- 更新日 2024.07.09
- カテゴリー ランディングページ
ランディングページの作り方を現役LPライターが徹底解説【2024年最新版】
「会社でLP(ランディングページ)を作ることになったが、どうやったら良いLPを作れるか分からない… 誰か詳しく教えて!」
この記事は、そう考えている企業のWeb担当者向けの記事です。
あなたは聞いたことがあるでしょうか? 現代で、人が1日に閲覧する広告は35,000件といわれており、広告で成果を出すのが難しくなっています。
正直に言って、ランディングページは「ただ作るだけ」では成果は出ません。
これははっきりと断言できます。実際わたしが企業のWeb担当者のときには、さっぱりCV(コンバージョン:成果)が出ないLPを作り、枕を涙で濡らしました。そんな私は今、マーケターとしてたくさんのLP制作に携わっています。
- LPを作る手順、構成をワンステップずつ丁寧に解説
- 売れるLPにするために必要なことは?
- LPを作る時の注意点は?
- どんな会社に依頼すると良いLPを作ってもらえるの?
この記事では上記のような疑問にお答えして行きます。
あなたがWeb担当者として、成果を上げられるように書きあげました。ぜひ参考にしてください。
※ノウハウや経験が必要なLP制作。知識や時間がない場合はプロに任せるのも1つの方法です。
Web幹事で、LP制作に強い制作会社を厳選しました!ぜひ参考にしてください。
ランディングページ(LP)制作に役立つ記事もご覧ください
ランディングページ(LP)に強い制作会社をプロが厳選!目的別におすすめします
ランディングページとは
良いLPを作るために、ランディングページに関する基礎知識を押さえておきましょう。
ランディングページとは、直訳すると「着地ページ」。つまりユーザーが最初に訪問(ランディング)するページを意味します。
訪問経路は、検索エンジンからの訪問、広告からの訪問、SNSや他サイトからリンクを踏んでの訪問など様々です。
ランディングページの役割
ここでお伝えしたい重要なことは「ランディングページとは、サイト訪問者に何かしらのアクションをさせるためのページ」だということです。さらに言うなら「1枚のページで、訪問者に関心を持たせ、信頼を獲得し、欲求を起こさせ、アクションをさせる」必要があります。なのでランディングページには、一般的には他ページにリンクしたりしません。
つまり他の一般的なページとは、目的も性質も異なるということです。ちなみに、ここでいう他の一般的なページとは、コーポレートサイトのトップページや記事コンテンツ、インタビュー記事などを指しています。それらはまた違った目的があるのです。
ランディングページの詳しい意味については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:ランディングページ(LP)とは?メリット・デメリット、外注する場合の相場も徹底解説
ランディングページを作る流れ
1. 目的を決める
2. ペルソナ分析・訴求軸を決める
3. LPの構成を決める(ワイヤーフレームを作成する)
4. 構成に沿ってコンテンツを作成する
5. デザインを行う
6. 開発・コーディング
7. 公開・運用・効果測定
まずはランディングページを作る流れ・手順を押さえておきましょう。
1. 目的を決める
最初のステップは「目的を決める」です。ランディングページを作成する前の段階です。
「目的」とは具体的には例えばこんなことが挙げられます。
- 商品を購入させる
- 資料請求させる
- メルマガ登録させる
- 会員を増やす
「toCの商品販売が目的」の場合、購買検討者は実際の商品を手に取って見ることができないので、商品の写真や情報を多くする必要があります。
また、まずは「資料請求」をさせたり「メルマガ登録」させるなら、購買に比べるとアクションのハードルは低いので、ベネフィットを伝える簡単な作りの場合が多いです。
目的が決まったら、ランディングページに訪問してほしいターゲットはどんな人なのか? を決める必要があります。
2. ペルソナ分析・訴求軸を決める
次のステップは、ターゲットの「ペルソナ分析・訴求軸」を決める、です。
ペルソナとは、一言でいえば「商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデル」のこと。
見込み客は何に悩み、どのようなシーンでそのランディングページに訪問するのか? を考え、明文化しておく必要があります。なぜなら、ペルソナの設定によって、LPの打ち出しや訴求方法、デザインが全く変わってしまうからです。
また、後述しますがランディングページは「作って終わり」ではありません。数値を分析して改善を重ねていく必要があるのですが、その時にペルソナが決まっていないと、改善の方向性がぶれてしまいます。極めて当たり前のステップですが、実はとても重要なステップです。
3. LPの構成を決める(ワイヤーフレームを作成する)
順番 |
構成 |
載せるべき情報 |
1 |
興味を持たせる |
キャッチコピー、画像、購入・申し込みボタン |
2 |
課題を解決できることを示す |
ユーザーの課題を商品・サービスがどう解決するか |
3 |
商品の魅力・メリットの根拠を示す |
数値的根拠、科学・医学的根拠 |
4 |
「お客様の声」で共感を与える |
実際に使ったお客様の声 |
5 |
「権威者の評価」で信頼性を与える |
有名人や専門家の推薦、受賞歴、 テレビ出演や新聞掲載の実績 |
6 |
制作者の思いを伝える |
商品開発のストーリー、 開発者・代表者の想いやメッセージ |
7 |
購入・申し込みに導く |
お得情報、購入・申し込みフォーム |
ランディングページの目的やペルソナの分析などができたら、次のステップは「LPの構成を決める」です。先ほどお伝えしたようにランディングページの目的は商品・サービスによって異なりますが「訪問者に何か行動をしてもらうこと」です。つまり、ある種のプレゼンテーション・商談の場といえます。
商談・プレゼンをする時も「何をどのような順番で話すか?」を考えますよね。
それと一緒です。何を話すかもとても大事ですが、順番もとても重要です。これをランディングページのたたきの構成として、紙やデータにしたものをワイヤーフレームといいます。ランディングページの構成については後ほど詳しく説明しますがざっくりとこのようなモノです。
ファーストビュー
- キャッチコピー
- キャッチ(メイン)画像
- 権威づけ
- CTA
ボディコピー
- ストーリー
- 共感
- お客様の声
- 証拠
クロージング
- CTA
- フォーム
ワイヤーフレームとは、ホームページ内で「どこに」「何を」「どのように」配置するかをまとめた、ホームページの「設計図」のことで、上記のようなモノになります。
ワイヤーフレームの作り方を知りたい方へ
ワイヤーフレームの書き方をまとめました!サンプルなどもダウンロードできますので、ワイヤーフレーム作成の際にはぜひ活用ください。
ワイヤーフレームの作り方完全ガイド
4. 構成に沿ってコンテンツを作成する
ここまでできたら、いよいよ「構成に沿ってコンテンツ作成する」段階に入ります。ランディングページの目的とペルソナに沿って構成を決めてワイヤーフレームができてからはじめてコンテンツ作成に入るのです。
ファーストビューとボディコピーの作り方は次章で解説しますので、ここでは簡単にクロージングに触れておきます。
クロージング
ファーストビュー、ボディコピーと続き、十分にページ訪問者を「買う気」にさせることができたら、最後にきちんとクロージングをかけないと購入には至りません。
クロージングの構成要素はおおよそ下記の通りです。
- CTA
- エントリーフォーム
CTAとは「Call to Action」の略称。Webサイトの訪問者にアクションをさせること、もしくはアクションを起こさせるWebサイト上に設置された画像イメージやテキストのことをいいます。
CTAの最適化はCVにダイレクトに影響します。
そしてもう一つのクロージングの要素がエントリーフォーム。せっかくアクションをしようと思っているユーザーがエントリーフォームで離脱してしまうということはよくあること。
お問い合わせフォームの最適化のことをEFO(Entry Form Optimization)と呼びます。
【関連】ランディングページの改善を詳しく知りたい方へ
LPで成果をあげるためには何をすればよいのか?
実際に企業のWeb担当者として、苦労しながらもLPOを繰り返し成果を上げていった経験のある私が、徹底解説します。
プロが実践するランディングページの改善(LPO)13選!
5. デザインを行う
コンテンツができたら次に行うのが「デザイン」です。当たり前ですが「デザイン」もランディングページの大事な要素です。過去、私が携わったプロモーションでデザインを変えただけで反応が倍になったことがありました。デザインの作り方は次章で詳しく解説します。
6. 開発・コーディング
デザインまで決まったら、いよいよランディングページをWebページにするという段階にきます。
いわゆる「コーディング作業」です。企業のWeb担当者であれば「社内のエンジニア」または「制作会社」に依頼するということになるでしょう。この時の注意点としては、下記の通りです。
- どのサーバーにLPをアップロードするか? 決めておく
- LPのURLを決めておく
- LPから問い合わせがあった時に通知するメールアドレスを決めておく
- LPから問い合わせ後にお客様に届くメール文などを準備しておくこと
さらにこの後お伝えしますが、公開後の「効果測定や運用」で、テストマーケティングをしていくのであれば、編集や修正作業についても、事前にお願いをしておくことも大事です。
ランディングページはいきなり大きな成果が出るとは限りません。もしかすると反応があまり出ず、焦ってあなたは、公開後すぐに修正したい箇所が出てくるかもしれません。そんな時のために、修正を行うことを前提で準備をしておくと良いです。
7. 公開・運用・効果測定
最後は「公開後の効果測定・運用」です。先ほどもお伝えしましたが、ランディングページは公開をしたらすぐに成果が出るようなものではありません。ランディングページ公開後に出る「結果」を見ながら、微修正をしながら反応が出るLPにしていく必要があります。
このような公開後のランディングページの「効果測定・運用・改善」をLPO(Landing Page Optimization)と呼びます。詳しくは後述します。
ランディングページの作り方
- ファーストビューは過剰になりすぎないように
- ボディコピーは3つを意識する
- デザインは3つの要素から考える
- 自社の目指している競合・売上の多い企業の事例を参考にする
ランディングページを作る流れを理解できたところで、成果を出すための作り方を解説します。
ファーストビューは過剰になりすぎないように
ランディングページ で最も重要なパーツはファーストビュー(最初に目に入る部分)であることは疑いようがありません。その理由は、一言で言えばファーストビューは「一番読まれるパーツだから」です。
売れるLPと売れないLPの違いは「ファーストビューの魅力の差」と言っても過言ではありません。
先ほど「ランディングページの構成」では、ファーストビューの構成要素は下記の通りだとお伝えしました。
- キャッチコピー
- アイキャッチ(メイン)画像
- 権威づけ
- CTA
キャッチコピー
「キャッチコピー」は言うまでもなく最重要です。ただの商品説明などになっている場合、読者目線で「閲覧目的を満たす」や「読者にとってのベネフィット」の訴求になっているか? などの観点で見直してみるとよいでしょう。また、当たり前ですが怪しさや胡散臭さが出るとすぐに離脱されてしまうので要注意です。
【関連】キャッチコピーの詳細を知りたい方へ
企業のWeb担当者時代から、1,000回以上キャッチコピーを作ってきた筆者が徹底解説します。
ランディングページの売れるキャッチコピーを現役コピーライターが徹底解説
アイキャッチ(メイン)画像
「アイキャッチ画像」は、そのランディングページの第一印象を決めます。パッと見で商品の内容やサービスが分かるような写真で、かつ読者にとって怪しさや胡散臭さがなく、注意を引けるようなものになっているか? 見直してみてください。
権威づけ
※画像引用:アルマード
「お客様満足度」や「取引先実績」、「◯◯公認」、「◯◯氏おすすめ」などの権威づけを行うことでLPの改善が図れます。
パッと見のイメージを上げるために、些細なことでも「数」の勝負で権威づけを行うとよいです。
CTA
CTAをファーストビューに配置することで、ランディングページの効果が上がる場合があります。
ボタンのデザインや色・数などを変更することでも効果改善が図れます。
ボディコピーは3つを意識する
ボディコピーはその名の通りランディングページのボディ(本体)で面積としては一番大きな部分です。構成要素はおおよそ下記の通りです。
関心喚起
- ストーリー
- 共感
ベネフィット
- 顧客が商品から得られる恩恵
- 商品のメリット
信頼獲得
- お客様の声や実績
- 証拠
訪問者の関心を高めるための「ストーリー」や困っている事に対しての「共感」が必要です。そしてその商品が購入者にもたらす「ベネフィット」を伝える必要もあります。「証拠」や「お客様の声や実績」の掲載によって「本当にベネフィットが得られる」という「信頼や安心」を獲得しないと購入には至りません。
LPの詳しい構成の作り方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:売れるLPの構成の鉄板7ステップを解説!
デザインは3つの要素から考える
・商品やサービスの強みは何か?
・それを欲しがる人は誰なのか?
・その人はどこにいるのか?
デザインを考える上で軸にするべきは、上の3つです。とにかく事前リサーチを徹底しましょう。最初のステップで決めた「ペルソナ設定」を常に念頭に置きながらデザインを考えます。
ペルソナにとって「続きを読みたくなる」デザインにする必要があるからです。
ランディングページのデザインのポイントは下記の通りです。
- 写真などを活用し、ビジュアルイメージを伝える
- フォントサイズを変えて、メリハリをつける
- 強調する文章の色や太さを変える
- 文字や写真の間隔を統一・調整する
- 反転(背景に色があり、文字が白抜き)をうまく活用する
上記を参考に、デザインを行なってみてください。
また、後ほどLPの事例をご紹介しますが、「競合のLP」もリサーチするようにしてください。
競合がどのようなターゲットに対してどのような打ち出しをしているのかを分析し、訴求を考える必要があるからです。
下記の記事を使って事例を探してみて下さい!
制作の現場でよく見られている、LPの事例まとめサイトをピックアップ!
業界や色別に探せるので、事例集めにぴったりです。
【完全版】ランディングページの事例まとめサイト7選 (2019年版)
自社の目指している競合・売上の多い企業の事例を参考にする
成果につながるLPを作るには、競合他社や売上の多い企業の事例を参考にすることが非常に重要です。
実際に成果を出している先駆者のLP構成・訴求文言・CTAの入れ方などを分析して、要素を取り入れることで、効果的なLPを作成できます。
とくに、ユーザーの興味を引くファーストビュー・魅力的なキャッチコピー・CTAの配置場所は、コンバージョン率に大きく影響します。ターゲット層やサービス内容が近い、同じ業界の企業LPは、参考になる点を発見しやすいでしょう。
競合他社の事例を把握することで、より的確かつ効果的に自社LPの戦略を構築できるのです。
ランディングページを作る方法
- LP作成ツールで自作する
- フリーランスに依頼する
- 制作会社に依頼する
- フリーランス、制作会社に一部だけ依頼する
LP作成ツールで自作する
画像引用:Make LP
ランディングページを自分で作るにはLP作成ツールを使うのが一般的です。LP作成ツールはランディングページを作って運用するための機能(決済機能、分析機能、問い合わせ機能など)を搭載しています。無料と有料(月額料金を払って使う)ものなど、様々な種類があります。
ランディングページのテンプレートも用意されているので、テキストや写真を変えるだけで、簡単にLPを作成することが可能です。
LP作成ツールで自作するメリットは、費用を抑えられること、コミュニケーションコストがかからないことの2点です。デメリットは、専門的な知識がない場合、手間がかかる割に思ったような効果が上がらない可能性があることです。
フリーランスに依頼する
次に、自分で作るのではなく、プロに依頼するパターンを紹介します。プロの中でもLP制作会社に発注するものとフリーランス(個人)に依頼する2パターンがあります。
フリーランスに依頼すれば、制作会社より発注費用が安くなるメリットがあります。一方、個人作業なのでリソースが限られており、大量に発注するには不向き、依頼先のフリーランスが体調を崩すと納期がズレやすいなどデメリットがあります。フリーランスに依頼する場合は、様々な注意点もあるので下記の記事も読んでみてください。
制作会社に依頼する
制作会社とフリーランスの違う点の1つがクオリティです。制作会社であれば「デザイナー」「プログラマー」「ディレクター」など、各分野の専門家が自らの業務を全うします。
ランディングページを作るには特殊なスキルが必要なので、良い制作会社を選ぶ必要があります。良い制作会社であれば、理想のデザインでLPを制作してくれます。
一方で、優良なLP制作会社を選ぶのがそもそも難しいといったデメリットがあります。
フリーランス、制作会社に一部だけ依頼する
最後はフリーランス、制作会社に一部だけ依頼する方法です。例えばデザインだけ依頼する、コーディングだけ依頼するなど部分的に発注します。
メリットとしては、自社で取り組む分の発注費用が少なくすむことが挙げられます。一方、デメリットとしては、LP全体の責任の所在が不明瞭になり、トラブル時にもめないよう事前に役割・責任範囲を決めておく必要があります。
4つ紹介した中で、どれが自社にとって良いのか迷う方はWeb幹事にご相談ください。
ランディングページ制作の費用相場と制作時間
ランディングページの制作手段を選ぶ上で、費用相場と作成時間は重要なポイントです。
上記でご紹介した制作方法の費用相場と制作時間をそれぞれまとめます。
自作する場合
LP作成ツールで自作する場合は、無料で作成することもできます。有料のツールを使用する場合は、月額使用料のみで作成可能です。月額使用料の費用相場は、1,000円〜10,000円です。
テンプレートのカスタマイズを使えば、短時間で作成できます。凝ったデザインや複雑なカスタマイズを加える場合は、数日〜1週間程度が制作時間の目安です。
※LP作成ツールの料金プランによっては、ドメインを自由に設定できない、プランでPVの上限が決まっているなど制約がある場合もあるため、事前に機能範囲を確認しておきましょう。
フリーランスに依頼する場合
LP制作をフリーランスに依頼する場合の費用相場と制作時間の目安は以下の通りです。
LPの種類 |
費用相場 |
制作時間 |
簡単なLP |
5万円〜15万円 |
1〜2週間 |
中規模なLP |
15万円〜30万円 |
2〜4週間 |
高機能なLP |
30万円〜50万円以上 |
1〜2ヶ月 |
プロジェクトの規模やフリーランスのスキルによっても異なるため、実績や見積もりを参考に、自社のニーズに合っているかを確認することが重要です。
制作会社に依頼する場合
LP制作を制作会社に依頼する場合の費用相場と制作時間の目安は以下の通りです。
LPの種類 |
費用相場 |
制作時間 |
簡単なLP |
10万円〜30万円 |
2〜4週間 |
中規模なLP |
30万円〜70万円 |
4〜6週間 |
高機能なLP |
70万円〜150万円以上 |
6週間〜3ヶ月 |
自作やフリーランスに依頼するより費用が高く、制作時間も長くなりますが、専門的なスキルによるクオリティの高いLP制作が可能です。
一部だけ依頼する場合
フリーランスや制作会社に、LP制作の一部だけを依頼すれば、コストを抑えて短期間で作成することもできます。費用相場と制作時間の目安は以下の通りです。
依頼内容 |
費用相場 |
制作時間 |
デザイン |
3万円〜20万円 |
1〜3週間 |
コーディング |
3万円〜20万円 |
1〜3週間 |
コピーライティング |
1万円〜10万円 |
1〜3週間 |
SEO対策 |
2万円〜10万円 |
1〜3週間 |
アナリティクス設定 |
1万円〜5万円 |
1〜2週間 |
費用相場と制作時間を考慮し、自社に合う最適な方法でランティングページを作成しましょう。
ランディングページを作る際の注意点
ここからは、ランディングページ作成の際の注意点をいくつかお伝えしたいと思います。過去、私が企業のWeb担当者としての失敗も踏まえています… 転ばぬ先の杖として、しっかり読んでおいてください。
改善(LPO)が重要
売れるランディングページを作るためにはLPOがとても重要になります。なぜなら、最初に作ったLPは「こんな風に伝えたら売れるのではないか?」という仮説に過ぎないから。ランディングページ作成後、いきなり成果はバンバン出ません。
記事の冒頭でもお伝えしましたがり、現代で、人が1日に見る広告の数は3,000件とも5,000件ともいわれ、広告で成果をあげることはどんどん難しくなっています。
あなたのランディングページも改善改良をしなければ、CPC(クリック単価)、CPA(成果単価)は上がる一方です。詳しくは、LPの改善(LPO)の記事があるのでそちらを参考にしていただきたいのですが、具体的なLPOの方法は下記の通りです。
- ファーストビューの最適化
- CTAの最適化
- エントリーフォームの最適化(EFO)
- コンテンツの内容・表示順
- LPの表示速度をあげる
【参考】ランディングページの改善について知りたい方へ
実際に企業のWeb担当者として、苦労しながらもLPOを繰り返し成果を上げていった経験のある私が、徹底解説します。
プロが実践するランディングページの改善(LPO)13選!
上記の記事では、下記のようなことをまとめています。
- LPOの考え方
- LPOの流れ
- LPOの具体的な方法
- LPOのツール
- LPO改善の注意点
上記のポイントや記事を参考に、LP公開後にも修正・改善を行っていってください。
関連記事:超厳選!おすすめLPOツール3つを徹底比較&LPの改善ポイントを解説します!
機能ではなく便益(ベネフィット)を伝える
売れるランディングページをつくるためには「ベネフィットを伝える」必要があります。とても大事なことですができている人はとても少ないといわれています。
ではベネフィットとは何か? ベネフィットの反対の言葉は特徴です。ベネフィットと特徴の違いは、英語で考えるとわかりやすいです。特徴というのは、下記のようなもの
This (product) is 〜
This (product) has 〜
つまり、これは商品の説明をしているということです。
一方、ベネフィットは、下記のようなもの
This (product) does 〜
This (product) makes you 〜
あなたやあなたが扱う商品が、お客様をどのように変えてくれるか? を伝えていることがお分かりいただけるでしょう。
人は特徴が欲しいのではなくベネフィットが欲しくてその商品を買うのです。
もしあなたがランディングページでただ特徴を伝えているとしたら、ランディングページの魅力は残念ながら低いかもしれません。その特徴が、お客様をどのように変えるのか? を考え、言葉を変換してみてください。
ユーザーが知りたいことを提供する
LP制作の際は、ユーザーが知りたいことを提供するよう注意しましょう。つい自社が伝えたいことを盛り込んでしまいがちですが、常にユーザーの立場に立って考えることが大切です。
ユーザーが求めている情報がなければ、ランディングページから離脱してしまい、商品の購入や利用に繋がりません。
成果の出るLPにするためにも、ユーザーの顕在的・潜在的な悩みを分析し、ユーザーファーストなLP作成を目指しましょう。
問い合わせ数が増えたから成功ではないということ
3つ目の注意点は「問い合わせ数が増えたから成功ではない」ということ。
これは企業のWeb担当者であれば、きっと理解いただけると思いますが、問い合わせが「成約」になってはじめて広告が成功したといえます。
広告やLPOをした結果、CVや問い合わせが増えた時は本当に嬉しいものです。
「達成感」や「充実感」が味わえます。
しかし、やってしまいがちなことが「その問い合わせが成約に結びついているか、まで見ない」ということ。
ここを見失ってしまうと本末転倒です。
と言いながら、自分自身が企業のWeb担当者の時に陥りがちだったことでもあります。
ぜひ本質を見失わず、結果に一喜一憂しすぎず、地道な活動を行なっていただければと思います。
ランディングページの事例
最後に「ランディングページの事例」をご紹介します。
売れるランディングページから学ぶことはとても重要です。
売れているということは、売れるための要素がうまく入っており、人の心を掴んでいるからです。
表面的にしか真似できないというのは、あまりよくありませんが、それでも真似から始めることで、早く成功に近づけるでしょう。(実際に売れるランディングページを作る人は、売れているランディングページを上手に真似しています)
ランディングページをたくさん集めているサイトを3つほどご紹介します。
【関連】ランディングページの事例まとめ
効率的なLP事例の探し方と、おすすめの ランディングページ 事例集を紹介します。
【完全版】ランディングページの事例まとめサイト
ランディングページ集めました。
【参照】ランディングページ集めました。
サイト名の通り、たくさんのランディングページが掲載されています。カテゴリーで、自社のランディングページに近い業界のランディングページを見ることが可能です。キャッチコピーと一緒にビジュアル要素も掴めるので良いですね。
LP advance
【参照】LP制作・Web広告に参考になるLPデザインまとめリンク集|LP advance
「カテゴリー」「カラー」や「タイプ」「メインビジュアル」をかけ合わせ、詳細な条件でランディングページやキャッチコピーを探せます。
Web幹事
【参照】Web幹事 ランディングページの制作実績から制作会社を探す
Web幹事でも、LPの実績・費用・制作期間などの事例を紹介しています。「予算の目安」「サイトの種類」「業界」から条件を絞り込み、ランディングページの事例を閲覧できます。
LP制作をプロに依頼したい人は
さて、ここまでランディングページの作り方を解説してきました。もしあなたが、多忙な企業のWeb担当者であり、社内にLP制作を依頼する人がいなければ、プロに依頼することも検討の一つに入っているはず。
本メディアを運営する「Web幹事」では、貴社の目的や予算・条件に合わせて最適なLP制作会社をご紹介しています。実績が豊富な会社も、もちろんご紹介可能です!紹介料は無料。お気軽にご相談ください。
【無料】ランディングページに強い制作会社をプロに紹介してもらう
ランディングページの作り方まとめ
さて、本記事はいかがだったでしょうか? この記事では、ランディングページの作り方について下記のようなことをお伝えしてきました。
- LPを作る手順、構成をワンステップずつ丁寧に解説
- 売れるLPにするために必要なことは?
- LPを作る時の注意点は?
- どんな会社に依頼すると良いLPを作ってもらえるの?
記事の中で何度かお伝えしてきましたが、ランディングページは公開したらすぐに成果が出るようなものではありません。
どんなに時間やお金をかけて、綺麗なランディングページを作っても、たった一つのキャッチコピーがイケてなかったために反応が取れない、なんてこともあります。
だからこそ、LP運用のプロが存在し、成果が出るまでサポートする必要があるのです。
ぜひ本記事を参考にしてLPを作ってみてください。「餅は餅屋」ですので、ぜひ頼れるサポーターとともに「売れるLP」を作っていってください!
あなたが1秒でも早く成功に近づけることを願っています。
ランディングページ(LP)制作に役立つ記事もご覧ください
ランディングページ(LP)に強い制作会社をプロが厳選!目的別におすすめします
Q. ランディングページ(LP)の構成は?
ランディングページ(LP)は主に「ファーストビュー」「興味・関心」「説得・エビデンス」「信頼」「クロージング」の5つで構成されています。
Q. ランディングページを効果的に作るための注意点はありますか?
まず目的を明確にし、ターゲットとなるユーザーのニーズに合わせた訴求を行うことが重要です。またファーストビューの魅力やCTAの最適化、エントリーフォームの最適化など、細かい部分にも注意を払う必要があります。
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(24時間受付中)
この記事を書いた人
中村 天大
専門分野: Webマーケティング,SEO
新卒で教育系の上場企業へ入社。その後ベンチャー企業へ転職し、マーケティング責任者を経験。現在フリーで広告運用やライティング、コンサルなど、幅広く活動。
企業在籍時に、ホームページ制作・発注で頭を抱えていたため、Web幹事のビジョンに共感し、ジョイン。