- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ホームページのデザイン参考例
不動産ホームページ制作のデザイン事例40選!注意点とポイントも解説【2024年最新版】
「不動産のホームページの制作・リニューアルを検討している」
「デザインはいいはずなのに、なぜかホームぺージの集客につながらない」
「実際に問い合わせや集客が増えたホームぺージの事例を知りたい」
不動産のホームページのデザインは、単におしゃれにすれば集客できるわけではありません。
集客につなげるためには、見た目のデザインに加えて他に注意すべき点があります。それを無視してデザインを考えてしまうと、たとえユーザーがホームぺージにアクセスしてくれたとしても、すぐに離脱してしまうのです。
本記事では、見やすい・おしゃれの観点から見た事例を紹介しつつも、ホームぺージのデザイン作成や依頼する時の注意点について紹介。また、集客に成功した不動産のホームぺージについても事例をもとに解説します。自社のホームページのデザインを考える時や、外注依頼するかどうかの判断材料にご活用ください。
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不動産ホームページのおすすめデザイン事例
不動産ホームページのデザイン事例の中で、「見やすさ」と「おしゃれ」の観点からみた、おすすめデザイン事例をご紹介します。
見やすいデザイン事例13選
R65不動産
画像出典:R65不動産
東京都杉並区にある「R65不動産」のホームページです。このサイトは2020年度のグッドデザイン賞を受賞したWebサイト。ターゲット像が明確になっており、トップページを見るだけで誰に向けた物件を紹介しているのか一目瞭然です。
「エリア」「沿線」「ペット可」「庭付き」など、検索もいろんなパターンを用意してあるため、ユーザーの要望に答えやすい構成になっています。アイコンがわかりやすいので、ページが全体的に見やすいです。
岡山の新築一戸建て「donbraco」
画像出典:donbraco
岡山の新築一戸建て「donbraco」のホームぺージ。
落ち着いたトーンとイラストがかわいらしく、目を引きながらもトップページにいろいろな情報がないため、見やすいデザインになっております。
岡山=桃太郎のつなぎと、桃太郎の世界観が親しみを感じさせ、中央のキャッチコピーがほどよい存在感を出しているやさしいホームページです。
きりんの戸建売買
画像出典:きりんの戸建売買
福岡県福岡市にある「キリン不動産」のホームページです。白を基調としたトップページになっており、中央にあるイラストがオシャレ。イラストに描かれているシーンを、キリンがコメントで説明するというさりげない演出がよい。
色のトーンも統一されており、色数も多くないため見やすいデザインになっています。
木下建築
画像出典:木下建築
兵庫県西宮市にある「木下工業株式会社」のホームページです。トップページの家族の画像を見るだけで、建築系のホームぺージであることがすぐにわかります。トップページにいろいろな情報を掲載していないため見やすく、しかし伝えたいことはしっかりと訴求。白を基調としているため、文章が見やすいです。
ところどころにきれいな画像もつかっているため、メリハリのあるホームページに見えます。
TAGKEN
画像出典:TAGKEN
埼玉県さいたま市にある「田口建設一級建築士事務所」のホームページです。トップページの画像のインパクトがあり、すぐに建築系とわかります。画像を邪魔しない程度のテキストなので、ホームページとしても見やすいです。
画像にマウスのポインターを持っていくと、動くのでアイキャッチにも最適。テキストも白地に黒なので、全体的に見やすいデザインになっていります。
ハナハウス
画像出典:ハナハウス
大阪府堺市にある「ハナハウス」のホームページです。トップページ全面が家の間取りの画像になっており、そこに一言コンセプトも記載することでよりイメージしやすくしています。物件のデザインが自動的にスライドするので閲覧しやすいことが特徴。
きれいな画像と、やさしいイラストのアイコンが絶妙にマッチ。手書き風の線でページをわけているので、全体的に見やすいページになっています。
TSUGITO
画像出典:TSUGITO
大阪府大阪市にある不動産「株式会社つぎと」のホームページです。複数ページに分けるのではなく、縦長の1ページだけのサイトにしていることが特徴。ページを遷移しなくていいので、ユーザーにとって見やすいサイトです。
トップページに「古民家」と書かれているので、古民家を探している人がターゲットであることが一目でわかります。
フォントのサイズをうまく活用し、伝えたいことを大きく表示することでユーザーにわかりやすく訴求。ページに様々な情報を詰め込んでいないため、シンプルで見やすいです。
MIYOSHI
画像出典:MIYOSHI
岐阜県岐阜市にある「株式会社MIYOSHI」のホームページです。トップページ全体が動画になっているので、立体感があり目を引きます。オリジナル画像(自社画像)をふんだんに使っており、職人さんが心を込めて家を建ててる想いがいまにも伝わってきそうです。
ちょうどいいマンション
画像出典:ちょうどいいマンション
大分県大分市にある「株式会社ジェイ・スペース」のホームページです。「ちょうどいいマンション」というワードが、コンセプトとターゲットを明確にしています。画像+白地+黒字のテキストの組み合わせが見やすく、次々とページを読み進めたくなります。
フリーダムアーキテクツデザイン
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン
東京都中央区にある「フリーダムアーキテクツデザイン株式会社」のホームページです。「価格帯」「建物のカテゴリー」「地域」「キーワード」など、検索方法が各カテゴリーわけされており、内容が画像やイラストで表現されているため見やすいです。
全体的にデザインが統一されているため、多くの情報を掲載しながらも複雑さを感じさせないようになっています。
東亜不動産
画像出典:東亜不動産
熊本で不動産購入、不動産売却・不動産賃貸を手がける東亜不動産のホームページです。メニューがひと目で見られる所に表示されており、非常に分かりやすい作りになっています。
またトップページのメッセージと共に、社員の写真が掲載することで親近感が表現されています。
司興産株式会社
画像出典:司興産株式会社
大阪市北区にある司興産株式会社のホームページ。「初めて一人暮らしをする学生」というターゲットの目線に立って安心感を与えるWebサイトになっています。
また同法人のマンション特徴も分かりやすく説明されており、第一印象・内容ともにターゲットの不安を解消してくれます。
ゼロオフィス株式会社
画像出典:ゼロオフィス株式会社
BtoB向けのオフィス検索サイトと兼用となっているゼロオフィス株式会社のホームページです。
デザインは極力シンプルにして、トップページからすぐ物件の検索ができる仕様となっており、忙しいビジネスパーソンの使い勝手が考えられている設計となっています。
おしゃれなデザイン事例13選
佐久間徹設計事務所
画像出典:佐久間徹設計事務所
東京都武蔵野市にある「佐久間徹設計事務所」のホームページです。トップページが「佐久間徹設計事務所」の一文字で始まっているため、一目で「設計事務所」であることがわかります。画像もきれいに整列していて見やすく、物件のギャラリーのようなサイトになっています。画像にマウスを移動するとアップになる演出も印象的。テキストが縦書きなところがおしゃれです。
サンワカンパニー
画像出典:サンワカンパニー
大阪府大阪市にある「株式会社サンワカンパニー」のホームページです。トップ画像が同じ色調で統一されているところや、ちょっとずつ近づいてくる演出がおしゃれ。トップ画像だけではなく、すべての画像に同じような演出が施されているため、全体的に躍動感のあるホームページに仕上がっています。
色合いも統一されているので、よりおしゃれ感を印象付けてくれます。
日建産業株式会社
画像出典:日建産業株式会社
大阪府大阪市にある「日建産業株式会社」のホームページです。同社のコンセプトイメージが矢印なのか、ところどころで矢印がカットインしてくるところがおしゃれ。サイトカラーも、「青」「オレンジ」「黒」と決まったものに限定して使用しているせいか、統一感があります。
田中構造設計
画像出典:田中構造設計
福岡県福岡市にある「株式会社田中構造設計」のホームページです。トップ画像がおしゃれで、設計事務所をイメージさせるような画像(動画)で訴求。サイト全体がメカニックなイメージで構成されているため、建設業のホームページであることを忘れてしまうくらい、完成度の高い世界観が演出がされています。
黒字に白のフォントなので、見やすいページであることもポイントです。
Casa
画像出典:Casa
東京都新宿区にある「株式会社Casa」のホームページです。ほとんどがアニメーションでできており、ところどころ動きのある演出がおしゃれ。各サービスもアニメーションで表現しているため、シーンがイメージしやすくわかりやすいです。
すべてアニメーションにしているわけではなく、必要なところには実写の画像を使っているところがポイント。
梓設計
画像出典:梓設計
東京都大田区にある「株式会社梓設計」のホームページです。最初に同社のロゴと社名が出てくる演出がおしゃれ。「建築に温度を」というワードが大きく記載されているため、ユーザーに一番伝えたいメッセージであることがわかります。
画像にカーソルを合わせると、動画になって演出するところが驚きです。
千里殖産株式会社
画像出典:千里殖産株式会社
熊本県熊本市にある「千里殖産株式会社」のホームページです。ユーザーに一番みられるトップページを動画にすることで、目を引く演出になっていておしゃれです。ホームページ内にある画像のほとんどがポップアップするため、躍動感のあるように感じられます。
サイトカラーとロゴカラーが連動しているところもさりげなくおしゃれ。
ジーエステート
画像出典:ジーエステート
東京都渋谷区にある「株式会社ジーエステート」のホームページです。デザインが凝っており、最先端の技術を使って家を設計する会社ということがホームぺージから伝わってきます。
カーソルを動かすだけで画像が変化する演出がおしゃれで、一度見たら忘れられないようなインパクトのあるホームページです。
TYRANT
画像出典:TYRANT
東京都八王子市にある「株式会社TYRANT」のホームページです。奇抜さが際立つものの、その世界観がおしゃれ。全ページに英語と日本語でメッセージを表記しているところも特徴的です。
ページは全体的に奇抜ですが、メッセージはしっかり伝えているため、独自の世界観に共感したお客さまには好印象を与えるホームページです。
Atelier-D(アトリエD)
画像出典:Atelier-D(アトリエD)
北海道札幌市にある「株式会社Atelier-D(アトリエディ)」のホームページです。トップ画像の中にあるテキストが輝いているようにみえる演出がおしゃれ。「Atelier-D(アトリエディ)」という社名から結びつくように、アートな印象を与えるホームページです。
見出しの文字が出現する仕様がカッコよく、おしゃれさをより印象付けています。
株式会社スタンダード
画像出典:株式会社スタンダード
福島県福島市に本社を置く株式会社スタンダードのホームページです。
トップページにスタイリッシュな動画を持ってくる事で、訪れたお客様に知的なイメージを付与し、信頼感を演出しています。
また実際のコンテンツに関しても「家を買う前に知りたい3つのこと」という形で必要な知識や購入までの流れが分かりやすく解説されておりイメージの裏付けがしっかりと行われています。
信和不動産
画像出典:信和不動産
広島県広島市に会社を構える信和不動産のホームページです。アニメーションを使って親しみやすさを前面に押し出したホームページ。その内容も工夫されており、赤い風船が様々な建物の周りを飛んでいく姿は見る者の夢を膨らませてくれます。
また物件に対するこだわりという形で様々な物件の特徴を紹介しており、夢の実現に現実感をもたせてくれます。
エイブル女子部
画像出典:エイブル女子部
東京都港区を拠点とする、エイブル株式会社の女性向けホームページ「エイブル女子部」をご紹介します。
このサイトは、手書き風の文字や透明感のあるグラデーションを採用し、可愛らしいカラーパレットが特徴です。ホームページのトップ画像は雑誌のような雰囲気で、新生活へのワクワク感が伝わります。
エイブルの公式ウェブサイトとは異なり、女性の住まい探しに焦点を絞っており、女性が好むデザイン要素が豊富に取り入れられています。
写真が特徴的な事例7選
タカギプランニングオフィス
画像出典:タカギプランニングオフィス
東京都新宿区にある「タカギプランニングオフィス株式会社」のホームページをご紹介します。このサイトは、物件の魅力を最大限に引き立てる、撮影時刻にこだわった写真が印象的です。トップページは無駄な装飾や文章が一切なく、写真による物件の魅力が際立っています。
賃貸物件の紹介ページには、建物内・外のおしゃれな写真が掲載されており、借り手に必要な情報を網羅しています。シンプルなデザインながらも細かい部分に工夫が施され、文字のスタイル・サイズ・余白の設定が絶妙です。写真も魅力的で「ここに住みたい!」と思わせてくれます。
のどかな田舎暮らし
画像出典:のどかな田舎暮らし
大阪府堺市を拠点としている合同会社nodokaのホームページ「のどかな田舎生活」をご紹介します。
このサイトは関西圏の田舎生活向け物件を専門に取り扱っており、美しい自然や青空が広がっている写真が多く、田舎暮らしへの憧れを抱かせるのが特徴です。
取り扱う物件は築年数が経過しているものが多いですが、自然豊かな環境で暮らせる「田舎生活」というコンセプトで提供しているため、魅力的な要素として際立っています。
century21(センチュリー21)
画像出典:century21(センチュリー21)
東京都港区に本社を構える「株式会社センチュリー21・ジャパン」のホームページをご紹介します。
一流企業らしい落ち着いた雰囲気で、質の高さが感じられるデザインなのが特徴的です。写真のサイズを大きめにしつつ、最適な場所に検索ボタンを配置しているため、物件の条件絞り込みが迅速に行なえます。
大手ならではの細かい配慮がなされており、利便性の高いホームページを制作する上で参考になるサイトです。
タカラ不動産
画像出典:タカラ不動産
大分県大分市にある「株式会社 タカラ不動産」のホームページをご紹介します。
特筆すべきは、物件情報の写真において、家具が配置された内観写真を使用している点です。家具が備え付けられていない物件でも部屋の魅力が引き立てられ、新生活のイメージを伝える工夫が凝らされています。
おしゃれな家具に囲まれながら、新しい生活への憧れが想像できるため、ユーザーの興味を惹きつけることに成功している事例です。
goodroom
画像出典:goodroom
東京都渋谷区を拠点とする「グッドルーム株式会社」のホームページをご紹介します。
goodroomのウェブサイトは自然なデザインをベースに、物件の魅力を捉えた写真を掲載しています。物件によっては昼間の明るい写真だけでなく、おしゃれな間接照明が効いた夜の写真も使用してるのが特徴的です。
いずれの物件も写真を大きく表示しており、入居後の生活をイメージしやすくしているのがポイントです。
昭和くらし不動産
画像出典:昭和くらし不動産
愛知県名古屋市に拠点を構える「エステイト・リング株式会社」のホームページをご紹介します。
このサイトは手書きのイラストで親しみやすい印象を醸し出しており、青を基調とした自然で落ち着いた雰囲気が特徴的です。
物件情報ページでは、人気の物件がページ冒頭に常にピックアップされており、思わずクリックしてしまう工夫が施されています。物件情報に簡単にアクセスできる点が好評で、ホームページのデザインや使い勝手も特筆すべき点です。
R-STORE
画像出典:R-STORE
東京都港区に本社を置く「アールストア株式会社」のホームページをご紹介します。
同サイトでは各物件の特徴を捉えた写真が掲載されており、代わり映えしない物件でも、魅力的に見せるための工夫を凝らした撮影方法が特徴的です。
また自社アプリを使用すれば、SNSを見ているような感覚でお部屋探しが楽しめます。「映え」を意識した写真が数多く掲載されているので、高揚感のあるユーザー体験の提供を可能にしています。
費用別サイトデザイン事例7選
以下では、費用別に不動産のホームページのデザイン事例を紹介します。予算別の制作物イメージをつかむ参考にしてください。
【~30万円】株式会社リート
画像:株式会社リート
情報をそぎ落としたシンプルなデザインで届けたいメッセージに注目しやすくなっています。ページ読み込み時にブランドのロゴを表示しブランド想起を促している点も参考になります。
サイト種類:コーポレートサイト
制作費用 :~30万円
【50~100万円】リアルコモン株式会社
画像:リアルコモン株式会社
モノトーン調の全画面画像によるスライドショーを取り入れることで、おしゃれな雰囲気を演出しています。サイト全体のトンマナが統一されており、集客したいターゲット層を丁寧に設計・絞り込んでいることが読み取れます。
サイト種類:コーポレートサイト
制作費用 :50~100万円
【100~150万円】株式会社りのいえ
画像:株式会社りのいえ
サイト全体に余白を多く設け、マウスオン時のアクションも柔らかい動きとなっているため、圧迫感のない洗練されたWEBサイトに仕上がっています。ホームページの下部にはパンフレットのダウンロードフォームもあり、そのまま見込み客の獲得も狙っているマーケティング面でも参考になるホームページ事例です。
サイト種類:コーポレートサイト
制作費用 :100~150万円
【150~200万円】G-plus( 株式会社アドバンス・シティ・プランニング)
画像:G-plus
ファーストビューはオフィス物件情報がスライドショーを流しおすすめ物件を紹介。物件情報をデータベース化し複数条件で検索できるようになっています。そのほか、訪問者の閲覧履歴や検索履歴も一覧で表示できるため、利便性が高いサイト設計です。データベースの構築が必要になるため、相場としては200万円程度~必要になります。
サイト種類:サービスサイト
制作費用 :150~200万円
【150~200万円】Renovate plus(株式会社 巧矢)
「無料相談」ボタンをトップページファーストビューや追従ボタンとして設定し、お問い合わせを促しています。ボタンはグリーンで統一されているため、アクションに迷うことがありません。サイト全体として、訪問者のライフスタイルを提案するメッセージを強く押し出しており、同社なら実現できることを丁寧に紹介しています。
サイト種類:サービスサイト
制作費用 :150~200万円
【金額非公開】H1O(野村不動産株式会社)
画像:H1O
TOPページのファーストビューにサービス紹介動画を配置しており、訪問者のブランド・サービス理解を促しています。拠点の検索性も高めており、入居を検討しているユーザーの欲しい情報がすぐ見つかるように配慮されています。
サイト種別:サービスサイト
制作費用 :非公開
【金額非公開】三菱地所レジデンス株式会社
サイトリニューアル時にサイトページ数を100から60まで削減。各コンテンツもユーザに寄り添う形でリライトを実施し、メッセージをストレスなく提供することに成功しています。カテゴリも「居住」「土地活用」「会社情報」「人事・採用」の4つにて整理することで、豊富な情報ながらシンプルにまとめ上げています。
サイト種類:コーポレートサイト
制作費用 :非公開
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Webサイト制作前にチェック必須!
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不動産のホームページデザインの注意点
「見やすさ」と「おしゃれ」の観点で、おすすめのホームページのデザイン事例を紹介しました。事例を見て、自社ホームページのデザインイメージができあがった方もいるかもしれません。
しかしホームページのデザインを考える時に、注意すべき点がいくつかあります。ここではその注意点についてお伝えします。
1.ターゲット像を明確にする
1つめは「ターゲット像を明確にする」です。
ホームページのデザインを考えるときは、まず「ターゲット像を明確にする」ことが重要。ターゲット像は、自社のホームページに来てほしいお客さまのことを指します。例えば「30代の子育て世代の家族」や「子育てがひと段落した60代の夫婦」など。ターゲット像を決めることによって、それに合わせたホームぺージデザインを考える必要があります。
ターゲット像を明確にしていないと、お客さまが好むデザインとかけ離れたデザインでホームページを作成してしまいます。極端に例えると、落ち着いた青色ベースの部屋が好きな人に、一面真っ赤な部屋を案内するようなものです。
そうなると、せっかく作成したホームページを見てもらえず、集客につなげられません。ターゲット像を明確にし、画像選定・イメージカラー・トーン・フォントの選定など、好むデザインを考える必要があります。
2.宅建業法や景品表示法に注意する
2つめは「宅建業法や景品表示法に注意する」です。
チラシや広告と同様に、ホームページも宅建業法や景品表示法を無視したデザインにすると、「6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金などの罰則」や「消費者庁や都道府県知事より措置命令」など不利益があります。
また、実際に提供する商品やサービスを誇張して表現することも禁止事項です(誇大広告の禁止)。もちろん「特売物件」「大幅値下げ」の表示も「景品表示法違反」となりますので、法律を遵守してデザインする事が重要です。
3.オリジナルの写真や画像を載せる
3つめは「オリジナルの写真や画像を載せる」です。
ホームページにはできるだけオリジナルの写真や画像を載せることで、信頼や親しみやすさをはじめ、使用シーンなどリアルを伝えられます。
オリジナルの写真や画像を活用がおすすめなものは以下です。
・スタッフや社長、オフィスなどの写真
・商品やサービスの活用シーン
・お客さまの画像(許可必須)
これらの写真や画像を準備して、ホームページに積極的に活用することをおすすめします。
不動産ホームページで集客増加につなげるコツ
不動産のホームページで、集客増化につなげるコツを「トーマスリビングの事例」を参考に解説します。
【ポイント】
・100社を超える競合分析から同社に合った見せ方を選定
・タウンガイドコンテンツを発信し、SEO効果を向上
・解析結果をベースとしたPDCAサイクル
トーマスリビングは福岡、北九州を中心とした不動産会社。
同社はホームページを改善することにより、反響数(問合せ数)は運用開始から150%を達成しました。デザインを決めるにあたって、100社を超える競合分析から同社に合った見せ方を導き出します。分析の結果、物件詳細ページでは「外観と間取り図の2枚表示・設備のアイコン」を表示。それによって、大幅なPV(ページ閲覧数)向上を実現しました。
また解析結果をベースとしたPDCAサイクルを構築することを徹底。データからユーザーが必要としている情報を更新することで、アクセス数や滞在率を向上を目指しています。その1つとして、ホームページ内で市内の主要地域のタウンガイドコンテンツを発信。随時更新・継続することで平均PVが向上し、SEO効果も上がりました。
関連記事:SEO対策とは?上位表示のやり方・方法を初心者にわかりやすく解説
不動産・マンションのホームページに載せるべきコンテンツ
対応メニュー
一言で不動産業と言っても、仲介、販売、設計、リフォームなどその業務内容は様々であり、お客様はその違いを正確に把握していない場合も少なくありません。
販売業の場合など、非常に高額な買い物になるため、夢の実現を印象付けるような抽象度の高いホームページを制作されている会社もありますが、ただカッコいいだけではなく、あなたの会社がどのようなサービスを提供しているのかを分かりやすく記載する必要があります。
もちろんホームページを通してお客様に与える第一印象は非常に重要ですが、それ以上にお客様は自身の目的にあったサービスを受けられるのかを気にしています。
あなたの会社がどのようなサービスを提供できるのか?しっかりと記載しましょう。
スタッフ紹介
不動産は非常に専門性の高い商品になるため、お客様が違いを見分けるのは不可能に近いです。
そのため、実際に対応してくれるスタッフさんの顔が見えている事が非常に重要になります。
特に不動産仲介の場合は物件の独自性が無いため、写真による紹介だけでなく、「そのスタッフさんがどのような物件に詳しいか」や「仲介実績」などを合わせて紹介することで、見ている方の信頼を得る事ができます。
不動産の賃貸や購入に必要な知識
不動産の賃貸や購入は人生で何回も経験することではありません。当然、お客様は未経験のことに対して不安に思っています。
そのため、契約にあたって必要な書類や準備すべきものなど、契約までの流れを記載してあげると親切です。
特に販売を行っている場合は業界内では当然の「資金計画、物件探し、ローン申請」等の「購入までの流れ」もしっかりと記載しましょう。
問い合わせ
繰り返しになりますが、不動産は専門性の高い商品のため、お客様によってはとりあえず問い合わせるというケースも珍しくありません。
そのため、お問い合わせは常に画面に表示させる事をおすすめします。
また予算に応じて、無料査定や内見予約のシステムを組み合わせると、ホームページの閲覧からそのまま申し込みを狙えるため検討してみるのもおすすめです。
アクセス・外観・連絡先
もしお客様が店頭にいらっしゃる場合は迷うことのないように、マップだけでなく、最寄り駅からの経路を記載しましょう。
特に最寄り駅の出口が複数ある場合はどの出口から出るとよいのかを記載しましょう。
ホームページ制作の費用相場
ホームページ制作を検討している方へ、最も気になるのが「制作費用」の相場でしょう。最終的にどのくらいの費用が発生するのか、試算する方法の一つとしてページごとの単価を計算する方法があります。
ページ単価は「ページのコンテンツの充実度」「デザインの複雑さ」「動的な要素の有無」など、いくつかの要因によって変動します。
通常、トップページの単価の目安は100,000〜200,000円程度です。この金額にはコーディング・デザイン・コンテンツ(文章や画像)の制作費用が含まれます。
また下層ページの単価は、ホームページ全体の規模やデザインによって異なりますが、目安は30,000〜50,000円程度です。一方でシンプルな構造にしたい場合だと、単価の目安は10,000円前後になります。
より詳しい内容は下記の記事にて解説しています。費用について気になっている方は、実際に制作会社へ依頼する前にぜひご覧ください。
参考記事:ホームページ制作のページ単価は?費用・料金の相場を紹介【一覧表・事例あり】
不動産ホームページのデザインまとめ
本記事では、不動産ホームページのデザイン事例と、デザイン時の注意点について解説しました。ホームページのデザインは、単に見た目を良くすればいいものではなく、ターゲット像を明確にしてそれに合ったデザインにする重要性をお伝えしました。
他にも宅建業法や景品表示法に注意することや、オリジナルの画像を使う理由についてもお伝えしました。これらをふまえながら、デザイン事例を参考にして自社ホームページのデザインを考えてみてください。
中には自社でホームページのデザインが難しいため、外注を検討したいと思った方もいるのではないでしょうか。デザインを外注する時は、不動産のホームページ制作に強い会社を選ぶとより望むホームぺージデザインを提案してもらいやすくなります。
不動産に強いホームページ制作会社については、下記記事にて紹介しているのでぜひご参考ください。
関連記事:不動産に強い優良ホームページ制作会社9社をプロが厳選!【2021年版】目的別におすすめします
不動産のホームページ制作を検討している方へ
現在、不動産のホームページ制作を検討している方はWeb幹事にご相談ください。
Web幹事は、あなたに最適な制作会社を無料でマッチングするサービス。
制作を経験したプロが丁寧にヒアリングした上で、最適な制作会社を選定・ご紹介します。
コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。
Web制作業界のプロが丁寧にヒアリングしますので、
初心者の方でも安心してご相談ください!
もちろん紹介した会社に必ず発注する必要はありません。
ホームページの制作・発注にお困りの方は、お気軽にご連絡ください。
Q. 不動産ホームページ制作で参考になるデザインにはどのようなものがある?
「R65不動産」「岡山の新築一戸建て「donbraco」」等が挙げられます。その他参考になるホームページは記事をご参照ください。
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さらに相場を理解するためのポイントや
ホームページを業者に依頼する前の準備方法も
合わせて解説。
ホームページを依頼したいが、相場が分からず心配
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この記事を書いた人
吉崎 孝幸
専門分野: Webディレクション・Webライティング
元パン屋。マーケティングとライティングの面白さにハマり、生地作りから記事作りに転身。現在は店舗ビジネスを中心にWebコンサルティングやWebディレクションを行っている。
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