- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ECサイト
BtoB-ECサイトとは?メリット、カートの選び方、事例まで全部わかる
「BtoB向けのECカートを探していて、いろいろな製品の比較記事があると助かる」
この記事は、そんな方向けに書かれた記事です。
BtoB向けのECカート製品を比較検討したい企業のWeb担当者であれば、きっとこのようなことを考えていらっしゃらないでしょうか?
「BtoBのECカートで業務効率を上げたい。人的ミスを減らしたい…」
「でもBtoBのECカートって、たくさんあって違いが分からない…」
「会社で、BtoBのECカートの導入を検討することになったが、できれば楽に比較検討したい…」
しっかりとした比較表や選ぶポイントなどの記載がある記事は意外と少ないと思います。
そこでこの記事では、BtoB向けのECカート11選をご紹介。
下記のようなポイントにそって丁寧に解説していきます。
- BtoB ECカート8製品比較表
- BtoB ECカートの選ぶポイント
- BtoB EC導入のメリット
導入をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
ECサイトの構築や運用にお悩みの方は、こちらもあわせてご活用ください。
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BtoB ECとは?
BtoB ECとは、BtoB(Business to Business)とEC(Electronic Commerce)を掛けあわせた言葉。BtoBは企業間取引、ECは電子商取引を指しています。
そのため、BtoB ECとは企業・法人間でインターネット上にて物やサービスなどの商品を売買するという意味になります。
BtoC ECとの違い
BtoC ECとの大きな違いは、取引先の対象です。BtoB ECが企業・法人間取引であるのに対し、BtoC ECは企業・消費者間での取引を行います。
また、BtoC ECは1回の取引量や金額が少ないのに対し、BtoB ECは大量発注が多い、一商材単価が比較的高額といった違いも。さらにBtoB ECとBtoC ECには、掛率管理や決済管理などの機能面にも差があります。
掛率管理
掛率管理とは、取引における価格設定のこと。BtoC ECの販売価格では、商品ごとに固定する一物一価が採用されています。しかし、BtoB ECは同じ商品でも取引先ごとに販売価格が異なるケースが多いです。そのため、BtoB ECサイトでは取引先ごとに商品の販売価格が変化する一物多価を採用する必要があります。
決済管理
BtoC ECの決済方法は、クレジットカード・コンビニ決済、代金引換などでの事前決済が主流です。しかし、BtoB ECにはクレジットカード・コンビニ決済のほか、納品済の商品を翌月に請求する掛売や銀行振込も用意されています。掛売は、取引量・与信状況などで利用できる取引先に制限をかけるケースも多いです。
販路管理
BtoC ECサイトは、販売しているすべての商品を全ユーザーが確認できます。大口の取引先のみに販売する特別な商品や、特定のライセンスを取得している企業に向けて販売する商品など取引先により掲載すべき商品が異なります。そのため、BtoB ECサイト上に掲載する商品は取引先ごとに変更できるようにされています。
日本のBtoB EC市場は拡大傾向にある
経済産業省が発表した令和4年度の電子商取引に関する市場調査によると、日本国内のBtoB ECの市場規模は年々拡大しています。以下は、BtoB EC市場規模の推移です。
EC市場規模 |
EC化率 |
|
2018年 |
344兆2,300億円 |
30.2% |
2019年 |
352兆9,620億円 |
31.7% |
2020年 |
334兆9,106億円 |
33.5% |
2021年 |
372兆7,073億円 |
35.6% |
2022年 |
420兆2,354億円 |
37.5% |
2021年には約372兆円であったBtoB EC市場が、2022年には400兆円を突破しています。過去5年間で見てみると、約80兆円と規模が大きく拡大。EC化率(※)も年々上昇しており、EC化に取り組む企業が多くなっていることがわかります。
※EC化率とは、全ての商取引市場に占めるEC市場規模の割合のこと。EC化率が高いほどインターネット上での売買が盛んということになる。
BtoB EC市場が拡大している理由
BtoB EC市場が拡大している背景には、次のことが関係しています。
- 生産性を上げるためにEC化を進める企業が増えている
- BtoB EC化をする企業が多い
- BCP策定を重視する企業が増えている
- 手軽に導入できるBtoB ECが増えている
- DXが推進されている
上記に挙げた項目について、順に詳しく解説します。
生産性を上げるためにEC化を進める企業が増えているため
EC化を進めて生産性向上を図る企業が増えていること。2019年4月1日より、厚生労働省は労働時間法・パートタイム労働法、労働契約法など働き方改革の関連法を施行しました。
働き方改革では、残業時間の上限ができたり中小企業での残業に対する割増賃金が引き上げられたりなどさまざま法案が見直されました。
これにより、FAX、電話注文、訪問販売などをオンラインに移行し、生産性向上を上げようとEC化を進める企業が増加。結果、BtoB EC市場の拡大につながっています。
BtoB EC化をする企業が多いため
経済産業省による令和4年度の電子商取引に関する市場調査によると、BtoB EC化率は年々上昇しています。2022年には37.5%と、全体の約4割がEC化していることが判明しました。
過去5年間右肩上がりで増加してきたことを考えると、今後もEC化する企業は増えることが予想されます。そのため競合他社に遅れを取らないよう、BtoB ECを導入を検討する企業が増えているのです。BtoB ECを導入すれば、管理・人的コストの削減による利益率拡大も期待できます。
BCP策定を重視する企業が増えているため
BtoB EC市場が年々拡大している背景には、BCP策定を重要視する企業の増加も挙げられます。
BCPはBusiness Continuity Planの略で、自然災害やパンデミックなどの緊急事態が起きた際に事業の継続・早期復旧を実現するための計画のことです。実際、国内では新型コロナウイルス感染拡大・紛争などにより、資材調達難による原材料の高騰が起きています。
このような有事の際にも、BtoB ECを利用すれば時間や場所関係なく受注・発注業務が可能になります。さらに、取引データをクラウド上で保管・管理することも可能。そのため、BtoB ECはBCP対策に有効な手段とされています。
手軽に導入できるBtoB ECサービスが増加しているため
ECサイトを手軽に導入できるサービスが増えているのも、BtoB EC市場が拡大している理由の1つです。ECサイトを構築するためのシステムにはいくつかの種類がありますが、なかでもASPカートは比較的低コストで簡単にECサイトを作れます。
DX化が推進されているため
経済産業省は、2018年にDX推進ガイドラインを発表しました。DXとはAIやIoTなどのデジタル技術の導入により、業務効率化・生産性向上を図ることです。
ECサイトを立ち上げる重要性を認識した企業も多く、ともなってアナログ的なBtoB製品の販売をオンラインのECサイトに移行する企業も増えています。
BtoB ECの運営パターン
サイト構築におけるBtoB ECの種類には、「クローズ型」と「スモール型」の2種類があります。
クローズ型
クローズ型とは、既存の得意先を対象とし1対Nの関係で構築するBtoB ECサイトです。IDやパスワードなどでアクセス制限をかけるため、取引先以外は閲覧できません。クローズ型BtoB ECサイトには、アパレルメーカーの「ユナイテッドアローズ」や「フランスベッド」などが挙げられます。
スモール型
スモール型は、オープンなBtoB ECサイトです。「ASKUL」や「モノタロウ」などのECサイトが該当します。フロントサイトにて新規登録すれば、既存の取引先以外も利用可能。そのため、遠方の取引先や新規顧客の開拓をして売上アップを期待する場合におすすめです。
なお、ECサイト運用についてわからないことやお悩みがあれば、こちらもあわせてご活用ください。
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BtoB EC導入のメリット
最後に、BtoB ECを導入するメリットについて見ていきたいと思います。
生産性の向上
BtoB ECを導入することによって、社内の生産性が向上します。ERPシステムや経理システムとの連携でデータが自動転送されるので、入力の手間などが削減できます。
また、人が行なっていたルーティン業務がシステム化されることで、受発注業務のミスや、ミスを防ぐための確認作業の工数が削減されます。
コスト削減
1つ目のポイントの生産性向上により、これまでかかっていた手間が削減されるので、人件費等のコストも大幅に削減することができます。
電話やFAXでの受注や内容の確認、基幹システムへの登録など、人が行なっていたルーティン業務がシステム化できます。
各種問い合わせ対応削減
BtoB ECを導入することで各種問い合わせ対応数の削減もできます。
システム導入前は商品の単価やスペック情報、過去の注文内容、在庫有無、納期確認など、様々な問い合わせが取引先から寄せられます。
特に日本の商慣習は電話での問い合わせが多いですが、BtoB ECシステムを導入することで、顧客側がいつでもどこでも自由に画面から知りたい情報を確認できます。
そのため、わざわざ問い合わせをする必要がなくなり、システム利用が進めば進むほどに問い合わせ対応件数が削減され、本来の生産性の高い業務に集中できるようになるのです。
売上の向上
BtoB ECを導入することで、「24時間365⽇」稼働の営業マンができ、新規商材の取扱い情報をスピーディーに掲載、その場で仕⼊れ値がすぐに分かる、発注側は時間や場所を問わず発注できるなどのWeb受注の仕組みができ、売上の向上が期待できます。
また、これまでのアナログな営業活動では⼿が回らなかった「休眠顧客・⼩⼝客」へのフォローをWebで効率よく⾏うことで既存顧客全体での売上を⼤きくします。
販路の拡大
BtoB ECを導入することによって、商圏を日本全国、また海外にも広げることができます。
Webの活用をすることで、これまで築いてきた商圏以外からも問い合わせを獲得できたという事例は数多くあります。
Webマーケティングの知識等は当然必要になりますが、自社で自由に集客活動を行うことができ、販路を拡大することができます。
キャッシュフローの改善
コスト削減に加え、顧客への納品スパンも短くなるため、お金の回りがよくなります。
顧客からのオーダーが直接自動で倉庫に届くことで実現します。
同時にキャッシュフローも改善されるはずです。
BtoB ECサイト導入のデメリット
BtoB ECサイト導入には、以下のデメリットもあります。
- 導入コストが高くなりやすい
- 社内業務との調整に時間がかかる可能性がある
- 既存の顧客へのフォローが必要になる
上記について、順に詳しく解説します。
導入コストが高くなりやすい
まず、BtoB ECはBtoC ECに比べて導入コストが高くなりやすい傾向にあります。比較的安価にECサイトを作れるサービスは増えていますが、BtoCと違い、取引先ごとに販売商品や販売価格の変更など独自のシステムを構築する必要があるからです。
BtoB ECの種類や規模によっても費用は異なりますが、数百万~数千万円をかかるケースもあります。導入する際には希望のサイトを構築できるのかはもちろん、予算内に収まるかどうかもあわせて確認しましょう。
社内業務との調整に時間がかかる可能性がある
社内業務との調整に時間がかかる可能性があることです。BtoB ECサイトの立ち上げでは、これまでの業務フローの見直しや改善など関係各所との調整が必要になります。
さらにECサイトの設計に関して、ECサイト運営担当者と細かいルール決めもしなければなりません。BtoB ECサイトの導入までには社内業務との調整に大幅な時間がかかる可能性が高いため、余裕を持った制作スケジュールを見積もりましょう。
既存の顧客へのフォローが必要になる
既存顧客へのフォロー業務が増えるのもデメリットです。電話やメールなど従来の方法で受発注を行っている取引先は、BtoB ECサイト経由への変更を嫌がる可能性があります。
既存の顧客にもBtoB ECサイトでの受発注システムを利用してもらえるよう、マニュアルを作成したり操作方法を説明したりなど丁寧なフォローが必要です。
BtoB ECの活用パターン
BtoB ECは、主に次のような活用ができます。
- Web上での受発注
- 本部と店舗とのやり取り
上記について、順に確認していきましょう。
Web上での受発注に活用する
Web上での受注に活用する方法です。BtoB ECサイトを導入することで、顧客が自社のサービスや商品をWeb上で注文できるようになります。
また、BtoB ECサイトは発注業務にも活用できます。仕入れ先からの発注はもちろん、納期や出荷確認なども可能です。
デジタルデータで管理できるようになるため、紙ベースでの情報の突合せもなくなり、受注・発注のいずれの場面でも社内さらに社外のお客様の生産性も高めることができます。
本部と店舗のやり取りに活用する
複数の店舗がある場合、本部と店舗のやり取りにも活用可能です。
たとえば各店舗の備品発注依頼を、都度本部にメールや電話で行っている企業であれば、BtoB ECサイトを導入することで、定期発注の仕組みをつくったり在庫管理機能から、在庫不足のときに自動的に発注をかけるなど業務効率化・生産性向上を期待できます。
BtoB ECサイトを構築する方法
生産性向上や販路拡大などさまざまなメリットを得られるBtoB ECサイトを構築する方法には、次の4種類があります。
- パッケージ
- フルスクラッチ
- クラウド
- ASPカート
BtoB ECサイトの構築手段について、1つずつ順にみていきましょう。
パッケージ
パッケージとは、ECサイト構築に必要な機能を備えているシステムです。最低限必要な機能が揃っているため、システムを0から構築する必要がないのが魅力。
パッケージに標準搭載されている機能だけで希望通りのサイト構築が難しい場合には、オプションの追加やカスタマイズができるシステムもあります。
そのため、独自性のあるECサイトを構築したい企業に向いています。ただし、システムのアップデートは自動的には行われません。そのため、システムが古くなったときには手動でのリニューアルが必要な点に注意が必要です。
フルスクラッチ
フルスクラッチは、自社の要件にあわせてECサイトをゼロから構築する方法です。フルスクラッチを利用すれば、妥協せずに希望通りのECサイトを作れます。
しかし、システムを0から構築するため開発には多くの時間やコストがかかります。さらに、サイトの改修やセキュリティ対策は自社で行わなければなりません。
そのため専門的な知識を持っている担当者がいなかったり、時間的・金銭的リソースに余裕がなかったりするときには利用が難しいという欠点があります。
クラウド
クラウドは、クラウド上のプラットフォームにてECサイトを構築する方法です。フルカスタマイズ可能で、システムアップデートも不要。そのため、クラウドを利用すれば独自性の高いサイトを構築できるうえ、常にシステムを最新の状態に保てることがメリットです。
初期費用・月額費用はパッケージと同程度とされていますが、システムリニューアルが不要であるため中長期的に見るとパッケージよりはコストを抑えられます。
ただし、クラウドのソースコードは非公開です。そのため、オープンソースでの開発が必要な場合には不向きな方法といえます。
ASPカート
ASPカートはEC構築のための基本的な機能が揃っているシステムで、クラウドサービス(SaaS)とも呼ばれています。
テンプレートがあるため、手軽にサイトを作れます。かかるコストは数万円程度~と、ほかの方法より安く抑えられるのも魅力です。システムのバージョンアップや、セキュリティ対策もすべてASPカート側が行ってくれます。
ただし、デザインや仕様はシステムに合わせる必要があります。そのため、独自性の高いECサイトを構築したい企業には不向きといえるでしょう。
関連記事:【プロ監修】売れるECサイトの作り方を準備から開設・集客まで解説
関連記事:ECサイト構築・開発に強い制作会社21社をプロが厳選
BtoB ECカートを選ぶポイント
さて、ここからはBtoB ECカートの選ぶポイントについてお伝えしていきます。
費用
BtoBのECカートを選ぶ上で大事なのが費用です。
費用は大きく分けて、以下のタイプで費用感が変わってきます。
- ASP/クラウド型
- パッケージ型
※フルスクラッチ型はゼロからECサイトを構築するため、費用が莫大になり上級者向けです。本記事はECサイト構築をしたい初心者の方を対象としていますので、フルスクラッチ型は割愛しています。
ASP/クラウド型
ASP/クラウド型は、比較的安価な初期費用と月額費用で利用が可能。
最小限のスペックからスタンダード、ハイスペックなどの中からプランを選べることが多いです。
自分たちにあったサイズで利用できますが、事業が大きいまたは成長拡大していった場合、機能や性能に不足感を感じることがあります。
パッケージ型
パッケージ型はASP/クラウド型と比べると、費用が高い分、自社の要望に合った形で機能をカスタマイズし拡張することができます。
パッケージ型では自社の必要とするスペックでインフラを用意します。自社のポリシー上、ASP/クラウド型が難しいという理由でパッケージ型を選ばれるケースもあるようです。
関連記事:ECサイト構築の費用と料金相場、開設手順をかんたん解説!
カスタマイズ性
次のポイントはECカートのカスタマイズ性です。
今やどの企業でも、様々なシステムを使っています。
ECに関して言えば
- ERP(基幹システム)
- WMS(倉庫管理システム)
- 物流サービス
- 決済サービス
- 送り状サービス
など。なるべく自社に合わせ、運用しやすくカスタマイズしたいですよね?カスタマイズ性については下記の2点を見ていきましょう。
基幹連携・データ移行
「自社の独自の基幹システムと連携したい」という要望は、BtoBでEC展開をされたい方はきっとほとんどの方がお持ちのはず。さらに、BtoBビジネスは、商材や商流など、様々な要因から独自の運用が生じがちです。
どの程度カスタマイズが可能なのかは、BtoBのECカートを選ぶ上で重要なポイントとなります。
製品や予算感によって変わってきますが、パッケージ型かASP型かなどによっても、連携が可能かどうか変わってくるのでしっかり確認しましょう。
デザイン
自社独自のデザインのECサイトを作成したいという要望が叶うかどうかも、実際に導入をする上では大事なポイントの一つかと思います。基幹システムとの連携に比べると優先順位は下がると思いますが、確認すべきポイントの一つに入れておいてはいかがでしょうか?
機能性
画像引用:楽楽B2B
これまでのBtoBのECサイトでは、⼈件費削減やペーパーレス化などの業務効率改善に注力することが何より重要でした。しかし、デジタル化が加速している現在では、それだけでは進化に取り残され、不十分になっています。
ECカートには、受発注業務を自動化するだけでなく、事業の業績アップ(売上アップ)に繋がる機能もBtoB-ECで重要視されているのです。例えば以下のような機能です。
① 顧客管理機能(CRM)
② 販促機能
顧客管理機能と販促機能の掛け合わせによって、顧客セグメント(顧客を傾向ごとに分けたグループ)に基づき、取引先ごとに最適な商品提案がメルマガや同梱物施策で可能になります。これまでアナログで訪問して商品提案していたことと同じことがWebで可能になります。
BtoB ECカート11製品比較
それでは、ここからは具体的にBtoB ECカート11製品を詳しく見ていきたいと思います。
BtoB ECカートの製品比較表
では、まずはBtoBのECカートをまとめた比較表をご覧ください。
なお、比較している各ポイントについては、次のセクションで詳しくまとめています。
楽楽B2B | Bカート | アラジンEC |
MakeShop |
EC-Rider B2B |
ecbeing BtoB |
CO-NECT (コネクト) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 10万円 | 8万円 | 200万円 | 30万円 | 5万円 | 要問合せ | 要問合せ |
月額費用 (各製品のスタン ダードなコース) |
7.5万円 | 39,800円 | 6万円 |
5万円 (Makeshop エンタープライズ) |
5万円 | 要問合せ | 要問合せ |
カスタマイズ | 要相談 |
- |
○ |
△ |
○ | ○ | ○ |
基幹連携・ データ移行 |
○ | ○ | ○ |
○ |
○ | ○ | ○ |
デザイン自由度 | ○ | - | - | - | - | - | - |
Pマーク | ○ | - | ○ | ○ | ○ | - | - |
顧客分析機能 (CPM分析、RFM分析) |
◯ |
- | - | - | - | - | - |
営業支援機能※ | ◯ | - | - | - | - | - | - |
※サンクスメール、見積メール等を加盟店に紐づけた営業担当者にBCCする機能
楽楽B2B
楽楽B2Bのオススメポイント
・顧客管理機能や販促機能が充実
・BtoB企業間の受発注取引に細かく対応
・他社のECソリューション連携も充実
売上アップのための顧客管理機能や販促機能が充実
楽楽B2Bは、BtoB企業間のEC取引向けASPカートです。売上アップのための顧客管理機能や販促機能が充実していることが特徴です。BtoB-ECに取引先情報を集約でき、既存顧客の育成が可能になります。
さらに、顧客セグメントによるメルマガ配信やDM送付などで、アナログな営業活動では⼿が回らなかった休眠顧客・⼩⼝客へのフォローをWebで効率よく⾏うことで、既存顧客全体での売上を⼤きくします。
また、クレジットカード決済や掛け払い決済サービス導入により、これまで与信落ちで諦めていた⼩⼝事業者との取引が可能に。取引の未回収リスクをゼロにして新規開拓に踏み出せます。
BtoB企業間の受発注取引に細かく対応
楽楽B2Bは、BtoB企業間の受発注取引に細かく対応できます。
取引先毎に掛け率・価格を細かく設定可能。取引先別・商品別・商談別に掛け率を変更したり、取引先毎に表示する商品を設定したりもできます。
また、取引先毎に選択可能な決済手段を設定することもできます。
他社のECソリューション連携が充実
楽楽B2Bは、他社のECソリューションとの連携が充実しています。
決済サービス・送り状サービス・物流・ERP(基幹システム)・メール共有管理システムなど。
連携可能なサービスについて詳しくは下記を参照ください。
楽楽B2Bの概要・導入実績
URL | https://raku2bb.com/ |
---|---|
TEL | 03-5545-5553 |
会社名 | 株式会社ネットショップ支援室 |
設立年 | 2013年11月 |
会社所在地 |
〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル1F |
実績ページ | |
導入実績 |
東京都文京区「株式会社ジェイメック」 |
価格感 |
ライトプラン スタンダードプラン エンタープライズプラン |
Bカート
Bカートのオススメポイント
- BtoBに特化したASP
- 導入企業500社以上
- サービス連携で、幅広い業務をサポート
BtoBに特化したASP
Bカートは、BtoB取引を前提として開発されたEC構築サービスです。
ですので、BtoB取引に必要な機能が揃っています。
顧客ごとに異なる価格設定ができたり、取扱商品の案内や注文など複雑な取引を一元管理できる機能もあったりします。
ASP型なので、それらのサービスを月額9,800円~で利用することができます。
導入企業500社以上
Bカートは、導入企業500社以上の実績を持っています。
同サービスの導入理由で多い意見として「BtoBに特化しているから」「導入コストが低価格だったから」「使いやすい・簡単」などが多くを占めています。
さらに、クローズドサイト機能で、福利厚生の一環としてBtoEなどの社内システムとして利用している企業もあります。
サービス連携で、幅広い業務をサポート
Bカートは、サービス連携で以下の幅広い業務をサポートします。
- 掛け売りの債権保証や請求業務の代行
- クレジット決済サービス
- 在庫の一元管理
- WMS(物流連携)
- 集客支援サービス
- 送り状発行
- 顧客対応
- 多言語化ソリューション
さらに、同サービスではAPIの公開も行なっています。
Bカートの概要・導入実績
URL | https://bcart.jp/ |
---|---|
TEL | 03-6265-0282 |
会社名 | 株式会社Dai |
会社所在地 | 〒600-8412 京都府京都市下京区二帖半敷町646 ダイマルヤ四条烏丸ビル5F |
設立年 | 1994年09月01日 |
実績ページ | https://bcart.jp/uservoice/ |
導入実績 | 大阪府門真市「ラブリーペット商事株式会社」 大阪府大阪市「株式会社ナニワ商会」 三重県四日市市「株式会社ザラボ」 |
価格感 |
ライト(商品数500 会員数50) 他料金体系:プラン100、プラン300、エンタープライズプラン |
アラジンEC
アラジンECのオススメポイント
- パッケージ型とクラウド型の2種類を用意
- 5,000社以上のサポートノウハウによるサポート
- 得意先別単価・商品表示や在庫表示が可能
パッケージ型とクラウド型の2種類を用意
アラジンECは、カスタマイズ可能なパッケージ型とクラウド型のBtoB ECカートの2種類の製品を持つ、BtoB EC・Web受発注システムです。
パッケージ型は、初期費用・月額費用は多少かかりますが、柔軟にカスタマイズが可能。
フルスクラッチと同等のカスタマイズ性でありながら、パッケージ化により費用を抑えています。
一方、クラウド型の「アラジンEC B2B CLOUD」は低コスト・短納期で利用をすることが可能。
スモールスタートで、なるべくコストを抑えたい方や、BtoC向けEC事業からBtoBの卸事業に参入したいという方にオススメといえます。
5,000社以上のサポートノウハウによるサポート
「アラジンEC」を開発する株式会社アイルは28年以上基幹システムを自社開発・サポートしてきました。
そのため業務全体のノウハウを蓄積し続けていることが特徴。
EC関連の知識のみでなく、基幹業務も含めた業務全体を理解したサポートをしています。
アラジンECの概要・導入実績
URL | https://aladdin-ec.jp/ |
---|---|
TEL | 06-6292-1170 |
会社名 | 株式会社アイル |
会社所在地 | 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB 34階 |
設立年 | 1991年 |
実績ページ | https://aladdin-ec.jp/package/case/ |
導入実績 | 東京都品川区「株式会社プレコフーズ」 大阪府大阪市「シーマン株式会社」 大阪府大阪市「株式会社サンニシムラ」 |
価格感 | パッケージ型 初期費用:200万円~(税別) 月額費用:6万円~(税別) |
MakeShop(BtoBオプション)
MakeShop(BtoBオプション)のオススメポイント
- 専任のスタッフによる徹底サポート
- BtoBだけではなくtoCサイトとも兼用可能
- 個別カスタマイズにも対応
専任のスタッフによる徹底サポート
MakeShop(BtoBオプション)は、GMOインターネットのグループ会社、GMOメイクショップ株式会社のBtoB向けECサイト構築パッケージです。
BtoC向けのECサイト構築サービスとしてもたくさんの実績を持っています。
ECサイトの運営はもちろん、売上アップや開店前のサポートなどもあり、サポート面が充実しています。
BtoBだけではなくtoCサイトとも兼用可能
MakeShop(BtoBオプション)は、一般購入者も対象としたBtoCサイトと兼用運営が可能です。
法人と一般購入者とで表示する内容を切り替えが可能。
管理画面もひとつで管理できるので、効率的に運用することができます。
個別カスタマイズにも対応
MakeShop(BtoBオプション)は、個別のカスタマイズにも対応です。
基幹システムとの連携や奉行シリーズとの連携、オリジナルの機能開発や、専用サーバープランなども用意しています。
MakeShop(B2Bオプション)の概要・実績
URL | https://btob-option.makeshop.jp/ |
---|---|
TEL | 03-5456-2555 |
会社名 | GMOメイクショップ株式会社 |
会社所在地 | 〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー4~14階・総合受付11階 |
設立年 | 1991年05月24日 |
実績ページ | http://btob-option.makeshop.jp/ |
実績詳細 | 埼玉県戸田市「株式会社アールオーエヌ」 埼玉県川口市「株式会社クロゼン」 岡山県岡山市「サンテク株式会社」 |
価格感 |
プレミアムショッププラン MakeShopエンタープライズ |
EC-Rider B2B
EC-Rider B2Bのオススメポイント
- ASP型とパッケージ型の2種類を用意
- 多言語対応可能
- ASP型でもカスタマイズ可能
ASP型とパッケージ型の2種類を用意
EC-Rider B2Bは、B2B向けECサイトを構築するサービスです。
安価に利用できるASP型と、サーバ・インフラを個別に用意しライセンスを購入して独自システムとして導入するパッケージ型の2種類が用意されています。
多言語対応可能
EC-Rider B2Bは「言語切り替えエンジン」を搭載し、多言語対応も可能なサービスです。
アクセス元のブラウザに応じて自動的に、その国に向けて用意したデザインやメッセージに切り替えてページを表示することができます。
仕入れは中国や台湾、アジアマーケットで、欧米のマーケットに向けて販売したいという方にオススメといえます。
ASP型でもカスタマイズ可能
EC-Rider B2Bは、ASP型でもカスタマイズに柔軟に対応可能です。
多彩な標準機能が揃っていますが、要望をヒアリングし見積もった上で、必要であればカスタマイズも可能とのことです。
EC-Rider B2Bの概要・導入実績
URL |
https://ec-rider.net/ |
---|---|
TEL | 052-231-1714 |
会社名 | 株式会社イーシー・ライダー |
会社所在地 | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目6番38号 錦エムワンビル7階 |
設立年 | 2013年12月17日 |
実績ページ |
https://ec-rider.net/casestudy/ |
導入実績 | 東京都港区「フーヅフリッジ株式会社」 東京都品川区「株式会社ニトムズ様」 愛知県豊橋市「日東電工CSシステム株式会社」 |
価格感 |
<従属課金プラン> <固定料金プラン> 他料金体系:B2Bライト、B2Bエンハンスド 、B2Bマーケットプレイス、 固定料金ハイスペックプランなど |
ecbeing BtoB
画像引用:ecbeing BtoB
ecbeing BtoBのポイント
・18年・1,600サイト以上の構築実績
・課題に応じて3つの構築タイプから選べる
・サイト構築後の売上向上まで支援
18年・1,600サイト以上の構築実績
ecbeing BtoBは、18年・1,600サイト以上の構築実績があるECパッケージです。これまでの経験から得た成功ノウハウに基づき、売上を上げるための柔軟なカスタマイズを提供しています。
加えて、ecbeingでは、「マイクロサービス」というSNS活用やCRMツール、データマーケティングなどの機能を付加できるオプションを用意しています。ECプラットフォームとマイクロサービスを組み合わせることで、各企業の個別業務に最適化しながら、時流に合わせたマーケティングの実行が可能です。
課題に応じて3つの構築タイプから選べる
同製品は、企業の課題に応じて3タイプのECサイトを構築できます。新規顧客の開拓に役立つ「オープン型」、既存顧客とのやり取りを効率化できる「クローズ型」、卸売業を仲介する「BtoBtoB / BtoBtoC型」から選択可能です。また、基幹システムや物流システムと連携し、業務効率が向上する受注システムの構築にも対応しています。
サイト構築後の売上向上まで支援
200名以上のデジタルマーケティング支援体制により、プラットフォームを活用した集客からファン化までを一貫してサポート。事業コンサルティングやWebプロモーション、デザイン制作まで支援してもらえるため、自社内に知見やリソースがなくてもEC事業を推進できます。
ecbeing BtoBの概要・導入実績
URL | https://www.ecbeing.net/b2b/ |
---|---|
TEL | 03-3486-2631 |
会社名 | 株式会社ecbeing |
会社所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー |
設立年 | 2012年 |
実績ページ | https://www.ecbeing.net/b2b/results/p1/ |
導入実績 | 大阪市北区「株式会社⽇阪製作所」 千葉県流山市「富士インパルス販売株式会社」 東京都昭島市「株式会社リガク」 |
価格感 |
要問い合せ |
CO-NECT(コネクト)
画像引用:CO-NECT(コネクト)
CO-NECT(コネクト)のポイント
・パソコン・スマートフォンで受発注可能
・取引先の使用料は無料
・手厚いカスタマーサポートを提供
パソコン・スマートフォンで受発注可能
CO-NECT(コネクト)は、パソコンやスマートフォンから簡単に受発注ができるBtoB向け受発注システムです。39,000社以上の企業に導入され、飲食、医療、建築、製造業など幅広い業界で利用されています。取引先からの注文をデータで一元管理できるうえ、注文ステータスの共有で漏れやダブりを減らすことも可能です。
取引先の使用料は無料
取引先の利用料は無料であり、取引先は専用の発注フォームから商品を選択するだけで発注可能です。発注書の作成やFAX送信の手間が省けるため、業務効率化につながります。
また、取引先ごとに発注フォームの商品や価格をカスタマイズできるため、取引条件に合わせた運用が可能です。
2週間の無料トライアル期間あり
2週間設けられている無料トライアル期間では、有料プランと同等の全機能が試せます。無料でサービスを比較検討したいという方でも安心して使うことができます。
CO-NECT(コネクト)の概要・導入実績
URL | https://biz.conct.jp/ |
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TEL | 03-6300-4299 |
会社名 | CO-NECT株式会社 |
会社所在地 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1 WeWork KANDA SQUARE内 |
設立年 | 2015年 |
実績ページ | https://biz.conct.jp/supplier/lp/case/ |
導入実績 | 新潟県新潟市「株式会社日本フードリンク」 東京都港区「ダイアンドモンド株式会社」 東京都千代田区「株式会社ぐるなび」 |
価格感 |
要問い合せ |
ebisumart
画像参照:ebisumart
ebisumartのポイント
- オプション機能による高いカスタマイズ性
- 直感的な管理画面による業務効率化
- 他サービスとの多彩な連携機能
オプション機能による高いカスタマイズ性
ebisumartはBtoB向けECサイトの構築システムです。カスタマイズの自由度が非常に高く、企業のニーズに応じて柔軟に対応できます。標準機能だけでなくオプション機能も豊富に用意されており、独自のECサイトの構築が可能です。
直感的な管理画面による業務効率化
直感的に操作できる管理画面で、業務効率化を実現できるのもebisumartの強み。導入後のサポートも充実しており、専任担当者がECサイト運用の悩みを解決するほか、少人数制のワークショップでシステムの操作方法を学ぶことも可能です。
他サービスとの多彩な連携機能
他のシステムやサービスとの連携が容易で、基幹システム・POSシステム・実店舗・スマートフォンアプリなどと連携できます。O2O(Online to Offline)やオムニチャネル戦略を実現するための強力なツールとなります。
ebisumartの概要・実績・料金
URL | https://ebisumart.com/top.html |
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TEL | 要問い合わせ |
会社名 |
株式会社インターファクトリー |
会社所在地 |
〒102-0071 |
設立年 | 2003年 6月 |
実績ページ | https://ebisumart.com/example.html |
実績詳細 |
「株式会社ジョンブル」のオンラインサイト |
価格感 ※税込み |
従量課金プラン:300万円〜 固定料金プラン:300万円〜 レベニューシェアプラン:1,000万円〜 ※税込み価格は要問合せ |
SI Web Shopping
画像参照:SI Web Shopping
SI Web Shoppingのポイント
- 各自動化システムとの連携による高い拡張性
- 企業独自の開発チームによるカスタマイズが可能
- 数百億円規模の大規模システムにも対応
各自動化システムとの連携による高い拡張性
SI Web Shoppingは、BtoB・BtoCに対応したECサイト構築システムです。高い拡張性により、マーケティングツールや各自動化システムとの柔軟な連携が可能。企業のニーズに合わせたカスタマイズで、ビジネスの成長を強力にサポートします。
企業独自の開発チームによるカスタマイズが可能
プログラムソースやデータベースを完全に公開しているため、企業独自の開発チームによるカスタマイズが可能です。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、競争優位性を獲得できます。
数百億円規模の大規模システムにも対応
大規模システムにも対応しており、数百億円規模のECサイトも安定運用できます。急成長するECビジネスにも対応できる堅牢なインフラで、トラフィックの増加や多様な商品ラインナップにもスムーズに対応します。
SI Web Shoppingの概要・実績・料金
URL | https://service.dgcm.jp/siws |
---|---|
TEL | 要問い合わせ |
会社名 | 株式会社DGコマース |
会社所在地 |
〒150-0022 |
設立年 | 2023年12月 |
実績ページ | https://service.dgcm.jp/siws/case |
実績詳細 |
「株式会社九州みらいCreation」の地域密着型ECモール構築 |
価格感 ※税込み |
要問い合わせ |
HIT‐MALL
画像参照:HIT‐MALL
HIT‐MALLのポイント
- 詳細な設定項目で最適な取引環境を構築
- 商品情報や顧客情報をリアルタイムで一元管理
- 安価かつ短納期でデータ連携を実現
詳細な設定項目で最適な取引環境を構築
HIT-MALLはBtoB向けECサイトの構築システムです。取引先ごとに卸値の掛け率、決済方法、与信限度額などを細かく設定できるのが特徴。個々の取引先のニーズに柔軟に対応し、最適な取引環境を構築します。
商品情報や顧客情報をリアルタイムで一元管理
ERP(基幹システム)やWMS(倉庫システム)などと連携することで、商品情報や顧客情報をリアルタイムで一元管理できます。在庫状況の同期や受発注データの管理が簡単に行えるため、情報の二重管理を防ぎつつ、迅速な意思決定が可能になります。
安価かつ短納期でデータ連携を実現
従来のデータ交換システムに比べ、安価かつ短納期でデータ連携を実現します。小規模事業者との取引にも対応し、受発注や請求のデータを自動化することで、手作業の手間を大幅に削減。セキュリティ対策も万全で、安心して利用できるシステムです。
HIT‐MALLの概要・実績・料金
URL | https://www.hit-mall.jp/ |
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TEL | 06-6456-5200 |
会社名 | アイテック阪急阪神株式会社 |
会社所在地 |
〒553-0001 |
設立年 | 1987年7月 |
実績ページ | https://www.hit-mall.jp/blog/case/ |
実績詳細 |
「株式会社藤崎」ECサイトリニューアル |
価格感 ※税込み |
要問い合わせ ※税込み価格は要問合せ |
BtoB ECサイトの導入事例
BtoB ECサイトの導入により、多くのメリットを得られると説明しましたが、実際にBtoB ECサイトを導入した企業はどのような効果を感じているか気になる方も多いでしょう。ここからは、BtoB ECサイトの導入事例を紹介します。
事例1:資材販売BtoBショップ G-Tape Shop
画像:G-Tape Shop
Magentoというサービスにて、BtoB ECサイトを構築した事例です。国内外どちらにも対応可能な決済方法を実装し、1つの画面で複数の商品をカートに入れられる仕様を実現。さらに、顧客グループに応じた金額設定を可能としました。これにより、利便性の高いECサイトを実現できた成功例です。
事例2:BtoB ECサイト「ぱちキャラオンライン」の制作
画像:ぱちキャラオンライン
続いて紹介するのは、既存のBtoB向けサイトにある課題を解決するためにBtoB ECサイトを新規制作した事例です。
もともとは注文方法が電話・メール・FAXとなっており、営業担当者に大きな負担がかかっていました。また、カタログ営業で商品鮮度が落ちているのも課題とされていたサイトです。
しかし、BtoB ECサイトの導入によりFAX・メール業務減少、商品情報の鮮度アップ、見積もり制作業務が減少。これにより、営業担当者の業務負担が大幅に軽減しました。さらに新規取引先の増加や、他社とのコラボレーションによる売上増加にもつながっています。
事例3 株式会社サンワ「たのつく」
画像:たのつく
最後に紹介するのは、BtoB・BtoC向けECサイトの構築をした事例です。
決済サービスや基幹システムの中の在庫管理を連携させ、利便性の高いサイトを実現。さらに、独自のCMS設計を実施することで運用フローが簡潔になったようです。
BtoB ECサイトの構築を成功に導くポイント
BtoB ECサイトの導入は、売上や取引先増加などのメリットが得られるもの。しかし、導入時のポイントを押さえていないと、サイト構築に失敗する可能性があります。
ここでは、BtoB ECサイトの構築を成功に導くポイントを詳しく紹介します。
自社業務の棚卸をする
自社業務の棚卸が大切です。BtoB ECサイトは、受発注入力・在庫や価格の照会など担当者が行っていた業務をオンラインに移し替えるものです。
そのため移し替える業務を明確にできていなければ、ECサイトを構築しても運用でトラブルが発生する可能性が高まります。
商品の売り方・掛率や割引などの販売価格設定ルール、配送先・納期確定のタイミングなど、商品が顧客に届くまでの一連の流れを細かく書き出して把握しましょう。
既存顧客からの理解を得る
既存の顧客のなかには、BtoB ECの導入に不安を覚える企業も少なくありません。特に、紙や電話で発注を行ってきた「レガシー」な方法を好む企業ならなおさらです。
そのため、フォローせずにBtoB ECサイトの運用を開始すると既存の顧客が離れてしまう可能性があります。BtoB ECサイトの導入前にはメリットを伝えたり操作方法を説明したりなど、できる限りのフォローを行い顧客の理解を得てから運用をスタートするのがおすすめです。
常に最新かつ高度なセキュリティ対策を行う
BtoB ECサイトで成功するためのポイントとして、常に最新かつ高度なセキュリティ対策を施すことも重要です。
BtoB ECサイトは顧客データを管理するものであるため、サイバー攻撃を受けやすいといわれています。万が一顧客データを流出してしまうと、信頼を失うのはもちろん損害賠償のリスクもあります。
サイトの信頼性・安全性を高めるためにも、高度かつ最新のセキュリティを備えたECサイト構築をしましょう。
基幹システムがある場合は、必要な部分を連携させる
在庫や納期の確認、商品の受注情報入力などを基幹システムで行っている企業もあるでしょう。そのような場合は、基幹システムの中から必要な部分を見極めてBtoB ECサイトに連携させることが大切です。
たとえば、顧客情報、受発注や請求、商品や在庫の管理など、基幹システムと連携させないと企業全体でデータにズレが生まれトラブルのもとになってしまいます。基幹システムでECサイトへの投影が必要な部分はもれなく連携させましょう。
BtoB向けECカートまとめ
いかがでしたか? この記事では
「BtoB向けのECカートを探している。」
「いろいろな製品の比較記事があると助かる」
そんな方向けに、詳しく紹介してきました。
今後B2Bの企業間取引においてECカート導入は進み、取引業務は効率化されていくことでしょう。
本記事を読んでさらに「業務効率を上げたい」「人的ミスを減らしたい」そして「販路を拡大したい」とお考えになった方は、検討を一歩前に進めてみてください。
本記事がその一助となれば幸いです。
その他のECカートを探したい方は、以下も参考にしてください。
Q. BtoB向けECカートの事例にはどのようなものがある?
BtoB向けECカートとして「楽楽B2B」「Bカート」等が挙げられます。それぞれの詳しい特徴は記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を書いた人
中村 天大
専門分野: Webマーケティング,SEO
新卒で教育系の上場企業へ入社。その後ベンチャー企業へ転職し、マーケティング責任者を経験。現在フリーで広告運用やライティング、コンサルなど、幅広く活動。
企業在籍時に、ホームページ制作・発注で頭を抱えていたため、Web幹事のビジョンに共感し、ジョイン。