約期間により異なる |
55,000円(税込)~ |
決済手数料 |
5% |
3.6% |
3.19%~ |
3.149%~ |
振込手数料 |
275円 +1万円未満の場合は 事務手数料275円 |
- |
- |
|
振込サイクル |
月末締め翌月払い (最大2ヶ月) |
月末締め翌月入金 (注文完了後最大60日) |
||
スピードキャッシュ:翌営業日 |
即日売上入金サービス: |
|||
手数料3.5% |
手数料1.5% |
手数料1.5% |
||
クレジットカード 決済導入 |
最長2ヶ月前後 |
最短1営業日 |
||
商品登録数 |
無制限 |
10,000 |
50,000 |
|
商品画像 |
無制限 |
100MBサーバーを無料提供 15,840円(税込)/年で100GBまで拡張可能 |
||
アカウント数 |
原則1アカウント ※スタッフアカウントは 上限なしで作成可能 |
5人 ※副管理者ID |
10人 ※副管理者ID |
|
開設数 |
毎月1万店以上新規開設 (2021年6月時点) |
有料店舗1万店 (2021年9月時点) |
STORESがおすすめな方
・初期費用不要で導入したい
・決済方法に代金引換を導入したい方
・実店舗でのキャッシュレス決済やネット予約など幅広いサポートが欲しい方
STORESには、初期費用・月額費用無料のフリープランと、月額費用2,718円(税込)のスタンダードプランの2つがあります。有料プランであっても、MakeShopより安いです。そのため「なるべく初期費用・月額費用を抑えたい」という方にはSTORESが向いています。
STORESでは、キャッシュレス決済サービスやネット予約システムなども提供しており、実店舗とネットショップを併用して使っていきたい方などには便利なサービスと言えるでしょう。そして、決済手段の選択肢としてSTORESは「代金引換(代引き)」を利用できます。どうしても代引きを利用したい場合はSTORESがおすすめです。ただし、代引きは受取拒否や不在返品などが発生しやすいため、ショップの負担にもなりやすい決済方法。お客様からの要望が多い場合のみ導入を検討するといいでしょう。
STORESとMakeShopの比較の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:STORESとMakeShopのプランと費用・機能・サポート体制を比較!違いと向き不向きを知ろう
カラーミーショップとの違い
画像引用:カラーミーショップ
サービス名 |
カラーミーショップ |
MakeShop |
|||
---|---|---|---|---|---|
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
プレミアムショッププラン |
エンタープライズ |
初期費用 |
0円 |
3,300円 |
3,300円 |
11,000円(税込) |
110,000円(税込)~ |
月額費用 |
0円 |
4,950円 |
9,595円 |
7,700円(税込)~ 11,000円(税込) ※契約期間により異なる |
55,000円(税込)~ |
決済手数料 |
全決済 6.6% + 30円 |
4.0%~ |
3.19%~ |
3.149%~ |
|
商品登録数 |
無制限 |
10,000 |
50,000 |
||
アカウント数 |
無制限 |
5人 ※副管理者ID |
10人 ※副管理者ID |
||
無料体験機関 |
レギュラー、ラージプランは30日間 |
15日間 |
カラーミーショップがおすすめな方
・導入時のコストを抑えることを重視
・デジタルコンテンツを販売したい
カラーミーショップはGMOグループのGMOペパボ株式会社が提供しているネットショップ作成サービスです。2004年にサービスを開始し、2021年5月時点で国内最大級40,000店に利用されています。
カラーミーショップには3つのプランがあり、もっとも手軽なフリープランでは、初期費用・月額費用無料で導入が可能です。MakeShopに比べるとかなりコストを抑えて始めることができます。機能性・カスタマイズ性もあり、事業の成長に合わせた売上・利益を上げるための施策を積極的に展開できます。
また、カラーミーショップではデジタルコンテンツの販売が簡単にできます。MakeShopではデジタルコンテンツの販売が難しいので、デジタルコンテンツをECサイトで販売したいという場合はカラーミーショップをおすすめします。
STORESとMakeShopの比較の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:STORESとMakeShopのプランと費用・機能・サポート体制を比較!違いと向き不向きを知ろう
Shopifyとの違い
画像引用:Shopify
サービス名 |
Shopify |
MakeShop |
|||
---|---|---|---|---|---|
プラン |
ベーシックプラン |
スタンダードプラン |
プレミアムプラン |
プレミアムショッププラン |
エンタープライズ |
初期費用 |
0円 |
0円 |
0円 |
11,000円(税込) |
110,000円(税込)~ |
月額費用 |
$29 |
$79 |
$299 |
7,700円(税込)~ 11,000円(税込) ※契約期間により異なる |
55,000円(税込)~ |
無料体験期間 |
14日間 |
15日間 |
|||
決済手数料 (クレジットカード) |
国内カード3.4% 海外カード3.9% |
国内カード3.3% 海外カード3.85% |
国内カード3.25% 海外カード3.8% |
3.19%~ |
3.149%~ |
アカウント数 |
2人 |
5人 |
15人 |
5人 ※副管理者ID |
10人 ※副管理者ID |
商品登録数 |
無制限 |
10,000 |
50,000 |
||
ディスク容量 |
無制限 |
- |
- |
||
特徴 |
・海外向け販売に強い ・デザイン性に優れている ・拡張性に優れている |
・日本語対応で安心 ・サポートが手厚い ・国内流通額NO.1の売り上げ規模 |
Shopifyがおすすめな方
・必要に応じて後から機能を拡張したい
・入金サイクルは週払いがいい
Shopifyは最初から備わっている基本機能が最小限となっており、MakeShopはECサイト運営に必要な機能が充実しています。そのため、初期費用や月額費用はMakeShopのほうが高いです。ただし、Shopifyは必要な機能をアプリで追加する仕様のため、機能を増やしていくと、MakeShopの月額料金を上回るというケースもあり、一概にどちらが高いとは言えません。
入金サイクルはShopifyは週払い、MakeShopは月払いです。Shopifyの入金サイクルは毎週日曜日締めの翌週金曜日払い。それに対してMakeShopは、月末締めの翌月払いです。入金サイクルは、キャッシュフローの観点から見ても早いほうがおすすめです。
ShopifyとMakeShopの比較の詳細は下記記事をご参照ください。
関連記事:ShopifyとMakeShopを徹底比較!自社に最適なECシステムはどっち?
Makeshopがおすすめの企業
他サービスとの比較まで終えたところで、結局どんな人に向いているか気になる方のために、シンプルに紹介します。
月商で百万円以上を目指している
画像引用:MakeShop
651の機能やBtoB(企業間取引)向けのオプション機能があるため、カスタマイズ性の高いECサイトを作り込むことが可能。逆に月間数万円の利益があればいい、手軽なネットショップを作りたい場合には、ややオーバースペックです。
MakeShopにはメルマガ配信機能はもちろん、ユーザーの行動履歴に基づいたレコメンド機能やSNS連携機能などもあるため、ECサイト運営に情熱を注ぎ込める人の方がそれらの機能をフル活用できます。また月額11,000円(求める機能によってはそれ以上)の費用がかかるため、ある程度の収益を確保しなければ負担の大きいランニングコストになります。そういう意味でも、月商百万円以上を目指している人向けです。
サポートを重視したい
画像引用:MakeShop
無料で出店アドバイザーに相談でき、機能の使い方はもちろん、ショップのはじめ方や運営方法、サイトの構築方法など様々な疑問に対応しています。MakeShopにある幅広いシステムも、使い方がわからなければ宝の持ち腐れ。先ほどもお伝えしましたが、MakeShopは機能だけでも651あります。それらの機能を1つ1つ確認するよりも、サポートに問い合わせて必要な機能を教えてもらった方がすばやくECサイト作成に取り組めます。
サポート方法はチャットボットが基本ですが、電話でも対応してくれるので文章では伝えづらい内容の場合は利用してみるとよいでしょう。また、198,000円~と有料ですが、ネットショップ開店までの作業をMakeShopが代行する「開店代行サービス」もあるので、プロに立ち上げを任せることもできます。
デザインにこだわりたい
画像引用:MakeShop
MakeShopには、173種類ものデザインテンプレートがあります。それらを活用することで、デザイン性の高いECサイトを作成可能。独自デザイン機能により、HTMLやCSSの知識がある場合にはよりオリジナル性の高いデザインに変更できます。
MakeShopは、デザインに対して初心者の人でも中・上級者の方でも柔軟に対応できる仕様になっているため、他社との差別化をしやすいシステムになっています。
MakeShop料金まとめ
MakeShopの導入を検討している企業・店舗担当者の方に向け、本記事では、料金・プラン・機能・特徴を含む、押さえておきたいMakeShopの基本を解説するとともに、利用できるオプションや他社ECサービスとの比較、MakeShopのアドバンテージを紹介してきました。
本文内では触れませんでしたが、現在MakeShopは次世代ECサイトの実現に向け、開発プロジェクトを展開中です。MakeShopという名称、料金の変更はないようですが、今後、機能面の大幅強化が期待できます。2022年10月より順次発表されるリニューアル計画は要チェックです。
※MakeShopでホームページ制作したいが内製では厳しい方は、Web幹事にご相談ください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適なサービスを選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。
Web制作業界のプロが丁寧にヒアリングしますので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
Q. MakeShopの料金・プランは?
初期費用が11,000円以上、月額費用も11,000円もしくは55,000円がかかります。
Q. MakeShopの費用を安く抑えるコツは?
MakeShopの費用を安く抑えるには「目的」と「必要機能」を事前に明確にしておきましょう。またサイト制作で活用できる補助金・助成金を利用すれば、費用をさらに抑えられます。
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・ランディングページ
・ECサイト
・オウンドメディア
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の相場の情報を徹底解説。
さらに相場を理解するためのポイントや
ホームページを業者に依頼する前の準備方法も
合わせて解説。
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この記事を書いた人
梓澤 昌敏
専門分野: 音楽・映像制作、オウンドメディア、ビジネス
音楽・映像制作の現場を経て、スタジオ構築側の業界へ。マネージャー・コンサルタントとして制作現場の構築に携わる一方、自社オウンドメディアの立ち上げを含むマーケティングも担当してきました。現在アメリカ在住。作曲を含む音楽制作も提供しています。
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