- 更新日 2026.04.25
- カテゴリー ホームページの作り方
【初心者向け】WordPressでのコーポレートサイトの作り方!全手順とおすすめテーマを解説
WordPress(ワードプレス)を活用して自社でコーポレートサイト(企業サイト)の制作を検討している方へ向け、本記事では具体的な構築手順からおすすめのテーマ、費用相場までを網羅的に解説します。
「プログラミングの専門知識がない」と不安に感じる必要はありません。WordPressを正しく設定し、用途に合ったテーマやプラグインを活用すれば、非エンジニアでも本格的なコーポレートサイトを構築できます。本記事の手順に沿って進めることで、自社の魅力がしっかりと伝わるWebサイトを完成させることができるでしょう。
コーポレートサイト制作に役立つ記事もご覧ください コーポレートサイト制作にお悩みならこちら!おすすめの会社を目的・特徴別に紹介
- 1. WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方【事前準備】
- 2. コーポレートサイト制作の費用がいくらかかるか60秒で診断してみませんか?
- 3. コーポレートサイト向きWordPressのおすすめテーマ
- 4. WordPressの初期設定の方法
- 5. コーポレートサイトに必要なページの作り方【コンテンツ作り】
- 6. 【事例】WordPressで作られたコーポレートサイト
- 7. WordPressでコーポレートサイトを作るメリット
- 8. WordPressでコーポレートサイトを作るデメリット
- 9. WordPressコーポレートサイト制作にかかる費用相場
- 10. WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方まとめ
WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方【事前準備】
WordPressでのコーポレートサイト制作において、最も重要なのが事前準備です。目的やターゲットが曖昧なまま作業を進めると、サイトの方向性がブレてしまい、かけた工数や費用が無駄になる恐れがあります。まずは自社がWebサイトを作る意味を整理し、土台を固めるプロセスから解説します。
サイトの目的・ターゲットを明確にする
サイト設計の第一歩は、目的とターゲットの言語化です。ここが定まっていないと、ユーザーに何を伝えるべきか判断できず、効果的な構成やデザインは作れません。
目的が違えば、必要なページやデザインの方向性も大きく変わるため、まずは「何のためのサイトか」を明確にしましょう。具体的には、以下のような目的を設定します。
- 名刺代わりに最低限の会社情報を伝えたい
- 自社の強みやサービス実績をアピールして問い合わせを増やしたい
- 社風や社員紹介を充実させて採用を強化したい
次に「誰に伝えるか(ターゲット)」を設定します。コーポレートサイトの閲覧者は、顧客、採用応募者、取引先、株主など多岐にわたります。まずは想定されるユーザー層を洗い出し、それぞれの年齢や性別、求めている情報を整理しましょう。ターゲットが複数存在する場合は優先順位をつけることで、情報過多を防ぎ、届けたい相手に的確にメッセージが伝わる設計が可能になります。
サイトのコンセプトを決める
目的とターゲットが定まったら、サイトのコンセプトを設計します。コンセプトとは、競合との差別化ポイントや自社ならではの強みを、デザインやコンテンツに落とし込むための「軸」となる考え方です。
コンセプトが不在のまま制作を進めると、担当者間でゴールが共有できず、方向性の定まらないサイトになってしまいます。結果としてユーザーにも魅力が伝わらず、集客や採用といった成果にはつながりません。
コンセプトを具体化する際は、「5W1H」のフレームワークを活用して整理するのが効果的です。以下の表を参考に、各項目を自社に当てはめて言語化してみてください。
|
項目 |
内容 |
具体例 |
|
What |
サイトで「何が」できるのか |
・会社の最新情報がわかる ・資料請求ができる |
|
Why |
「なぜ」サイトに訪れるのか (サイトの意義) |
・信頼できそうな会社か確認するため ・採用情報を確認するため |
|
Who |
「誰に」届けるか |
・20代男性 ・30代夫婦 |
|
When |
「いつ」サイトを利用するか |
・会社への訪問前 ・サービスの情報収集時 |
|
Where |
「どこで」(どんなシーン・デバイスで)サイトを見るか |
・会社からPCで ・家からスマホで |
|
How |
「どのような」経路でサイトに訪れるか |
・検索から ・広告から |
サイト構成図を設計する
コンセプトをもとに、サイト全体の見取り図となる「サイト構成図(サイトマップ)」を作成します。会社概要、事業内容、お問い合わせなど、コーポレートサイトに必要なページをリストアップし、階層状に整理する工程です。
Webサイトはトップページを頂点とし、各カテゴリページ、詳細ページへとツリー状に分岐する構造が一般的です。階層はURLの「/(スラッシュ)」で区切られて形成されます。
- TOPページ:https://sample.co.jp/
- 会社概要ページ:https://sample.co.jp/company/
- 企業理念ページ:https://sample.co.jp/company/mission/
このように階層を意識して設計することで、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるようになります。
サイト構成図の作り方
作成手順は以下の通りです。
- 他社企業のサイトをチェックして構成を参考にする
- 必要なページをすべて書き出す(付箋などを活用)
- ページのコンテンツをカテゴリ別に分類・精査する
- ページの階層構造を決める
構成を組む際のポイントは、階層を深くしすぎないこと。クリック回数が増えるとユーザーの離脱につながるため、トップページから「3階層以内」に収めるのが理想的と言えます。
小規模なサイトであればPowerPoint等で作成可能ですが、ページ数が多く複雑な場合はExcelの活用が適しています。サイトマップの詳細な作成方法については、以下の記事も参考にしてください。
ワイヤーフレームでレイアウトを作る
サイトの構成図が完成したら、各ページの具体的なレイアウトを定めた「ワイヤーフレーム」を作成します。ワイヤーフレームとは、ページ内のどこにテキスト、画像、ボタンなどの要素を配置するかを決める設計図のことです。
ユーザーがサイト内で迷わないよう、メニューの配置や問い合わせへの導線を視覚的に整理し、制作に関わる担当者間で認識を合わせる重要な役割を持ちます。
ワイヤーフレームの作り方
作成の基本手順は以下の通りです。
- ワイヤーフレームを作るページを選定する
- ページのおおまかなレイアウトを決定する
- 実際に要素を書き出す
すべてのページに対して作成するのが理想ですが、リソースが限られている場合は「重要度の高いページ」や「レイアウトが異なる代表的なページ」に絞って作成すると効率的です。小規模なサイトならPowerPointやExcelで十分対応できますが、情報量が多い場合は専用ツールを活用するとよいでしょう。おすすめのツールは以下の記事にまとめています。
ワイヤーフレームツールのおすすめ10選をWeb担当者が厳選! | Web幹事
なお、WordPressの「テーマ(デザインのテンプレート)」によっては、レイアウトの自由度が制限される場合があります。細かく作り込みすぎるとテーマの仕様で実現できないケースもあるため、「自社に合うテーマを選びやすくするために構成を可視化する」という感覚で取り組むのがおすすめです。
サーバー・ドメインを取得する
Webサイトの骨格が決まったら、実際の構築環境を準備します。Webサイトを「家」に例えるなら、データの保存場所であるサーバーは「土地」、インターネット上のURLとなるドメインは「住所」に相当します。
ドメインはインターネット上の住所として「◯◯.com」や「◯◯.jp」といった形で表され、
当サイト「Web幹事」であれば「web-kanji.com」がドメインに該当します。ちなみに、これにプロトコル(https://)やパス(/)を加えたものがURLになります。
サーバー・ドメインの取得〜設定方法
取得の手順は以下の3ステップです。
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを契約する
- 取得したドメインをサーバーに紐付ける(設定する)
初心者には、国内シェアが高く設定が容易な「エックスサーバー(XSERVER)」などが適しています。申し込みフォームの入力や認証手続きを含め、15〜20分程度で契約が完了します。
ドメインは「お名前.com」や「ムームードメイン」などで取得できるほか、エックスサーバーのようなレンタルサーバーの契約画面から同時に取得することも可能です。
WordPressの始め方を画像付きで解説!初心者が最初にやることやプラグイン・テーマも紹介【2026年最新版】 | Web幹事
独自SSLを設定する
サーバーとドメインの紐付けが完了したら、必ず「独自SSL」の設定を行います。SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上のデータ通信を暗号化する仕組みのことです。設定が完了すると、URLが「http」から「https」に変わり、ブラウザに鍵マークが表示されます。
SSL化を行わないと、ユーザーの個人情報が盗み見られるリスクが高まります。セキュリティ保護の観点からGoogleなどの検索エンジンからの評価が下がり、検索順位に悪影響を及ぼす可能性もあるため、必須の工程と言えます。
エックスサーバーを利用している場合、設定手順は以下の通りです。
- サーバーパネル(設定画面)から「SSL設定」を選択
- 「独自SSL設定追加」をクリック
- SSL化したい対象のドメインを選択
- 「独自SSL設定追加」を実行し確定する
WordPressのSSL化|主要サーバー会社のSSL化の手順と簡単プラグインを紹介【2026年最新版】 | Web幹事
WordPressをインストールする
土台となる環境が整ったら、WordPress本体をサーバーにインストールします。現在主流のレンタルサーバーの多くは「簡単インストール機能」を提供しており、専門知識がなくてもスムーズに設定可能です。
エックスサーバーを例に挙げると、以下の手順でインストールを行います。
- サーバーパネルを開く
- 「WordPress簡単インストール」を選択
- インストール設定画面で必要事項を入力
設定画面で入力する主な項目は以下の通りです。
|
サイトURL |
設定したドメインになっているのでそのままでOK |
|
ブログ名 |
ブログのタイトル(後から変更可能) |
|
ユーザー名 |
ログイン時に使用するユーザー名 |
|
パスワード |
ログイン時に使用するパスワード |
|
メールアドレス |
通知を受け取るためのメールアドレス |
|
キャッシュ自動削除 |
キャッシュの自動削除機能は、サーバーパネルの「Cron設定」より確認・編集・削除が可能。 古いキャッシュが残ったままにしていると、サイトの更新が反映されない「キャッシュ汚染」が起こることがあります。 自動削除をONにしておくことで、サイトを更新した際に「古いページのまま表示が変わらない」トラブルを防ぐことができます。 |
|
データベース |
「自動でデータベースを生成する」のまま |
|
テーマ |
使用したいテーマを選択 |
これらの情報を入力し、インストール完了の画面が表示されれば、WordPressの基礎構築は完了です。
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まずは最初の質問です
ホームページ制作は初めてですか?
はい
いいえ
コーポレートサイト向きWordPressのおすすめテーマ
実際の初期設定(テーマのインストール作業)に入る前に、サイトの見た目や基本機能を決定づける「テーマ」を選定しましょう。
デザインの方向性や備わっている機能はテーマごとに大きく異なるため、自社の目的に合ったものをあらかじめ決めておくことで、その後の構築作業がスムーズに進みます。ここでは、企業サイトに適したテーマを無料・有料に分けて解説します。
WordPressのおすすめ無料テーマ3選
初期費用を抑えつつ、実用的なコーポレートサイトを構築できる無料テーマを紹介します。
スタンダードなサイトなら「Lightning」
画像引用:Lightning
Lightning(ライトニング)は、有効インストール数8万件以上を誇るWordPress公式テーマです。国内の利用者が多く、ネット上に設定方法やカスタマイズのノウハウが多数公開されているため、疑問点を自己解決しやすい環境が整っています。
直感的なブロック操作が可能で、無料版であっても商用利用に対応。テーマ選びに迷った初心者にも推奨できる、堅実な選択肢と言えます。
シンプルな設計なら「Habakiri」
画像引用:Habakari
Habakiriは、モバイルファーストで設計された国産のテーマです。ページの表示速度に優れ、日々の編集・更新をスピーディに行える軽快さが特徴。
標準で画像のスライドショー機能が備わっているほか、専用の拡張機能(アドオン)やデザインスキンを後付けすることで、必要に応じてカスタマイズ性を高めることも可能。シンプルで無駄のない管理画面を好む場合に適しています。
コンテンツマーケ向け「Xeory Extension」
画像引用:Xeory Extension
Xeory Extensionは、コンテンツマーケティングで実績のある「バズ部」(株式会社ルーシー)が開発・提供しているテーマです。ブログ機能にくわえ、サービス紹介、会社情報、LP(ランディングページ)作成、CTA(ユーザーの行動を促す導線)の設置など、コーポレートサイトに必要な要素を管理画面から直接設定できます。
オウンドメディア機能を持たせ、コンテンツを通じた集客を本格的に行いたい企業に向いています。
WordPressのおすすめ有料テーマ3選
洗練されたデザインと手厚いサポート、ビジネス向けの独自機能が標準搭載されている有料テーマを紹介します。
国内シェアトップクラスの「TCD」
画像引用:TCD
TCDは、累計10万ユーザーを超える人気テーマブランド。低コストながらプロが制作したようなクオリティのサイト構築を実現します。
なかでもコーポレートサイトに特化した「FAKE」(税込36,300円)は、トップページに背景動画を配置でき、企業のブランドイメージを視覚的かつダイナミックにアピールできる仕様となっています。
簡単な操作性が魅力の「facade」
画像引用:facade
facadeは「どのテーマよりも簡単に」というコンセプトのもと、Web制作会社が開発したテーマです(税込8,000円)。
自由度の高いカスタム機能により、ボタンやボックスのデザインを直感的に調整可能です。「ニュース」「お客様の声」「FAQ」など、企業サイトの定番コンテンツを管理する機能が標準で備わっており、専門知識がない担当者でも扱いやすい操作性の良さが光ります。
Web集客に特化している「Emanon」
画像引用:Emanon
Emanonは、資料請求や問い合わせの獲得など、Web経由での集客(コンバージョン)にフォーカスしたテーマです。規模や目的に応じて「Pro(税込9,800円)」「Business(税込12,800円)」「Premium(税込27,800円)」の3段階で展開。
過度な装飾を排した信頼感のあるデザインをベースに、売上につながる導線設計が充実しています。名刺代わりのサイトではなく、具体的なビジネスの成果を求める企業に最適です。
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WordPressの初期設定の方法
WordPressのインストールが完了したら、サイトを本格的に作り込むための初期設定に進みます。これらはコーポレートサイトを安全かつ効果的に運用するための必須項目です。順番に設定を進めていきましょう。
テーマをインストールする
サイトのデザインや基本構造を決定する「テーマ」をWordPressにインストールします。あらかじめ選定し、パソコン内にダウンロードしておいたテーマファイル(.zip形式)を管理画面からアップロードして適用する手順は以下の通りです。
テーマのインストール方法は以下の通りです。
1. WordPressのトップ画面の左側メニューから「外観」→「テーマ」を選択する
2. 画面上部の「新規追加」ボタンを押す
↓
3. 「テーマのアップロード」をクリックし、Zip形式のテーマファイルを選択してインストールを実行する
4. インストール完了後、「有効化」ボタンを押す
公式ディレクトリに登録されている既存の無料テーマを利用する場合は、「新規追加」画面の検索ボックスから直接テーマ名を検索し、そのままインストールと有効化を行うことも可能です。テーマごとに管理画面の仕様や細かな設定方法は異なるため、適用後は各テーマが提供している公式マニュアルを参照しながらカスタマイズを進めることをおすすめします。
必要なプラグインを導入する
プラグインとは、WordPressに標準搭載されていない機能を後から追加できる拡張ソフトのことです。管理画面の「プラグイン」>「新規追加」から該当機能を検索し、インストールして「有効化」するだけで手軽に機能を実装できます。
コーポレートサイトを運用するうえで、最低限導入しておきたい推奨プラグインを目的別にまとめました。
|
目的 |
プラグイン名 |
機能 |
|
ユーザーがより使いやすいサイトにしたい |
EWWW Image Optimizer |
画像を圧縮・最適化して、 ページの表示速度の向上してくれる |
|
ユーザーがより使いやすいサイトにしたい |
Contact Form 7 |
問い合わせフォームを簡単に作れる |
|
バックアップを取りたい |
BackWPup |
バックアップを自動的に保存できる |
|
SEO対策を行いたい |
All in One SEO Pack |
SEO対策を簡単に設定できる |
|
SEO対策を行いたい |
Google XML Sitemaps |
XMLサイトマップ(検索エンジンにWebサイトやコンテンツの存在を知らせるためのマップ) を作成する |
特にコーポレートサイトにおいて顧客からのコンタクト窓口は必須となるため、表にも記載したContact Form 7などを活用し、問い合わせフォームを確実に設置しておきましょう。
プラグインは確かに便利ですが、目のついたものを手当たり次第にインストールするのは避けましょう。数が多すぎるとサイトの表示速度が低下したり、プラグイン同士が干渉してシステムエラーを引き起こしたりする原因になります。
ハッキングや情報漏洩といったセキュリティリスクを高める要因にもなるため、自社の運用において本当に必要な機能のみを厳選して導入する姿勢が重要です。
パーマリンクを設定する
パーマリンクとは、Webサイト内の各ページに個別に割り当てられるURLのことです。
WordPressを導入し、記事を書き始める前に必ずパーマリンクの設定を済ませておく必要があります。運用途中でURLの構造を変更してしまうと、それまで獲得していた検索エンジンからの評価(SEO効果)がリセットされてしまうため、初期段階で方針を固めておくことが極めて重要です。
設定は、WordPressの管理画面左側メニューにある「設定」から「パーマリンク設定」を選択して行います。
コーポレートサイトを構築する場合、共通設定は「投稿名」を選択するのが推奨されます。「投稿名」に設定することで、各ページのURLを記事作成画面から任意の英数字(例:company-profile など)に変更可能になり、ユーザーにも検索エンジンにもページの内容が正確に伝わりやすくなります。
その他の設定項目ごとの特徴は以下の表の通りです。サイトの運用方針と照らし合わせて確認してください。
|
設定項目 |
内容 |
|
基本 |
WordPressで自動的に数字が割り当てられる。 管理がしづらいデメリットがある。 |
|
日付と投稿名 |
公開した日付と投稿名が入る。 公開日を後から変更するとURLが変わってしまうので 公開日を変更することが多いサイトは注意が必要。 |
|
月と投稿名 |
公開した月と投稿名が入る。 公開月を後から変更するとURLが変わってしまう。 |
|
数字ベース |
数字(ID)が設定される。 どんな記事なのか判断がしづらい。 |
|
投稿名 |
投稿名が設定される。 記事の作成画面から任意の文字列に変更が可能。 |
|
カスタム構造 |
パーマリンクの設定を自由にカスタマイズできる。 (たとえば投稿名+年、ID+月など) |
Google Analyticsを設置する
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。サイトを訪れたユーザーの数、属性、流入経路(検索エンジンからか、SNSからか等)といった詳細なデータを可視化できるため、公開後のサイト改善やマーケティング施策の立案に欠かせません。
導入手順は以下の通りです。
1.Google Analyticsに登録
Google Analyticsの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。続いてGA4のプロパティを作成し、プロパティ名・レポートのタイムゾーン・通貨などを設定します。
2.Googleタグ(測定ID)の取得と設置
プロパティ作成後、Webのデータストリームを追加し、自社サイトのURLとストリーム名を設定します。登録完了後、「データストリーム」の設定画面から、サイトに設置するための「Googleタグ」および「測定ID(G-から始まる文字列)」を取得します。
3.WordPressへの設置
WordPressに設置する際は、テーマファイル(header.php)を直接編集する方法もありますが、テーマ更新時に設定が消えるおそれがあります。そのため、Google公式プラグインである「Site Kit by Google」を連携させるか、「WPCode」などのタグ管理専用プラグインを利用して安全に設置するのが現在の主流であり、初心者にも推奨されます。
Googleアナリティクスの設定方法&使い方【初心者向けスタートアップガイド】 | Web幹事
Search Consoleを設置する
Search Console(サーチコンソール)は、Google検索エンジン上でのサイトのパフォーマンスやエラー状況を分析できる無料ツールです。
Google Analyticsが「サイトにアクセスした後のユーザー行動」を解析するのに対し、Search Consoleは「サイトにアクセスする前の検索キーワードや検索順位」を可視化します。SEO対策の
効果検証を的確に行う上で、Analyticsと併せて導入すべきツールと言えます。
設定の手順は以下の通りです。
1.Google Analyticsと連動させる
Search Consoleの公式サイトにアクセスし、プロパティタイプの選択画面を開きます。「ドメイン」または「URLプレフィックス」のいずれかを選択しますが、サイト全体をまとめて計測・管理できる「ドメイン」での登録が適しています。自社のドメインを入力して「続行」を押してください。
2.サーバーへ設定する(TXTレコードの追加)
「ドメイン」で進めると、ドメインの所有権を確認するための「TXTレコード(専用のコード)」が表示されるため、これをコピーします。
次に、契約しているレンタルサーバー(エックスサーバーなど)の管理画面にログインし、「DNSレコード設定」を開きます。種別を「TXT」に設定し、内容の欄にコピーしたコードを貼り付けて追加します。
3.Search Consoleから「確認」を押す
- サーバー側での設定が完了したら、再びSearch Consoleの画面に戻り、右下の「確認」ボタンを押します。「所有権を確認しました」というメッセージが表示されれば連携完了です。
なお、Search Consoleの活用方法は以下の記事を参考にしてください。今回説明しなかった「URLプレフィックス」で登録した場合の解説も記載しています。
【無料】WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方を相談する
コーポレートサイトに必要なページの作り方【コンテンツ作り】
WordPressの初期設定が完了した後は、実際のコンテンツ作成へと進みます。WordPressのページ作成機能は、主に「固定ページ」と「投稿ページ」の2種類に分かれています。サイトの構成案に沿って、これらの機能を適切に使い分けながらページを作成していく工程です。※操作画面はバージョンやテーマによって異なる場合があります。
固定ページ
固定ページは、会社概要や事業内容、プライバシーポリシーといった、時系列に依存せず頻繁な更新を必要としないコンテンツを作るための機能です。コーポレートサイトの基盤となる多くのページは、この固定ページを利用して構築されます。
事前準備で作成したサイト構成図(サイトマップ)に沿って、必要なページを一つずつ形にしていきます。作成作業は、管理画面のメニュー「固定ページ」から行います。編集画面には、HTMLを用いて細かく記述できる「テキストエディタ」と、Wordのような感覚で直感的に文字装飾や画像挿入ができる「ビジュアルエディタ(ブロックエディタ)」が用意されており、専門知識がなくてもスムーズに作成可能です。
利用しているテーマによっては専用のテンプレートが用意されており、「ページ属性」から選択するだけで目的に応じたレイアウトを適用できる機能も備わっています。
投稿ページ
投稿ページは、最新のお知らせやブログ記事、導入事例など、定期的に情報を更新・追加していくコンテンツに適した機能です。公開した日付が記録され、新しい記事が自動的に一覧ページの上部に表示される仕組みになっています。
管理画面の「投稿」メニューから新規追加を行い、固定ページと同様にテキストエディタやビジュアルエディタを使って内容を作成します。カテゴリーやタグを設定して記事を整理できるため、ユーザーが過去の情報や関連トピックを検索しやすくなる設計を手軽に行えます。
その他必要なコンテンツ
ページ単体の作成と並行して、サイト全体で共通表示されるナビゲーション部分のカスタマイズも行います。ユーザーの利便性やサイト内の回遊性を高めるために不可欠な要素です。
ヘッダー・グローバルメニュー
サイトの最上部に表示されるエリアです。企業ロゴやキャッチコピーに加え、全ページ共通の案内板となる「グローバルメニュー」を設置します。訪問者が最初に目にするファーストビューの一部となるため、サイトの第一印象を大きく左右します。
設定方法はテーマにもよりますが、「外観」からヘッダー設定の画面を表示させて変更します。ヘッダーの参考デザインは以下の記事を参考にしてください。
フッター
サイトの最下部に表示されるエリアです。企業情報、各ページへのリンク一覧、SNSへの導線、資料請求や問い合わせボタンなどを配置し、ページを読み終えたユーザーを次のアクションへ誘導する役割を持ちます。
サイドバー
画像引用:株式会社カカクコム
メインコンテンツの左右どちらかに設置されるエリアです。他の関連記事へのリンクやバナーを配置して、サイト内の回遊を促します。(デザインやテーマによっては設置しないケースもあります)
これらの設定方法はテーマによって異なりますが、基本的には管理画面の「外観」メニュー内にある「カスタマイズ」や「メニュー」、「ウィジェット」から直感的に調整が可能です。
※ここまで読んで「自社で制作するには不安がある」「プロに任せてクオリティの高いサイトを作りたい」と感じた方はWeb幹事にご相談ください。事前準備のサポートから制作会社選びまで無料でご紹介します。
【無料】プロのアドバイザーにWordPressに強い制作会社を紹介してもらう
【事例】WordPressで作られたコーポレートサイト
ここまで作り方を紹介してきましたが、「WordPressでどれくらいのクオリティのサイトができるの?」「事例を見て参考にしたい」と思う方もいるかと思います。実際の事例を見てイメージを掴みましょう。
株式会社カカクコム
画像引用:株式会社カカクコム
株式会社カカクコムのコーポレートサイトは、スタンダードなデザインできれいにまとまっています。WordPressを使うことで信頼感のあるデザインで仕上げることが可能です。
WordPressでは定番のデザインテーマが数多く提供されています。デモサイトや活用事例などを参考にして自社の雰囲気にあったものをセレクトしてみましょう。
ラクスル株式会社
画像引用:ラクスル株式会社
ラクスル株式会社のコーポレートサイトは、スライドショーの写真がファーストビューとなっているデザイン。WordPressではこのようにデザイン性のあるサイトも構築が可能です。
プロに依頼して質の高い画像素材を用意できれば、WordPressのテーマでも十分にインパクトのあるサイトが構築できます。
チームラボ
画像引用:チームラボ
チームラボのコーポレートサイトは、サイト自体はシンプルですが、自社の制作物を使った写真によって華やかな印象に仕上がっています。
このように、画像素材を前面に押し出すためにあえてシンプルなテーマを採用するのもひとつの手です。
※「もっと参考事例を見たい」という方は以下の記事もご覧ください。
【無料】WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方を相談する
WordPressでコーポレートサイトを作るメリット
コーポレートサイトを外注するか自作するか迷っている方に向けて、改めてWordPressを利用して自作するメリットを整理します。自社のリソースで構築・運用が可能かを判断する材料として参考にしてみてくださいね。
月1,000円程度でサイトを運営できる
最も大きなメリットは、運用コストを極めて低く抑えられる点です。
WordPress自体は無料で提供されているソフトウェアであるため、必須となるランニングコストは「レンタルサーバー代」と「ドメイン代」のみ。これらは月額1,000円程度から契約できます。
制作会社に外注した際にかかる数十万〜数百万円の初期費用や、毎月の保守管理費用を大幅に削減できるため、費用負担を最小限に抑えてスモールスタートを切りたい企業に適した選択肢だと言えるでしょう。
操作性が簡単で初心者でも使いやすい
HTMLやCSSといったプログラミングの専門知識がなくても、直感的にサイトを構築・更新できる操作性の高さも魅力と言えます。
WordPressはCMS(コンテンツ管理システム)という仕組みを採用しており、Wordで文書を作成する感覚や、ブログを投稿するような簡単な手順でテキストの修正・画像の追加が可能です。外部の専門家に都度依頼する手間を省き、自社発信で迅速に最新情報を発信できる体制を構築できますよ。
テンプレートが豊富にある
専門的なデザインスキルがなくても、プロ並みの美しいサイトを手軽に構築できます。
WordPressには「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートが世界中で無数に開発・提供されています。無料のものから高機能な有料版まで、幅広い選択肢が用意されています。自社の業種やコーポレートカラーに合致するテーマを見つけて適用するだけで、本格的なサイトデザインを整えられます。
参考にできるサイトが豊富にある
構築や運用の途中でつまずいた際、解決策にたどり着きやすい環境が整っています。
WordPressは世界シェアNo.1のCMSであり、日本国内でも圧倒的なユーザー数を誇ります。
エラーが発生した際の対処法や、デザインのカスタマイズ手順を解説した日本語のWeb記事、Q&Aサイトがインターネット上に豊富に蓄積されています。検索するだけですぐに解決手順が見つかる点は、自力でサイトを運用する担当者にとって大きな安心材料です。
プラグインで機能を拡張できる
プラグイン(拡張機能)を導入することで、自社の目的に合わせてサイトの機能を自在にカスタマイズできます。
標準機能にはないシステムでも、管理画面から手軽に追加することが可能です。コーポレートサイトの運用において必須となる「お問い合わせフォームの設置」をはじめ、「SEO対策」「セキュリティ強化」「自動バックアップ」「アクセス解析」など、多様なプラグインが提供されています。コードを記述することなく高度な機能を組み込めるのは、WordPressならではの強みです。
WordPressでコーポレートサイトを作るデメリット
WordPressには多くのメリットがある半面、自作にはいくつかのリスクも伴います。セキュリティ対策やトラブル対応など、専門知識や継続的な管理が求められる場面も少なくありません。
ここでは、外注すべきか自作すべきかの判断材料として、WordPress運用におけるデメリットとその対策を解説します。
静的サイトに比べ表示速度が遅い
ページの表示速度が、HTMLのみで構成される静的サイトに比べて低下しやすい傾向にあります。WordPressはユーザーからのアクセスがあるたびにデータベースから情報を呼び出し、動的にページを生成する仕組みを持つためです。
表示速度の低下は、ユーザーの途中離脱や検索エンジンの評価(SEO)低下を招く恐れがあります。そのため、一度生成したページデータを一時的に保存する「キャッシュプラグイン」の導入や、アップロードする画像のデータ容量を圧縮するといった、表示を高速化するためのチューニング作業が必要です。
セキュリティに弱い
悪質なハッカーによるサイバー攻撃の標的にされやすい点も、運用上の大きなリスクとなります。WordPressそのもののシステムが極端に脆弱というわけではありませんが、世界中で圧倒的なシェアを誇るがゆえに、攻撃手法も広く共有されているのが実情です。
企業サイトとして運用する以上、顧客情報の漏洩やサイトの改ざんを防ぐための自衛策は欠かせません。以下のような管理を継続的に行う体制を整えることが大切です。
- WordPress本体や適用しているテーマ、プラグインを常に最新バージョンへアップデートする
- セキュリティ対策専用のプラグインを導入する
エラーが起きやすい
サイトの運用中に、画面が真っ白になったりレイアウトが大きく崩れたりする、予期せぬ不具合が起こる可能性があります。WordPress本体やテーマ、プラグインの互換性によって、システムエラーが生じるケースがあるためです。
こうしたトラブルが発生した際、すぐに元の正常な状態へ復旧できるよう、プラグインなどを活用して定期的にサイト全体のデータバックアップを取っておく危機管理が不可欠です。
サポートがない
万が一トラブルが発生しても、公式の個別サポート窓口は存在しません。WordPressは無償で提供されているオープンソースのソフトウェアであるため、構築から運用、エラーの解決に至るまですべて「自己責任」で行うのが大前提となります。
利用者が多いためインターネット上で解決策を検索しやすいという側面はあるものの、専門的な不具合が起きた場合は自力で原因を究明するか、費用を払って外部の制作会社やエンジニアにスポットでの保守・復旧を依頼する必要があります。
ここまで、WordPressでコーポレートサイトを作るデメリットを解説しました。デメリットの対処法も含めて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
WordPressコーポレートサイト制作にかかる費用相場
ここまで読んで「自社で制作するには不安がある」「プロに任せてクオリティの高いサイトを作りたい」と感じた場合、外注を検討することになるでしょう。その際に気になるのが費用相場の点かと思います。外注と自作の場合でそれぞれ紹介します。
外注の場合:30万円〜300万円以上
|
依頼先 |
規模 |
費用相場 |
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制作会社 |
小規模サイト |
30〜50万円 |
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中規模サイト |
50~300万円 |
|
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大規模サイト |
300万円以上 |
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フリーランス |
同じ内容のホームページ制作を依頼をした場合、 制作会社に比べて料金が安くなる傾向にある。 |
|
WordPressを使ったコーポレートサイト制作を外注する場合、費用・料金相場は30万円〜300万円以上。上の表を見ていただくとわかりますが、依頼先やホームページの規模などの要因によって大きく変動します。
自作の場合:運用費と人件費が必要
自作の場合にかかる費用はWordPressの運用費と制作にかかる人件費です。運用のためには以下の3つの費用が必要です。
- サーバー代
- ドメイン代
- 有料テーマを使用する場合はテーマ代
自社のリソースや目指したいサイトのクオリティなどを考慮して自作か外注か検討するとよいでしょう。費用相場の詳細を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
関連記事:WordPressでホームページ制作する際の費用・料金の相場を解説【一覧表・実例つき】
【無料】WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方を相談する
WordPressを使ったコーポレートサイトの作り方まとめ
本記事では、WordPressを用いたコーポレートサイトの作り方について、ドメイン・サーバーの取得から初期設定の手順、おすすめのテーマまでを総合的に解説しました。
成果の出るサイトを構築するためには、制作に着手する前の段階で「目的・ターゲットの明確化」や「サイト構成図・ワイヤーフレームの作成」といった要件定義をしっかりと行うことが大切です。
また、WordPressには直感的な操作性やプラグインによる拡張性といった多くのメリットがある反面、セキュリティ対策や不具合時の自己解決といった運用上の課題も存在します。必要な予算や社内リソースの状況を比較検討し、自社にとって最適な構築方法を選ぶようにしましょう。
最後まで読んで「自社で制作するには不安がある」「プロに任せてクオリティの高いサイトを作りたい」と感じた方はWeb幹事にご相談ください。事前準備のサポートから制作会社選びまで無料でご紹介します。
Q. WordPressで作られたコーポレートサイトの事例は?
WordPressで制作されたコーポレートサイトとして「チームラボ」「ラクスル株式会社」「株式会社カカクコム」等の有名企業が挙げられます。
Q. WordPressでコーポレートサイトを始める際の注意点は?
WordPressでコーポレートサイトを始める際の注意点として「制作前にサイトの目的・ターゲットを明確にする」「悪質なハッカーから標的にされやすい」等が挙げられます。詳しくは記事をご覧ください。
この記事を書いた人
七瀬 ユウ
専門分野: Webライティング
新卒で大手Slerに入社し、基幹システムの開発・プロジェクトマネジメント業務に従事。転職後、WEB広告企業でセールスライターの経験を経て、現在はフリーランスWEBライターとして活動中。「読者目線で分かりやすい記事を届ける」をモットーに執筆します。
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