- 更新日 2025.10.23
- カテゴリー ホームページの作り方
ホームページのリニューアル費用の相場と内訳|料金を抑えるポイントも解説【2025年最新版】
ホームページのリニューアルを行いたいが、「一体いくらの費用がかかるのか分からない」という方へ。本記事はこれからホームページのリニューアルを行うとしているWeb担当者の方に向けて、リニューアルに必要な費用や相場の感覚を掴んでいただくための記事です。
主に以下の点についてご説明します。
- サイト種別のリニューアル費用相場
- ホームぺージリニューアル費用の内訳
- ホームぺージリニューアルの見積もり書の見方
- ホームぺージリニューアルが高くなる/安くなるケース
今あるホームページを大きくリニューアルすることは、一大決心。
「失敗できない」という不安を打ち消すためには、少しでも相場の感覚を理解し、適切な制作会社へ依頼することが何より重要です。
本記事を読んでいただければ、しっかりと制作会社に見積もり依頼ができるようになります!
ぜひ、ご一読ください。
リニューアル費用の相場ガイドブックをご用意しました。ぜひご活用ください。
WEBサイトリニューアル費用の相場がまるわかり!
WEBサイトリニューアル費用相場完全ガイドブック
この資料では以下の内容を紹介しています。
「WEBサイトの種類別リニューアルの費用相場」
「WEBサイトリニューアルの見積内訳」
「WEBサイトリニューアル費用をおさえるポイント」
「見積の組み方」
無料でダウンロードする
御社のホームページリニューアルがどのくらいの費用で実施できるかを知りたいという方は、以下のボタンをクリックしてください。簡単におおよその金額が算出されます。
【無料】60秒でリニューアル制作料金をシミュレーションしてみる
ホームページリニューアルの費用相場
当メディアWeb幹事では「HPを作りたい人」「HPを作れる会社」をつなげるマッチングサービスを提供しています。以下は、Web幹事経由で発注された金額データをもとに作成したホームページリニューアルの費用相場のグラフです。
10万円未満:1%
10万円~100万円未満:56%
100万円~500万円未満:40%
500万円~:3%
ホームページリニューアルの平均の費用相場は138.2万円(中央値は88.6万円)。発注金額の56%が10万~100万円、40%が100万〜500万となっています。
\自社サイトのリニューアル費用をかんたんに見積もってみたい方はこちら/
「ホームページのリニューアル」といっても、作りたいサイトや目的によって費用相場は異なりますので、ここではWeb幹事の実際のデータを元にリニューアルの多い下記サイト別に費用の相場感を解説していきます。
- ホームページ(コーポレートサイト)
- オウンドメディア
- ECサイト
- 採用サイト
ホームページ(コーポレートサイト)のリニューアル費用相場
Web幹事経由で発注された金額データをもとに作成したコーポレートサイトリニューアルの費用相場のグラフです。コーポレートサイトリニューアルの平均費用相場は131.1万円(中央値は81.4万円)。発注金額の60%が100万円以下、32%が100万〜300万となっています。
|
目的 |
ページ数 |
初期費用 |
運用費用 |
制作期間 |
|
デザインのみ リニューアル |
20~30ページ |
100万円以下 |
1万円程度 |
2〜3ヶ月 |
|
集客 (SEO対策) |
100ページ以下 |
100万円〜300万円 |
10〜20万円 |
3〜4ヶ月 |
|
集客 (SEO対策) |
100ページ以上 |
300万円以上 |
20〜30万円 |
4〜6ヶ月 |
|
ブランディング |
30ページ以下 |
100万円~300万円 |
- |
3〜4ヶ月 |
|
ブランディング |
30ページ以上 |
300万円以上 |
- |
4〜6ヶ月 |
※上記価格表はあくまで「目安」です。制作会社によって価格は変動することご了承ください。
上記は一般的な相場で、ホームページのリニューアル費用は依頼する「目的」によって相場が変わります。
\コーポレートサイトのリニューアル費用を見積もれます/
相場については、ガイドブックにまとめております。こちらもご活用ください。
WEBサイトリニューアル費用の相場がまるわかり!
リニューアル費用の相場から、相場の読み方・考え方を目的別に解説しています。
無料でダウンロードする
費用別コーポレートサイトリニューアル実績
ここからは、実際のコーポレートサイトのリニューアル実例を、費用別にご紹介します。
51~100万円
51~100万円でコーポレートサイトリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
株式会社EachWorth コーポレートサイト
旧サイトのレイアウトを見直し、洗練されたデザインへアップデート。企業イメージを強調し、訪問ユーザーの印象に残るようなスタイリッシュな外観を実現しました。
具体的には、スライダーやアニメーションなどの動的コンテンツを導入し、ユーザーの視覚的な体験を強化。直感的で魅力的なナビゲーションを構築しました。
101~150万円
101~150万円でコーポレートサイトリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
物流会社様のコーポレートサイトリニューアル
物流センター運営、卸業、宅配事業の、採用を強化したコーポレートサイトリニューアルを行いました。
①自社の魅力を最大限に伝えること②求人情報のわかりやすさと魅力を伝えることを大切に、現在の求人情報を分かりやすく掲載するだけでなく、それぞれの職種の魅力や成長機会を伝えるように構築を行いました。
201~300万円
201~300万円でコーポレートサイトリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
本田金属技術株式会社
自動車メーカーHONDAの創業者本田宗一郎氏の実弟である本田弁二郎氏が設立した、埼玉県川越市にある自動車部品メーカーのコーポレートサイトをリニューアルしました。
スマートフォン対応はもちろんのこと、採用サイトや英語サイトまでトータルに制作をしました。
301~500万円
301~500万円でコーポレートサイトリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
東武ワールドスクウェア株式会社
以前のウェブサイトは、老若男女すべての来園者にとって見やすいことを重視して制作しましたが、集客を強化するため、高校生や大学生など若者に響くデザインや内容に刷新したいというニーズがありました。また、チケット料金やアクセス情報など来園者が必要とする情報にスムーズにたどり着けないという課題もありました。リニューアルにより、高校生や大学生など若い世代に響くデザインや内容が実現し、ターゲット層からの関心が高まりました。また、チケット料金やアクセス情報など、必要な情報が見つけやすくなったことで、ユーザーの利便性が向上しました。これにより、来園者数の増加やターゲット層の集客強化といった効果が得られました。
制作会社のノウハウや実績によって価格感がブレるため、必ず複数社から見積もりをとることをオススメします。
関連記事:コーポレートサイトの相場を詳しく知りたい方へ
実際に制作を行なっていたプロが、その経験から相場をまとめました!
コーポレートサイトの費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
オウンドメディアのリニューアル費用相場
Web幹事経由で発注された金額データをもとに作成したオウンドメディアリニューアルの費用相場のグラフです。平均の費用相場は137.3万円(中央値は120.5万円)。発注金額の38%が100万円以下、54%が100万〜300万となっています。
|
目的 |
ページ数 |
初期費用 |
運用費用 |
制作期間 |
|
デザインのみ リニューアル |
10~15ページ (テンプレート数) |
100万円程度 |
なし |
2〜3ヶ月 |
|
集客の戦略から リニューアル |
100ページ以下 |
100万円〜300万円 |
10〜20万円 |
3〜4ヶ月 |
|
集客の戦略から リニューアル |
100ページ以上 |
300万円以上 |
20〜30万円 |
4〜6ヶ月 |
※上記価格表はあくまで「目安」です。制作会社によって価格は変動することご了承ください。
\オウンドメディアのリニューアル費用を見積もれます/
オウンドメディアのリニューアルの費用は、「デザインのみのリニューアル」なのか「集客戦略の見直しを含むリニューアルなのか」によって、大きく変わります。
オウンドメディアは「ページ数(記事)は多いが、デザインが必要なテンプレート数は少ない」のが特徴となっています。そのため、デザインのみをリニューアルする場合「100ページをこえるオウンドメディアでも、実際にデザインが必要なページは10ページ程度」ということもしばしば。その場合は100万円程度でリニューアルができる可能性が十分あります。
一方で「集客のSEO対策の戦略部分から見直したい」となれば話は別。かなり緻密なサイト設計やキーワードの調査が必要になるため、数百万という費用が必要になります。この場合、下記のようなポイントで見積もりが変動します。
- ページ数、記事数
- 集客したい領域、業界の難易度
- CMSの機能をどこまでカスタマイズするか
オウンドメディアのリニューアルの場合は、その目的をはっきりさせてから依頼しましょう。
費用別オウンドメディアリニューアル実績
ここからは、実際のオウンドメディアのリニューアル実例を、費用別にご紹介します。
51~100万円
51~100万円でオウンドメディアのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
株式会社医薬情報ネット様 オウンドメディアサイトリニューアル
旧サイトのレイアウトを見直し、洗練されたデザインへアップデート。企業イメージを強調し、訪問ユーザーの印象に残るようなスタイリッシュな外観を実現しました。具体的には、スライダーやアニメーションなどの動的コンテンツを導入し、ユーザーの視覚的な体験を強化。直感的で魅力的なナビゲーションを構築しました。
201~300万円
201~300万円でオウンドメディアのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
MediBang オウンドメディア リニューアル
イラスト制作アプリのユーザーに向けたイラストスキルアップ情報発信メディアのリニューアルです。運用効率化のため、あえて機能の統合・削減を実施し、運用者側にとって管理しやすいシンプルな構造を実現しています。結果として、ユーザー目線と運用者目線の両方で使いやすいメディアが完成しています。
301~500万円
301~500万円でオウンドメディアのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
株式会社ベーシック様 - ferret - メディアサイトリニューアル制作
Webマーケティングに特化したメディア『ferret』のリニューアルにおいて、情報設計、デザインを担当しました。課題であったサイト内回遊の改善を目指し導線を設計しました。自然な流れでコンテンツを読み進められることを意識しています。デザインではメディアサイトとしての信頼・安心感に加えて、ユーザーにハードルを感じさせないよう、親しみやすくシンプルなデザインを心がけました。またサイトイメージの刷新を実現するため、新たにブランドカラーも定義しています。
関連記事:オウンドメディアの相場を詳しく知りたい方へ
実際に制作を行なっていたプロが、その経験から相場をまとめました!
オウンドメディア構築の費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
ECサイトのリニューアル費用相場
Web幹事経由で発注された金額データをもとに作成したECサイトリニューアルの費用相場のグラフです。平均の費用相場は169.9万円(中央値は117.2万円)。発注金額の47%が100万円以下、49%が100万〜500万となっています。
|
目的 |
サイトの規模 |
費用相場 |
制作期間 |
|
ECカートの 変更なし |
100ページ以下 |
100万円以下 |
2〜3ヶ月 |
|
ECカートの 変更なし |
100ページ以上 |
100万円〜500万円 |
3〜4ヶ月 |
|
ECカートの 変更あり |
100ページ以下 |
100万円〜500万円 |
3〜4ヶ月 |
|
ECカートの 変更あり |
100ページ以上 |
100万円〜1,000万円 |
3〜6ヶ月 |
|
フルスクラッチ |
- |
500万円以上 |
4~8ヶ月 |
※ECサイトリニューアルはECカートに加え、既存の商品点数・決済機能などによって大幅に金額が異なります。ご注意ください。
\ECサイトのリニューアル費用を見積もれます/
上記は一般的な相場です。ECサイトのリニューアルの費用は、「現在利用しているカートを変更するか否か」によって大きく変わります。
ECカートをそのまま利用する場合は「デザインのみリニューアル」に近い形になりますが、既存のECカートを変更する場合は管理画面も変更になり「フルリニューアル」になり、費用も上がります。
ECサイトは使用する「ECカート」によっても金額が大きく変動します。代表的な「Shopify」「EC-CUBE」「MakeShop」など、採用するカートによっても開発費が変わります。またECカートはデザインが制限されるものもあります。「費用」と「実現したいこと」のバランスで決めることが重要です。
「ECカートの見直しから制作会社に依頼したい」という場合は、あらゆるECカートを取り扱った経験のある実績豊富な制作会社に依頼するのが良いでしょう。
費用別ECサイトリニューアル実績
ここからは、実際のECサイトのリニューアル実例を、費用別にご紹介します。
51~100万円
51~100万円でECサイトのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
家具販売オンラインショップ
EC- Cubeからmakeshopへお引越しのご依頼。
オプション追加によって増えてしまった運用費削減とそれまでの更新によってジェンガのようになっているjavascriptや古い画像などもこの機会に整理し、それまでのデザインの雰囲気を大きく変えることなくフレッシュ感が感じられるデザインに。
Wordpressのブログの最新記事を自動読み込みしたり、お客様の動向にあわせた商品提案がスムーズにできるようレコメンドエンジンを導入したりなど本格的に売るためのECサイトとしておまとめした事例です。
151~200万円
151~200万円でECサイトのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
自宅でほっと一息つくためのコーヒーショップ様のECサイト
コーポレートサイトとECサイトを一緒にし改めてリニューアルすることで、
ブランドイメージの向上につながることをご説明し、コーポレートサイトとECサイトをつなげた、1つの少し大きめなサイトをご提案いたしました。
「新鮮なものをお客様にお渡しするため少量ずつ毎日焙煎している」というコンセプトからわかる通り、繊細でこだわりのあるお仕事であることが感覚的にも伝わるように線の細いイラストや布のテクスチャを使用、依頼者様はカメラマンをされていたことから、ご提供いただいたお写真が凄く綺麗でしたので、お写真を活かすよう全体的に通常より大きなレイアウトを取り入れています。
301~500万円
301~500万円でECサイトのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
MAISON SPECIAL【Shopifyを用いたオンラインストア】
サザビーリーグが展開する「MaisonSpecial」のオンラインストアをShopifyでフルリニューアルを行っております。
”ハイファッションとハイファクトリー”をテーマにライフスタイルが変化する中でも存在感を出している最新鋭のブランド、メゾンスペシャル
R6Bでは、過去のオンラインストアからのアップデートを狙い機能・導線・要件を整理しリプレース、アパレルジャンルやEC、Shopifyの運用知見を活かしサイトオープン後も細かくスピーディーな改善を繰り返しております。
関連記事:ECサイトの相場を詳しく知りたい方へ
実際に制作を行なっていたプロが、その経験から相場をまとめました!
ECサイト構築の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
採用サイトのリニューアル費用相場
Web幹事経由で発注された金額データをもとに作成した採用サイトリニューアルの費用相場グラフです。平均の費用相場は227.5万円(中央値は180.0万円)。発注金額の24%が100万円以下、62%が100万〜300万、14%が300万円以上となっています。
|
目的 |
サイトの規模 |
費用相場 |
制作期間 |
|
小規模サイト リニューアル |
1~20ページ |
50万円~150万円 |
2〜3ヶ月 |
|
デザインから コンテンツも一新 |
20~50ページ |
150万円〜300万円 |
3〜4ヶ月 |
|
大規模な 採用サイトの改修 |
50ページ以上 |
300万円〜500万円 |
4〜6ヶ月 |
\採用サイトのリニューアル費用を見積もれます/
採用サイトのリニューアルの場合、デザインの一新はもとより、社員へのインタビュー記事あるいはインタビュー動画、社員の一日紹介など、掲載するコンテンツ内容に応じて費用が高くなります。自社で作成できない場合はライターや動画編集者を用意する必要があるため、人件費が増えることになります。
また、採用サイトに使う素材の準備ができるか否かでも費用が変わってきます。たとえば社員一人一人の高品質な写真、オフィス内部写真、そのほか企業文化を表したイベントの写真など、意識的に撮影しておかないとすぐの準備が難しいものもあり、採用サイト用にカメラマンを入れることで素材準備の費用も増えていきます。
もちろん、採用に重要な求人票を管理するCMS(コンテンツ管理システム)、面談の予約機能、評価シート機能など採用に必要な追加機能に応じて費用は増えていきますのでその点にも留意しておきましょう。
以下、費用別の採用サイトリニューアルの事例ですので参考にしてみてください。
費用別採用サイトリニューアル実績
ここからは、実際の採用サイトのリニューアル実例を、費用別にご紹介します。
51~100万円
51~100万円で採用サイトのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
(株)利根川組 採用サイト
サイトリニューアルをお手伝いいたしました。鳶職人の魅力と仲良くアットホームな雰囲気が伝わるサイトを目指して作成しました。鳶職人が組み立てる足場の美しさを伝えるため、上空からのドローン撮影動画をメインイメージに起用し、社員インタビュー動画では、誠実な仕事ぶりや親しみやすさを伝えています。
201~300万円
201~300万円で採用サイトのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
株式会社タカスズ グループ採用サイト
求人コンテンツの見直しと増強をご依頼いただきました。
求人コンテンツもデザイン・内容ともに古くなっていたので、内容の刷新とともに、求人に必要な情報を精査し、予算と優先順位を鑑みた上で制作方針を決定。デザインは公式サイトと親和性を出しつつ現状の求人サイトのトレンドに寄せ、文章はインタビューを含めてヒアリングからの書き起こし。全体的にクライアントが「欲しい人材」から逆算して、ターゲットが欲しい情報、期待する表現を踏まえて制作を行っています。求人内容部分はクライアント側で自由に投稿ができるようにWordPressを組み込んで実装。
301~500万円
301~500万円で採用サイトのリニューアルができる制作会社の相見積もりを依頼する
株式会社アクセ 採用サイト
広島県尾道市の高級セレクトショップの採用サイトを全面リニューアルいたしました。
高級セレクトショップといえば、東京のイメージが強い中、広島尾道で自分のライフスタイルも大切にしながら働けるといったコンセプトをサイトに表現しています。
関連記事:採用サイトの相場を詳しく知りたい方へ
実際に制作を行なっていたプロが、その経験から相場をまとめました!
採用サイトの費用と料金相場を徹底解説【相場早見表・事例あり】
ホームページリニューアルの費用がいくらかかるか
30秒で診断してみませんか?
全国5,000社の見積もりから算出した、
Web幹事オリジナルの料金シミュレーターを無料でご利用いただけます。
「社内稟議の前に予算を決めたいけれど相場がわからない」
「事前に取った見積額の妥当性に不安がある」
という方は、ぜひお試しください。
まずは最初の質問です
ホームページ制作は初めてですか?
はい
いいえ
ホームページリニューアル費用の内訳
| 費用 | 内容 | 相場 |
| ディレクション費 | プロジェクト全体の進行管理 | 全体の10~30% |
| サイト設計費 | サイトの設計図を作る | サイトの規模による |
| コンテンツ制作費 | 動画や記事などコンテンツ制作費 | 1記事あたり1万円〜5万円 |
| デザイン費 | デザイナーに払う人件費 |
TOPページは数万円~20万円程度 下層ページは数万円程度 |
| コーディング費 | デザインを言語で入力する費用 | 1ページあたり約15,000円程度 |
| テスト費用 | バグがないかなどのチェック | サイトの規模による |
| 運用費 | リニューアル後の管理 | 月間20~30万円 |
ここでは、ホームページリニューアルに関する費用の内訳についてご説明します。見積書に頻出する単語を中心にご紹介していきます。制作会社から見積書を提出された時に「この項目は何?」とならないようチェックしておきましょう。
ディレクション費用
ディレクション費用とは、全体の進捗管理を行い、プロジェクトを円滑に進めていくための費用。
簡単に言うと、クライアントと制作会社の「やり取り」にかかるコストです。
下記のような作業が主な工数になります。
- クライアントとの定例会議
- プロジェクトの要件定義
- 制作チームの進捗管理・品質管理
ディレクション費用は「プロジェクトの10%」など、「割合」で算出されることが多いです。
(大きなプロジェクトほど、工数も大きくなるため)
業界的には10~30%が相場です。
その他、人日ベースで「〇〇日かかるので、〇〇円」という算出方法もあります。
※ディレクション費用については、こちらも参考にしてください。
見積書にある「ディレクション費」とは!?気になる相場と合わせて解説
サイト設計の費用
集客を主な目的にしているホームページのリニューアルの場合、この項目が最も重要になります。金額的にも大きな費用になることが多いです。制作会社によって、最も金額が異なる項目でもあります。
「既にある程度サイトマップが完成している」「10ページほどのシンプルなサイトにする」などの場合、サイト設計の工程は非常にシンプルになるため、10~30万円程度におさえられます。
一方で「SEO対策を徹底的に意識する」「100ページ以上の中規模サイトを整理したい」などの場合、サイト設計だけで100万円を超えるケースも。
制作会社としてのノウハウが詰まった部分でもあるので、いわゆる「技術料」に当たります。
この工程に関しては業界的な平均を知ることよりも「その会社に本当にノウハウや実力があるのか」を見極めることが重要です。
コンテンツ・記事などの制作費用
ホームページに掲載するコンテンツや記事を制作会社に依頼する場合には、費用が発生します。
ただし、単純に文章を執筆する場合と、SEO対策を意識して作成する場合では費用は全く異なります。「どういう趣旨のコンテンツをユーザーに提供するか」という設計が重要になります。
コンテンツについては、1ページあたり数万円程度。また記事については、1記事あたり1万円〜5万円が相場です。ただし医療分野など専門性の高い分野は10万円程度になることもあります。
また、コンテンツにはテキスト以外のものも含まれます。例えば画像素材。社員の方などの撮影を行う場合は、撮影費用が発生します。通常1日撮影をおこなって数万円〜10万円程度が相場です。
なお、予算と相談しながら、「このコンテンツだけ作成してほしい」「撮影だけ行なってほしい」と部分的に依頼することも可能です。
※SEOを意識した「コンテンツマーケティング」についてはこちらもご覧ください。
コンテンツマーケティングの費用と相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
デザインの費用
サイトマップやコンテンツができたら、実際にデザインの作業に入ります。サイトリニューアルの際、デザインは全ページではなく、下記のような主要なページに絞って行うことが多いです。
- TOPページ
- CV(お問い合わせなど)が生まれやすいページ
- その他、主要なコンテンツが掲載されるページ
デザイン費用は、コンテンツの分量が多いほどページ単価が当然高くなります。TOPページは数万円~20万円程度、下層ページは数万円程度が相場です。
※スマホページもデザインを依頼する場合、別途で各ページの50~70%の金額が加算されます。
ただし、デザインもサイト設計と同様、制作会社によって大きな開きがあります。
単純に「安いから良い」ではなく、制作会社の実力を吟味して総合的に判断することが重要です。
\ホームページのリニューアル費用を見積もれます/
コーディング・マークアップの費用
デザインをもとに、HTMLやCSSを使い実際に開発していく工程です。ページ数が多ければ多いほど、費用も上がります。
コーディングはページ単価で計算されることが多く、1ページあたり約15,000円程度(スマホ対応込み)が相場です。ただし、数十ページなど量が多い場合にはボリュームディスカウントをしてもらえる可能性もあります。
また、「ページにアニメーションをつける」「複雑なレイアウトを採用する」など作り込み次第で費用が異なります。制作会社の見積もりにはページ単価が記載されている場合が多いため、確認しておきましょう。
※コーディングの相場については、こちらも参考にしてください。
コーディング代行・外注のための会社情報・相場・注意点を総まとめ!
テスト費用
ホームページが全て完成しても、実際に正常に動作しているかの「テスト」が必要になります。
- スマホで閲覧した時に、レイアウトが崩れていないか
- WindowsなどのOS固有のバグがないか
- Safariなどのブラウザ固有のバグがないか
上記のような、細かな動作確認を行います。
テスト費用は、人日ベースで「〇〇日間かかるので、〇〇万円」などの見積もりが多いです。
運用費用
ホームページを公開したあとは、成果を出すために「ホームページを育てる」工程に入ります。
- ホームページリニューアル後のアクセス解析
- 解析結果に基づいた改善案の作成
- 改善案の実行
本格的に集客支援を依頼する場合には、月間20~30万円の費用がかかると考えた方が良いでしょう。逆に、最低限の保守のみであれば月間1万円程度で依頼することが可能です。
ノウハウが非常に重要な分野になるため「最低限の保守派制作会社に」「戦略部分はコンサル会社に」と依頼先を分ける場合も、もちろん、制作会社が一貫して対応しているケースもあります。
※サイト公開後の運用については、こちらも参考にしてください。
ホームページ管理費の内訳と相場を徹底解説!
ホームページリニューアルの見積もり書の見方
そもそも制作会社はどのように見積もりを作成するのか、ご存知でしょうか?ここでは「見積書を出されたが見方が分からない」という方向けに、簡単に見積もりの方法をご紹介します。
作業項目をもとに見積もりを組み立てる方法
メリット:細かな項目ごとに積算しているため精緻な見積もりになる
デメリット:仕様変更など想定していない作業に弱い
\サイトリニューアル費用を簡単に見積もれます/
サイト設計やデザインなど、実際に行う作業そのものに価格をつける方法です。作業あたりに明確に価格が設定されているため「何にどれくらい」お金がかかるのかわかりやすいのがメリット。
一方で、作業内容が固定されているため、急な内容変更などに弱いです。作業内容が変更になる場合には、「再見積もり」となるケースが多いです。
人日単価をもとに見積もりを組み立てる方法
メリット:労働力を確保しているので、仕様変更などに比較的柔軟に対応できる
デメリット:個別の作業が見えないため、分かりにくい見積もりになる場合がある
\サイトリニューアル費用を簡単に見積もれます/
作業にあたる人員の時給に価格を設定する方法です。
- エンジニアを1日確保するのに5万円
- エンジニアが30日間作業すれば完成する
結果 「5万円 × 30日 = 150万円」と見積もりをする方法です。労働力を確保しているため、多少の仕様変更にも対応できる柔軟さがメリット。
一方で、初めてサイトのリニューアルを担当する方からすると「本当にこんな時間がかかるの?」といった分かりにくさがあるかもしれません。
ポイント:見積もりの算出方法に「良し悪し」はない!
ここでご紹介した算出方法は、あくまで見積もりを作成するための方法にしか過ぎません。
「人日単価で出してきたから、この会社は信用できない!」ではなく、どれくらいの作業にどれくらいの費用がかかっているのかを知ることが重要です。
ホームページリニューアル費用の注意点
ここでは、ホームページリニューアルの費用を見極めるときの注意点をご紹介します。
見積もりを比較する
ホームページのリニューアルにおいて、見積もりの比較も大事なポイントの1つです。異なるWeb制作会社から提供される見積もりを比較検討することで、費用対効果を最大化し、予算内で最良の選択を行うことができます。
比較をする際は、複数の見積もりを詳細に検討し、各項目ごとに内容や条件を確認します。また、過去の実績やクライアントの評判なども参考にすることで、信頼性を確認できます。各見積もりの長所と短所を洗い出し、プロジェクトの要件に最も適した提案を選ぶことが大切です。単に金額だけを比較するのではなく、信頼性や品質も重視して選びましょう。
こんなときは要注意!
複数社の見積もりを取って比較する際の注意点について、東京のWeb制作会社の株式会社Acsport 竹田 忠功様に伺いました。
Acsport
代表取締役
竹田 忠功
見積もりを比較した際に圧倒的に1社だけ安いケースは気をつけた方がいいです。制作会社には技術寄り・営業寄り・中間の会社があります。営業寄りの会社は案件をとることに注力するので、最初は安く提示しておいて、後で高くなっていくケースがあります。
\御社に合う制作会社を3~5社ご紹介できます/
ホームページリニューアルを任せる制作会社の相見積もりを依頼する
契約内容の明示、オプションや追加料金の確認
ホームページリニューアルにおいて、契約内容の明示とオプション、追加料金の確認も必ず行いましょう。Web制作会社との契約では、具体的な作業内容や納期、支払い条件などが明確にし、記載します。これにより、後々のトラブルを防ぎ、プロジェクトを円滑に進めることができます。
プロジェクトを進める中で予定通り、想定通りにならないことは多々あります。その際、追加の要望が生じる可能性があるため、費用やプロセスを明確にしておくことが重要です。選択可能なオプションや追加料金が何か、どのような場合に発生するのかを把握しておきましょう。
これにより、無駄なコストを避けながら、希望の仕上がりを実現することができます。契約内容の明示とオプション、追加費用の確認は、リニューアルプロジェクトが失敗しないために欠かせないポイントです。
ホームページリニューアル費用が高くなるケース
ホームページリニューアルを行う際には予算があり、できるだけ安く抑えたいと考えている担当者は多いことでしょう。納得感のある費用でホームページリニューアルを進めるために、費用が高くなるケースを確認しておくと安心です。
Web制作会社のcrage株式会社 松木悠輔様に、費用が高くなるケースを伺いました。
crage株式会社
松木悠輔
前提として、費用が高くなるケースには2つのパターンがあります。一つは「総額が高くなるパターン」、もう一つは「割高になるパターン」です。
総額が高くなるケース:やりたいことが多すぎる場合
crage株式会社
松木悠輔
総額が高くなるのは、優先事項が多い、例えば「ページ数が多い」「アニメーションをたくさん入れたい」といったパターンです。ページ数が費用と直結することが多いので、「あらゆる情報を、それぞれのページでしっかり作り込んで訴求したい」というご要望がある場合、想定よりも費用が増加する傾向があります。
たとえば、「問い合わせフォームも入れたいし、採用のエントリーフォームも入れたい」となると、2つフォームが必要になるので、費用も上がります。それを1つのフォームでどちらも対応できるようにすると、その分費用は抑えられます。「本当にそのページは必要か?」というところを整理できるとページ数の整理ができ、結果費用を抑えられるパターンはあるかと思います。
ただし、要素を後から追加しようとすると、その都度制作会社への依頼が発生し、結果的にコストが嵩んでしまうこともあります。
今後、変更や修正などが見込まれる部分(事業内容、拠点情報、採用情報など)は、事前にご相談いただくことで、あらかじめ自社で更新できる構成にしておくことも可能です。
割高になるケース:既存のWebサイトを無理に活かす場合
crage株式会社
松木悠輔
割高になるのは、既存のWebサイトをカスタマイズするパターンです。例えば、「他の制作会社で作ったWordPressのホームページをカスタマイズしてほしい」といったケースで、その場合は別の制作会社がどう制作・構築したかをまず調査するってところから入らせていただく必要があるので、最初から作り直した方が結果的に安くなることもあります。
「費用を抑えるため、全体の8割だけリニューアルして、のこり2割はそのまま」というご要望をいただくこともありますが、むしろ費用が嵩んでしまうことも多いです。部分的なリニューアルですと、デザインや使いやすさの点でちぐはぐ感が出てしまって、今後の改修時の手間が増えるケースもあります。むしろフルリニューアルの方が割安になる場合もありますので、まずは制作会社にご相談いただくのをおすすめします。
ホームページリニューアルの費用を抑えるポイント
ここでは具体的に費用を安く抑える方法をご紹介します。なかなか予算が厳しく、悩まれているWeb担当者の方も多いはず。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
テンプレートや既存のデザインの活用
ホームページのリニューアル費用を抑える方法の一つとして、テンプレートや既存のデザインの活用があります。既存のデザインやテンプレートを活用することで、デザインの制作コストや時間を削減することができます。また、テンプレートを利用することで、デザインのプロが作ったような見た目や使いやすさを保ちながら、効率的なリニューアルが可能です。
しかし、テンプレートや既存のデザインを活用する際には注意が必要です。テンプレートをそのまま使用することで、他のサイトとの類似性が生じる可能性がある点です。他社との差別化や独自性を保つために、カスタマイズやアレンジ等、工夫が必要になる場合もあります。
最適なデザインの選択と適切なカスタマイズを行い、テンプレートや既存のデザインを有効に活用することで、ホームページのリニューアル費用を抑えることができるでしょう。
\リニューアル費用を抑えるテクニックもお伝えできます/
機能の絞り込み、長期的な計画と段階的なリニューアル
機能の絞り込みと長期的な計画を立てて段階的なリニューアルを行うこともリニューアル費用を抑えるための大切なポイントになります。全てのリニューアルを一度に行うのではなく、最も必要な機能やコンテンツを絞り込み、ベーシックなバージョンからスタート。これにより初期投資を最小限に抑えつつ、必要な機能を効果的に導入できます。
また、長期的な計画を立てて段階的にリニューアルを進めることで、予算を分散しやすくなります。1つの大きなプロジェクトとしてではなく、複数の小さなプロジェクトとしてリニューアルを行うことで、費用もコントロールしやすくなります。さらに、ユーザーのフィードバックやデータ分析を通じて、次の段階のリニューアルを計画する際により効果的な判断が可能です。
このアプローチによって、ホームページのリニューアル費用を段階的に抑えつつ、長期的なビジョンに基づいた戦略的なリニューアルを実現することができます。
費用を抑えつつ効果を出すには「サイトの現状分析」がカギ
ホームページリニューアルを成功させるためには、ただ費用を安く抑えればいいというわけではありません。むしろ、費用を抑えたことで本来の目的が達成されず、本末転倒になることも考えられます。
費用を抑えながらも効果を出すためポイントを、Web制作会社の株式会社Creative Logic 北島様にお聞きしました。
Creative Logic
代表取締役
北島 聡実
サイトリニューアルで費用を抑えつつ効果を出すには、現状のサイトの分析をしっかり行うことが大切です。目的に対して何が達成できていないのかを明らかにすることで、必要なページに絞ってリニューアルすることができるので、費用を抑えることにもつながります。より精度の高いリニューアルを行うには、他社サイトがやっていて自社がやれていない施策を洗い出すことも効果的です。
ただしそのような分析は知識や経験が必要なので、そこから任せられる制作会社に依頼するのがいいでしょう。弊社も分析から行うことが多いですが、結果としてサイトリニューアルが最適な解決手段でないという結論に至ることもあります。
※具体的にどんな準備をすれば良いの?という方はこちらをご覧ください!
見積もりが安くなる!?絶対に行うべきホームページ制作依頼の準備9点セット
※社内でリニューアルの稟議書・企画書が必要な方はこちらをご覧ください!
社内で評判になるサイトリニューアルの企画書の書き方
\リニューアル依頼のテクニックもお伝えします/
制作会社によるリニューアル費用の違いの要因
ホームページリニューアルを行なったことのある担当者の方は、以下のような経験があるかもしれません。
- 複数社に見積もりをとったら、値段に倍以上の差があった
- 見積書の内訳が各社バラバラ
- 提案の内容が全然違う
違いは、なぜ生まれるのでしょうか 答えはシンプル。それは「実績とノウハウ」です。Web制作は業界的な平均価格がなく、各制作会社の需要と供給が見積もりに大きな影響を与えます。
- ノウハウが豊富な制作会社は、ホームページリニューアルで成果を出す確率が高い
- ホームページリニューアルで成果を出す確率が高いと、評判になり依頼が集中する
- 依頼が集中すると、全ての案件を受けきれなくなり、単価が引き上げられる
このような循環に入っている「実績とノウハウ」が豊富な会社と、制作を始めたばかりの新米制作会社では全く価格が異なってくることが実情です。
難しいのは「実績とノウハウを見極めるのが困難」なこと。Webに関する知識がないと、どちらも同じようなホームページに見えてしまうかもしれません。しかし、はっきりとした差があります。
「実績とノウハウ」を見極めて、自社に最適な制作会社に依頼することが何より重要です。
参考:プロが教えるホームページ制作会社の選び方5ポイント【失敗したくないかたへ】
例えば・・・他の業界で考えてみよう
・サロンのカリスマ美容師と、仕事を覚えたての新人美容師。
・東大出身をバンバン排出する名塾講師と、新卒塾講師。
それぞれ「技術料」に倍の差がつくのはうなづけると思います。しかし、ヘアスタイルに興味のない方が「どちらがカリスマ美容師が切ったでしょうか?」と言われると間違うことも。
ホームページの現場も同じです。しかし、初心者がみても違いが分からない。。。
まずは「見積もりの差には理由がある」と理解して、その差を見極めようとするのが重要です!
ホームページリニューアルの見積もりが大きく変わるポイント
もちろんホームページリニューアルの見積もりは、様々な要素が関連してきます。ここでは特に影響度の大きいものだけ、取り上げてご紹介します。
目的(SEO対策 or ブランディング)
例えば集客が目的のサイトリニューアルを行う場合、SEO対策の設計が重要になります。
- 競合となるサイトの調査
- 既存サイトの内部設計、コンテンツの分析
- リニューアルをするSEO対策を意識したサイト設計
など、SEO対策には事前の調査・設計が命です。そのためにもホームページを作り始める前にかなりの時間と工数を要します。
ブランディングも同様。メンバーの意思統一を図るためワークショップを開いたり、社員にインタビューを実施したりなど、事前の設計に時間をかけます。
SEO対策やブランディングを意識する場合「サイト設計」「コンセプト設計」といった内容に費用項目が追加されることを認識しておきましょう。
ページ数(サイトの規模)
もっとも大きく影響するのは「ページ数(サイトの規模)」です。
当然ですが、ページ数が増えれば増えるほど、料金は上がっていきます。
500ページを超えるような中〜大規模のサイトは、サイトの構造がかなり複雑。リニューアルの費用は「少なくとも数百万円」になります。
一方で、100ページ以下の小規模なサイトなら「数十万円から」始められることもあります。
ただし、100ページ以下でも「全てのページのレイアウトやデザインが異なる」場合、かなりの費用がかかることもあります。
コンテンツ(画像素材・原稿)
- コンテンツは既存サイトの記事を活用していいのか
- 新規でコンテンツ制作をする場合、制作会社か自社のどちらで制作を行うのか
新規でコンテンツを作る際、制作会社に依頼すると見積もり金額が上がる可能性があります。
ページ数が多い場合、コンテンツ制作だけで数十万円~数百万円に上ることもあります。事前にコンテンツ制作は自社で内製するか制作会社に依頼するかを決めておくと、その後の費用の相談がスムーズになります。
機能要件(サイトに実現したい機能)
- 社内のメンバーで更新できるように内製化できるようにしたい
- ウェブサイト上で決済を行えるようにしたい
- メールマガジンの機能とウェブサイトを連動させたい
など、上記機能追加の要望がある場合、その機能に応じて価格が変動します。
決済の導入や他ツールとの連携は、大きく見積もりが変動する要因となります。
見積もり金額が高い場合、一部機能と費用の折り合いをつけるなどの取捨選択が重要です。
ホームページリニューアルを制作会社に依頼する際の注意点
ホームページのリニューアルを制作会社に依頼する際のポイントについてご紹介します。
いずれもトラブルになりがちな点ですので、発注前のチェックリストとしてお役立てください。
ドメイン・サーバーの用意・サポート
- ドメイン・サーバーはどちらで管理するのか
- ドメイン・サーバーの所有権はどちらにあるのか
上記の2点を、必ず確認するようにしましょう。特に「所有権」は非常に重要です。
仮に再度ホームページリニューアルを行うことになり、制作会社を変更する場合。制作会社がドメインとサーバーを所有しているとドメインを変更しなければならないという事態になりかねません。
SEO対策を意識したホームページのリニューアルを行う場合、ドメインの変更は致命的です。
ドメインやサーバーは自社で確保し、その設定だけを制作会社を依頼することがオススメです。
CMS、ブラウザ・OS対応、レスポンシブ対応
- CMSは何を利用するのか?
- ブラウザ・OSはどこまで対応するのか?
- スマホ対応(レスポンシブ対応)はしてくれるのか?
など、細かい要件についてもチェックしましょう。一般的には下記の条件で対応しておくのがおすすめです。
■対応CMS:場合に応じて
■対応ブラウザ
・PC:Internet Explorer、Microsoft Edge、Safari、Google Chromeの最新ver
・スマホ:Safari 及び Google Chrome最新ver
■対応OS
・PC:Windows / Mac の最新ver
・スマホ・タブレット:iOS / Android の最新ver
特別な理由がない限りは、「一般的に使われているOSやブラウザに対応してもらえるのか?」ということをチェックしておけば問題ありません。
ホームページ公開後の管理費用・運用費用
ホームページリニューアル後の運用についても、発注前から協議しておくようにしましょう。
- 集客・SEOなどコンサル的に支援してもらえるのか
- 契約期間はどれくらいか
- 月々の運用費はどれくらいか
上記のポイントを事前に確認しておいてください。サイトが公開されてから「そんなにも高いと知らなかった」など、思わぬトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。
関連記事:ホームページの管理費・運用費の相場を詳しく知りたい方へ
こちらの記事にて目的別に管理費の相場をまとめました!ぜひ参考にしてください。
ホームページ管理費の内訳と相場を徹底解説!
ホームページリニューアルの費用相場まとめ
本記事ではホームページリニューアルの相場についてポイントをご紹介してきました。
ホームページリニューアルの費用が大きく変わる要因は下記の通り。
- 目的(SEO対策 or ブランディング)
- ページ数(サイトの規模)
- コンテンツ(画像素材・原稿)
- 機能要件(サイトに実現したい機能)
またサイトリニューアルを安く抑えるには「事前準備」が重要!
事前に知識をつけて、素敵なサイトリニューアルの第一歩となることを願っております。
参考:LP・ECなど、目的別にホームページの相場を知りたい方はこちら
プロが教えるホームページ制作の費用・料金相場
サイトリニューアルの業者選定をプロに任せませんか?
サイトリニューアルの費用については理解できたが、依頼する制作会社をどうやって選べば良いかわからないというお悩みの方も多いかと思います。
そんな時は当サイト「Web幹事」をご利用ください。
Web幹事は、Web制作会社を経験したプロが、予算や目的にあった制作会社を選び、ご紹介するサービス。
相場の情報やリニューアルの相談をしながら、最適な制作会社に依頼することが可能です。
利用料は完全無料。また、紹介された制作会社に必ず発注する必要はありません。
コンサルタントのご紹介
代表取締役
岩田 真
2015年にWeb制作会社を設立し、
3年間で上場企業を含む50社以上制作に携わらせていただきました。
ホームページ制作のオンライン相談窓口「Web幹事」は、35,000件を超える豊富な相談実績と幅広い知識で、お客様のあらゆるニーズにお応えします。
まずはリニューアルに関する相談だけでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。
Q. ホームページをリニューアルする際の費用相場は?
ホームページをリニューアルする際の費用相場は「100万円~300万円」です。期間は2ヶ月~半年を要します。ちなみに「ホームページ」とはコーポレートサイトのことです。ホームページのリニューアル費用は、依頼する「目的」によって相場が変わります。
この記事を書いた人
岩田 真
専門分野: ホームページ制作,ディレクション,Webマーケティング
株式会社ユーティル代表取締役。2015年にWeb制作会社として株式会社ユーティルを設立。Webディレクター・営業担当として、3年で上場企業を含む50社以上のホームページ制作に従事。経験・スキルがゼロの状態からホームページ制作事業を始めたので初心者の方に分かりやすく、業界の知識をお伝えできます!
このライターの記事一覧