- 更新日 2024.10.17
- カテゴリー ランディングページ
ランディングページはサブドメイン?サブディレクトリ?URLの決め方を徹底解説【2024年最新版】
ランディングページの制作を決めたものの、「何から始めればいいのかわからない…」と悩んでいませんか?
既存のホームページを持っている場合は、関連付けるべきかどうかも迷ってしまいますよね。
ランディングページは宣伝や広告などの「プロモーション活動」をサポートしてくれる存在です。
Webサイトの収益化・認知度向上など目標を達成するため、ランディングページは欠かせません。
この記事では、そのランディングページ制作において肝となるURLの決め方について、
「サブドメイン・サブディレクトリの違いやメリットデメリット、使い分けの方法」を徹底解説します。
これらのメリット・デメリットを理解して、安心して効果を得られるランディングページを作りましょう。
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・【LP改善】プロが実践するランディングページの改善策(LPO)まとめ
ランディングページのURLの決め方
ランディングページを制作する際、最初に考慮すべきことは「URL」です。
URLはランディングページの効果に大きく影響を与えます。
適切なURLを選択することで、アクセス数や目標達成率のUPにつながりますし、運営側の管理方法も容易なものとなります。
ランディングページをこれから作ろうと考えているのであれば、既にホームページを持っているケースが大半かと思います。
ランディングページのURLには「サブドメイン」と「サブディレクトリ」の2つの選択があります。
いずれの場合もドメインを運営するホームページと同じサーバーで管理できるため特別な準備は必要ありません。
サブドメインとサブディレクトリ、両社のURLの違いを理解しておけば、使い分けは簡単に判断できます。
サブドメインとは?
ドメインの「前」に、任意の名前を付けたものをサブドメインといいます。
運用しているホームページのドメインが「web-kanji.com」だったとしましょう。
そこへ「lp」という任意の名前を付けたファイルを作成したとします。
この場合「lp.web-kanji.com」がサブドメインとなります。
サブディレクトリとは?
ドメインの「配下」に、任意の名前を付けたものをサブディレクトリといいます。
「web-kanji.com」で、「lp」というサブディレクトリを作成したとしましょう。
この場合、サブディレクトリでランディングページを作ると「web-kanji.com/lp/」といったURLとなります。
サブドメインを使う際のメリット・デメリット
サブドメイン | サブディレクトリ | |
---|---|---|
メリット |
・メインのドメインとは別のものと判断されるため、 検索結果にそれぞれ表示される |
・CMSやGoogle Analytic、Google Adwordsの 管理・運用が一緒に行える |
デメリット |
・CMSやGoogle Analytics等の管理作業が増加する ・Google Adwordsでの広告審査が通らない |
・特になし |
サブドメインは手軽に設定ができます。
レンタルサーバーを利用している場合は、任意の名前を入力してクリックするだけでサブドメインの設定が完了する場合もあります。
その他、メリットデメリットは以下の通りです。
メリット
サブドメインは、通常のドメインとは別のドメインとして検索結果に表示されるという利点があります。
Googleの評価アルゴリズムにより変動しますが、検索時、同じドメインのページは一定数以上表示されません。
仮に「同じドメインのページは検索結果に4つまでしか表示しない」というルールが適用されているとします。
その場合でも、サブドメインであれば通常のドメインとは別のものとして扱われるため、最大で8ページ(ドメイン1つ、サブドメイン1つ)が検索結果に表示されるということです。
デメリット
サブドメインはWordPressなどのCMSで運用している場合、メインのドメインとは別のものとして管理することになり、複数の管理画面が存在することで、作業が煩雑となってしまいます。
また、GoogleアナリティクスやGoogleアドワーズにおいても、メインのドメインと別のものとして扱われます。
- アクセス数やコンバージョン率(目標達成率)等、確認作業が増えてしまう
- メインのドメインと同じ広告グループでの出稿ができない
これらもデメリットと言えるでしょう。
※Goodleアドワーズでの取り扱いについては「4-1」で詳しく解説しています。
サブディレクトリを使う際のメリット
サブディレクトリの設定も、サブドメインと同様に手間がかかるものではありません。
管理面においてはサブドメインと比べてメリットが多いと言えます。
メリット
サブディレクトリは、メインとなるドメインの配下として管理することとなります。
そのため、新たにCMSを導入する必要はありませんし、Googleアナリティクスの管理もメインのドメインと一緒に行うことが可能です。
サブドメインにに比べ、日々の運用・管理作業が容易である点は大きなメリットでしょう。
サブドメインとサブディレクトリの使い分け方
ここまでお伝えした通り、ランディングページを作る際は、基本的にサブディレクトリがおすすめです。
しかし、多少の例外はあります。
ブランドイメージやプロダクトごとに「使い分け」をしたほうが効果的な場面もあるからです。
用途に応じたランディングページの使い方を確認しておきましょう。
Adwordsなど広告を出す場合
Googleが広告主に対して提供するクリック課金広告サービス「AdWords(アドワーズ)」を利用する場合、サブディレクトリでの運用がおすすめです。
Google広告ポリシーヘルプによると、「広告グループ 1 つにつき 1 つのウェブサイト」という技術要件が提示されています。
Googleの広告枠に作成したランディングページを広告として出稿する際「広告グループ」という設定が必要です。
広告グループとは、キーワード・広告・入札単価のセットのことですが、1グループにつき1ドメインで管理しなくてはなりません。
サブディレクトリは同一ドメインですが、サブドメインは異なるドメインとして扱われます。
ランディングページの広告審査が通らなくなってしまうので、サブディレクトリでの運用が良いでしょう。
ランディングページをA/Bテストなどで複数つくる場合
ランディングページの効果を測定する方法にA/Bテストがあります。
AパターンのランディングページとBパターンのランディングページをランダムに振り分けて表示することで、どちらの広告パターンが効果的であるかを計測することできるテストです。
A/Bテストを効果的に行うためには、Adwordsなどの広告出稿が欠かせません。
先ほど紹介した「Google広告ポリシーヘルプ」からもわかるように、サブディレクトリのほうが簡単にページの管理を行うことができますので、運用上便利でしょう。
また、DROPのようなサービスを利用して作成したランディングページと、そうでないランディングページを比較するといったこともしやすいです。
効果計測を行う際の解析ソフト(Google Analyticsなど)も、同一ドメインで取り扱ったほうがデータを正確に取得できます。
ドメインと違う商品のLPを作る場合
普段とは異なる商品のランディングページを作る際には、サブドメインを利用すると良い場合があります。サブディレクトリよりもサブドメインのほうが、訪問者は違う商品であると判断しやすいからです。
たとえば、サプリメント販売のランディングページを作る際に「web-kanji.com/supplement/」(サブディレクトリ)よりも「supplement.web-kanji.com」(サブドメイン)のほうが、URLの冒頭部分に「supplement」という表示があるため、ブランドネームよりも商品名のほうが意識されやすくなります。
まとめ
ランディングページのURLをどう決めるか迷った場合は、サブディレクトリで運用することをおすすめします。
サブドメインよりもサブディレクトリを使用した方が、運用・管理面での負担が少ないためです。
SEOの評価もメインのドメインから引き継ぐことができますので、その点も大きなメリットです。
特別な理由がない限りサブドメインよりもサブディレクトリでランディングページを作ることをおすすめします。
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Q. LPのURLとは何ですか?
LP(ランディングページ)URLとは、広告をクリックしたユーザーに表示されるウェブページのURLのことです。 通常は広告の最終ページURLと同じ URL になります。
Q. サブディレクトリとサブドメイン、どちらを使うべきですか?
基本的にはサブディレクトリの使用をおすすめします。サブディレクトリは運用や管理が簡単であり、メインのドメインとの関連性が高いため、SEOの評価なども引き継ぐことが可能です。ただし、特定の商品や広告出稿の場合はサブドメインの使用が有効です。
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この記事を書いた人
Web幹事運営事務局
ホームページ制作会社経験者を中心に構成されたWeb幹事の編集メンバーです。ホームページ制作に関する情報を、業界で培ってきたプロならではの経験とノウハウをもとに分かりやすくご紹介します。
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